不定期日記(2016) ネタは随時募集しております。ぜひ御一報下さい
【2016.12.31 大晦日】
昨年とはうって変わって年末ギリギリまで東京に残って仕事をしております。スキー
、、、しばらく行ってない(涙) そして、あっと言う間に大晦日。
後でも述べますが、自分にとってペロブスカイトの研究は佳境に差し掛かっており
ます。その一方で社会に対する働きかけという意味で、ペロブスカイトを含めた有機
系太陽電池の評価・計測に関する国際標準化活動が、より具体的に動き出しました。
正直、最後の方はほとんど活動に関われず(メールを読む気力も時間も無し)、名
前を連ねるだけの存在になってしまい、関係の皆様方に御迷惑をお掛け致しました。
心からお詫び申し上げます。と同時に、これだけ無能振りを発揮していながら、叱咤
激励を頂きつつ、これまでと変わらぬお付き合い頂けたことに感謝と御礼を申し上げ
ます。
Publication のペースは落ちましたが、内容的には充実した一年でした。当初、ペロ
ブスカイト太陽電池特有の、何かとてつもない物性のように思われていた I-V 曲線
のヒステリシスも、他分野の太陽電池研究者からすれば(測定条件を変えれば結晶
シリコン太陽電池でも見られる)ただの接合キャパシタンスが原因であることが段々
明らかとなり、むしろ関心はキャパシタンスの中身について移りつつあります。
昨年 9 月の PSCO(Lausanne) 会議で世界に先駆けて我々が初めて「キャパシタン
ス説」を主張し、更に 12 月に公開された等価回路の論文 [CL-150933] で、複雑な
I-V 曲線を既存の p-n 接合シリコン太陽電池の回路中にキャパシタを追加しただけ
の単純なモデルで再現可能であることを証明して、ようやく浸透し始めた印象。
ヒステリシスの解明自身は太陽電池の高効率化に直接寄与しませんが、実は続く
話がありまして、キャパシタンスが原因となって低照度条件で I-V 測定を行うと変換
効率が 100% を越えるという厄介な問題に行き当たります。そして、これを解消する
手立ても見つけました。
まだ投稿直前なのでお話できないのが歯がゆいのですが、以上の成果を元にして
ペロブスカイト太陽電池を含む途上のデバイス (Emerging PV) の評価計測に対する
日本発の国際標準の提案を展開中です。こう御期待。
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7 報目 [prepared for submission] 極低照度特性&MPPT測定について
6 報目 [Applied Physics Express (APEX) , accepted] 等価回路(逆構造)について
5 報目 [CL-160436] 残留塩素分布について
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来年は「電荷分離機構」について、場所と仕組みについて掘り下げたいと思います。
【2016.12.29 Poke GO】
ポケモンの追加発表から15日目。最後の難関、トゲチック入手で図鑑はコンプリート
しました。もしかして世界最速かも(苦笑)。
12/29, 2:06AM *1つ足りないのはオーストラリア限定のガルーラです
皆様、良い年末をお過ごしください。
【2016.12.27 NEDO 集中研ミーティング】
下記にも公開されています通り、ペロブスカイト太陽電池に特化した NEDO プロジ
ェクトの年末報告会です。参加企業はパナソニック・東芝・積水化学・アイシン・富士
フイルムなどなど、オールジャパン体制で取り組んでいます。
http://www.nedo.go.jp/content/100789528.pdf
内容は非公開なのでここで詳細をご紹介出来ないのが残念ですが、かなりの成果
を上げていると思います。
【2016.12.19 記事のご紹介】
■「未完の大器」ペロブスカイト太陽電池はどこまで進化するか
100度C2600時間の耐久性、兵庫県立大が実証
http://newswitch.jp/p/7287
(2016年12月24日付 ニュースイッチ)
■「次世代太陽電池」実用化へ一歩前進、低コストで高効率なうえ耐熱性が大幅に向上
兵庫県立大チーム
http://www.sankei.com/west/news/161223/wst1612230040-n1.html
(2016年12月23日付 産経 WEST)
■次世代太陽電池 熱耐久を大幅強化「実用化視野」
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009772042.shtml
(2016年12月22日付 神戸新聞NEXT)
【2016.12.19 記事のご紹介】
■「発電する窓」、透明な有機薄膜太陽電池で実現
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1612/15/news046.html
(2016年12月15日付 ITmedia スマートジャパン)
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■「2030年に太陽光で電力の2割賄う」、米政府が目標
メガソーラーの発電コスト、3セント/kWhを目指す
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/286991/120800037/
(2016年12月14日付 日経テクノロジー online)
■太陽光・風力発電のコストが急速に低下、海外で単価3円を切る電力の契約も
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1612/12/news025.html
(2016年12月12日付 ITmedia スマートジャパン)
■最も安価なエネルギー源は太陽光発電・単価は石炭火力の半額
http://business.newsln.jp/news/201612171206200000.html
(2016年12月17日付 business newsline)
$1.65/W ?
【2016.12.16 レポートのご紹介】
【2016.12.15 長野県松本工業高等学校】
松本工業高校の若狭先生よりレポートを頂きましたのでご紹介致します。これは
長野県教育委員会のサイエンス・アソシエーション・プロジェクトですね?
6泊7日の研修で、14名の高校生が私とも 10 年来お付き合いのある台湾中央大
学 Wu先生の研究室を訪問されました。内容は特別講義と DSSC 製作体験など。
また、台北市立松山高級工農職業学校では、事前に酸化チタン電極を送り、台湾
の食品で染めておいてもらったものを使って合同班で DSSC の製作されたとのこと。
足掛け 4 年、東大と松本工業の連携から今年は遂に台湾の大学・高校生との
同実験に発展致しました。
若狭先生、Good job です!
【2016.12.14 Poke GO】
日本最速でムチュール来たこれ(苦笑)。12/14, 3:19AM
サンタもメタモンも余裕で1ダース。
【2016.12.13 来客にて】
懐かしい! G.R.A. Kumara さんと10年振りの再会。
下はちょうど今から 10 年前、スリランカで開催された会議に出席した時の写真で
す。CuI を用いた全固体型色素増感太陽電池で有名な K. Tennakone 先生の研究
を支えてきた筆頭の研究者です。来月 1/1 日付けで古巣の国立基礎科学研究所
(IFS) の教授就任予定。おめでとうございます!!
■Asian Conference on Solar Energy Materials and Solar Cells
(14-16 June 2006, Peradeniya, Sri Lanka) |
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【2016.12.12 講演会のお知らせ】
今回は伊藤省吾先生がホストされる、姫路でのナノ-ハイブリッド太陽電池国際会議
です。実質ペロブスカイト太陽電池会議になると思われ。後で分かりましたが、これ、
昔は「DSC-OPV 20**」で呼んでいた会議ですね。
■11th Aseanian Conference on Nano-Hybrid Solar Cells (NHSC11)
第11回ナノ-ハイブリッド太陽電池アジア会議
日 時:2017年10月8日(日)〜10日(火)
場 所:兵庫県姫路市(詳細未定) |
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ネット上では「Aseanian」って単語、あるんですね。
【2016.12.11 記事のご紹介】
■もんじゅ廃炉決定=高速炉開発は続行−政府
http://news.livedoor.com/article/detail/12445953/
(2016年12月21日付 時事通信社)
■もんじゅ廃炉を正式決定 「夢の原子炉」に1兆円投入
http://www.asahi.com/articles/ASJDP35D8JDPULBJ001.html
(2016年12月21日付 朝日新聞 Digital)
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■廃炉費用を国民負担に 電力政策小委報告書 福島第一以外も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201612/CK2016121702000152.html
(2016年12月17日付 東京新聞 TOKYO Web)
■あり得ぬ理屈に反発 電気料金「過去分」とは
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201612/CK2016121502000132.html
(2016年12月15日付 東京新聞 TOKYO Web)
■国民負担、なぜ増加? =東電事故費用が2倍に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000028-jij-pol
(2016年12月15日付 時事通信)
■事故処理費増え「原発は高い」 立命館大教授・大島堅一氏に聞く
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1612/12/news025.html
(2016年12月12日付 ITmedia スマートジャパン)
■原子力事業の弊害さらに増大、政府と東京電力の責任を国民に転嫁へ
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1612/12/news034.html
(2016年12月12日付 ITmedia スマートジャパン)
■太陽光・風力発電のコストが急速に低下、海外で単価3円を切る電力の契約も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201612/CK2016121102000125.html
(2016年12月11日付 東京新聞 TOKYO Web)
■原発事故費用 従来の2倍の21兆円余に膨らむ見通し
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161209/k10010800891000.html (リンク切れ)
(2016年12月9日付 NHKニュース)
■福島廃炉・賠償費21.5兆円に倍増 経産省が公表
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H0H_Z01C16A2000000/
(2016年12月9日付 日本経済新聞)
■福島原発事故:廃炉・賠償20兆円へ 従来想定の2倍
http://mainichi.jp/articles/20161128/k00/00m/040/085000c
(2016年11月27日付 毎日新聞)
■福島第1廃炉費用、年に数千億円になる可能性
http://toyokeizai.net/articles/-/141963
(2016年10月25日付 東京経済 ONLINE)
歳のせいか感慨深いですね。今を遡ること30数年前、子供の頃から否応なく原子
力の恐怖と不愉快に向き合って暮らさざるを得なかった元青森県人からすれば(厳
密には弘前だけど)、当時の日本の原子力事業と政策はウソで塗り固められた、で
たらめそのものでした。
福島で原子炉が爆発するという最悪の事故を迎えてその実態が明らかとなり、よ
うやく今、議論の俎上に載ったところ。
ちなみに現在、八戸市の六ヶ所再処理工場から気体で大気中に放出され続けて
いる放射性物質の量は:
------------------------------------
・クリプトン85 (Kr-85) 33京 ベクレル/年
・トリチウム (H-3) 1900兆ベクレル/年
・炭素14 (C-14) 52兆 ベクレル/年
・ヨウ素129 (I-129) 430億 ベクレル/年
・ヨウ素131 (I-131) 170億 ベクレル/年
------------------------------------
などと推定されています。海へ垂れ流されている放射性物質も同様。
国や原燃は、これらの多くは大気や海水によって希釈されるので人体に影響が
出るレベルの線量にはならないとの立場です。福島の海洋汚染の比ではありませ
ん。 *https://ja.wikipedia.org/wiki/六ヶ所再処理工場
「人体に影響が出るレベル」はどうやって決めたのでしょう? もう、ね、東京から離れていれば何だって
OKなんですよ、きっと。
【2016.12.9 映画感想メモ (NRT→BOS)】
今年最後の機内映画感想メモ、評価別に以下の通り。
「君の名は」は先に映画館でも見たのですが、前評判も高い
ものの「まあまあ」。予め結末が分かっていたので、感動は少
なめでした。個人的には「サマーウォーズ」(2009) の方が上。
ディズニーの BFG はハズレだな。 |
|
・Your Name 君の名は (2016) ◎ 予告編
・Our kind of treator われらが背きし者 (2016) ◯◯ 予告編
・The Infiltrator (2016) ◯◯ 予告編 *実話
・SKIP TRACE (2016) ◯ 予告編 *ハイライトシーン Rolling in the Deep
・GOSAIGYOU 後妻業の女 (2016) ◯
・The regend of tarzan ターザン:REBORN (2016) ◯
・GHOSTBUSTERS ゴーストバスターズ (2016) △
・BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント (2016) ×
・The Trust ダーティー・コップ (2016) ×
・Jasonbourne ジェイソン・ボーン (2016) ×
【2016.12.8 記事のご紹介】
■ゼオン新プロジェクト「LNES」がエコプロ2016に初出展
日本から世界へ。コンパクトなカードサイズのプラスチックソーラー
http://www.zeon.co.jp/press/161206.html
(2016年12月7日付 Techable)
太陽電池の詳細は不明。色素増感?
【2016.12.7 記事のご紹介】
■ソーラー発電がパワーアップ!豪大学、ペロブスカイト太陽電池で世界最高の
変換効率
http://getnews.jp/archives/1565954
(2016年12月7日付 ガジェット通信)
■Trendy solar cells hit new world efficiency record
http://newsroom.unsw.edu.au/news/science-tech/
(2016年12月2日付 UNSW Newsroom)
【2016.12.6 内閣府より】
■総合科学技術・イノベーション会議(第22回)議事次第
http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihui022/haihu-022.html
■創エネルギー: 経産省、太陽光発電技術研究開発
下記アドレスにおける2ページ目に(ペロブスカイトに2.5億円。全体では770億
円)の記載があります。資料の中では創エネルギー「次世代太陽光発電:新材
料・新構造の全く新しい太陽光発電の開発」という位置づけ。全体像としては
第4次産業革命(Society 5.0)がキーワードの模様。
http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihui022/siryo1-1-2.pdf
H様、お知らせありがとうございました。
【2016.12.5 記録更新です】
まだページ番号が付いて無い Early View Articles ですが、11/28 にオンラインで
最新の Efficiency tables が公開されました。ペロブスカイト太陽電池の記録関係は
以下の通り。認証データとしては NREL チャートが有名ですが、こちらの方は日独
米豪共著の学術誌での発表になりますので、タイミングが少し遅れるものの、より
信頼度の高い・コンセンサスが得られた公式データということになります。
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(1) ミニセルは 0.9917cm2 で 19.7% (KRICT/UNIST)
(2) ミニモジュールは 36.13cm2 で 12.1% (SJTU/NIMS)
(3) タンデムセル Perovskite/Si (monolithic) は 0.990cm2 で 23.6% (Stanford/ASU)
(4) 面積が微小で参考扱いですが、ペロブスカイト単独の最高効率は 0.0946cm2
で 22.1% (KRICT/UNIST)
--------------------------------------------------------------------
N田さん、お知らせありがとうございました。
【2016.12.2 MRS Fall Day5】
■Symposium ES3 : Perovskite Solar Cell Research from Material Properties to Photovoltaic Function (Program)
[Perovskite Properties]
ES3.12.01 Eva Unger (Chemistry Lund University) Obstacles in Tuning the Bandgap, The "Hoke" effect (photo-instability), ★perovskite/silicon-heterojunction tandem solar cells J. Opt. 18 (2016) 064012,,, Beiley et al Energy Environ. Sci., 2012,5, 9173-9179, Additional data to visualize,,, Hoke"-Effect:-Photo-induced phase segregation, Chem Sci. 6(1) 613 (2015), Photo-induced trap state formation photo-stable compositions, Bravo J Phys Chem Lett (2016) DFT Calculation, MAPb(Br0.6I0.4)2: Heat drives ion homogenization, Erbach energy vs Composition x of MAPb(Br0.6I0.4)2, "Stabilize" by optimizing, Why does light drive phase segregation?, (1) Stable materials with bandgap ca. 1.7eV (2) Light causes ion demixing while Heat causes ions to mix (3) Photo-induced due to,,, J. Appl Phys Lett 109 073901 (2016), Optimization of growth condition to achieve,,, (1) Hybrid tandems approaching 30% PCE feasible (2),,, *Now hiring PhD students and postdocs!
ES3.12.02 Dane deQuilettes (Department of Chemistry University of Washington) Photoluminescence Lifetimes, Ideal limit: only losses are radiative, Science 2015 348 (6235) 683-686, Lewis base PL improvement, Potential Loss in CH3NH3PbBr3 ACS Energy Lett., 2016 1 424-430, Lifetime extended 8.82 microsecond!, Charge Carrier Dynamics Nano Letters 2015 15(7) 4799-4807, Other evidence: Spatially Non-uniform Trap State Densities J Phys Chem Lett 2016 7 715-721, Variations in non-radiative trap density, Grain size vs non-radiative trap density, Grain size vs PL intensity (R=Pearson coeff.): unpublished, Confocal fluprescence microscopy, Grain dependent carrier diffusion: unpublished, State-of-the-art hybrid perovskite are heterogeneous
ES3.12.03 Andreas Baumann (Bavarian Center for Applied Energy Research) Bulk Charge Carrier Mobility in Hybrid Perovskite Crystals, Charge carrier transport and mobility in classical semiconductor physics: μ=eτ/m, Mobility: sum of all limiting scattering ebvents, J Phys C Solid St Phys 1972 5 1-14, Charge transport in hybrid perovskites, Photoconductivity experiments: Photo-CELIV Time-of-Flight (TOF), OTRACE (photo-CELIV) o.1 sun vs dark: unpublished, μ=1.7×10^-3 cm^2/Vs! (quite low), OTRACE (photo-CELIV) μ=7.2×10^-2 cm^2/Vs!, Time of Flight (TOF), ★bulk single crystal preparation Nature Communications 6, Article number: 7586 (2015), Au/perovskite/Au for TOF, TOF of CH3 on CH3NH3PbI3 unpublished, Almost balanced charge transport,,, Determination of charge carrier mobility, Temperature of charge carrier mobility, Electrons in MAPI crystal, Strong initial drop in mobility at high T, Charge in T behaviour at the phase transition, Holes in MAPI crystal, Photo-CELIV method in thin film devices is RC-limited
ES3.12.04 Davide Moia (Physics Imperial College London) Sectroscopic Characterization of the Internal Electric Field in Perovskite, ion migration within the active layer contributes to the internal electric field dynamics, Transient photovoltage evolution, accepted Nat. Comm. 2016, Electroabsorption, EA spectrum 2nd harmonic, Frequency dependenct electroabsorption, Interpretation of frequency dependent EA, Investigation ion migration in,,, proposed
ES3.12.05 Mao-hua Du (Oak Ridge National Laboratory) Defects and Impurities, Significant ion migration→hysteresis, Large static dielectric constant (~60~70), evidence of iodine migration in CH3NH3PbI3 ACS Nano 2016 10 6306, Ionic conductivity, Adv. Energy Mat 2015 5 7, Yang et al Angewnd Chem 2016 54 7905, J Mater Chem A4 16975 (2016), Defect formation energies (free from chemical,,, ), Chem Mater 28 , Schottky defect vs Frenkel pair (interstitial site), Ionic conductivity due to Frenkel pairs, Diffusion barriers of Au:0.41 Ag:0.27 and Cu:0.47 in MAPbI3, Au/Ag/Cu can diffuse into MAPbI3 at room temperature
BREAK
ES3.12.06 Miguel Anaya (Institute of Materials Science of Seville, CSIC-US) Optical Design, Optics @ state-of-the-art PSCs, ★M. Anaya et al Adv. Mater 2016 28 5031-5037, Optimized perovskite absorbers, ★J Mat Chem A 2016 4 11214
ES3.12.07 Alex Barker (Center for Nano Science and Technology Istituto Italiano di Tecnologia) Controlling bandgap, E. Hoke Chem. Sci., 2015,6, 613-617, Transient absorption: Collection of charges by sub-gap states over tens of ps, Ion migration takes place via halide defects, The evenly mixed configuration is energetically preferable, Generation gradient drives vertical segregation halide ions, Generation gradient drives vertical segregation of halide ions, Checking dependence on carrier,,, Why is the photoinduced emission always at 1.65eV?, Driving force: excess energy from above-gap exciton?Ions migrate via halide defects: segregation eliminated in films with excess halide precursor
ES3.12.08 Dongguen Shin (Yonsei University) Hysteresis, Ferroelectric? J Phys Chem Lett, Energetic barrier issue, ★★ACS Energy Letters 2016 1 (4), 683-688, Interfacial energy level alignment between perovskite and C60
ES3.12.09 Gordon MacDonald (Material Measurement Laboratory National Institute of Standards and Technology, NIST) Why do we care about grain boundaries?, J. Phys Chem Lett 2015 875-880, Disagreement in the literature about grain boundary properties, Film mophology and device performance 17.3% planer, Throgh Performed under dry N2 flow, Dar or bottom illuminated LED 523nm, No photocurrent at GBs, Effective collection diameter ~700 nm, Good tip-sample contact, No photocurrent colllected at GB, Conductive AFM GBs are highly resistive, Low photocurrent due to resistance, Nanoscale lateral conductivity measurement, Lateral conductivity results (1) considerable lateral conductivity heterogeneity (2) CAFM results were bimodal (3)indicates depth dependence of GB properties, Inmplications for optimizing GB properties, implications for interpretation of some results, Energy Environ Sci 2016 9 3642-3649?
ES3.12.10 Marina Filip (Materials University of Oxford) Computational Discovery, Nature Communications 5 5757 (2014), B-substitution, Computational Screening of Homovalent Lead Substitution J. Phys Chem C 120(1) 166-173 (2016), Toward Lead-Free Perovskite Solar Cells ACS Energy Lett., 2016, 1, pp 1233-1240, ★Lead-Free Halide Double Perovskites Journal of Physical Chemistry Letters 2016 7 (13), 2579-2585, Cs2BiAgBr6, Halide double perovskite in literature … and more to come
ES3.12.11 Hamad Albrithen (King Abdulaziz City for Science and Technology, KACST) absent, no talk
LUNCH
[Perovskite Properties]
ES3.13.01 David Fabian (University of California) Pb free Perovskite-Like, Why perovskite?, Chem Rev 2016 116 4558-4596, Why not MAPbX3?, Pb 3D vs Bi 1D structure, C6H18N2BiI5 - 1D Bi "Perovskite" J. Mater Chem A 2016 4 6837-6841, 3D Pb vs 2D Cu “Perovskites”: Inorg. Chem. , 2016, 55 (3), pp 1044-1052, BCuX4 vs A2CuX4 - Thermal stability, HDA2+(BiI5)2- & B2+(CuX4)2-, 200nm by spin coating ★good research
ES3.13.02 Enkhtur Erdenebileg (DC-IAPP, Technische Universitat Dresden) Vacuum-deposition, Capacitive effect Charge trapping *Ion migration, Ferroelectricity, ★Understanding the rate-dependent J-V hysteresis Energy Environ Sci 2015 8 995-1004, dual sourc vapor deposition: PbCl2 crucible & CH3NH3I crucible, 320~400 degree C, 380 nm at 380 degree C crucible temperature, Grazing incidence X-ray diffraction (GIXRD), p-i-n solar cell stacks, Hysteresis different sweep rate 10mV/s~5000mV/s, Aging process gives S peak, at lowest rate hysteresis is more pronounced, stability in the dark at ambient air, In case of Au electrode
ES3.13.03 Xudong Yang (Shanghai Jiao Tong University) Morphology and Crystallization Control, Morphology issues: Mater. Horiz., 2015,2, 578-583, Solutionspreading on substrate:
Energy Environ. Sci., 2016,9, 2295-2301, Factors of SCD, The film morphology can be controlled in SCD processing, Smooth and dense filmes can be obtained by the optimization of SCD factors, Film morphology: pin-hole-free & large grain, Crystallization analysis, The film thickness can be easily controlled in the range of tens,,, The material utilization ratio in SCD is up to 80% (51cm^2 substrate by 35 micrl L precursor solution), Device performance ★Same slides as NIMS talk
ES3.13.04 Selina Olthof (Institute of Physical Chemistry University of Cologne) Energetic alignment to adjust layer determines performance (Jsc and Voc), MoO3 Wf=6.83 eV, PEDOTPSS 5.12eV ITO 4.52eV, PEIE 3.11eV by UPS, XPS measurement: Crbon 1s Nitrogen 1s Iodide 3d5/2 Lead 4f7/2, Strong chemical reactions on metal oxide hinder film formation, Complex energetic alignment at the interfaces (1) interface dipoles and sepletion regions after alignment (2) MAPbI3 seems to be n-type
ES3.13.05 Riad Nechache (Electrical Engineering Ecole de technologie superieure) absent, no talk
ES3.13.06 Michiel Petrus (Ludwig Maximilian University of Munich) Simple HTM: Angew. Chem., Int. Ed., 2014, 53, 4085-4088, low cost azomethine-based hole J.Mater.Chem.A,2015, 3, 12159, Azomethines from good films, thickness ~50 nm, Moisture induced degradation of the perovskite film (75% R.H.), In-situ XRD degradation (90% R.H.), Nature Energy 1, Article number: 15017 (2016)
BREAK
ES3.13.07 Gustavo de Miguel (Universidad de Cordoba) Mechanochemical Synthesis, Dimensionality in hybrid perovskites, PbI2+MA+ 350 rpm 10min, Angewandte Chemie International Edition 2016 55 14972, solventless aproach, solar cell not yet
ES3.13.08 Andreas Binek (University of Munich) Methylammonium Lead Chloride Templating, Two-step approach vs one-step approach, How can we achieve big crystals, How to slow down?, one step approach with long crystallization, longer resting times at RT leads to smoother surfaces and big brick-like MAPbI3 crystals, FIB-SEM, 5 min vs 40 min(better), in-situ X-ray diffraction measurements, ★Why is MAPbCl is crystallizing first? by in-situ XRD measurements
ES3.13.09 Takeshi Gotanda (Toshiba Corporation) Gas Blowing, 10.1126/science.aaf8080, Inverted structure 130 degreeeC PCE 20.3% 0.1cm^2 Adv. Mater 28 6734 (2016), X. Li et al Science 353 58 (2016), ★Chem Lett 45(7) 822 (2016) 0.03%→7.54% with gas blowing, Br content 0.1 MAPb(I0.9Br0.1)3, Reproducibility is good, PEDOT/MAPb(I0.9Br0.1)3 PCE 13.0%, 140 degreeC 1 cm^2 PCE 15.3%(forward) for glass & 11.6% for flexible PEN film
ES3.13.10 Adam Slavney (Stanford University) A Bismuth-Based Double Perovskite, Cs3Bi2Br9 Inorg. Chem., Article ASAP , Double perovskite (Elpasolites), Optical properties ★J. Am. Chem. Soc., 2016, 138 (7), pp 2138-2141, Time-resolved photoluminescence, material stability Cs2AgBiBr6 1.95 eV long carrier lifetime, Increasing B-site diversity
ES3.13.11 Yang Zhou (Chinese University of Hong Kong) Distribution of Bromine, Mixed I-Br perovskite, Lattice structure & Band gap, ★J Mater Chem A 2016 4 16191-16197, High and similar crystallinity, ★Grain boundary passivation J. Phys. Chem. Lett., 2014, 5 (8), pp 1312-1317, Improved PV performance with x=0 to 0.11, Light induced phase segregation in MAPb(I0.71Br0.29)3, Heating at 160 degree C annealing, ★Benzylamine (BA) as a surface passivation: F, Wang et al Adv Mater. 2016 28(45) 9986-9992
ES3.13.12 Thomas Brenner (Weizmann Inst of Science) Single Crystalline PbI2 to CH3NH3PbI3, How does the transformation happens? ★Chem. Mater., 2016, 28 (18), pp 6501-6510, Oriented PbI2 crystallites formed by recrystallization from H2O, Reaction: two step reaction, in CH3NH3I solution followed by ref. Nature 2016 536 312, Free energy of formation ΔG=140J/mol-K, Kinetics: PL Nuclear centers, video (en.wikipwdia.org/wiki/Fluorescence_microscope), Topotactic vs Dissolution reconstruction, Preferred orientation: (202)
【2016.12.1 MRS Fall Day4】
■Symposium ES3 : Perovskite Solar Cell Research from Material Properties to Photovoltaic Function (Program)
[Devices Degradation and Stability]
ES3.10.01 Nam-Gyu Park (Sungkyunkwan University) Review: Small 11 (2015) 10-25, MIM structure Nature Materials 14, 140-141 (2015), Grain size control, ΔG as a function of the size of MAPbI3 crystal size, Adduct aproach, DIMSO in addict is volatile, JACS 2015 137 27, Grain boundary healing process, Nature energy, Self-formed grainboundary healing layer, Carrier life time, C-AFM; Conducting pathway, Effect of temperature & humidity on hysteresis, Charge collection 92.16% at 590nm, Improved stability, 2D structure in grain boundary reduce the hysteresis, (2D)x(MAPBI3) with Ag electrode survive up to 35 days, Ion migration is more difficult with 2D than 3D, MAPBI3 film is thermally stable, In device with spiro-MeOTAD?, due to low Tg of spiro-OMeTAD, Beyond PV, Meristor (Resistable memory), Low power Adv Mater. 2016 Aug;28(31):6562-7, Low Ea and multival,,, LED, The best performance Jsc=26.84mAcm^2, Voc=1.156V, FF=0.738, η=22.9% not yet certified
ES3.10.02 Luis Ono (Okinawa Institute of Science and Technology OIST) https://groups.oist.jp/emssu, Stability roadmap, J. Mat. Chem. A 4 (2016) 6693, Phys. Chem Lett 5 (2104) 1374, t-BP function in spin-coated doped spiro-OMeTAD films Chem. Mater., 2016, 28 (16), pp 5702-5709, Pinhole in spi-coated doped spiro-OMeTAD films Chem.Mater. 2015, 27, 562-569, Conductivity of doped spiro-OMeTAD Adv. Mater. Interfaces 3, 1600117 (2016), AgI corrosion mediated by pinhole channels Adv. Mater Interface 2 (2015) 1500195, ★Hysteresis and steady state I-V: J Mater Chem A 3 (2015) 9074, Influence of pinholes on device stability J Mater Chem A 3 (2015) 15451, Pinhole containing HTL Accelerate degradation
ES3.10.03 Taketo Handa (Kyoto University) Voltage-Accelerated Degradation, Electric field (in dark) Light (no bias voltage), Characterize voltage-induce d degradation, Performance stability against bias voltage, Time-resolved PL under bias voltage, EL intensity and current, Light-induced degradation, PL & PC mapping: suppression of carrier extraction at heterointerface, Bias-voltage (in dark): Opt. Express 24 A917 (2016), Light (no bias-voltage) JPCL 7 3186 (2016) ★good research
ES3.10.04 Jie Cao (Chinese University of Hong Kong) Air-Stable Perovskite Solar Cells with Metal Oxides as Charge Transport Layers, Sequential deposition: efficient pore filling, ★J. Mater Chem A 2016 4 10223-10230, Chem. Commun. 2014 50 1196-1199 J. Mater Chem A 2014 2 13587, Efforts of developing new HTLs over perovskite, Fablication of NiOx film over perovskite, NiOx hole transport layer (HTL) in PSCs, NiOx/CuSCN hole conductor vs spiro,
BREAK
ES3.10.05 Zafer Hawash (Okinawa Institute of Science and Technolog) LiTFSi doped spiro-OMeTAD, Topography: AFM and CS-SEM, Chemical change upoun ambient air exposure (XPS), ambient air exposure introduces a change of,,, Conductivity: Adv. Mater interfaces 2016 3 13, Chemical changes upon H2O vapor exposure (XPS), LiTFSI distributes,,, Humidity is the constituent component in ambient air that causes the LiTFSI dopants,,,
ES3.10.06 Qi Wang (University of Nebraska-Lincoln) Insulating Tunneling Contacts, Two moisture barrier, Device structure ★Adv. Mater. 2016 28 6734-6739
, Efficiency enhancement by tunneling contacts 19.6%, polystyrene (PS) tunneling layer, Fluoro-silane as a water-proof device, 20.3% was achieved, water stability,
ES3.10.07 Roghi Kalan (Worcester Polytechnic InstitPrute) Noneaqueous photoelectrochemistry of CH3NH3PbI3 Perovskite, J. Electrochem Soc. 1984 131 2496, J Mater Chem A,,, Tandem solar cells: perovskite on n-Si, hydrophobic surface→oxidation results recombination problem, J. Phys chem Lett 2013 4 2597, ★★J. Phys chem lett 2013 4 2597, Coating with 3-aminopropyltriethoxysilane (3-APTES), J-E of CH3NH3PbI3 film, Perovskite on the amine terminated silicon, Take-home lessons: Degene www.wpi.edu/+gg,
ES3.10.08 Lianfeng Zhao Princeton University) Redox Reactions In-situ observation, Kato Adv. Mater Interfaces 2015 2, ★Degradation in humid N2: ACS Energy Lett 1 595 (2016), In-situ XRD measurement (in a humid chamber), facilitating ion diffusion, is the interlayer between Al and MAPbI3 important?, Is moisture really necessary for the redox reaction? -no, Al is best
ES3.10.09 Kwisung Kwak (Seoul National University) An Irreversible Degradation Mechanism, Degradation patterns depending on ETL, 1-sun illumination & UV-filterred light illumination, Trapped charge drive the irreversible degradation, Effect of deposited ion charge (positive or negative), Ion charges trapped along grain boundaries, Surface SEM images Kelvin prove microscopy (KPFM), Light generated trapped along with,,, Oxygen synegetic effect on degradation, Deprotonation of organic cations due to trapped charge induced local electric field grain boundaries, Oxygen-involved degradation in humid air condition, The origin of the irreversible degradation is trapped charge with moisture, Oxygen promotes,,,
ES3.10.10 Aslihan Babayigit (Institute Materials Research Hasselt University) Toxicity, Dutch Boy's Lead Party, Pb(CH3COO)2, no data available for Pb(OH)I and SnCl4,
LUNCH
[Materials Properties and Low Dimension]
ES3.11.01 Ni Zhao (Chinese University of Hong Kong) Material Engineering, A slow crestallizationprocess involving excange of H+ and FA+,,, HPbI3: A New Precursor Compound Adv. Func. Mater 25 1120-1126 (2015), Control of intercalation process, Passivation via small aromatic molecules?, PV stabilityAdv. Mater 2016 (2016), DFT calculation on hydrophobicity, Origin of high Voc, Improvement of thermal stability: Possible release of FABr at 160 degree C annealing, 2D/3D improved thermal stability: No decomposition to PbI2 after heating 160 degree C for 30 min *unpublished, Hysteresis, Ion migration and ion/charge trapping/ Adv. Func. Mater,,, Doping, Electronic doping vs Ionic doping, AgI-MA, Bi-doping introduces charge recombination centers
ES3.11.02 Liyuan Han→Xudong Yang (NIMS) High Performance, World record of 1 cm^2 PSCs v48/2016 19.7% by KRICT, Levelized cost of electricity Adv. Sci. 2016 1600269, Increase of conductivity by doping 18%@0.1cm^2, doi 10.1126,,, Mixed cations (MA+FA), Adv. Mater 27, 4918-4923 (2015), mixed PSC from non-stoichiometric intermediate (NSI) of (FAI)1-x-PbI2, Energy & Environmental sci. 2014 7 982-988, Heterojunction engineering, Graded heterojunction: Method to form GHJ, 10.1038/nenergy.2016.148, Morphology: Smooth and dense, The GHJ greatly enhanced, Energy shift, Certified Eff. 18.21% area 1.0cm^2, Additive-induced stability issue: spiro-OMeTAD+LiTFSI=Co3++TBP, J. Mater Chem A 2014 2, ***, Corrosion by additives
ES3.11.03 Joao Bastos (IMEC Leuven) Light-Induced Photocurrent Loss, Chamber condition N2 & 45 degree C,Rate of degradetion depend on bias (1) Short circuit (2) MPP (3) Open circuit, 100 hours 1 sun N2 and 45 degree C, Spiro dopants cause the Jsc reduction, Dark vs illuminates, A species diffuses from spiro into the perovskite, Prolonged illumination decreases,,, And PL lifetime, ★No Jsc reduction unless the internal field is lowered, Jsc reduction is reversible, Difusion of positively charged species, ★★★Ligt-induced degradation of p-i-n perovskite solar cell is caused by the dopants of spiro-OMeTAD, ★★Degreadation is suggested to be triggered by the diffusion of a positively charged species from the doped spiro-OMeTAD into the CH3NH3PbI3, ★★Non-doped hole transport layers are required for stable devices
ES3.11.04 Yasuhiro Tachibana (RMIT University) Charge Separation and Recombination Dynamics, Charge transfer >> Excited stated decay, Transient spectroscopic study, ★★Chem Commun 52 673 (2016) , Time range 1 ns to 10 ms (400=1100nm), 625 nm excitation, Transition absorption spectroscopy (TAS), Transition emission spectroscopy (TES): Electron injection rate 11 ns, Relatively slow rate, Low E-inj yield at high intensity, recombination is slower for TiO2, Hole injection rate 1.8 ns, Hole injection increases with thicker perovskite layer, Thicker TiO2 film and perovskite layer extend charge separation,,, manuscript in preparation ★good research
BREAK
ES3.11.05 Tom Kollek with Lukas Schmidt-Mende (Functional Inorganic Materials University of Constance) Molecular Pathways, Microwave Induced Crystallization Chem Mater 2016 28 4134, Different orientation of MAPbI3 crystal lattice on Si substrate, Precursor structure directs growth direction, Self-template of precursor structure: Angewandte,,, 54(19) (2015) 5693-5696, Capper-assisted conversion with an antisolvent: Angewandte,,,
ES3.11.06 Brent Melot (University of Southern California) Cs3Bi2Br9-xI, Compositionally Bithmuth perovskites are non trival to make, Many ordered compositions of perovskite are known, Previous work on Cs3Bi2Br9 showed no emission at RT, Band structure holds promise ... good curvature in CBM, We find room temperature emission in Cs3Bi2Br9, The presence of iodine vacancies, Annealing films in Br2 atomosphere improves crystallinity, Annealing increases vibronic intensity in PL emission, Exciting across the gap has a strong molecular character, Phonons dispersion suggests an instability to off-centering, Iodine substiution decreases gap retains layered structure, Closer examination shows a charge to Cs3Bi2Cl9 structure,
ES3.11.07 Lina Quan (University of Toronto) Lower exciton binding energy for LED and Lower bandgap for PV, J. Am. Chem. Soc. 2016 138(8) 2649, Light-Emitting Diodes: Nat Nanotechnol 11 (10), 872-877
ES3.11.08 Ajay Kandada (Nanyang Technological University) 2D perovskites: self assembled quantum wells, manuscript under review, Octtahedral distortion parameters, Octtahedral angle variance: sigma^2, Raman: broadband vs narrrowband emission, Photoinduced Emissive Trap States ACS Energy 1 726-730 (2016)
ES3.11.09 Alexander Urban (Department of Physics Ludwig-Maximilians-University Munchen) Perovskite nanocrystal, Quantum Size Effects Nano Lett 2015 15 6521-6527, Tuning the Optical Properties Adv. Mater 2016 28 9478-9485, Dilution-induced formation of Halide perovskite nanoplate: ACS Nano 2016 just accepted, Highly Luminescent Cesium Lead Halide Perovskite Angewandte Chem 2016 55 13887
ES3.11.10 William Tisdale (Massachusetts Institute of Technology Cambridge) Quantum Confined Colloidal 2D Halide Perovskites, Nanocrystals vs nanoplatelets, ★★Synthesis of nanoplatelets L2[ABX3]n-1BX4: unpublished, ★ACS Nano, vol. 10, pp. 7830-7839 (2016)
no poster today
【2016.11.30 MRS Fall Day3】
■Symposium ES3 : Perovskite Solar Cell Research from Material Properties to Photovoltaic Function (Program)
[Properties, Luminescence and Photophysics]
ES3.7.01 Henry Snaith (University of Oxford) Organic p- and n-type contacts, Inverted cell architecture 19.3%, SPIE Newsroom 2013 10.1117/2.1201509.006116, What are the cation option?, Adding a small amount of Cs to FAPb(I1-xBrx)3, Thermal stability good 130 degree C, Champion devices 1.6eV Jsc 23.9 Voc 1.13 FF 0.78 η20.8%, Stability of charge extraction electrodes, FA0.83Cs0.17Pb(I0.6Br0.4)3 stability, Perovskite v Silicon, Silicon is cheap..., Perovskite on conventional silicon tandem, Simple 4-T configuration, Estimating the energy yield of perovskite-on-silicon tandem cells, Angular dependence, Variation in solar spectrum during a year, How does the tandem cell perform relatively to the HIT cell?, Can we go to "All perovskite tandem cell"?, IEC61646 Results, Next step: Full scale 6inch wafer
ES3.7.02 Mercouri Kanatzidis (Northwestern University) Pb free Sn based perovskite, Direct band gap, ASnI3: doable semiconductor, JACS 2014 136 8094, CsSnI3 with SnF2 HTL in,,, JACS 2016 138 3974, Why does ASnI3 have lower bandgap than APbI3, Stronger ligand,,, Why is the bandgap so sensitive?: M-I-M,,, Persistent PL at high T from CsSnI3!, Dynamic lone-pair effects in PbTe and SnTe, Note the growing shoulder in the Pb-I near-neighbor correlations, Sn is displaced from Oh site in CsSnBr3, The carrier diffusion length of MASnI3 can be very long over 250, Reducing doping levels in CsSnI3 films, Lower p-type doping (more semiconducting), Smooth ASnI3 films: Au/PTAA/CsSnI3/TiO2(CsSnI3)/TiO2/FTO, Best performance 4.81%, Band alignment defines Voc, Two-dimensional (2D) perovskites 2D (BA)2(MA)n-1PbI3n+1 submittes, Preferred growth: vertical, (BA)2(MA)4PbI13, as the absorbing layer, Nature 2016 536 312
ES3.7.03 Yiyang Sun (Rensselaer Polytechnic Institute) Chalcogenide perovskite, pros and cross of CH3NH3PbI3 for PV, stable and green perovskite PV material?, I-II-VII3→II-iV-VI3, Z. Anorg Allg Chem 288 269 (1957), ★band gap: Nano Lett 15 581 (2015), optical and electronic properties, experimental synthesis BaZrS3, optimizing nband gap by alloying, high-pressure study of phase stability, Can chalcogenide perovskite inherit the disable properties of the halide perovskite?, ionicity and dangling bonds, ★origin of deep levels - atomic structure / electronic structure JACS 136, 14570 (2014), defect transition levels in BaZrS3 ★I agree!
ES3.7.04 Carolin Sutter-Fella (Electrical Engineering and Computer Sciences University of Berkeley) Phys. Chem. Lett. 6 2676 (2015), Low pressure vapor-assited solution process, J. Phys Chem Lett 6 493 (2015), CH3NH3PbI3-xBrx 19.0%, Photoluminescence quantum yield measurement, Y. Li Nano Lett. 16 800 (2016)
ES3.7.05 Robin Lamboll (University of Cambridge) Why recycle photons?, Pattern ITO→Electrodeposit PEDOT/TiO2, IBC Solar cell, Optical modes? Scattering matrix calculations, Applications are of more practical use
BREAK
ES3.7.06 Henk Bolink (University of Valencia) Solution processed in air cheaper, "Easy" to engineer composition, Fast film formation, Lower initial capital investiment, Benefits of vacuum processing, 9-14 May 2009 Santa Clara CA pp. 55-59, dual source deposition→Flash evapolation (single-source thermal ablation)→Evapolated PbI2, Sublimed MAPbI3 perobskite, 3×3 cm, Sublimed perovskites; are they different? Yes!, Nat. Photon 8 128 (2014), Energy Environ. Sci. 2016 9 3456, p-i-n solar cells - optimizing F6-TCNNQ concentration, influence of the intrinsic transport layers, p-i-n vs n-i-p solar cells, ni-i-p has higher FF, larger areas 20.3%, Energy Materials 10.1002/aenm.201602121 in press, Tandem cell performance
ES3.7.07 Johannes Richter (University of Cambridge) Photon Recycling is crucial for approaching the Shockley-Queisser limit!, Science 351- 6280 pp 1401 (2016), PL mapping, How are external PLQEs affected by photonic effect? ★Rough substrate boost external PLQEs to 60% (by sand paper), doi: 10.1038/ncomms13941 in press, Structural devices will out-compete planar devices,
ES3.7.08> Takumi Yamada (Kyoto University) Single crystals, Free from extrinsic effect, ★JACS 137 10456 (2015), JACS 136, 11610 (2014), ★Photon recycling significantly effects on PL dynamics in perovskite single perovskite, Fast decay = Carrier diffusion & Slow decay = uncertain, For further study space- and time-resolved spectroscopy is required, 1- and 2-photon excitation, PL shape is determined by carrier depth profile, Impact of photon recycling: Lifetime is enhanced with depth→Photon recycling!
ES3.7.09 Hirokazu Tahara (Kyoto University) Highly sensitive detection of carrier generation sites, What is photocurrent beat spectroscopy?, Highly sensitive to non-radiated levels, Shallow defect formation is one of the reasons of high solar-cell efficiency in MAPbI3 at room temperature, Shallow defects are caused by grain structure, Shallow defect formation is one of high efficiency in MAPbI3 solar cells at room temperature
LUNCH
[Materials, Lead-Free and Inorganic]
ES3.8.01 Teresa Ripolles (Kyushu Institute of Technology) The Critical Role of the Interface between Absorber and Hole Transport Layers for Perovskite Solar Cells
ES3.8.02 Fengxia Wei (University of Cambridge) Ge In Sn Nb Bi, Poor stable: Ge Sn, Double perovskite A2M1M2X6, Cs2AgBiX6, (MA)2KBiCl6 t=0.933, Mater Harizons 2016 3(4) 328-332, J. Mater Chem. A 2016 4 12025-12029, (MA)2AgBiBr6 r=0.957, Mechanical properties, Gundiah G et al J. Lumin. 2014 149 373-384, Chem. Sci. 2014 5(12) 4712-4715
ES3.8.03 Dewei Zhao (University of Toledo) Sn-based perovskite, no frther improvement was reported, solvent engineering, SnF2 additive to control the carrier density of perovskite, FASnI3 with 10 mol% SnF2 additives on PDOT/PSS, Adv. MAter 2016 28, 9333-9340, Carrier lifetime 6.8 ns, ITO/PEDOT:PSS/FASnI3/C60/BCP/Ag, Pb-free Sn-based perovskite, Best performance 6.22%, Light intensity dependence, Processing mixed Sn-Pb, JACS 2016 138 12360
BREAK
ES3.8.04 Prashant Kamat (University of Notre Dame) Directing change carrier flow in mixed halide perovskite, Gradiend versus Homoginized systems, CsPbBr3←→CsPbI3, Au nanoparticles on CsPbBr3 QDs, Deposition of CsPbBr3 through QD sintering, ★TEM movie not yet published, 10.1021/jacs.6b04661, from Br to I exchange, ★Gradient CsPbBr3-xIx films, Migration of charge carriers in gradient perovskite structure, Band tuning with mixed halides, ACE Energy Lett 2016 1 1199-1205, The Journal of Physical Chemistry Letters 2016 7 1368-1373, Halide ion migration in mixed halide films, ACS Energy Lett 2016 1 290-296, Photoinduced segregation in mixed halides, Ion migrationhysteresis, Ion migration trihilide perovskite, The phase segregation rate constant is 0.1-0.3 s^-1 depend on the intensity, Localization of charges at I-rich domains, ACS Energy-Edge PeerReviewed Journal
ES3.8.05 Christopher Savory (University College London) Double Perovskites, Chem. Commun., 2016, Advance Articledoi doi 10.1039/C6CC06475B, HSE06 functional =Spin Orbit Coupling (SOC), Cs2TlBiCl6 Eg=1.3eV SLME15.87%, CsAgBiX6 family possess inherent indirect
ES3.8.06 Rachel Beal (Stanford University) Perovskite tandems have comparable efficiency to Si, Bandgap tuning alloyed ,,, Phase segregation in mixed halides, CsPbX3 perovskite as atop cell semiconductor, Optical stability of CsPb(BrxI1-x)3 perovskite, Performance limited by absorber thickness, Enhanced thermal stability, Tuning tolerance factor in the FAyCs1-yPb(BrxI1-x)3 phase space, Need a tolerance factor 0.920-30% (error due to radii estimates)
ES3.8.07 Giles Eperon (University of Washington Seattle) Perovskite-perovskite tandem cell, 2-Terminal tandem vs 4-Terminal, 1.2eV planer?, (1) After spin coating (2) After immerson in ansol solvent (3) after heating, Cesium inclusionenables improved planer heterojunction solar cell, Sn-Pb devices show unprecedented stability, Sputtered ITO interlayer enable 2T tandems, Monolithic 2T tandem - 17% , 2T tandems -20.3% (1.2eV cell 4.5% 1.6eV cell 15.8%), Large area cell
ES3.8.08 Xiong Li (EPFL) Mesoscopic Solar Cells *absent, no talk
ES3.9: Poster Session III
【2016.11.29 MRS Fall Day2】
Ludmila day! 人・人・人。プログラムの 2 時間、途切れることの無い質問者の山。
コジョカル・パワーを遺憾なく発揮しておりました。ポスター発表も悪くないなと思った
次第。
写真の女性はペロブスカイト太陽電池のベンチャー企業 SAULE 社の CTO、Olga
さん。Vogue の表紙を飾ったこともある有名人、めちゃめちゃ美人でした。
■Symposium ES3 : Perovskite Solar Cell Research from Material Properties to Photovoltaic Function (Program)
[Characterization and Modeling]
ES3.4.01 Filippo De Angelis (CNR-ISTM) ACS Energy Lett, Orientational order: Implications, Ferroelectric MA order favors charge separation, MA orientational (dis) order, Mild FE 4.4 micro C/cm^2 10 to 11.5, MA ordaring at low temperature, MA orientation: The structure fluctuates, Chem Matr 2014, MA dynamics: Carriers screening, Symmetry breaking induced by nuclear dynamics: Rashba effect, Rashba band splitting, doi 10.1021/acs.jpclett.6b00564, Polaron formation (1+): Standard DFT not enough, The octahedra tilting is mainly affected by the positive charge, The MA cations slightly affected, Polaron formation: Comparison with experiments, The c/a ratio increases under light irradiation (photostriction), Short vs. long time scale, Ion (Defect) Migration in MAPbI3: Activation energies, Defect in MAPbI3: A quantitave approach (PBE0+SOC), D. Meggiolaro et. al. J. Phys. Lett. 2015 6 1461, Iodine defects, Light-induced annihilation of Frankel defects? doi 10.1039/c6ee01504b
ES3.4.02 Germa Garcia-Belmonte (Universitat Jaume I Castello) Effect of Capacitive and Noncapacitive Currents, Unprecedented Bahaviour, Capacitance response, (1)Voltage scan (2)Capacitance spectra analysis (3)Accumulation capacitance, Dark current varing scan rate, Hysteresis under dark conditions J. Phys. Chem. Lett 6 (2015), Cycling current: symmetric sample, J. Camilo et al. Advanced Energy Materials 2016 6 1502246, ★Capacitive and Noncapacitive Currents ACS Energy Lett 2016 1 209-215, Hysteresis in perovskite solar cell, Dark capacitance spectra at zero bias, J. Phys. Chem. Lett. 6 (2015) 1645-1652, Capacitance spectra interpretation, ★The value of capacitance is not dependent with thickness, Electrode polarization, Electrode polarization: ion density, ★Charging transients: double-layer structure, Appl. Phys. Lett. 108 (2016) 043903, Capacitive current in light, ★J. Phys Chem Lett 2016 6, 4693-4700, Inverted devices with no hysteresis, Fullerene and polymer contacts exhibit lower value, Accumulation capacitance under illumination, ★J. Phys. Chem. Lett. 7 (2016) 525-528, electronic accumulation capacitance, Accumulation capacitance, Origin of photovoltage: electronic accumulation zone of, Impedance response: J. Phys. Chem. Lett. accepted, Surface recombination at interface, Cuapacitive current originate current-voltage hysteresis, electrode polarization accounts for capacitance increase toward low,,, www.inam.uji.es
ES3.4.03 Lukas Schmidt-Mende (University of Konstanz Constance) Reliable Measurement, ★★Anomalous Hysteresis doi 10.1021/jz500113x, doi 10.1039/c4ee02465f, ★doi 10.1021/jz501392m, ★doi 10.1039/c4ee03664f, ★doi 10.3390/molecules21040542, Semi-transparent perovskite, Power point track, Cyclic J-V measurement in N2 atmosphere, ★Zimmermann doi 10.1063/1.4960759, Transient J-V measurement, Time-resolved J-V curve
ES3.4.04 Alessio Gagliardi (Technische Universitat Munchen) TiO2/Perovskite Interface, The mesoporous scaffold stabilizes the MPP, Morphology generated (Monte Carlo) simulation, or from measurement, ★Drift-Diffusion Model and Posission equations, Comparison of electrical properties, A larger interface: dilution effect, ★★Chem Mater 28 (19) 7134 (2016), Bilayer device to test the effect of dilution, MPP degradation as a function of density, We have an impact (3% resolution) in the MPP for 10~18 cm^-3, Wth 10 times the density the reduction,,,
BREAK
ES3.4.05 Arie Zaban (Bar-Ilan Uni. Ramat-gan) Light-Soaking, The combinatorial all-oxide PV development cycle, Combinatorial device library: Fablication, CCS Synthesis: Sputtering, High throuughput analysis, Analysis database + data mining, Statics+Physics+Computational, All oxide PV: progresss timeline-Power, The vision is emerging, GFA deposition parameters + power, Large area cell, PSC fablication: vapor annealing, iV vs Vapor annealing temp., TiO2 (ECL) thickness, ★MgO coating on top of TiO2, MAPbI3→CsxMA1-xPbI3, Light soaking observation by micro Raman, spectrum changes Dark vs Light, Photoluminescence also changes: 0-700 min, X-Ray diffraction, ★MAPbI3 Optics: Z Scan (RI) ACS Photonics 2016 3 361, ★★Rutheford backscattering (RBS) Atomic depth profile, Acc. Che, Res. 2016 49, 320, Light soaking, TiO2-MAPbI3-xClx OCV decay vs light soaking, ★★Chem. 2016 1 776, Dynamic interface: Kinetics
ES3.4.06 Hongxia Wang (Queensland University of Technology Brisbane) The Effect of Carbon Nanotubes (BCN) for better performance and water resistant of PSCs, Influence of addition of CNT on crystallinity and conductivity of P3HT, Morphology change of P3HT with BCN, Impact of addition CNT on the performance of PSC, J. Mater Chem A A 2015 3 2784, Stability of device performance, DFT calculation hydrohobic carbon material RSC Advances 2015 5 82346
ES3.4.07 Satoshi Uchida (University of Tokyo)
ES3.4.08 Jarvist Frost (University of Bath) What is Polaron, Frohlich polaron, For an idealised 1D chain, Effect of mass polarons, Physical Review B 89 155204, Dielectric function, Physical Review B 92 144308 (2015), large polarons, Real space disorder: Starrynight codes, Parameter via DFT, Simple statics, how to model polaron, Gaussian blur!, Recombination reduction, ★APL Materials 4 091501, Strong T-dep, Can MAPI make an IBSC?, http://go.bath.ac.uk/wmd
ES3.4.09 Philipp Rieder (Experimental Physics 6 University of Wurzburg) Trap Spectroscopy, Defects in perovskite, Angewandte Chemie 127(6) 1811 (2015), Defect in hybrid perovskite: Lowering Voc & FF, ★★Nano Letter, Physical Review 117 451 (1960), Energy & Environment Science 7(8) ***, Planer perovskite,TSC signal: ★★J. Phys Chem Lett 2015 6 2350-2354, J. Schfferhans AEM, Deffect analysis - T4 peak, T3: TSC signal without trap filling!, TSC sensitive for tetragonal
LUNCH
[Vibrations and Ions]
ES3.5.01 Jinsong Huang (University of Nebraska-Lincoln) Fullerens based perovskite, Energy Environ. Sci. 7 2359-2365 (2014), 2619 (2014), Adv. Mater 25 3727 (2013), Adv. Mater 25 572 (2013), Double fullerene structure to reduce leakage, 12.2→15.7%, Schotky junction, Energy Environ. Sci., 2014,7, 2619-2623, ★Origin and elimination of photocurrent hysteresis Nature Communications 5, Article number: 5784 , Scenario of passivation effect, Deffect density by TAS before and after passivation, Charge recombination in the bulk and at interface-nonperfect passivation, ★Hysteresis by Ion migration: Energy Environ. Sci. 9 1752 (2016), ★Sub-ns response speed: Adv. Mater doi 10.1002/adma.201603573, A home-made TRPL system, Lifetime measurement, What is limiting the device Voc of BHJ?, Disorder of PCBM reduces Voc, Nature Energy 1 15001 (2016), Energetic Disorders in PCBM, Solvent annealing reduce energy disorder, Why devices with ICBA still have considerable efficiency? ★Nat. Commun. 7 21806 (2016), Conformal coating of ordered fullerene, Water-proof for unencapsulated devices, Crosslinking and doping effect, Double fullerene layeres could minimize the trap
ES3.5.02 David Cahen (Weizmann Institute of Science Rehovot) Halide Perovskite, do we know "the" Eg?, Very strong absorption but low DOS at VB max, Do we know the optical transport bandgaps? UPS/IPES, Case of CsPbBr3, Defect levels from DLTS, Photoconductivity→Majority carrieers, Need to measure ALSO minor carrier, Diffusion length→Minority carriers, J. Appl. Phys (1994) 75 914, Steady state vs Pulsed excitation, Disordered material & photo-voltage static, J. Mater Chem A 2015, Dynamic disorder in halide perovskites, Are Xptl. mobilities in halide perovskites high?, What is origin of the T^-1.5 dependence?, HaP is often low-doped→"dopable", I2 exposure does not change IE (also in air), Work function and surface photovoltage, Model for type inversion in HaP, Ferroelectric?→Pyroelectricity, Periodic measurement, Heat by modulating, Unit cell is non-polar centro-symmetric, Yes they can!, (1) Elastic properties → soft inorganic semiconductor with dynamic disorder (2) →Chargee Transport; meaning of photon ++ in (dinamically) disordered system? (3) low [defect] (DLTS, SSPG) → Self-repair? (4) Intrinsinc and extrinsinc surface-induced doping possible (5) Mode of PV action for Bromide ≠ that for Iodide (6) @RT Iodide is ferroelectric (7) Organic part → internal pressure for Iodide perovskite (8) Hysteresis mostly matter of electrodes / interfaces (9) Stability: engineer proper encapsulation (10) Toxicity
ES3.5.03 Ming Hu (RWTH Aachen University Aachen) absent, no talk
ES3.5.04 Robert Lovrincic (Innovationlab Heidelberg) Optical Phonons, ★Material Horizons 3 613-620 (2016), Lattice vibrations intimately coupled to mechanical and electronic properties, (1) Electron-photon coupling constant (2) Poralon mass (3) Cahrge carrier mobility, IR spectroscopy, Optical phonon frequencies from far-IR measurement: CH3NH3PbI3 vs PbI2, Comparison to single crystal spectra, Dielectric function, Obtained parameters, Implications for charge transport, Adv. Mat. 2016 28 (30) 6509
BREAK
ES3.5.05 Tom Savenije (TU Delft Delft) Charge Carrier Dynamics, TRMC vs TRPL, Time resolved microwave conductivity (TRMC), TRMC on CH3NH3PbI3(Cl) film, Hutter J. Phys Chem Lett 2015 6(15) 3082-3090, Kinetic model, proposed band diagrams, Single CH3NH3PbI3 crystal J. Phys Chem Lett 2015 7(5) 923-928, Photo conductance on MAPbI3 crystal, Bilayers: CH3NH3PbI3/Spiro-OMeTAD, JACS 2015 137(51) 16043-16048, Phase dependent dynamics, Photo-conductances vs Temperature, Mobility measurement using PR-TRMC, PPC 2016 120 16577-16585, Temperature dependent XRD, Microscopic tetragonal inclusions in orthorhombic phase, Temperature-dependent k2: J. Phys Chem Lett 1983 42 813, Direct-indirect character? doi 10.1038/nmat4765, Tetragonal phase, Direct-indirect character of the band gap, (1) Temperature-activated charge recombination (2) Action spectrum is affected, Features are reminiscent,,,
ES3.5.06 Mingchao Wang (Florida State University) Anisotropic and Ultralow Phonon Thermal Transport, Thermal effect, Science 2014 345 542, Nat. Mater 2015 14 ***, Molecular dynamics simulation of MAPbI3, JPCC 2015 115 17421, Thermal conductivity,: Equilibrium MD, Thermal conductivity of MAPbI3, Anisotropy in tthermal conductivity of MAPbI3, M. Wang: Advanced functional Material 2016, Phonon density of states (DOS) of MAPbI3, Phonon dispersion curves of MAPbI3, Phonon lifetime in frequency domain, (1) MAPbI3 has ultra low low thermal conductivity
ES3.5.07 Xiaoxi Wu (SLAC National Accelerator Laboratory Menlo Park) Disordering of iodine octahedra, Ultrafast electron diffraction (UED), Femtosecond electron scattering measurement, Direct measurement of hot carrier cooling, Carrier-phonon coupling, debye-waller analysis: Atomic RMS displacement, Diffuse scattering: Pair distribution function analysis, Static pair distribution function analysis, Time-resolved PDF: Broadening of I-I correlation peak, One needds to take into account not just intrinsic structuralbfunctions in hybrid perovskites but also theose,,,
ES3.5.08 Antonio Abate (EPFL Lausanne) ion migration for stability, Time of flight secondary, Blocking the gold migration, PEH-2 hole conductor, The early rapid decay is reversible, Halide migration over second to minutes, Cationmigration over minutes to hours, Impact of cation migration on device performances, Ionic defect evolution
ES3.5.09 Olga Ovchinnikova (Oak Ridge National Laboratory) Ionic Migration in Grain Boundaries, Multimodal characterization, Dipole and displacement, Open loop BE-KPFM, Passivation of grain boundaries with PCBM, Ionic mobility of Cl- in OTP Perovskite at grain boundaries: ToF-SIMS(4100 C151), Poster #225
ES3.6: Poster Session II
【2016.11.28 MRS Fall Day1】
MRS は他の国際会議と違い撮影が厳しく禁止されているので、以下、現場からリアルタイムでメモの速記をお送り致します。朝 8:00 スタートで 17:00 まで、かつ月曜日から金曜日まで発表が続きます。
■Symposium ES3 : Perovskite Solar Cell Research from Material Properties to Photovoltaic Function (Program)
[Materials and Preparation Methods]
ES3.1.01 Mohammad Nazeeruddin (GMF EPFL Sion Switzerland) (1) Deposition method, Urbach energy as small as 15meV, 1 step is advantages than 2 step, (2) Composition engineering, PbI2 exceess in CH3NH3PbI3 incorporated in the precursor solution, 10% is best Chem. Mat. 28. 3612. 2016, crystal size & quality is improving, Exceeds PbI2: larger crystal, Energy Environ. Sci. 8, 3550 (2016), Bottom-Interface Engineeering, PbI2-Hexamethylphos JACS 2016 138(43) pp 14380, PCE average =19.2% over 50 cells, Structure FTO/c-TiO2/mp-TiO2/Perovskite/PTAA/Au, Double cation and anions with 10% excess PbI2 (CH3NH3, MA+) and formamidinium, Energy & Environmental Science, 9, 1989 (2016), Cs leads blue shift, (3) Top interface engineering, passivation layer on TiO2, Cho K.-T et al submitted 21.3%, Perovskite with 10% excess PbI2, better efficiencies & better reproducibility, in HIM-SIMS analysis no 79Br was observed, Kelvin Probe Force Microscopy (KPFM), (4) Material HTM, Nature Energy (2016) 15017, 20.20%, KR321: Pd(PPh3))4 submitted, Spiro 19.01% vs KR321 19.3%, (5) Stability, TiO2/2d Pervskite/3D Perovskite: submitted, performance down comes from segregation not degradation, doped Cs slow down the crystal growth
ES3.1.02 Huanping (Happy) Zhou (Peking University Beijing China), she has experience with Yan-Yang JACS 2014 136 622, Defect passivation: JACS 2014 14 4158, Nature Comm 2015 6 7269, Interface engineering: Science 2014 345 542, Precursor Chemistry: DOI 10.1021/jacs.6b04924, the Additive Effect: Acid or Base or Salt?, The Precursor Chemistry - Coordination, PbI2 + CH3NH3 in DMF +DMSO, Coordination capability: DMSO>DMF>ACN, Enhanced grain grows by ACN: 2 step method, grain size are 3-4 times larger, ACN impact the PbI2-DMF interaction, ACN dont interact with DMF but enhance the interaction between DMF and PbI2 species, DLS study of precursor induced by ACN, Colloidal chemistry - DLVO Theory, Derjaguin Landau W, ACN enhance the energy barrier, The perovskite film evolution induced by ACN, DMSO(much smaller), Zs=1.1(N/G)^1/2 Zs: Number of grains per unit area, The PL lifetime of perovskite film, Stability: Adv. Mater. doi 10.1002/adma.201603021, Device-band alignment: CdS as electron transport material, Device-photon management: Au@TiO2, *She knows crystal growth perfectly
ES3.1.03 Wolfram Jaegermann (Technische Universitat Darmstadt Darmstadt German) Physical vapor deposition (PVD) and closed space sublimation (CSS), XPS I3d and Pb4f, Kunudsen-PVD
ES3.1.04 Matthew Leyden (Okinawa Institute of Science and Technology Okinawa Japan), Chemical vapor deposition (CVD) growth FA perovskite, Module 15.4 cm^2 active, TiO2 can short closely packed cells in a module, conductivity of TiO2 is high, Shant resistance: ~35 ohmcm^-2 for solution ~249 for CVD, Steady state measurement, Dark current heating (under lamp vs hotplate heating, 25-65 degree C), MAPbI3 phase transition 57 degree C, Reaches 57 degree C without performance drop, Thank you for Nam-Gyu Park & Dae-Yong Son
BREAK
ES3.1.05 Trilok Singh (Toin University of Yokohama) Statics: Number of publication of perovskite by Dr. Nakazaki, SnO2 ZnO SnO2-ZnO electrode for low temperature, brookite treatment, FAPbI3 for stability against heat moisture, Csx(FAPbI3)0.83(MAPbBr3)0.17 for stability test, one year stability with encapsulation?, Effect of NMP to solw down the crystal growth
ES3.1.06 Wallace Choy (University of Hong Kong) Room temperature approach, surface-nano structured NiOx HTL no hysterisis, flexible PVSC: PbI2→ligand vapor at RT→spin coating, η=14.98%
ES3.1.07 Onur Ergen (University of California, Berkeley) Graded bandgap perovskite, tuenable band gap, perovskite/perovskite tandemo solar cell concept, O. Ergen et al Nature Materials (2016), graphene aerogel, monolayer h-BN as a cation duffuse barrier
ES3.1.08 Michael Toney (SLAC National Accelerator Laboratory) XAS of casting solutions (XANES, EAXFS), Single step solution process, DMF complexes to Pb through O is observed, Pb-I extended complex?
ES3.1.09 Rahim Munir (KAUST Thuwal-Jeddah) In situ time-resolve GIWAXS by anti-solvent dipping methos, Advanced Mater. 75 1923 (2013), ★doi 10.1002/adma.201604113, 1:1(MAI:PbI3), the time of solusion state is longer for PbCl2 system, GBL:DMSO 7:3 & drip 40s is best (FT-IR),
LUNCH
[Methods, Microstructure and Mapping]
ES3.2.01 Hiroshi Segawa (The University of Tokyo) Hybrid Photovoltaics, Number of weak hydrogen bonds per one CH3NH3+ cation is 3 for orthorhombic: 2 for tetragonal: 0 for cubic, Multicrystalline has longer life time of photo luminesence<, PSC with DSSC 21.5%, PSC wit c-Si 28.17%BR>
ES3.2.02 Shi Yantao / Tingli Ma (Dalian University of Technology) Non-TiO2 semiconductor, amorphous WOx, Eg: 3.8eV, Compact SnO2 + Porous TiO2 is Low Voc & low FF by charge recombination, Light emittance of SnO2 is higher than taht of TiO2, Conductivity is tuneable, SnO2 underlayer is efficient, ★Hysteresis is affected by surface contact, negative capacitance?, Amorphous WOx for low temperature fabrication of PSCs, 150 degree C after spin coating, Conductivity is higher, Chemical modification of WO3 by TiOx, Adv.Mater. 2016 28(9) 1891, PCE 14.47%, Chemical modification by Nb: WNbOx, Mott-Schottkey equation, Space charge depletion width: W
ES3.2.03 Marina Leite (University of Maryland) Real-Time Imaging of Perovskite, Mapping local variations in EQE, Extracting Voc from Illuminated-KPFM (Kelvin prove) measurement, resolution is less than 100nm, Fast voltage scan with Heterodyne-KPFM, Resolving local Voc change in perovskite
ES3.2.04 Samuel Stranks (Cambridge University) Microscale Photophysics, structure origin of, hysteresis in Phase transition, Herz et al APL Mater 2014, Changes after temperature cycling, Microscale structural heterogeneity, Local structure and emission, Structural dislocation on ~10 nm scale, Re-consideration agrain perovskite
BREAK
ES3.2.05 Olga Malinkiewicz (Saule Technologies) From a Lab to the Market, RoHS allow EU Pb(0.1%) Hg(0.1%) Cd(0.01%) Cr6+(0.1%) and Perovskite 33% no good, (1) BIPB (2) Stand alone, ★RoHS more exception (1) militaly equipment , TACTICSOL, attractive feature, (2) Means of transport for persons or goods, (3) Equipment designed to be sent into space, ultla lightweight solar panels for satellite, low temperature ★ink formulation, industry speed, Waste Electrical and Electronic Equipment, Collection of PV panels, Recycling of PV panels, Introducing in the market, The EMC directive (Electromagnetic Compatibility) EC, CE mark compliance and obligations
ES3.2.06 Zhizhong Chen (Rensselaer Polytechnic Institute Troy) Carrier Dynamics, RF suppeterring, ★Frequency-dependent hysteresis, ★★Capacitance-induced vs Defect-induced, ★★Higher hole mobility than electron mobility!, Z. Yang: J. Sci. Adv. Electron. Mater. 2016 2 1600248, ★★Photo doping improve response speed double!, Yiping Wang
ES3.2.07 Bryan Huey (University of Connecticut Storrs) pcAFM+Solar Cells, Molecular perovskite solar cell, I vs V mapping, Inc and Voc vary strongly with position, Topography mapping of perovskite, pcAFMS of MAPbI3, Ferroelastic Domains in MAPbI3,
ES3.2.08 Fernando Castro (National Physical Laboratory Teddington) Characterisation of Defects in Perovskite, Optical image vs LBIC, visible defect has minimal functional impact, Transient Photovoltage decay & Photocurrent (TPV & TPC) offers insight, Special resolution up to 20 micro m can be readily achieved, Charge generated in small but whole device affects signal, Reference defect, Mesoporous TiO2 perovskite, collaborative with company "specific"
ES3.2.09 O. J. Weber, (University of BATH) ★Neutron Powder Diffraction, Scattering length Pb N >C>I>H, 5, min MAPbI3 data collection, ★★Chem Commun 2015 51 4180-4183, Orthorhombic phase, FAxMA1-xPbI3 single crystal: T. Weler J. Mat. Chem. A 4 15375, (HRPD), alpha-FAPbI3 Cubic Pm-3m at 298K by NPD, J. Phys. Chem Lett 2015 6 3209, doi: 10.1039/C6TA06607K doi: 10.1039/C6TA06607KJ. Chem. Phys. 87, 6373 (1987); http://dx.doi.org/10.1063/1.453467
ES3.3: Poster Session I
【2016.11.28 移動日 NRT→IAD→BOS】
このお方は!
【2016.11.25 NCKU Day1】
写真がミスマッチですが成功大学にて、台湾2件目の講演終了。明日早朝に台北
を出て帰国します。格安切符なので、到着は成田です(トホホ)。
台湾産のメタモン、げっと〜
【2016.11.24 NGSC Day4】
夕方、Peter Chen 教授の案内で台南の成功大学へ移動。台湾で初新幹線。正式
にライセンスされた”本物”の新幹線でした。
-----
お昼休みの短い合間を縫って、懐かしの ITRI メンバーと 7 年振りに再会。その前
は 9 年前。若かったなぁ>私 (^^;)
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Big surprize! 国立台湾大学(旧台北帝国大学)の Wei-Fang Su 教授からスピン
コートを用いない、加温浸漬法で 18.2% を報告。プロセスは「オリジナル」とのこと。
既成概念に囚われず、自分の正しいと思う方向できっちり結果を出してくるところが
凄いです。
(1) η=18.2% was reported by 2 step dipping process at 150 degree in air
(hot dip process) with area size 0.09cm^2
(2) 1 wet% of PEG increase performance
doi: 10.1021/acsami.5b00052 Selected Publications
【2016.11.23 NGSC Day3】
(1) ハグフェルトはいつも通り。最高値セルに関しては A と B と C を(とりあえず)混
ぜてみた系ですが、質疑の時間に「実際の組成はどうなっているのか」質問あり。
(2) イオンマイグレーションがヒステリシスの原因説の強力な信奉者、ワシントン大学
の J. アレックスですが、来年から定年になるため香港へ戻って活動を続けると
のこと。
(3) 台湾 Wu 教授からスケールアップについて。アンチソルベント法ではなく 1 step
法を推奨。MAPbIBrCl系モジュールで η=14.3% を報告。J. Mat. Chem. A 2016, 4, 13525
【2016.11.22 NGSC Day2】
Professor Graetzel out, Hagheldt in. 今日は Solar fuel と OPV 主体ですが、「ナノ
結晶ペロブスカイト太陽電池の Photoluminescence」の報告あり。スライドが busy で
良く分かりません。
【2016.11.21 NGSC Day1】
(1) 現地で入手した情報。JINTEX GROUP の Taiwan DSC PV Ltd. (TDP) が近々
色素増感太陽電池の販売を始める模様。*テスト生産ではありません
(2) Graetzel 先生は主に DSC の実用化動向を紹介。発表後、そのまま帰路へ。
(3) Kamadt から CsPbBr3 ペロブスカイトの TEM 動画の紹介あり。doi 10.1021/jacs.6b04661
(4) James Durrant はひたすら分光測定の結果を紹介。
(5) Nam-Gyu は FA 系で自己評価の最高値を更新。
Jsc=26.84mAcm^2, Voc=1.156V, FF=0.738, η=22.9%
(6) Udo proposed back contact concept with Ni/NiO electrode on glass (without
expensive TCO) for counter electrode and showed the direct evidence of
Schottky-Junction contact by Kelvin-probe analysis。
【2016.11.21 記事のご紹介】
■「未完の大器」ペロブスカイト太陽電池はどこまで進化するか
http://newswitch.jp/p/7287
(2016年12月24日付 ニュースイッチ)
【2016.11.20 移動日】
明日から始まる会議のため台湾に来ています。シェラトンホテルが快適過ぎる...
学会がアレンジしてくれたのですが、シンガポールのマリーナベイサンズ以来の、
人生2回目の★★★★★ホテルです。当初の予定では催促が厳しくなってきた原稿
執筆を今日で終わらせるはずだったのが、気が付けば朝!しかも朝食を食べて、ま
た二度寝。疲れというより、歳なのかも。以前ほど集中力無し。
今更ですが、ローソン・ファミリーマート・セブンイレブンがそこかしこにあって、ベビ
ースターラーメンとか一部の商品は日本の物がそのまま置かれていたり、かつ物価
がとても安いです。一例として 580mL のポカリが 15元(=¥52)で、感覚的には日本
の半額以下です。価格競争で敵わないのも納得です。
【2016.11.19 ラプラス】
今日の収穫 楽勝!
【2016.11.15 記事のご紹介】
■ペロブスカイト太陽電池、Siとのタンデムで効率24.5%に
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/111605075/
(2016年11月17日付 日経テクノロジーオンライン)
・Efficient Indium-Doped TiOx Electron Transport Layers for High-Performance
Perovskite Solar Cells and Perovskite-Silicon Tandems
Advanced Energy Materials, Early View Articles (2016) doi:10.1002/aenm.201601768
■ニワトリ小屋との共通点は? 効率21.7%のペロブスカイト太陽電池
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/16/news094.html
(2016年11月16日付 ITmedia)
■フジクラ エネルギーハーベスティング用途の色素増感太陽電池の薄型化に成功
http://www.energy-saving-news.jp/news_bkInKifWg6_560.html?right
(2016年11月15日付 省エネ!最新ニュース)
写真はこれかな?
【2016.11.14 講演会のお知らせ】
■International Conference Asia-Pacific Hybrid and Organic Photovoltaics (AP-HOPV17)
アジア・パシフィック ハイブリッド並びに有機系太陽電池会議
プログラムが公開されております。ところで私、満を持していつもと違う
発表を致します。題して「Gammavoltaic property of perovskite solar cell
toward the novel nuclear power generation(新規・原子力発電に向けた
ペロブスカイト太陽電池のγ線照射特性)」。 |
|
とかく鉛が嫌われがちなペロブスカイト太陽電池ですが、エネルギー供給源に可
視光ではなく種々の放射線を用いてこれを鉛で吸収し、発電させる試みです。とり
わけガンマ線を照射した時の発電特性を他の太陽電池と比較した結果を公開致し
ます。*YouTube動画はアップロード済みですが、まだ公開しておりません |
2015.11.19 鉛容器到着(1年前です)
最終的にセルを積層するなりして更に効率を上げ、放射線源を鉛ペロブスカイト
太陽電池で囲うシステムを考えております。一例として現在人体に有害なエネルギ
ーをまき散らして手の施しようの無い福島の廃炉から直接電気エネルギーを回収
することを目論んでおります。即ち、地上に太陽をもたらす状況を人工的に作り出
そうというアイデアです。他、ペロブスカイト太陽電池を用いた核燃料バッテリー
(Nuclear Battery) などいろいろ。
ちなみに特許取得を希望して自分なりに数社へ声を掛けましたが、最終的にどこ
も hesitate してしまい申請には至りませんでした。このまま誰も関心頂けないよう
でしたら、諦めて公知の技術として公開してしまう予定です。
*大学の TLO は、、、言わずもがな
発表までまだ少し時間がありますので、御興味のある企業さんありましたらぜひお声掛け下さい。
【2016.11.12 論文のご紹介】
豪華メンバーによります直近のペロブスカイト太陽電池の総説ですね。
■Towards stable and commercially available perovskite solar cells
Nam-Gyu Park, Michael Graetzel, Tsutomu Miyasaka, Kai Zhu & Keith Emery
Nature Energy 1, Article number: 16152 (2016) doi:10.1038/nenergy.2016.152
ダウンロードでお困りの方は私の方までご相談下さい。
【2016.11.11 Welcome to Tokyo】
長野県松本工業高校の皆さんです。よくよく思い返したら今年で4年目? 朝 9:00
から約 2 時間程スライドによる研究紹介とラボツアーの対応をさせて頂きました。
顔出しOK頂いたので写真公開致します。
私の方、特に制約ありませんので、教育関係でリクエストありましたら遠慮無くお声
掛け下さい。中・高・大学どなたでもお引き受け致します。
お声掛け頂ければ出前授業も致します(特別なお取り計らいは無用です)。
【2016.11.10 記事のご紹介】
・「太陽光発電産業への投資が経済的な失敗であった」
・「気候変動問題は中国のでっちあげ」
(The concept of global warming was created by and for the Chinese in order to
make U.S. manufacturing non-competitive.)
・「風力発電は全ての鳥を殺すだろう」(the wind kills all your bird)
他いろいろ。
【2016.11.9 Oxford PV】
設立に Prof. Snaith が関与したペロブスカイト太陽電池のベンチャー企業です。も
はやペーパーカンパニー?思っていたら、£21.3m(=約28億円)の新たな資金調達
に成功した模様。
■Oxford PV attracts £21m funding over 18 months
(2016年10月18日付 OXFORD PV News)
【2016.11.8 曇り】
気温がぐっと下がって冬の様相。いつもの如く電話・メール・Fax でネゴシエーション
・スケジュール調整・サンプル調製・資料作り、、、1月早い師走です。
【2016.11.1 NEDO 成果報告会 Day2】
満員御礼とは言うものの、参加登録230名という数字は、ほとんど当事者だけです
ね。今日はパネルディスカッションもありますが、登壇者や前列の Authority は既に
定年を迎えた方も多く、この分野の世代交代がうまく進んでいない印象。
今日は評価・計測関係の発表、太陽電池モジュール劣化の評価に関しては PID がホットな話題でした。
【2016.10.31 NEDO 成果報告会 Day1】
今日と明日が「太陽光発電分野」です。毎度の話ですが、NEDO では分厚い冊子の
予稿集を無償で提供していますので、最新の太陽電池開発状況、とりわけ効率の記
録更新関係を把握したい方はぜひご参加下さい。
■「平成28年度NEDO新エネルギー成果報告会」の開催
日時:2016年10月31日(月)〜11月1日(火)
会場:ワークピア横浜 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24-1
京セラさんの「Rsh が電池寿命に相関がある」というのが印象的でした。
【2016.10.26 第2回IoT/M2M展】
日本精工さんの色素増感太陽電池です。会場は幕張、時間的には新幹線で仙台
へ行くのと、ほとんど変わらない距離。私が海外出張中、N山研究員にお願いして情
報収集をして頂きました。(感謝)
■- IoT/M2M展 | リードエグジビションジャパン
日時:2016年10月26日(水)〜28日(金)
会場:幕張メッセ
お疲れ様でした!
【2016.10.29 移動日(SIN→HND)】
機内映画感想メモ、評価別に以下の通り。
・Alice Through the Looking Glass アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 (2016) ◯◯ 予告編
・Now You See Me グランド・イリュージョン 見破られたトリック (2016) ◯
・Desperate Sunflowers 嫌な女 (2016) ◯
・CRIMINAL クリミナル (2016) ◯
・Too Hard to Handle (2016) ×
【2016.10.27 PVSEC-26 Day3】
Brand New, Just arrived Subodh Mhaisalkar sensei's MINI COOPER!!
【2016.10.25 PVSEC-26 Day1】
雪がぱらつくアメリカから今週は南国のシンガポールへ、朝から気温31℃。深夜0:15羽田
空港発、6:20チャンギ空港着、8:30会場入り、9:00から会議開始の強行スケジュールです。
朝から超満員。太陽光発電、もしかして人気なんでしょうか?
海辺の会場ってことは、ラプラスでも出るんでしょうか?(期待)
【2016.10.24 講演会のお知らせ】
対象はペロブスカイト他いろいろ。振るってご参加下さい。
■第1回フロンティア太陽電池研究会
日時:2016年11月17日(木) 13:00〜18日(金)
会場:京都大学宇治キャンパス内、化学研究所共同研究棟 1階大会議室
協賛:日本学術振興会 産学協力委員会 次世代の太陽光発電システム 第175委員会、
応用物理学会、日本化学会
参加&ポスター発表申し込み:ホームページよりお申し込みください。
|
【2016.10.22 移動日(DEN→SFC→HND)】
機内映画感想メモ、評価別に以下の通り。
・Mike and Dave Need Wedding Dates (2016) ◯ 予告編
・London Has Fallen エンド・オブ・キングダム (2016) ◯ 予告編
・13 Hours: The Secret Soldiers of Benghazi Trailer 1 (2015) ◯◯ 予告編
・Star Trek Beyond スタートレック Beyond (2016) △
・X-Men: Apocalypse X-MEN:アポカリプス (2016) △
・Independence Day: Resurgence インデペンデンス・デイ (2016) ×
・Money Monster マネーモンスター (2016) ×
・Neighbors 2: Sorority Rising ネイバーズ2 (2016) ×
・Born to Be Blue ブルーに生まれついて (2016) ×
・The Conjuring 2 死霊館 エンフィールド事件 (2016) ×
・The Boss ザ・ボス (2016) ××
・Listen Up Philip (2014) ×
・The Truth About Emanuel (2013) ×
・Cloverfield クローバーフィールド (2008) ×
【2016.10.21 記事のご紹介】
■「30%超の実現が見えた」、英米の大学がタンデム型のペロブスカイト太陽電池を開発
(2016年10月21日付 日経テクノロジーオンライン)
【2016.10.21 IEC/TC82(WG2) Mtg Day5 曇り】
会議最終日、今から帰ります。
【2016.10.20 IEC/TC82(WG2) Mtg Day4 晴れ】
「Technical Report for IV Measurement of “slow responding PV devices”」と題し
て松山プロジェクトリーダーより日本側の提案を開始。これまでの準備状況説明と
テクニカル・レポートの草案を紹介。(7:31 JPN)
Q: 「TR の総量は?」。A: 「数十ページはある」。(7:55 JPN)
Q: 「Draft TR はいつ頃を想定?」。A: 「来年1月頃には投票に掛けたい」。(7:56 JPN)
無事終了です、お疲れ様でした!
ソーラーシミュレータのグレード Class A, B, C に新たに A+ を設けるかどうかで紛
糾中。欧州の代表から「日本の国内規格が優れているから、これを採用してはどう
か?」意見あり。(7:13 JPN)
-----
会議に出て、食事して、夜ベッドで寝る生活 4 日目。近くのスーパー/レストラン
は 4.8 マイル先で間食のしようも無く。気が付いたら適度に痩せて、かなり健康的な
生活だったかも。(続く)
【2016.10.19 IEC/TC82(WG2) Mtg Day3 晴れ】
アメンド、、、?ああ、amendment(修正)って意味ですね。自分のプアーな英語力
に加えて専門用語が若干異なるので、話について行くのが辛いです。ここしばらく立
て続けにぼやいております、済みません。
そうそう、日本サイドではようやく(遅いよ!)経産省が腰を上げてくれたようで、我
々の国際標準化活動を予算化する方向で検討が始まったようです。51 歳の私が最
年少の高齢オヤジ組 4人+RATO事務局長 1人というチーム構成で、100% ボランテ
ィアの現状ではそろそろ限界です。
有機系太陽電池(DSC, OPV, PSC)を対象にした評価計測の基準作りは、やりだ
したら切りが無いので最初の提案事項(フレームワーク)だけは我々日本チームが
仕切りますが、その先は、、、知らんがな。今でさえ暗に「ちゃんと仕事しろ」怒られな
がらやってるのに。とほほ。この調子で一週間も研究現場から離れたら、枯死しそう。
今日は Heat Temperature Testing Guidline 他。いよいよ明日が我々の出番です。
【2016.10.18 IEC/TC82(WG2) Mtg Day2 晴れ】
今日のお題目は Weathering Technical Standard (IEC 62788-7-2)。滞在 2 日目に
して早くも倦怠感が。そもそも論で言いますと、これ、大学の先生の仕事じゃないで
すね。通常は産業界が利害調整の場としてこうした国際標準が必要になるわけです
が、Perovskite の勢いがあまりにも衝撃的でシリコン勢のコミュニティーも無視でき
なくなり、今回は例外的にアカデミックが起点となって、、、なぜか私がここにいる次
第。とは言え、産総研の諸先生方を始めとして、顔馴染みの海外研究者も何人かい
るのですが。
時差がマイナスで 15 時間というのも辛いです。日本側の仕事が半日以上先んじ
ていて、タイミングを逃すとメールの返事が行き・帰りで 2 日近くロスしてしまいます。
最低限の仕事として、自分の存在を知らせるため、ひたすら会場で耐えています。
【2016.10.17 ケンタロスは北米限定のポケモンです】
>内田先生、
>大人げなくやりまくってるみたいですね。
ノーコメント (^^;)
【2016.10.17 IEC/TC82(WG2) Mtg Day1 曇り→雪!】
会議始まりました。いわゆる研究者が最新のデータを持ち寄って成果披露する通
常の会議と違って、国際合意を取り付けるのが趣旨なので、スライドもひたすら議長
が文章を読み上げて「これでOK?」決めていくスタイルです。まじめに向き合うと、結
構辛い。今日のお題は Encapsulation と Back sheet と BIPV。
【2016.10.16 移動日(NRT→DEN)快晴】
5 月の IEC 国際電気標準会議 TC82/WG2(台湾)に引き続き、今回はコロラドに
来ています。そして、着いて早々アクシデント発生。出掛ける前から予想されていた
のですが、空港から会場の Estes Park エステスパークまでの移動手段がありませ
ん。主催者が気を利かして会議の合間にキャンプ、乗馬、ハイキング、釣り、登山、
何でも楽しめるようにとロッキー山脈国立公園の麓を設定してくれたまでは良いの
ですが、基本、地元民が車で出掛ける避暑地であります。
そして予想外に頭を悩ませることになったのがレンタカー料金。その額、滞在 5 日
間でなんと 2 桁万円。運転する前から既に事故レベル。車自身は内訳の 1/3 程
度ですが(むしろ安いくらい)、保険と税金がとんでもなく高いです。どこぞの国のよ
うに相手を見定めてふっかけているとも思えないし、かと言って RATO 事務局長か
らは「保険だけは必ず掛けて下さい」厳命されていたため、震える手を押さえながら
サインして車を借りてきました。
12 時間のフライトに加えて更に 3 時間の運転&精神的なダメージもあって、部屋
に着くなり絶命致しました。
無事着きました!
【2016.9.30 移動日(GOA→FCO→NRT)】
機内映画感想メモ、評価別に以下の通り。
・Erased(僕だけがいない街)2016 ○
・The Monkey King 2(西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人)2016 ○
・Hitman: Agent 47(ヒットマン エージェント47)2015 ○
・Point Break(X-ミッション)2015 ○
・American Sniper(アメリカン・スナイパー)2014 ○
・Terminal(起終着駅)2015 △
・Money Monster(マネーモンスター)2016 ×
・Captain America: Civil War(シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ)2016 ×
・The other side of the Door(ジ・アザー・サイド・オブ・ザ・ドアー)2016 ×
今回もお薦めは無し。
【2016.10.11 記事のご紹介】
取りこぼし記事いくつかご紹介。
■温室の屋根で太陽光発電 京大実験、農家が売電も?
(2016年10月11日付 朝日新聞 DIGITAL)
■電力会社を救済する新制度、火力発電の投資回収と原子力の廃炉費用まで
(2016年10月6日付 スマートジャパン)
■インドが秘めた力、短期間に最大規模の太陽光
(2016年9月30日付 スマートジャパン)
■フランスが進める「太陽光発電道路」、5年間で1000kmを建設予定
(2016年2月12日付 スマートジャパン)
先端研にも(客員でしたが)御用学者がいて、事故直後は「原子力が一番安い」力説しておりましたが...
【2016.10.6 Nobel award winner (Chemistry)】
昨日のノーベル化学賞は分子機械でしたが、発端となった論文は MK-2 色素でお
馴染みの甲村さん@AIST の Nature が最初です。世間は狭いと申しますか、惜しい!
http://www.nature.com/nature/journal/v401/n6749/abs/401152a0.html
■Light-driven monodirectional molecular rotor
化学:光で動く単一方向分子ローター |
|
N. Koumura, R. W. J. Zijlstra, R. A. van Delden, N. Harada and B. L. Feringa
Nature 401, 152-155 (9 September 1999) DOI: 10.1038/43646
【2016.10.6 記事のご紹介】
■太陽電池の劣化を6倍以上抑制する新規添加剤が開発
(2016年10月6日付 PC Watch)
■ペロブスカイト太陽電池の安定性を6倍に向上、初期効率を長期間維持
(2016年10月6日付 日経テクノロジー online)
■積層したペロブスカイト/CIGS太陽電池モジュールで効率17.8%を達成 - imec
(2016年10月5日付 マイナビニュース)
【2016.10.6 論文のご紹介】
SPECIAL TOPIC: PEROVSKITE SOLAR CELLS
APL Materials > Volume 2 Number 8
上記HPには「Volume 2, Issue 8, August 2014」ありますが、2016 の間違いですね。
【2016.10.5 講演会のお知らせ】
対象はペロブスカイト、有期薄膜、量子ドット他いろいろ。振るってご参加下さい。
■光化学応用講座 −有機無機ハイブリッド太陽電池の基礎技術−
主催:光化学協会 共催:有機系太陽電池技術研究組合
日時:2016年11月9日(水) 10:00〜17:00
場所:東京大学先端科学技術研究センター 環境・エネルギー研究棟 ENEOSホール
(目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場第二キャンパス)
プログラム:
10:00-10:50 有機無機ハイブリッド太陽電池の新展開(東京大学 瀬川浩司)
10:50-11:40 ペロブスカイト太陽電池−構造と発電機構−(桐蔭横浜大学 宮坂力)
11:40-12:05 ラマン分光と蛍光寿命測定の複合装置による
太陽電池材料の測定例の紹介(東京インスツルメンツ 森平康志)
12:05-12:30 新規太陽電池の評価装置と測定方法(分光計器 井出忠)
13:30-14:20 有機無機ハイブリッド太陽電池材料の計算科学(東京大学 城野亮太)
14:20-15:10 ペロブスカイト太陽電池の界面構造とPbフリー化(九州工業大学 早瀬修二)
15:20-16:10 有機薄膜太陽電池−発電機構−(京都大学 大北英生)
16:10-17:00 コロイド量子ドット太陽電池の基礎(東京大学 久保貴哉)
17:30-19:00 意見交換会
|
【2016.10.5 論文のご紹介】
やや久しぶりの色素増感ネタ。かつ自分が共著者の手前味噌で恐縮ですが、液
晶を電解液の溶媒に用いた太陽電池です。これまで耐久性重視のセルにはイオン
液体を用いるのが定石でしたが、液晶の方が高温時の安定性に優れるという内容。
120℃以上でも発電を続けるのですが、この温度領域で耐えられる適当な封止材
が無かったのでそれ以上は試していません、、、という話が拡大的に解釈されて?
Chem.Mat. 誌の 9 月号表紙に御覧の絵が掲載された模様。
http://pubs.acs.org/toc/cmatex/current
■Liquid-Crystalline Dye-Sensitized Solar Cells: Design of Two-
Dimensional Molecular Assemblies for Efficient Ion Transport and
Thermal Stability(液晶色素増感太陽電池:高イオン輸送及び高
耐久性に向けた二次元分子構築設計) |
|
D. Hogberg, B. Soberats, R. Yatagai, S. Uchida, M. Yoshio, L. Kloo, H. Segawa and T. Kato
Chemistry of Materials DOI: 10.1021/acs.chemmater.6b01590
【2016.10.4 Nobel award winner (Physics)】
昨年に続き某TV局より待機要請が来ました。
化学賞は日本時間の明日、18:45 発表です。
【2016.10.3 記事のご紹介】
■太陽電池:日本企業が世界最高水準、記録的な発電コスト
(2016年10月3日付 EETimes Japan)
>太陽光発電にまた1つ記録が生まれた。発電コストに関する記録だ。
>
> 丸紅と中国Jinko Solarは共同で、新規に建設する太陽光発電所について、1kWh
>当たり2.42セント(約2.42円)という応札価格を提示した。本誌の調査によれば、太
>陽光発電所の発電コストの中で最も低い。(後略)
M様、お知らせありがとうございました。
【2016.10.4 つくばより】
SAYURI-PV 2016という会議でつくばに来ています。名前が作為的だと思ったら案
の定、主催者の嗜好が反映されていた模様。議題は太陽電池モジュールの信頼性
に関する国際会議ですが、ちょうど有機系太陽電池の計測・標準化活動に関連した
研究者が海外から数名来ておりましたので、日本側の主張を説明するべくネゴシエ
ーションに参りました。最近この手の仕事が多くて食傷気味です。
如何にも東大の先生らしい仕事だとからかわれましたが、まさか自分がこんな落とし穴(?)にはまるとは。。。
【2016.10.3 ICN2スペインより】
本提案が妥当かどうかは議論の余地ありますが、面白い記事があったのでご紹
介致します。
■A record photovoltaic effect observed in antiferroelectrics
(反強誘電特性に見る世界記録太陽電池への効果)
http://icn2.cat/en/news/3877-a-record-photovoltaic-effect-observed-in-antiferroelectrics
(2016年10月3日付 ICN2 News)
【2016.9.29 エピローグ・PSCO】
詳細をご報告する暇もなく、あっと言う間の3日間でした。高効率化に向けた技術
的な収穫は、正直あまり無かった印象。基本、AにBを混ぜて効率が上がりました
(あるいは下がりました)式の頭を使わない作業報告(失礼!)が主流を占めており
ました。強いてハイライトを取り上げるとすれば、A. Hagfeldt 先生から例の Science
で紹介された Rb 添加効果について。同じ号に何と2件!掲載です(凄いね)。
■Improving efficiency and stability of perovskite solar cells with photocurable fluoropolymers
DOI: 10.1126/science.aah4046
■Incorporation of rubidium cations into perovskite solar cells improves photovoltaic performance
DOI: 10.1126/science.aah5557
1つ流れが変わったことを感じたのは、「Ion migration」という言葉がすっかり影を
潜めたこと。唯一、理論化学・シミュレーションのグループや計測系の人々が相変
わらずヒステリシスと結びつけて議論をしていました。
今更ですが TiO2/Perovskite 界面に PCBM を挟めばヒステリシスが解消される
のはこの分野の実験系研究者なら誰しもが経験しているはずです。即ち、問題は
界面の接合状態に大きく依存しており、材料である Perovskite 自身はヒステリシス
にほとんど何も寄与していないのは明らかです。しかしながら一部の方々はヒステ
リシスの存在を何としても Perovskite 特有のファンタジーに仕立て上げたい誘惑か
ら逃れられないのでしょう。
いずれにせよ「Ion migration」自身が建設的な何か新しい知見を提供するなり、あ
るいは高効率化の設計指針に繋がらない限り、このネタがこれ以上発展することは
無いと思われます。
Juan が「10μF 以上のキャパシタは electronic capacitance でないと説明出来ない」言ってましたが、
そもそも全てのキャパシタは electronic だと思うのですが???
【2016.9.26 PSCO】
第2回ペロブスカイト太陽電池国際会議 (PSCO-2016) でイタリアのジェノバに来て
います。積もる話はいろいろあるのですが、取りあえず私の新しい立ち位置として例
の Facebook が人気です。意味不明な説明でごめんなさい。
早稲田の学生さん、見てますか〜?(苦笑)
【2016.9.23 学会のお知らせ】
■第35回 固体・表面光化学討論会
http://www3.muroran-it.ac.jp/sspc35/
会期:平成28年11月21日(月)・22日(火)
会場:室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究センター
主題:無機及び有機の固体あるいは表面・界面の関与する光物理化学過程とその応用
発表申込締切:平成28年9月16日23日(金)
〆切は今日です! ポスター若干名あるそうです。振るってご参加下さい。
【2016.9.21 講演会のお知らせ】
■太陽電池モジュール信頼性国際ワークショップ(SAYURI-PV2016)
https://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/index.html
会期:2016年10月4日(火)10:00-17:45 (意見交換会18:00〜)
5日(水) 9:30-17:00
会場:産業技術総合研究所 つくば中央 共用講堂 大会議室
使用言語:英語
参加費:無料
基本、シリコン系の耐久試験評価です。
【2016.9.17 GAME OVER / Pokemon GO】
7/22 のゲーム配信から約 2 ヶ月。日本国内で得られるポケモン 142 匹を全て捕
獲致しました。東大教授では初でしょうか? トレーナーレベルは 29、とりあえず職場
付近のジムでは敵無しです。次回、私を見かけたら「ポケモンマスターの内田先生で
すね?」声を掛けてみて下さい。(苦笑)
一番最後にゲットしたのはエビワラーで 10km 卵から。その前はカビゴンで、夕方
5 時過ぎに自転車で代々木公園まで出掛けて捕まえました。
【失ったもの Lost】
・時間 Time, over 50 hours (557km by walk & bicycle)
・課金 Charge, over 3 man yen
・iPhone screen (1.1 man yen by AppleCare Protection Plan)
・仕事上の信用 Trustworthiness for my job
【得られたもの Gain】
・ポケモンマスター The title of "Pokemon Master"
・2 months happiness
少し前だったらニュースになったのに。
【2016.9.16 光化学討論会にて】
御大とツーショットです。
【2016.9.15 英弘精機さんです】
本 web では 10 年振りに登場?の蓑田さんです。元柳田研の森正悟先生が開発
された SLIM-PCV(Stepped Light-induced Transient Measurements of Photocurrent
and Voltage)法 による電子寿命拡散測定装置 PSL-100 がペロブスカイト太陽電池
にも適用できるかを検証致しました。まずまずの出来。来月中に再度挑戦して、結果
を論文にまとめられたらと思います。
【2016.9.14 記事のお知らせ】
■リコー、完全固体型色素増感太陽電池を2017年4月に実用化へ
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/091404063/?rt=nocnt
(2016年9月14日付 日経テクノロジーオンライン)
実物は昨日から一般公開されている「MEMSセンシング&ネットワークシステム展@パシフィコ横浜」にてご確認下さい。
【2016.9.13 日立ハイテクノロジーズです】
東京から特急で約 2 時間、茨城県ひたちなか市(勝田)に来ています。日立ハイテ
クノロジーズさんの全面的な協力を得て、ペロブスカイト太陽電池の特殊な破断面
観察を行いました。
過密なスケジュールの合間を縫って御対応頂き、大変ありがとうございました。
【2016.9.13 記事のお知らせ】
■東京大学先端科学技術研究センター瀬川研究室、ペロブスカイト太陽電池の研究にシルバコのTCADを採用
http://home.kingsoft.jp/news/pr/jcnnewswire/32112.html
(2016年9月13日付 SILVACO プレスリリース)
これだけだと何をシミュレートしたのか分からないですよね...(済みません)
【2016.9.12 来客にて】
ミュンヘン工科大学(TMU)の学生さんが見学にいらっしゃいました。
【2016.9.2 ペロブスカイト特許調査】
数の面からは富士フイルムと積水化学工業の2強のようです。
【2016.8.29 AIST Tsukuba】
有機系太陽電池組合の活動の一環で姫路に来ています。テーマは防災と非常用
電源。
【2016.8.29 AIST Tsukuba】
NEDO プロジェクトの一環ですが、産総研太陽光発電研究センターの御厚意でペ
ロブスカイト太陽電池を対象とした評価・計測の講習会と見学会を行いました。
菱川先生、御対応ありがとうございました。
【2016.8.25 IEC/TC82(WG2) Mtg】
深夜0時開始、ヨーロッパが夕方でアメリカが朝。幹事役の日本(と台湾)が泣きを
見てこのような時間設定となりました。第二回目の RATO 主催、有機系太陽電池の
計測標準化に関わる Web ミーティングです。相手は国際電気標準会議 IEC のメン
バーです。そう、くどいようですが日本発の国際標準を目指すべく、世界中のエキス
パートを相手に我々3名で挑みました。
結果は上々。着実に、まずは現状を把握する Technical Report の提案から進め
ることととなりました。この調子で段取りよく、思惑通り行きますと、有機系太陽電池
の特性評価に関して少なくとも (1) 低照度での評価 (2) MPPT 測定が盛り込まれる
予定です。具体的な測定条件の詳細まで踏み込むつもりはありませんが、それでも
Optional な評価手段の1つとして、一定の根拠を示すことが可能になります(恐らく)。
ご意見や要望ある方は、公式・非公式問わずメールなり電話なり忌憚なくお寄せ
頂ければ幸いです。
ひたすら眠い。この後 NSX の展示会場へ(これも太陽電池の打ち合わせです)。
【2016.8.22 記事のお知らせ】
SONY が上海中国ケイ酸塩研究所と共同開発した色素増感太陽電池の成果を、
新たに精密自動機械の会社が1億元(=約12億円)出資して工業化を目指すとの
こと。目下のモジュール効率は 9.7%。
■技術成果の移転を達成するためのセラミックスの上海研究所の色素増感型太陽電池
http://www.std.cas.cn/ywzgzdt/201608/t20160822_4571921.html
(2016年8月22日付 中国科学院)
微妙。結局 SONY は DSC 製造設備とノウハウを全て中国に献上して、開発から撤退してしまいました。
【2016.8.25 OPV by システムハウス・サンライズ】
計測器用Excelアドインソフトのご紹介です。
■太陽電池(perovskite solar cells,DSC))IV測定のヒステリシス自動回避デモ2
(2016年8月25日付 株式会社システムハウス・サンライズ)
【2016.8.26 OPV by イデアルスター】
■ 株式会社イデアルスターとの技術提携等に関する基本合意書締結のお知らせ
(2016年8月26日付 日本経済新聞 web刊)
【2016.8.25 NSX by HONDA】
既にいくつかニュースが流れていますが、ホンダの NSX 国内発のお披露目会です。
お値段、2370 万円で日本への導入は 100 台限定。
【2016.8.22 Pokemon GO】
LEVEL 23 以降から課金あり。「これから始めようか?」考えている人には、関わら
ないことをお勧めします。ハマると抜け出せなくなりますから。(苦笑)
【2016.8.14 おそ松くん DSC モジュール】
日本最大、いや、世界最大のオタクの祭典コミックマーケット(通称コミケ)にて「お
そ松くん」仕様の DSC モジュールが展示されておりました。と、まるで人ゴトのように
書きましたが、例によって例のマシンで貼り合わせたものです。
結構なお金と、何よりもスペシャルな労力と情熱を注ぎ込んで作製致しました(汗)。
こんなデザインでも(失礼!)1 sun あれば数百mAは出力致します。
評判は如何に? *非売品です
【2016.8.15 フジクラ DSC モジュール発売】
やや久しぶりの色素増感ネタ。アナウンスがあったのかどうか分かりませんが、現
在秋葉原にてフジクラ製 DSC モジュールが購入可能です! 大きさ違いで3種類、
通販で入手も可能です。
-------
>2016/07/24 18:00、若狭信次先生 のメール:
>
>内田先生
>
(前略)
>それよりも、ご存知だと思いますが、電子部品の通販 『千石電商』
>http://www.sengoku.co.jp/
>で、色素増感太陽電池の販売が始まっているのですね。
>遂に、日本製が一般人向けに普通に販売されたことに
>感動しました。
(中略)
>涙涙の日曜日でした。
お知らせありがとうございました。
【2016.8.10 大阪方面出張】
ペロブスカイト太陽電池の NEDO プロジェクトに関連して、京都大阪方面の2社
Panasonic(株)と積水化学工業(株)を訪問させて頂きました。お盆休み前にも関わ
らず丁寧な御対応頂き、ありがとうございました。
やっぱ、日本の会社って凄い!
【2016.8.5 記事のご紹介】
■日本発の格安太陽電池「ペロブスカイト」に期待高まる
(2016年8月5日付 FUTURUS(フトゥールス))
【2016.8.5 Efficiency/Perovskite record】
小面積セルでは前回 KRICT の 20.1% 以後 EPFL が 21.0% を報告、更に
KRICT/UNISTが 22.1% を報告して記録更新。同じく 1cm2 セルでは KRICT/
UNIST が 19.7% を報告。
以上、N崎先生でした。
【2016.8.4 新刊本のご案内】
先週出たばかりのペロブスカイト太陽電池の解説本です。Amazon でも取り寄せ可能。
■Organic-Inorganic Halide Perovskite Photovoltaics
From Fundamentals to Device Architectures
http://www.springer.com/us/book/9783319351124
・編集 Nam-Gyu Park, Michael Graetzel, Tsutomu Miyasaka
・出版社 Springer International Publishing
・発行日 2016年08月22日
・定価 14,713円(税込)
|
|
【2016.8.4 記事のご紹介】
■次世代太陽電池の材料探索時間を10分の1以下に短縮
データ科学と高速評価法を使って、次世代太陽電池の実用化を加速
(2016年8月4日付 JST プレス一覧 > 共同発表)
【2016.7.29 移動日(LED→IST→KIX→HND)】
機内映画感想メモ、、、手違いにより消去(紛失)してしまいました。トホホ。代わり
と言っては何ですが、ここ最近イチオシの「シン・ゴジラ」ご紹介致します。エヴァンゲ
リオンでお馴染みの庵野秀明監督、主演長谷川博己(イイ!)。
内容は賛否あると思いますが、「凄い映画だ」という点では異論無いと思います。
始めから最後までダレることなく2時間、引き込んでくれます。¥1,800 の価値あり。
・GODZILLA(シン・ゴジラ) 2016 ○ 予告編
出だしは 3.11 の震災を思い出してゲロ吐きそうになりましたよ。ほんとに。
【2016.7.27 IPS-21 Day3】
曇りのち晴れ。今日は太陽電池の発表がありません (→この後 Excursion へ)。
前言撤回! エクスカーションとバンケットは会議の言わばオマケで、本質で無い
のは十分理解していますが、国際会議の成否を印象づける重要なイベントでもあ
ります。主催者側のロシアチームは、体を張って最大のお持てなしと感動を提供し
てくれました。
熱狂と絶叫に包まれた最後のフィナーレは、追って YouTube でご報告したいと
思います。過去、いろんな国で開催した IPS の中で、最も成功した会議となりまし
た。見直したぞ、Россия, хорошая работа!!
過去、最低の会議はダントツで誰もが認めるアメリカの IPS-19 (Pasadena, 2011) です。間違い無い。
【2016.7.26 IPS-21 Day2】
雷→晴れ。朝一の基調講演で Prof. Seok が 22.1% (Certified by Newport) セルの
自己評価値 22.2% を報告、面積は 4mm 角であることが判明。また最近 10mm 角で
η=19.7% が得られたことも報告。講演最後に TiO2 緻密層に代わり ZnSnO4 を提案。
午後はコジョカルさんの発表。我々ここ暫く精力的にヒステリシスの解明について
追求してきたのですが、調べれば調べるほど「イオンマイグレーションは無関係」とい
う結論しか出てきません。百歩譲って「ヒステリシスの主因であるキャパシタンスへ
影響を及ぼすかもしれない」程度は言えるかもしれませんが、寄与は限りなく小さい
と思っています。
昨日宮坂先生の発表で紹介ありましたが、フレキシブルなペロブスカイトセルで曲
げ試験を行うと、始めはヒステリシスが無かったのに試験を繰り返すとヒステリシス
が顕著になります。即ち、ヒステリシスが材料に依存しない性質であることを明らか
に示しています。
【2016.7.25 IPS-21 Day1】
晴れ。お陰様で自分の発表は無事終了致しました。〜17:00 最後の発表だったこ
ともあって、セッション終了後に Hagfeldt, Nazeeruddin, Nam-Gyu, Seok, Meng らの
蒼々たるメンバーに囲まれて質問攻めに。ペロブスカイトの低照度特性、良い意味
で大きな反響を頂きました。
【2016.7.24 Prologue IPS-21】
快晴。初ロシア、無事到着。入管で手こずるかと思ったら、おばちゃんだったけど、
あっさり笑顔で通されました。スパシーバ!
現地の Radiation はこのレベル(許容範囲)、ホ。
【2016.7.23 Prologue IPS-21】
あああ(面倒くさい)、あああ(行きたくない)、以下繰り返し。会議は魅力的ですが、
正直仕事で訪問するのは避けたかったのが本音です>ロシア。時間が十分あって、
リスクが取れる「観光」だったら別に良いんですけどね。いっそのこと「ビザが間に合
わなければいいのに」思っていたのですが、結局行くことになってしまいました。ヤな
予感しかしない>ロシア。珍しくビザ無しで外国訪問できるコジョカル氏が、やたら嬉
しそうです。「ほれ見ろ(思い知ったか)」みたいな。(苦笑)
何でも暫く前の経済制裁のあおりで、現地では VISA, MasterCard 等のクレジット
カードが使えないとか。しかも空前のルーブル安で、一度現金に交換してしまったら
紙くず同然。もう!
あまり話題になりませんでしたが(知る人ぞ知る)、サンクトペテルブルクは4年前
に発電所が爆発事故を起こして、放射性物質がまき散らされたと噂されています。
ネットで見かけた数値は 3μSv/h、自然放射線バックグラウンドの600倍です。いつ
ものシンチレーションカウンター持参で真偽を確かめてこようと思います。
ロシアはネタに困らないので、サイトをいくつかピックアップしてご紹介致します。
■おそロシ庵 - ペテルブルクにたこ焼き屋がオープン!たこ焼きが好きすぎてたこ焼き屋を作ったロシア人
■オラこんな国いやだ〜ババアの横暴編〜
■ロシアは今日も荒れ模様
■白いザクロを探しています - ロシア(夫婦旅行)
■まるでこの世の終わり! ロシアの発電所が爆発する瞬間が激烈に怖い!! St.Petersburg
ロシア関係無いけど、おしんスッチーBLOG面白い。 :-)
【2016.7.22 Pokemon】
ゼニガメ、げっとぉ〜〜〜!
お昼休みです。 :-)
【2016.7.21 MD-153 dye】
久しぶりに色素増感ネタ。西出研が取り組んできた TEMPO 電解液と新インドリン
色素の組み合わせでη=10.1 です。学会報告は2年くらい前だったと思いますが、
きっちりとまとめて論文に仕上げてくれました。
A Quasi-Solid State DSSC with 10.1% Efficiency through
Molecular Design of the Charge-Separation and -Transport
Scientific Reports 6, Article number: 28022 (2016) doi:10.1038/srep28022
|
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MD-153色素は例の三菱製紙のデータベースでも公開されています。色味は赤紫だとか。
【2016.7.20 理科大にて】
■NEDO「第3回太陽電池性能高度評価技術研究会」
日時:7月20日(水)10:00〜17:00
場所:東京理科大学 葛飾キャンパス 講義棟6F 605教室
上記の講演題目を検索しても何も出てこないところを見ますと、対象は関係者限定
のセミナーですね、恐らく。朝から夕方まで丸一日、太陽電池の計測手法について
の勉強会です。
午前中はペロブスカイト太陽電池について若干の紹介がありましたが、午後は気
象観測と発電量の相関がほとんどでした。それにしても太陽電池モジュールの「風
洞実験」は初耳でした。パネルの面内で温度分布ができるんですね。
シリコンの人達はパネル温度の上昇を Voc から見積もるというのも初めて知りま
した。
【2016.7.19 記事のご紹介】
■業界期待の星! 日本発の「ペロブスカイト太陽電池」が
理論上の最高値31%の変換効率を達成できるかも
(2016年7月19日付 日刊アメーバニュース)
そ、っすか。(苦笑)
【2016.7.15 ペロブスカイトのコスト試算について】
掲示板にも書き込みありましたがそれとは別に個人的に「ペロブスカイトは安くなり
そうでしょうか?」ご質問を頂いたので、以下私なりの意見です。
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材料ベースだけで議論しますと正直見込み薄です。ホー
ルコンダクタが高いですし、そもそも導電性ガラスを使う時点でシリコンに大きく見劣
りします。酸化チタンを用いない逆構造型ですとプロセスに高温を必要としないので
ITOフィルムが使えたりしますが、微妙です。
コスト面で唯一、最大の利点は生産速度が速いことだと思います。ペロブスカイト
の薬液をスピンコートした後は通常、ホットプレートなどを用いて120℃×40min 程度
のアニールが必要なのですが、イギリス・スウォンジーにある Specific 社では大型
セルを赤外線ランプによる加熱で 2.6s とかなりの高速で成膜を実現しています。
話を逆構造型に戻しますと、こちらはメッシュ状の金属細線を透明導電ガラスの代
わりに用いることができますので、太陽電池と並行して電極材料開発も行えばシリコ
ンより安く生産することもできるかもしれません。
【2016.7.8 記事のご紹介】
■トヨタ、PHVにパナソニック製太陽光パネル採用−走行用電力をルーフで発電
(2016年7月6日付 日刊工業新聞電子版)
Panasonic の HIT のバス・バーは今まで2本だったと思うのですが、、、?
【2016.7.7 シルバコジャパン訪問】
実は!瀬川研には物理系デバイス・シミュレーション・フレームワーク「Atlas」という
ものがございます。正規のお値段は1千万円級のソフトです。
今回はそのスジのエキスパート2名がペロブスカイト太陽電池の動作検証を目的と
した導入トレーニングを受けるため、シルバコジャパンを訪問致しました。オフィスは、
噂によると日本で2番目に高い超高層ビルの「横浜ランドマークタワー」36Fにありま
す。
オマケ
【2016.7.6 未来がやってきた】
あの安倍首相も試乗されたトヨタの水素燃料電池車「MIRAI」が東大にやってきま
した。これ、授業の一環でして「グレーター東大塾」なる社会人向けの教育プログラ
ムなのですが、今年は瀬川先生を塾長として水素をテーマに講義を行ったため、最
終日にトヨタ自動車の御厚意で試乗会を開催させて頂きました。
70MPa(700気圧)で水素を蓄えるボンベが2つコンパクトに配置されており、走行
後にSWをオンすると、酸素と水素から合成された水を後ろのトランクの下辺りから
排出される様子が印象的でした。
生き物がお漏らしするようにジャーッと。 :-)
【2016.7.1 移動日(LHR→FRA→NRT)】
機内映画感想メモ、評価順に以下の通り。
・How to be single(ひとりな理由はきかないで) 2016 ○ 予告編
・Pele - Birth of a Legend(ペレ 伝説の誕生) 2016 ○ 予告編
・Tschiller: Off Duty 2016 ○ 予告編
・The 5th Wave(フィフス・ウェイブ) 2016 ×
・Hail, Caesar!(ヘイル、シーザー!) 2016 ×
・Zoolander 2(ズーランダー2) 2016 ×
・Allegiant(アリージェント) 2016 ×
・Tatort: Fegefeuer 2016 ×
・Hateful Eight(ヘイトフル・エイト)2015 ×
・The Benefactor(A.K.A Franny) 2015 ×
・Dressmaker, The 2015 ×
・Lady in the Van 2015 ×
今回はハズレ多すぎ
【2016.6.30 HOPV16 Day2】
オマケ1 オマケ2
【2016.6.30 HOPV16 Day2】
あれ?
【2016.6.29 HOPV16 Day1】
■International Conference on Hybrid and Organic Photovoltaics (HOPV16)
お?
【2016.6.28 更に移動日】
「バスで4時間」取り消し。公共機関で移動できる最も安い手段はやはりバスで、
5時間48分でした。しかもこれに合わせて予定を組んだら午前の便がキャンセルさ
れてしまい、結局移動で1日が潰れてしまいました。とほほ。
【2016.6.27 移動日】
NRT→FRA(機中泊)→LHR。London で1泊後、Swansea へ。最寄りの空港が実質
ヒースローだけなので、アクセスが(バスで4時間!)結構辛いです。
【2016.6.24 論文のご紹介】
ペロブスカイトネタ。今ひとつ釈然としない残留塩素イオン Cl- の存在位置につい
て、新たにグロー放電発光分析装置 (GD-OES) を用いて分析を試みました。結論
から言いますと鉛の分布にほぼ比例しており、見方によってはむしろペロブスカイト
層上端(Spiro 側)に濃縮されている様子が分かります。*曲線が元素毎に明瞭に
分かれないのは試験片がナノレベルで見た場合に凹凸や傾きがあるためで、御容
赦願います。
ちなみに X 線では Pb と Cl のピークが完全に分離できないため参考情報にしか
なりませんが、同時に行った EDX の面分析においても上記の GD-OES 分析を支
持する結果となりました。これまで他の論文で議論されてきた TiO2 界面に濃縮さ
れている説は、我々の観察では確認できませんでした。
■Direct Confirmation of Distribution for Cl- in
CH3NH3PbI3-XClX Layer of Perovskite Solar Cells
L. Cojocaru, S. Uchida, D. Matsubara, H. Matsumoto, K. Ito,
Y. Otsu, P. Chapon, J. Nakazaki, T. Kubo and H. Segawa
Chem. Lett., 2016 Advance Publication [CL-160436] |
|
日立ハイテクと堀場製作所さんの全面的な協力により実現致しました。この場を借りて御礼申し上げます。
【2016.6.23 Dyenamo】
名前が示す通り本来は色素増感を指向していた会社ですが、新たに(?)ペロブ
スカイト太陽電池用ホールコンダクタ DN-X03 の販売を始めた模様。
■Hole transport materials / Dyenamo
demonstrated efficiency は 19.8% です。
【2016.6.21 RATO/IEC Web meeting】
時差の関係で深夜 2 時半スタート。DSC, OPV, Perovskite 含めた有機系太陽電
池の計測・評価に関する標準化を目指して、我々日本が主催して国際電気標準会
議(IEC)TC82 WG2 の代表メンバーを相手に Web 会議を行いました。参加者はド
イツ・イタリア・スペイン・台湾・他、計7ヶ国。
PR ポイントは大きく分けて2つ。(1) ペロブスカイト太陽電池のようにヒステリシス
が大きく・かつ電圧の走引条件によって I-V 曲線が変化してしまうようなセルの性
能評価に MPPT 法を使ってはどうかという話で、この考えを更に押し進めて“前処
理”が必要な OPV などにも配慮して Pmax を積算して正味の発電量 Energy rating
を評価してはどうか?という提案と (2) AM1.5G の標準試験条件とは異なる“低照
度”あるいは“白色 LED 光源”の利用に関してユーザー指定光源を使ってはどうか
という内容を提案致しました。
いずれにせよ現段階ではまだ技術報告書を取りまとめるだけなので、海外のコン
センサスを得ながら、同時に国内の意見調整もこれから行います。行く行くは TR
(Technical report)→NP (New work item proposal)→TS (Technical specificatio)→IS
(International Standard) という段階を経て最終的に国際標準を策定する予定。
お疲れ様でした> all
【2016.6.21 論文のご紹介】
ペロブスカイトネタ。巷では誘電特性発現の原因としてイオンのマイグレーション
説がよく取り沙汰されますが、実は測り方を間違えると何にでも現れる現象なので
気をつけましょうという話。実際にバナナの誘電特性をペロブスカイト太陽電池と対
比して調べた論文が公開されています。
このシリーズ2008年からありまして、著者が毎回違うのですが(悪のりしてる?)
ここ(doi:10.1088/0953-8984/20/02/021001)とかここ(doi:10.1088/0953-8984/20/19/191001)でも
報告されています。
というネタを拾ってきたのはN崎先生。w
【2016.6.16 AIST(つくば)】
初日は参加できませんでしたが、2日目に顔を出しました。恒例の産総研成果発
表会です。
■AIST 太陽光発電研究 成果報告会 2016
日時:平成28年6月15日(水)10時00分〜17時50分
同6月16日(木) 10時00分〜16時00分
会場:「つくば国際会議場」 大ホール
住所:茨城県つくば市竹園2-20-3
今年の実参加者は 428 名でした。 オマケ
【2016.6.15 JST-CNRS】
日仏共同の、、、が、JST本館でありました(今日は発表者としての参加です)。
この後、夕方はフランス大使館(公邸)でレセプションがあります。
■日仏国際共同テクノロジー・ショーケース
【2016.6.13 講演会のお知らせ】
■再生可能エネルギー世界フェア2016 基調講演 6月29日(水)
参加無料・事前登録制。定員は申し込み順なのでお早めに!
【2016.6.10 記事のご紹介】
■スイスEPFL、SDカード大のペロブスカイト太陽電池で効率20%超に
(2016年6月10日付 日経テクノロジー online)
【2016.6.10 移動日】
ゲッティンゲンと言えば本多光太郎! KS鋼の発明者で私の母校でもある旧東北
帝国大学の総長を務められた先生です。実は昨日豊田先生に教わるまで知らなか
ったのですが、本多先生はゲッティンゲン大学に留学経験があり、少なからぬ思い
入れがあった様子。
キャンパスの雰囲気が仙台の片平と似ているのも、そういう理由だったのですね。
至る所に緑が多くて、すこし肌寒くて、これといった見所も派手な遊び場も無い、こ
ぢんまりとした学問の街。有名な数学者のガウスや物理学者のウェーバー、化学
者のオットー・ハーンなど蒼々たる研究者を輩出しています。
私が磁石のように引きつけられてなんとなくここへ来たのも、ある種の運命と言い
ますか、必然だったと納得。ちなみに本多先生の座右の銘は「今が大切」です。
厳密には「NMP-1 Day3」なのですが、お昼を取ったらこのまま帰ります。
【2016.6.8 NMP-1 Day1】
午前、大谷先生の Invited Lecture。相変わらず格好良い。問題は午後のセッショ
ンで、くどいようですが太陽電池の時間はあるのですが実際にデバイスを作製して
評価するまでの発表は豊田先生と私の2件だけ。場違い感は半端なかったのです
が、そう、一晩悩んだのですが(嘘です)よくよく考えたらほとんど大部分のペロブス
カイト太陽電池には酸化チタンが使われているんですよね。というわけで、より光触
媒向けに話を絞って 25 分を乗り切りました。結果は上々でした、ホントに。
バンケットで主催者から本会議に至るまでの「光化学とエネルギー変換」研究につ
いての紆余曲折と強い思いを説明頂きました。日本の寄与についても十分 respect
されていると感じました。でも、次の世代が見えないのが惜しい...
Now I feel very relaxed and free! (→そのまま爆睡)
【2016.6.8 NMP-1 Day1】
■The First International Conference on New Photocatalytic Materials for
Environment, Energy and Sustainability (NPM-1)
ドイツ、フランクフルトから北へ電車で2時間の町、ゲッティンゲン(Gottingen)へ来
ています。会議名は直訳すると「環境とエネルギーと持続性に向けた新光触媒材料
の第一回国際会議」、さっぱり分からん! でも一応太陽電池のセッションはありま
す。正直、今年何件かある海外発表の中で唯一参加をためらったのがこれなんです
が、瀬川先生のお言葉に甘えて、いや、よく思い返したら承諾を得ないまま来てしま
いました(まずいぞ)。後で旅費が出なかったらどうしよう。。。(汗)
迷ったのには訳がありまして、本会議は主催者の Redox technology 社(USA)が
「TiO2-X」という名前で延々と築いてきた歴史と権威のある国際会議でした。私がこ
の分野の研究者を志すに当たって「Invited speaker」を得るのは一つの目標であり、
かつ先人の諸先輩方がその地位を(日本の研究者の存在を知らしめるべく)引き継
いできた大事な会議でありました。しかしながら光触媒が求心力を失い、色素増感
に代わってペロブスカイト太陽電池が台頭するに至って本会議も名前を変えざるを
得ず、題記のような焦点のぼけた会議となった次第。かく言う私も、、、来年は恐らく
パスですね。
藤嶋先生のお友達だと称する海外研究者に何人か話掛けられたのですが、微妙な受け答えしかできませ
んでした。モウシワケナイ。
【2016.6.7 移動日(NRT→IST→FRA)】
前回の台湾訪問時+今回の機内映画感想メモです。評価順に以下の通り。
・Eddie The Eagle(エディー・ザ・イーグル) 2016 ◎ 予告編 高梨沙羅は Over 100m Jumper
"Most people don't learn until it's too late"
"The important thing in life is not the triumph but the struggle"
・Gods of Egypt(ゴッズ・オブ・エジプト) 2016 ○ 微妙 予告編
・RACE(栄光のランナー/1936ベルリン) 2016 ○ 予想通り 予告編
・Hello, My name is Doris(ハロー、マイ・ネーム・イズ・ドリス) 2015 △
・Batman v Superman(バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生) 2016 × 死んじゃった...
・Triple9(トリプル9 裏切りのコード) 2016 ×
・The Runner(コンテンダー) 2016 ×
・Room(ルーム) 2015 ×
・The Finest Hours(ザ・ブリザード) 2016 ○○ 予告編
・Kung Fu Panda 3(カンフー・パンダ3) 2016 ○○ 予告編
・Youth - La giovinezza(グランドフィナーレ) 2015 ○○R 予告編
今週いっぱいドイツです。モウシワケナイ。
【2016.6.3 日本精工 NSK】
やや久しぶりの色素増感ネタ。イベント名は忘れましたが、最近の展示会で公開
されたデモセルです。非ヨウ素系の透明電解液を用いています。セル構造を工夫し
て多色化を試みました。
|
Catalog 5.6MB |
いいね。
【2016.5.31 記事のご紹介】
■進化を遂げた新型プリウスPHV (NEW PRIUS PHV)
(2016年5月30日付 TOYOTA MOTOR CORPORATION)
■世界初、新型プリウスPHVは太陽光パネルを搭載
(2016年5月31日付 スマートジャパン)
【2016.5.30 記事のご紹介】
■imecなど、変換効率12%の半透明ペロブスカイト太陽電池モジュールを開発
(2016年5月30日付 マイナビニュース)
■原子とロールで作る「ペロブスカイト太陽電池」
(2016年5月26日付 スマートジャパン)
【2016.5.25 Good by Camile】
ボルドー大学博士課程1年のカミールさん。3ヶ月の滞在でしたが、一旦国へ戻
って来年再び日本へやってきます。
ひとまずお疲れ様でした。
【2016.5.19 2016 RSC Centenary award】
グレッツェル先生、RSC 100 周年記念賞の受賞です。原著論文は既に引用回数
180,000 を越えている模様。
■Michael Graetzel wins the 2016 RSC Centenary award
(2016年5月19日付 EPFL NEWS)
「彼はまた、メゾスコピック、リチウムイオン電池に電力を貯蔵に関する研究を開始しました。」って何ぞや?
【2016.5.23 続・第6回 IoT/M2M展】
善意の方から写真を頂きましたので公開致します。
S様、感謝です。
【2016.5.20 2016 IEC (Taiwan) Day5 曇】
私の隣のやたらデカいのがステファン・ウィンターさんです。
【2016.5.19 2016 IEC (Taiwan) Day4 曇】
今日は太陽電池パネルの Delimitation and Corrosion 試験について。日本 JET
からは Bypass diode に関する発表がありました。韓国からは砂漠で運用する場合
の規格提案と、海上発電について提案がありました。前者は「今更」感があります
が、後者のリアリティーはどんなもんなんでしょう? >そのスジの方。
今週はずっと雨もしくは曇りです。
【2016.5.18 記事のご紹介】
■Solliance realizes a first up-scaled Perovskite based PV module with 10% efficiency.
http://www.solliance.eu/news/
(2016年5月9日付 SOLLIANCE neWS)
野澤さんの記事です。
【2016.5.18 2016 IEC (Taiwan) Day3 曇】
午後は隣の新竹市にある工業技術研究院(ITRI)の見学、そのままバンケットへ。
今日は太陽電池パネルの Weathering 試験について。
【2016.5.17 2016 IEC (Taiwan) Day2 雨】
>Dear all: (補足です)
>
> 昨夜は勝利の美酒、、、ではなく、お互いに疲労の極みでそのまま部屋に戻って寝てしまいました。
>ご報告が遅くなり申し訳ございません。
>
> 松山様からメールありました通り、結果は予想以上の展開となりました。まだ予断は許しませんが、
>まずは Technical report (TR) を提案し、次いで秋のコロラドの会議で New Work Item Proposal (NP)
>として議題に取り上げられる予定です。経産省(→産総研?)が待ち望む「日本発の提案」が実現し
>ます。
>
> 初日から精力的に動き、議長や書記などの主要メンバーには事前にプリントを配る等して理解を求
>めました。交わした名刺は現時点で 15 名、松山さんはもっとかもしれません。当初予定していた発
>表日も金曜、最終日のまとめの空き時間ではなくいきなり月曜日に繰り上げられ、更に当日になって
>再び午後から午前に繰り上げられて面食らいました。
>
> 発表は RATO で打ち合わせた通り、10 分の持ち時間で松山さんが説明し、間に 2 分程度私の方か
>ら技術説明を致しました。「I have a reason why I am here today (Uchida)」「The peaceful age was
>over (Uchida)」という出だして、新しい規格が必要であることを印象づけました。印象が強すぎて
>「今まである規格を変えるつもりか?」といったクレームのような質問をいくつか頂きましたが、個
>別に丁寧に説明致しました。
>
> 個人的に面白かったのは我々の発表が終わった最後、議長からの提案で本案件を国際規格に向けて
>取り組むコアメンバーを会場の参加者から募ったのですが、Stefan Winter@PTB と Secretary の
>George Kelly (BP Solar, USA) が挙手したところで(中略)
>そう、ドイツからはあのステファン・ウィンターさん
>が来ておりました! 縁と言いますか、今にして思えば ICES は本当に貴重な親交の場だったと思いま
>す。
>
> ちなみに台湾サイドは地の利を生かして会期中に例の SEMI 規格を有機系太陽電池の国際規格へ格
>上げすることを表明しており、今回我々が手を挙げなければ、かなり分の悪い立場になったことは想
>像に難くありません。
>
> 以上、長々と済みませんが、私なりの経過報告をさせて頂きました。
>
>*先週から体調が悪いです。食欲と体重が減らないのが救いですが… (苦笑)
今日は太陽電池パネルの PID と Soiling 試験方法を審議中。本当に土を被せるんですね。
【2016.5.16 講演会のお知らせ】
■光機能材料研究会第60回講演会
「ペロブスカイト太陽電池の研究開発・実用化最新動向」
日 時:2016年7月19日(火)13:00〜17:25
場 所:東京理科大学森戸会館
地図 http://www.tus.ac.jp/facility/morito/
参加費:非会員8,000円(当日現金払い)、
光機能材料研究会会員(3名まで)無料、
学生無料(予稿集別途)
懇親会:3,000円(当日現金払い)
予稿集:会報49号を使用。受付にて配布いたします。
申込先:光機能材料研究会事務局
〒278-8510千葉県野田市山崎2641
東京理科大学光触媒国際研究センター内 FAX:04-7122-1742
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【2016.5.16 2016 IEC (Taiwan) Day1 雨】
■International Electrotechnical Commission (IEC), 2016 IEC TC 82 WG 2 Meeting
IEC 国際電気標準会議(台湾)始まりました。と言うより、昨日から既に闘いが始
まっております。当初予定していた金曜日午後、まとめの空き時間ではなく、いきな
り今日の午後から議題提案することに。本会議に初めて臨む我々、有機系太陽
電池組(OPV, DSC, Perovskite)のミッションの8割が今日で終了致します。
・Chairman : Dr. John Wohlgemuth (NREL, USA),
Secretary : George Kelly (Sunset Technology, USA)
・日本からの参加は近藤先生@AIST, 菱川先生@AIST, 斉藤さん@PVTEC, DuPondt
他、全参加者は 80 名程度。
・次回 Fall 2016 WG2 Meeting は 10/17〜21、コロラドの YMCA of Rockies, USA
で開催(Dr. John の引退記念)。
・次々回 Spring 2017 WG2 Meeting は 5/14〜19、京都もしくは奈良で開催(近藤先
生よりアナウンス)。
・両面受光型PVの評価方法で現在紛糾中。
名前と顔を一致させるのが一苦労。
【2016.5.15 記事のご紹介】
■次世代太陽電池 発電量・コスト巡り競争激化
(2016年5月15日付 朝日新聞) |
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宮坂先生ありがとうございました。
【2016.5.13 with Bourdoax】
出掛ける前に1件。共同研究先のフランス・ボルドー大学チームとペロブスカイト太
陽電池の Skype ミーティングです。時差があるのでこちらは夕食前、向こうは朝食後。
低分子のホールコンダクタ Spiro-OMeTAD と特性のほとんど変わらない新規ポリ
マー系ホールコンダクタの開発に成功したため、調子が良いです(運もありますな)。
いつもの彼女と違うのは気のせいです。:-) 早う、帰ってきてちょ>Ludmila
【2016.5.13 TC82】
■http://iectc82wg2.itri.org.tw/
連休明けて、平和な 5 月になるはずでした。がしかし! 急遽明後日から海外出張
へ出掛けることになりました。お題目は「ティー・シー・ハチジュウニ」、IEC 国際電気
標準会議における太陽電池の規格作りです。*TC: Technical Comittee の略称
2 年前、東京で開催された時は TC113 で有機系太陽電池に関する決まりをいくつ
か盛り込んだわけですが、ナノデバイス全般に渡る信頼性評価を取り決める委員会
でした。そして今回は太陽電池そのものずばりの、性能評価や安全性を決める本命
の委員会であります。登録メンバーは国別に DE 27, US 25, JP 25, KR 24, CN 22,
ES 16, GR 7, KE 7, CA 6, IT 6, AT 5, NL 3, FR 2, AU 2 他といった状況ですが、基本
的に(ほぼ100%)シリコン太陽電池をベースとしたコミュニティーで、今回私と RATO
からもう一人(松山さん@元シャープ)が新たに有機系太陽電池を代表して乗り込み
ます。
会期は月曜日から金曜日まで。この間何をするかと言いますと、要は (1) 仲良しに
なってくれる相手最低 5 ヶ国を探して (2) スケジュールの合間を縫って意見調整し、
(3) 日本発の有機系太陽電池規格を提案する、という流れになります。
*厳密には「これから提案する」というアナウンスを行います
科学を議論する通常の学会とは趣が異なり、また飛び交う用語も法律的な IEC 独
特の言い回しが要求されますので(2 万語も定義されていて、専門の辞書があるくら
いです)、これらを十分熟知している必要があります。かつ、我々に与えられた時間
は僅か 10 分前後、たった一度のチャンスだけですので、その瞬間までに全てネゴ
シエーションを終わらせなければなりません。ああ、ストレス。
唯一の救いは会場が時差も文化的なギャップも一番少ない台湾であること。
■TC 82 Solar photovoltaic energy systems
■IEC活動推進会議 (IEC-APC)
[2014.11.10 TC113 at Tokyo]
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上の写真は2年前の東京会議の様子です。
【2016.5.12 RICHO】
IoT/M2M展、久しぶりの色素増感ネタ。噂によるとリコーさんがモジュール展示を
されているらしい。あいにく身動きが取れないので見に行けませんが、たまたま打
ち合わせがありました故、サンプルを見せて頂きました。
固体型なので、FTO基板を切るだけで(セル内に隔壁を作らなくとも)高電圧の直
列モジュールを作ることができるというのは、地味ですが圧倒的なアドバンテージ
ですね。
事業が順調に行けば、来春にはサンプル出荷できる?と期待しております。
YouTube動画はこちら。
【2016.5.11 FIB 修理】
自力で FIB 加工機を修理する、の図。こんなんで何十万円も払ってられないス。
無事に復帰しました。
【2016.5.10 Perovskite】
大事なサンプルが届きました。これを更に加工して、ああしてこうして、予定では... (謎)
【2016.5.1 Good by Eudora!】
連休を利用して、懸案のメーラーを遂に Mail.app へ切り替えました。記録が残っ
ている 2000 年から今日までの間、受け取って保存したメールは全部で 195,074 通。
休日も含めて、一日平均 32.7 通でした。
日頃冗談めかして「職業は E-mail」言ってたのも、あながち嘘じゃないかも。
【2016.4.26 SPD 再び】
RATO 計測・標準化ワークショップにて。写真の黒ハットの講師が SPD 研究所の
Viraj(ビラジ)さんです。ペロブスカイト太陽電池のヒステリシを2つのダイオードとキ
ャパシタで計算的にシミュレートしてくれたご本人です。更に言いますと、例の MPPT
装置を一人で設計・製作し、なおかつ制御ソフトも完成させました(天才だね!)。
話を戻しますと、今日は「MPPT 測定の原理がよく分からない」という意見に応える
ため、1時間のワークショップを開催致しました。等価回路をなんと部品を買いそろえ
て物理的に再現し、これを特性の変化しない・安定したヒステリシスのあるペロブス
カイト太陽電池に見立てて、逆に装置のスキャン速度を変えた時にどのような I-V
曲線を描くのか、実機でデモンストレーションして頂きました。
更にキャパシタに電子が充放電されながら I-V 曲線がどう変化するのか(なぜヒス
テリシスが生じるのか)を整理して、綺麗に見せてくれました。これ、50枚ちょっとのス
ライドあるのですが、ただのワークショップで止めるのはもったいないですね。 [CL-150933]
近日中に等価回路の第二弾、forward scan の方が効率が高い、逆構造型ペロブスカイトのモデルも投稿致します。
【2016.4.28 講演会のお知らせ】
これまで「DSC-OPV」で呼んでいた有機系太陽電池のアジア会議です。
■10th Aseanian Conference on Nano-Hybrid Solar Cell (ACNSC)
日 時:2016年9月20日(火)〜24日(土)
場 所:Beijing, China |
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HP、早う!
【2016.4.26 受賞のご紹介】
久しぶりの色素増感ネタです。
おめでとうございます!
【2016.4.25 JEMA にて】
日本電機工業界(JEMA)にて。有機系太陽電池の性能評価方法に関して、国際
規格を日本から提案することを目指して IEC TC82 (WG2) の国内ミーティングでテー
マ説明を行いました。結果、RATO 中心で話を進めることで大筋の了承を頂きました。
帰国早々、寝てないんですけど...
【2016.4.24 移動日】
機内映画感想メモ。評価順に以下の通り。
・ODYSSEY(オデッセイ) (2015) ◎ 予告編
・PIXELS(ピクセル) (2015) ○○ 予告編
・The Intern(マイ・インターン) (2015) ○○ 予告編
・Dadd's Home(ダディーズ・ホーム) (2015) ○○ 予告編
・Goodby Mr. Loser (2015) ○○
・Black Mass(ブラック・スキャンダル) (2015) ○
・Zinnia Flower(百日草) (2015) ○
・Joy (2016) ○
・ In the Heart of the Sea(白鯨との闘い) (2015) △
・起終点駅 ターミナル (2015) △
・Die dunkle Seite des Mondes (2015) ×
・Something Like It(の・ようなもの のようなもの) (2015) ×
・The Hunger Games: Mockingjay - Part 2(ハンガーゲーム FINAL:レボリューション) (2015) ×
【2016.4.23 Wienna Day1】
飛行機の都合で一泊してから明日帰ります。観光するなら一日じゃ足りないですね。
【2016.4.22 Blatisrava to Wienna】
日本のトンカツ・ソースを輸出したら絶対売れると思う。
【2016.4.20 Solar Cells-2016 Day2】
写真はスロバキアの首都、ブラチスラバを流れるドナウ川にて。
【2016.4.19 Solar Cells-2016 Day1】
宮坂先生 Plenary、私 Keynote で始まりました。
■New trend in solar cells (Bratislava, Slovak Republic)
【2016.4.20 記事のご紹介】
パナソニックが欧州のペロブスカイト太陽電池研究プロジェクトに参加する模様。
Solliance 研究パートナーシップは ECN、imec、TNO、ホルストセンター、TU/e、
ユーリヒ総合研究機構、ハッセルト大学とデルフト工科大学。
■Panasonic joins Solliance as an Industrial Partner
http://www.solliance.eu/news/item/?tx_ttnews
(2016年3月16日付 Solliance News)
【2016.4.18 出国】
ウィーン経由でスロバキアへ。ペロブスカイトを含めた有機系太陽電池の計測標
準化(根回し)と欧州連合FP7との連携を計ります。帰りは来週になります。
今日は奇跡のメール残0(ゼロ)です!
【2016.4.18 記事のご紹介】
あっ! ちょうどアメリカ出張と重なって忘れていたのですが、しかももう、2週間
以上も過ぎてしまいましたが「もしや?」と思って確認したら、やっぱし。今年のネタ
はつまらないぞ!(苦笑)
■味仙中部国際空港店の光触媒脱臭器に十面体酸化チタンが採用
■大谷研究室が開発した逆二重励起光音響分光法が日本工業規格に
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~k15391/
(2016年4月1日付 Ohtani Lab/CRC/Hokudai [TOP-jp])
【2016.4.14 VK-PA-Pico】
先日ご紹介しました株式会社SPD研究所の MPPT 測定装置(高価版)ですが、動
作原理に関する資料を頂きました。「公開してもOK」の御了承を頂きましたので、下
記に示します。ご参考になりましたら幸いです。
*3枚目の資料で、図中 S1-2 (or S2-3) とあるのは Slop の傾きを指します。
■PV Power Analyzer VK-PA-25(普及版)
■PV Power Analyzer VK-PA-Pico, MPPT Demonstration [1] - YouTube
■PV Power Analyzer VK-PA-Pico, MPPT Demonstration [2] - YouTube
■PV Power Analyzer VK-PA-Pico, MPPT Demonstration [Potentiostat Mode] - YouTube
気になるお値段は¥390万円に決まった模様。
【2016.4.11 講演会のお知らせ】
恒例の産総研太陽光発電研究センターの成果報告会です。
私、所用で初日不参加ですが2日目に聴講させて頂きます。
【2016.4.7 内閣府より】
以下、資料2からの抜粋です。シリコン系は全否定、量子ドットとペロブスカイトあげ
の従来プロジェクトとは全く趣を異にする政府案です。
「現在、世界中で導入が進んでいる結晶シリコン太陽電池は、(中略)発電コストが高
く、大規模な普及のためには、発電コストを抜本的に削減するイノベーションが必要
である。このため、現在の太陽電池とは全く異なる新構造・新材料(量子ドット、ペロ
ブスカイト等)を利用した、次世代の太陽電池を開発する。」
■エネルギー・環境イノベーション戦略策定ワーキンググループ(第4回)議事次第
平成28年3月24日(木)15:00〜16:30 中央合同庁舎4号館共用第2特別会議室
【2016.4.6 IPS-21】
先日の「CH3NH3PbI3 を初めて報告したのも、、、」取り消し。よくよく調べたら別に
新しい事実が見えてきました。講演会・論文では
・シーケンシャル・デポジションで鉛ペロブスカイトを最初に作製したのは佐賀大学の江良先生です。
【2016.4.6 IPS-21】
2年に1度の「光化学エネルギー変換国際会議 IPS」、今回はサンクトペテルブルク
(ロシア)で開催、申し込み〆切延長で 4/15 になりました!
Due to the numerous requests Abstract submission was prolonged till April 15, 2016.
■The 21-st International Conference on Photochemical Conversion
and Storage of Solar Energy (IPS-21) http://www.ips21-spb.com/
Time: July 25-29
Venue: Holiday Inn St. Petersburg Moskovskye Vorota
【2016.4.6 HPのご紹介】
太陽電池ネタをいろいろ探していたら偶然見つけました。山形大学の廣瀬先生
のHP。圧巻は下のリンクにあります解説の「第7章 太陽電池」。 これはイイ!
素晴らしい仕事です。
【2016.4.3 移動日】
機内映画感想メモ。評価順に以下の通り。
・Concussion コンカッション(脳しんとう) (2015) ○○ 予告編
・spotlight スポットライト 世紀のスクープ (2015) ○○ 予告編
・Our Brand is Crisis (2015) ○ 予告編
・Carol キャロル (2015) ○
予告編
・Trumbo トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 (2015) ○
予告編
・The Revenant レヴェナント:蘇えりし者 (2015) ×
・Monglehorn マングルホーン (2015) ×
・Alvin and the chipmunks アルビン/歌うシマリス3兄弟 (2007) ××
二重丸◎は無しです。
【2016.4.2 移動日→機中泊→帰国】
朝一で移動開始して機中泊、日付変更線をまたいで帰国するので2日掛かりです。
以下、MRS 参加しての雑感です。一括りにするのはよろしくありませんが、ぶっち
ゃけ、、、アメリカの研究レベルは高くないです。マニアックなプロがいない印象。キ
ーノートスピーチ(誰?)何人かありましたが、いずれも見かけ倒しで他人のレビュ
ーもしくは追試レベルのデータばかりです。ぱっとしません。この調子だと、しばらく
は欧州もしくはアジア圏がこの分野を牽引すると思われ。
参加者は少なかったですが、日本の研究は高く評価されています。そもそも
CH3NH3PbI3 を初めて報告したのも、そしてこれを太陽電池に応用したのもお馴染
みのあの方々ですし、重要な基礎物性である電子・ホールの有効質量や励起子束
縛エネルギーも日本からの報告で、いろんな発表に引用 or Respect されています。
太陽電池効率は高いにこしたことはありませんが、それでも一番評価されるべきは
研究のオリジナリティーですもんね。
逆に決定的に立ち後れているのはセルモジュール作製のエンジニアリング。とりあ
えず何でも大きなものを好む中国はもちろんのこと、既に資本を集めて工場を立ち
上げている specific 社(英)や CSIRO Manufacturing (豪) のアクティビティーに比べ
て 1〜2 年(あるいはそれ以上)遅れていることがはっきりとしました。この辺、大学
ではなかなかフォローできない仕事なため、国の後押しを期待したいと思います。
今回、サンフランシスコからフェニックスへ会場を移したのですが、恐らく来年は揉
めるだろうと予想します。私が 5 日間張り付いていたペロブスカイト太陽電池のセッ
ションは最後の日まで 150〜300 人の範囲で盛況でしたが、それ以外の数十あるセ
ッションは完全に死滅しておりました。即ち、会場は 200 人級の広さにも関わらずど
このセッションも十数人程度しか人が集まりませんでした。メーカーの展示場もボスト
ンの半分以下のアクティビティーです。ホテルと会場を移動する間での印象でしかあ
りませんが、フェニックスで開催する意義が全く分かりません。会場費を安くあげるこ
とには成功したかもしれませんが、同時に参加者が激減しては興行的に微妙なとこ
ろだと思います。
今回のフライト、切符はエコノミーですが行きは Premium Economy 帰りは Business でした。ラッキー!
【2016.4.1 MRS Spring Day5】
■2016 MRS Spring Meeting & Exhibit (Phoenix, USA)
Symposium EP3 : Perovskite-Based Photovoltaics and Optoelectronic Devices
快晴。早くも最終日です。今朝ホテルをチェックアウトし忘れて、そのまま会場に来
てしまいました。電車で20分の距離、、、お昼に一旦戻ります(トホホ)。それだけ学会
に集中していたわけで、ある意味“いつも通り”かも。
・Speaker1: Maksym V Kovalenko (ETH Zurich, Switzerland) Nano- and Single-Crystalsm, Low energy of formation, 2Cs-oliate+3PbX2→2CsPbX3 nano crystals + Pb(oleate)2, cubic shaped CsPbX3, very beautiful, CsPbX3 NCs - PMMA composites, PAPbI3 Ncs: violating torelance factor,
・Speaker2: Lidon Gil (Univ de Valencia, Spain) Vacuum Deposition for high purity & quality & low temperatute, inverted 14.8%,
・Speaker3: Yanfa Yan (Univ of Toledo, USA) Comparison of Solution and Vacuum Process, ESL-LT-SnO2 14.82%
・Speaker4: Yixin Zhao (Shanghai Jiao Tong Univ, China) The Volume Expansion and Shrinkage, CH3NH2Cl as adopant, Slower electron transfer of PbI2, 2-Step deposition planar films, mesoporous PbI2 bimyou, Fast 2-step deposition using HPbI2Cl at 2-3 second, Gas/Solid reaction,
・Speaker5: Atsushi Kogo (Toin Univ of Yokohama, Japan) Brookite TiO2, 13.5% for 150℃
BREAK
・Speaker6: Doojin Vak (CSIRO Manufacturing, Australia), R2R perovskite, Things NOT to do Annealing >140℃, Spin coating NG, 3D printer based mini slot die coater as an altanative of spin coater, Gas quenching (air blow) assisted slot die coating, Glass/ITO/ZnO NPs(slot die)/C3NH3PbI3 (slot die)/doped P3HT (slot die)/Ag ~12%, Intra-Additive: MAI as a crystallization retardant, PbI + 30mol% MAI: Soaking free, 7.16% for glass & 4% for R2R film
・Speaker7: Michael Saliba (EPFL, Switzerland) imprinting and evaporate to make pattern on top, Cs0.2FA0.8PbI3, MA/FA mix Br/I mix, Cs/? mix, Csx(MA0.17FA0.83)100-xPb(I0.33Br0.17)3, Cs induces perovskite seed, 21.17% by MPPT! Taisuke Matsui@Panasonic ★
・Speaker8: Jacob Tse-Wei Wang (University of Oxford, UK) Metal Ions Doping, strong covalency of the both Pb and I, surface passivation-Lewis acid_MAI, base_Pyridine, Al3+ 53.5pm vs Pb2+ 119pm, microstrain in the crystal, Nanosims (nanoscale secondary ion mass spectroscopy) to map Al3+ doping, Fluorescence microscopy mapping & Fourie transform photocurrent spectroscopy
・Speaker9: Steve Albrecht (Institut fur Silizium-Photovoltaik, Germany) Monolithic Perovskite/Silicon-Heterojunction Tandem Solar Cells, PCE18%
・Speaker10: Joel Troughton (Swansea Univ, UK) Flexible & Titanium foil, Substrates accounts for ~50% of the devices material cost, PEDOT:PSS less than 2 vol%+Pressure sensitive adhesive over 98 vol%, Transparent conducting adhesive (TCA) laminate Ni microgrid embedted on PET 12 ohm/cm^2, PEDOT:PSS 22nm for thickness show the best, ~10% J. Mater Chem. A 2015 3 9141-9145, 90cm^2 single cell 2.5%, Steel NG, Electrolytic chromium coated steel (ECCS) works well & cheap 7.0%, TiO2(550℃)→PCBM(RT), Spiro→CuSCN
LUNCH
・Speaker11: Yongzhen Wu (NUMS, Japan) Solvent and Vapor Management, DMF vs DMSO, The DMSO based PbI2 film does not show any crystal/grain, chemical reaction for DMF is rapid and conversion is not sufficint, DMSO is high reproducebility than DMF, PbI2-DMSO complex with FA, DMSO vapor enhancing the pore-filing, 14.9%
・Speaker12: Richard Clayton Shallcross (The University of Arizona, USA) Controlling the Surface Free Energy, SAMs affect dipole, TiO2 surface state, PES and devices show MPTMS likely not best modifier
・Speaker13: Martin Kaltenbrunne (Johannes Kepler Univ, Austria) flexible, Nature Materials 14 1032 (2015), 1.4 um PET, Cr2O3/Cr, Power-per-weight (W/kg), 5.2 g/m^2 and ~120 W/m^2, Solar leaf
・Speaker14: Yehao Deng (University of Nebraska Lincoln, USA) Doctor-Blade Coating, PCE over 18%, Rayleigh-Bernard conversion ★★ https://www.youtube.com/watch?v=OM0l2YPVMf8, https://youtu.be/SstWEDn-sPs, ★★★Y.DEng Mater Horiz 2015 2 578 (2015) ★Air stability over 20 days
・Speaker15: Qianqian Lin (The University of Queensland, Australia) Filterless Narrowband Visible Photodetector
BREAK
・Speaker16: Bingyan Yang (University of Cambridge, UK) Field Effect Transistors (FET), decreasing the number of grain boundary causes decrease the number of transfer ions, Urbach energy was estimated from the linear fit to the adsorption, No activated ion movement for T less than 240K, Hysteresis is not obviously related to grain boundary and mechanisim for the hysteresis remailn unclear, FET performance summary: μFET (100K) 1~3 cm^2/Vs, μFET (300K) 0.1~0.8 cm^2/Vs, On/Off ratio 10^5-10^7
・Speaker17: Yongping Fu (Univ of Wisconsin-Madison, USA) Semiconductor Nanowire Lasers, 10.6%, Optically-pumped MAPbI3 NW lasers, Near-IR Lasing from converted FAPbI3 NWs, Significantly improved lasing stability from Cs perovskite NW
・Speaker18: Yichuan Ling (Florida State University, USA) Light-Emitting Diodes, Chem Comm 2016 51 16385, Chem Comm 2016 52 3887, PL Quantumn yield over 65%, Long life time ~2.7μs, High stability under moisture, high brightness over 10000 cd m^-2,
・Speaker19: Tae-Woo Lee (POSTECH, Korea) Light-Emitting Diodes
・Speaker20: Giulia Longo (University of Valencia, Spain) Enhanced Luminescence, template assisted perovskite
・Speaker21: Mengjin Yang (NREL, USA) Effect of Grain Size, Adv. Mater 2015 27 6363, J. Mater Chem. 2015 3 8178, Nature Photon 2016 10 53, Nature Comm 2015, diffusion length was greatly enhanced large grain devices
【2016.3.31 MRS Spring Day4】
曇り。今日は朝 8:00 から 17:00 までペロブスカイトの口頭発表、20:00 から 22:00 までポスターです。
・Speaker1: Hongwei Han (Huazhong Univ, China) Fully Printable Mesoscopic, 50×53mm 8.3%, T-65℃ RH=85%, MAPbI-Nano sheet 10.64%, (5-AVA)x(MA)1-XPbI3 11.6%→12.8% certified, aminoalkylphosphonate, MAPbI2.95(BF4)0.05 13.24% not stable, (5-AVA)x(MA)1-XPbI3 tested 80-85℃, 45℃ 1sun light soaking, IEC 61646 "Thin-film treating testing", 5-AVA 15.57% as a self best, 10×10cm with 5 stripe module ~9%, 9/1 (2015) 8×12 pieces
・Speaker2: Satoshi Uchida (Univ Tokyo, Japan) Hysteresis with equivalent circuite, good job!
・Speaker3: Zhen Li (NREL, USA) (FA-Cs)PbI3 alloys vs MAPbI3, Cs-doped MAPbI3, FA+ doped CsPbI3, FA0.30Cs0.70PbI3, Device stability for FA0.85Cs0.15PbI3(Cs15) from o to 15 days, SunShot & U.S. Department of Energy (DOE) were sponsored
・Speaker4: Brian Watson (Stanford Univ, USA) Mechanical Stability, H20 come in & CH3** go out, self made MPMIC60 was examined but C60 was best, Fracture energy G (J/m^2) is higher, Crosslinked PTAA is solvent resistant, 0.2 w eq% 17.2%
・Speaker5: Mei Gao (CSIRO, Australia) Stability of printed perovskite, Slot die coating-translation tool for R2R, Sequential deposition, TQ(amorphous) as a HTL 14.8%, PbI2 is sensitive to temperature/humidity change, MAI as an additive of PbI2: 20-30%, Themal stability: MAPBI3 ~110℃ vs FAPBI3 ~150℃, Stability in air and under N2 don't show significant difference
・Speaker6: Ajay Jena (Toin Univ, Japan) Reversible and Irreversible Performance Degradation, light soaking, photo-induced trap state,
・Speaker7: Christian Mueller (Institute for High-Frequency Technology, Germany) Water Infiltration, positive effect for performance?, PL intensity and lifetime decrease with water, IR OH-streach vibration 3550cm-1 increase, good job!
BREAK
・Speaker8: David B. Mitzi (Duke Univ, USA) Review (no original data), beyond CH3NH3PbI3, (C4H9NH3)2(CH3NH3)2Sn3I10 tunable perovskite: Nature, Good stability & transport property for MA2PbI2(SCN)2?, Example of Cs3Sb2I9, Distorted BaZrS3 (Pnma), Sn4+ metal-deficient perovskite Cs2SnI6 (cont'd)
・Speaker9: Feng Hao (Northwestern Univ, USA) Review (no original data), CsGeI3
・Speaker10: Shuzi Hayase (Kyushu Inst of Technology) Graded Band Structure for Sn/Pb Binary Perovskite, CH3NH3Sn0.5Pb0.5I3, Urbach energy & steepness factor
・Speaker11: Yao Cai (University of California, USA) Lead-Free Computational Screening, ABX3 to A2BX6, Computational screening, band gap screening, structural stability screening, transport behaviour(effective mass) screening, CsSnI6 etc. were proposed
LUNCH
・Speaker12: Jacky Even (CNRS, INSA, Rennes, France) Review, Fermi surface: Jacky Even J. Phys. Chem Lett 2013 J. Phys ★, Edx=15meV, small polaron in MAPbI3, Giant spin-orbit coupling,
・Speaker13: Giuliano Gregori (Max Planck Institute, Germany) Anions Migration, DC galvanostatic polarization (I=2nA), Electronic mobility is higher than ionic mobility, iodine on transport, chemical diffusion & chemical capacitance, iffect of illumination on C' or epsilon', model current to mimick I-V hysteresis
・Speaker14: Martin Ledinsky (Academy of Sciences of the Czech Republic) hotoluminescence (PL) and photo-conductivity of PK at Ar N2 O2, white LED as a excitation source, diffusion length - Steady State Photo-carrier Grating tecnique SSPG, diffusion length L=305 nm,
・Speaker15: Prashant Kumar (Jawaharlal Nehru Center for Advanced Scientific Research, India) Canceled
・Speaker16: Jakub Holovsky (Institute of Physics Prague, Czech Republic) Canceled
・Speaker17: Annamaria Petrozza (Istituto Italiano Tecnologia, Italy) I-Pb-I Band strain, Raman spectroscopy as a probe, water molecular intercalation: XRD peak 28.5°
BREAK
・Speaker18: Marco Bernardi (California Institute of Technology, USA) Need accurate bandstructure, Y.Kawamura J. Phys. Jap Soc 71 1694 (2002) ★, PbI has inversion symmetry, Relaxation of Pb framework strongly affects the bandstructure,
・Speaker19: Holger Roehm (Karlsruhe Institute of Technology, Germany) Optoelectronic Properties of Micro-Crystalline Domains, KPFM on crystal grains, Piezo Force Microscopy, Ferroelectric order in grains, free e- and h+, low recombination rate, Balanced charge carrier transport, insusceptible todefect
・Speaker20: Giacomo Giorg (Univ of Tokyo, Japan)
・Speaker21: Mikael Kepenekian (Institut des Sciences de Rennes, France) Spintronics-Theoretical Inspections, JACS 2015 137, 6804, ACS Nano 2015 12, 11557 ★
・Speaker22: Jungseok Chae (CNST/NIST, USA) Photothermal Induced Resonance (PTIR) Technique, Sublimating MA ions forms charge traps, PTIR Provides evidence of MA+ electro-migration, , Cl content reduces by annealing: J. Chae: Nanoletters 15 8114 (2015) ★
・Speaker23: Hong-Hua Fang (Univ of Groningen, Netherlands) FAPbI3 perovskite, 15.4%
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【2016.3.30 HOPV16】
The Scientific Program is now available on the Conference website.
【2016.3.30 MRS Spring Day3】
曇りのち晴れ。今日は朝 8:00 から 17:00 までペロブスカイトです。
・Speaker1: Trystan Watson (Swansea Univ, UK) The Challenge of Printing and Processing Perovskite, Slot die coating for P3HT & Perovskite, substrate temperature Air flow (air knife) post processing was maitained, coil R2R for steel substrate, screen printing 5-30 m/min and minimum line width 200 micron m for C electrode, with meso 8-9%, process botle neck is heating the perovskite, 90 min at 100℃, Near-infrared (1000 nm peak) heating 2.60 sec!, 10% PCE in less than 3 second, Photonic annealing by PulseForge 1300 machine at 1150 micro second result 15% ★, hotplate is not good! ★, PEDOT:PSS as a HTM, over 200 cycle bending, titanium foil vs steel, low temperature Cr-coated steel PV for low cost, better corrosion test, TATA(India) & BASF & EPSRC & Innovate UK & NSG(Japan) was sponsered
・Speaker2: Alex Jen (Univ Washington) Interface engineering, flexible semi transparent PSC, C60-SAM modified interface, Hysteresis by I- vacancy, Combustion processed Cu doped NiO for replacement of PEDOT results 14.98%, CuNiOx combustion 150℃ (planar 1.05V 22.23mAcm-2 FF0.76 PCE17.74), Negligible hysteresis, High PCE up to 19% inverted p-i-n perovskite with dopant free HTM (A discotic liquid crystal) ~120nm Adv. Mater in press ★, inorganic-based CTLs, SunShot & Intel & ONR are sponsered
・Speaker3: Tsutom Miyasaka (Toin Univ, Japan) Metal Oxide Management for Low-Cost and Durable Lead Halide Perovskite Solar Cells, low material cost $1~2/m^2, Pb acetate precursor with meso-SnO2 prepared less than 150℃ exibits 1.04-1.07V, ZnO react with MA, Pb2+ 0.3g/m^2
・Speaker4: Yuchuan Shao (Univ Nebraska-Lincoln, USA) Energy Disorder Correlated Open-Circuit Voltage in Hybrid Perovskite Solar Cells, PCBM as ETL is less than TiO2 as ETL, total energy disorder = dynamic disorder + static disorder for PCBM, DMS for perovskite
・Speaker5: Mario Caironi (Istituto Italiano Tecnologia IIT, Italy) Ion migration, Hysteresis vs architecture, Preconditioning scans at light and dark, Biasing voltage effect, Identification of I-, Recent confirmation by XPS for Pb and I, PCBM/I- interaction, Doping of PCBM by I-, role of I- migration on hysterisis was identified
・Speaker6: Wallace C.H. Choy (Univ Hong Kong, China) low temperature process, High CH3NH3I Concentration over 15 mg/ml, NiOx HTL over 2.0 wt% (19nm) gives pinhole free film
BREAK
・Speaker7: Sang Hyuk Im (Kyung Hee Univ, Korea) Hysteresis-Less, Planar single junction 23.2×1.28×0.81 〜24% impossible!, Evaporation controlled crystallization (ECC), Ferroelectricity & Ion migration & Charge trap as a origin of hysteresis, no discussion was there, I-V scan delay time 200ms, Li-TiO2 gives 0.1eV higher
・Speaker8: Shihe Yang (Hong Kong Univ, USA) NiO-based p-i-n, doping is not needed for NiO with 20-40nm, Diethanolamine (DEA) is good modifier for less pinhole, TiO2 nanobowl arrays as a scaffold 12% with good stability,
・Speaker8: Matthew Thomas Klug (MIT, USA) Mixed-Metal Perovskite, A site for MA and B site (secondary metal) for Co Cu Fe Mg Mn Ni Sn Sr Zn is possible, PbCo PbCu PbSr PbZn shows better, PbCo is better than pure Pb for Voc, MA(31Pb:1Co)I3 ★
・Speaker9: Shuyan Shao (Univ Groningen, Netherlands) Light Soaking Effect, Voc and FF are slory vary reaching satulation, Effect of an high dielectric EEL on device performance with PCBM, PTEG-1 is stable and not affect by light soaking, EEL film thickness affect on light soakingeffect, Trap-filling and elimination of the light soaking effact
LUNCH
・Speaker10: Prashant Kamat (Univ Notre Dame, USA) Lead Halide Complex, Nt=6.3×10^17cm^-3, Bimolecular charge recombination, Band filling by Burstein-Moss shift, PbBr3- & PbBr4^2-, MAPbBrxI3-x
・Speaker11: Qing Shen (Univ Electro-Communications, USA) Slow Hot Carrier Cooling in Caesium Lead Iodide (CsPbI3) Perovskite, PMMA/CsPbI3/Al2O3, PMMA/P3HT/CsPbI3/Al2O3, decay constant 4.48ps
・Speaker12: Rebecca L Milot (University Oxford, UK) Charge Carrier Dynamics, monomolecular k1, bimolecular k2, Milot: Adv. Func. Mater 2015 25, 6218-6227 ★, AccountsChem Res 2015 49 146, Mixed halides: Energy Environ Sci. 2004 7 982, V.Reinman: Adv. Mater 2015 27 7988, Hope: FA0.83Cs0.17Pb(Br0.4I0.6)I3
・Speaker13: Takumi Yamada (Kyoto Univ, Japan) Long-Range Diffusion and Recombination of Free Carriers in Perovskite CH3NH3PbBr3 Single Crystals, Transmission 2.2eV & PLE 2.4eV, previous study Eg=2.35eV, JACS 137, 10456 (2015), Fast relaxation = Carrier diffusion, Photon recycling
・Speaker14: Giovanni Azzellino (MIT, USA) Probing the Electrical Transport of Individual Grains: Canceled
BREAK
・Speaker15: Yasuhiro Yamada (Chiba Univ) Rapid Photocarrier Trapping by Time-Resolved Photoluminescence Spectroscopy, Deep defects (→long carrier lifetime) vs Shallow traps (small number)
・Speaker16: Philip Schulz (NREL, USA) Electronic Interaction and Chemistry, Photoemission spectroscopy (PES), band offset: Adv. Mater interfaces 2015 2 201400532, ozone treatment, shift of Fermi level 0.3-0.4V
・Speaker17: Aryeh Gold-Parker (Stanford, USA) Monitoring Chlorine by X-ray Absorption Spectroscopy (XAS), role of Cl, morophological or Electronic, x=0.05, XANES: Chemistry of Materials 27(21) 7240-7243 (2015), In-situ XRF tracks Cl evolution from perovskite: 3000eV excitation, Cl Evolution Kinetics 95℃ 100℃ 105℃, Majority of Cl leaves film before perovskite forms ★, JACS Crystalization Kinetics of Perovskite..., Two precursor phases have different behaviours, Long conversion times & High carrior lifetime
・Speaker18: Tejas Sherkar (Univ Groningen, Netherlands) Ferroelectric Polarization, Ferroelectric domain
・Speaker19: Bo Chen (Virginia Tech, USA) Influence of Capacitive Effect and Ion Migration, Trapping / Detrapping, Band bending
・Speaker20: Som Sarang (Univ California Merced, USA) Elucidating Fast Recombination, Electrospraying using Marangoni flow, ~15%, Exciton binding energy 90meV High temperature 45meV Low Temperature
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【2016.3.29 MRS Spring Day2】
曇りのち晴。例によって暑いような、寒いような、気を抜くと風邪ひきそう。昨日より大きな300人会場は、今日も立ち見満席です。Crazy!
・Speaker1: Nam-Gyu Park (Sungkyunkwan Univ, Suwon, Korea) Review, PbI2 is Lewis acid and DMSO & DMA are Lewis base, Photo-CELIV, 19.71% among 41 cells, Grain Boundary Healing Process, Self-formed grain boundary hearing layer, JCPDS Card No.000-0737, C-AFM: Conducting Pathway at GB, excess amount of MAI x=0.06 is better, MAI is recognized as a solid electrolyte, 20.4%, stability with FAPbI3 gives FA0.9Cs0.1PbI3, light soaking 20h humidity 65% soaking 7h, inverted structure gives less hysteresis, NiO/Perovskite/PCBM gibves no hysteresis, Pb2+ is biologically toxic
・Speaker2: Michael D. McGehee (Stanford Univ, USA) Multi junction tandem solar cell, TCO is Al:ZnO on ITO, Ag/ITO/Al:ZnO/PC60BM/Perovskite/PEDOT:PSS/ITO/glass gives 13.5%, suputtered ITO, light soaking slightly improve the performance
・Speaker3: ? (?) Solution Processing, full packaging by encapsulant is proposed, phase segragation in mixed halides limits the Voc, halide migration stabilizes excited state, CsPbX3 as a top cell, CsPbBr3's bandgap is too large, Solution processed CsPb(BrxI1-x)3 perovskite, x=0.4 or less is stable, photostable vs mechanical stable, 6.8%, The best cell Cs0.17FA0.83Pb(I0.6Br0.6)3 results 1.74eV band gap (1.08eV, 20mAcm-2, 0.78FF) with 17% PCE
・Speaker4: Bin Fan (Weihua Solar & Xiamen Univ, China) Gas pumping system, samll device 16.3% with Carbon electrode, 5 by 5cm with 6 stripe series connected module gives 12%, stability 140 days was confirmed in out door testing (without summer), well automated assenbling system was demonstrated by movie, slot die coating, cost estimation 18.9 USD/m^2
・Speaker5: Nathan T (NC State University, USA) Solution Processing, Liquid Phase Heteroepitaxial Growth of MAPbI3 on MAPbBr3, Dip coating Br to I, EDS map, dipping time 5 sec is the best
BREAK
・Speaker6: Yang Yang (UCLA, USA) Review, Vapor assisted solution process (VASP) is good for mass production, planar device structures PiN & NiP, Guanidinium (GA) enhance life time & high Voc & no dipole moment & hysteresis free?, interface engineering with PCBM & PEDOT, Al/ZnO/Perovskite/PCBB, Ag-NP integrated mesh electrode for flexible substrate shows 14.0%, no hysteresis, extremely high bending durability over 1,000 times was confirmed, funding sponser is AFOSR (air force...) and ONR
・Speaker7: Liyuan Han(NIMS, Japan) high efficiency durability with large area, solvent changed from DMF to DMSO result less distribution of cell performance, LiTFSi dopant greatly accelarate stability, HTM was replaced from spiro to TTF-1 resulted 16.7% with meso, Jsc decrease under light soaking test within 700 sec, therefore they changed into inverted structure, NiO blocking layer with Al2O3 meso improved performance, effect of thickness of NiO 20nm and TiOx 10 nm is best, NbMgLiO was doped for TiOx, NiMgLiO/Ti(Nb)Ox results nallow distribution of PCE, 15% over 1cm^2, FAPbI3 was optimized, mixed cations (MA+FA) to shift absorption spactra, non-stoichiometric intermediate (NSI) of (FAI)1-xPbI2 for large grain size, new certified efficiency 18.21% over 1cm^2 (21.95mVcm^-2, 1.083V, FF0.784, encapsulated) as a best
・Speaker8: Qingfeng Dong (Univ Nebraska, USA) Co-planar single-crystal hybrid Perovskite solar cells, selfdoping effect by electric poling. long diffusion length, Au/MAPbI3 single crystal/Au, Piezoelectric effect enable ion migration, Direct piezoelectric effect, Piezoelectric poling, EQE cut-off at 800nm increase for single crystal solar cell (already published), Main limitation --- poling induced damage ★
・Speaker9: Trilok Singh (Toin Univ Yokohama, Japan) Lead Acetate Based Perovskite, CH3NH3Ac goes out at 80℃, Pb(OAc)2 results 10.8%, improve the interface
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ペロブスカイト太陽電池は略して「PVSK」が流行中?
【2016.3.28 MRS Spring Day1】
曇りのち快晴。200名会場はほぼ満席。立ち見も数名〜10数名程度。以下、リアルタイムで会場レポートお送り致します。
・Speaker1: Yabing Qi (Okinawa) MAI vaporization was proposed, tubeler reactor with N2 flow system, beneficial for up-scale, 11.8%, thickness start from 110nm/PbI to 300nm/Perovskite after the reaction
・Speaker2: Ivan Mora-Sero (INAM, Univ Jaume I, Spain) Perovskite LED, the luminescense at 750nm was obtained by 1.45eV applied voltage, N2 atmosphare result longer life, Polymer(PMMA)/Perovskite で Light Amplifier, Perovskite with QD (CdS shell/PbS core), Intermediate Bandgap Solar Cell (just concept, no data)
・Speaker3: Kai Xiao (Oak Ridge, USA) Charge carrier, Charge corrections 100℃×120min thermal anneeling is good, (220) tetragonal orientation, Examin local electron property at vertical grain boundaries by EBIC, Activated grain boundaries revailed by EBIC, EELS elemental mapping to examine grain boudary
・Speaker 4: Nitin P. Padture (Brown Univ, USA) Understanding microstructure, C.V. Thompson, 1981, J. Phys Chem Lett. 2015, One-Step Deposition with CH2NH2 Degassing results nucleation at TiO2 boundary, Nucleation and Growth Principle Applied One-Step Deposition ★
・Speaker 5: Yuanyuan Zhou (Brown Univ, USA) Methylamine Gas treatment result surface melt and immediately converted in Pervskite, Mophological Healing, HPbI3 +CH2NH2(gas) --> CH3NH3PbI3, very easy to up-scale, TEM 0.62nm for (110) 0.44nm for (112) or (002)
・Speaker 6: Vincent Tung (UCLA, USA) Spray-coating approach under strong electric field, Perplexing Pb waste can be minimized
・Speaker 7: Smuel D. Stranks (MIT, USA) Non-radiative decay, Sub-gap trap state for electron, Trap density reduces by order of magnitude, Strong intensity-Dependent, Emission from dark spot rises significantly, Redistribution of PL intensity, iodide moves from illuminated area, iodide redistribution, Mixedhalide redistributionq, Photo-induced Halide Migration, Chemical cleaning by pyridine etc., ion migration related to trap density?, Relation to Hysteresis? (not clear)
・Speaker 8: Connor G. Bischak (UCLA, USA) microscopy with PMT (AFM?), I/Br?
・Speaker 9: Yaochuan Mei (Wake Foorest Univ, USA) Charge transport analysis by Perovskite FET Characterization, Cytop vs SiO2, Poole-Flenkel effect, Spray deposition
・Speaker 10: Nicolas Roision (CSIRO, Australia) Fracture properties of device materials, All Perovskites are mechanically fragile
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■2016 MRS Spring Meeting & Exhibit (Phoenix, USA)
Symposium EP3 : Perovskite-Based Photovoltaics and Optoelectronic Devices
いよいよ今日から始まります。「ペロブスカイト」の発表はポスター含めて 200 件を
越えたと思いますが、日本からの発表は宮坂研数名と早瀬先生と私と、、、恐らく他
にもいらっしゃる?かと思うのですが、圧倒的に中国からの発表が多く、存在感を示
しております。いくら国内で良い成果が出ていたとしても、まずいでしょ、これは?
と言いつつ、予想通りとは言え会場がフェニックスではモチベーションが上がらな
いのは確かです。強いて例えるなら砂漠にある幕張メッセでしょうか? 付近には立
ち並ぶ大きな銀行やホテル以外何も無し。気候も微妙でして、日中の気温は30℃を
越えるのに夜は10℃を切ります。お陰で昨夜は寒さで目が覚めました。微妙。
唯一の救いは会場で高速の Wi-Fi がパスワード無しで使えます。
【2016.3.28 記事のご紹介】
■ペロブスカイト太陽電池で変換効率18.2%を達成、年内に20%目指す。
印刷で量産できる安価な次世代太陽電池へ一歩
http://japanese.engadget.com/2016/03/31/18-2-20/
(2016年3月31日付 engadet 日本語版)
■太陽電池の新顔「ペロブスカイト」、18.2%の記録が意味するもの
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1603/30/news098.html
(2016年3月30日付 スマートジャパン)
■ペロブスカイト太陽電池で変換効率18%超を達成
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100544.html
(2016年3月28日付 NEDOプレスリリース)
【2016.3.27 移動日】
[Luckey]
MRS (Phoenix) 参加のためアメリカへ。もともと非常扉前の足下が広い席を確保
していたのですが、ANA が親切にも Premium economy にアップグレードしてくれま
した。超絶に有り難い。
[Unluckey]
セキュリティーが厳しいアメリカは乗り継ぎがあっても一旦強制的にゲートから出さ
れるのを知っていたため、国内線乗り換え時に試しに封の切っていないペットボトル
を持ち込んだらエラい目に遭いました。無駄に経験値を重ねる、自業自得。
ロサンゼルス空港は7年振りなのですが、、、思い出しました、バカでかい。国際線
の出口から国内線入り口(United)まで優に 1km はあります。帰りも同じ経路、悪夢
だ。
期待していたロサンゼルス空港のラウンジのミール類は、、、正直家畜のエサだ。
成田はあんなに豪華なのに。でも、頭を切り替えて慣れたらどうでも良くなりました。
【2016.3.27 文献の御紹介】
九州工大の馬(Ma)先生より、室温あるいは70℃で作製したWOx緻密膜で作製
したペロブスカイト太陽電池でη=15% を報告。
■Amorphous Inorganic Electron-Selective Layers for Efficient Perovskite Solar Cells:
Feasible Strategy Towards Room-Temperature Fabrication
Advanced Materials (2016) in press.
DOI: 10.1002/adma.201505241
【2016.3.26 日本化学会/京都から】
世間一般は土曜のお休み?ですが、ペロブスカイトのアカデミックプログラムは
今日の午後が本番です。会場が狭いこともあって、始まる10分前から立ち見満席
です。トホホ。
分野が新しいせいか、発表も玉石混淆でした。うー。
【2016.3.25 日本化学会/京都から】
昨日の写真です。
【2016.3.24 日本化学会/京都から】
「日本化学会第96春季年会 (2016)」です。グレッツェル先生の御講演は会場 TC1
第6回「フォーラム:人工光合成」 にて 14:45 から始まります。この時間帯、運悪く瀬
川先生と宮坂先生が取りまとめておられる太陽光セッション(8.1.1 T1A)と重なって
いるんですよね...
私、翌週はずっとアメリカの MRS (Arizona, Phoenix) に参加しております。
【2016.3.23 先端研から】
RATO 主催のワークショップ、お陰様で無事終了致しました。今にして思えば、よ
くあれだけのオーソリティが一同に会したもんだと思います。ご参加頂いた皆様に
心から感謝致します。有機系太陽電池の評価・計測技術に特化した、濃い〜ミーテ
ィングでした。
懇親会中での会話になりますが、光源のプロであります産総研(計量研)の神門
先生の一言「標準のスペクトルを定義するなんて(畏れ多いこと)、やっちゃいけない
んですよ」 「評価に用いる光源は(ミスマッチ補正などせずに)できるだけ使用する
環境に近い物にするべきです」という意見がとても印象的でした。
ちなみに私の方からは満を持して例の超低照度 LED ソーラーシミュレータと、こ
れに超低電流領域で動作可能な MPPT 測定装置を組み合わせたペロブスカイト太
陽電池の測定結果を披露させて頂きました。
■PV Power Analyzer VK-PA-25 (従来機) 〜10,000 Euro
■PV Power Analyzer pico (新製品) 〜35,000 Euro
■LED 可視光シミュレータ Iris
以下の文献は菱川先生からお教え頂いたものです。ペロブスカイト太陽電池コミュ
ニティーの間ではヒステリシスは、ある種の強迫観念のように「解消すべきもの」とし
て扱われておりますが、結晶Si太陽電池のヒステリシスは20年以上前から議論検討
されてきた話であって、最近の HIT 構造を持つような高効率 c-Si セルではむしろ
「あって当たり前」なんだとか。
従来のようにただひたすら走引速度を遅くすればなんとか I-V 曲線を測れた時代
とは違って、ペロブスカイトのような新しいデバイスには新しい評価方法が必要なん
だと理解しています。
■Capacitance effects in high-efficiency cells
Solar Energy Materials and Solar Cells, 48(1-4), 77-83 (1997).
doi:10.1016/S0927-0248(97)00072-X (Fig.5)
事務局の上遠野(かとおの)さん、大変お疲れ様でした!
【2016.3.22 続・Chem.Lett から】
先日少し話に触れましたが、頂き物のデータです。Perovskite Solar Cells の論文
が Chem Lett の全掲載論文中でPDFダウンロード数上位を独占していることが分
かります。
■Perovskite Solar Cells (OEPN Access)
http://www.journal.csj.jp/chem-lett/theme/perovskite-solar-cells
【2016.3.18 SPD研究所より製品紹介】
本当は来週の評価・標準化WSで初披露なんでしょうが、一足先にご紹介してしま
います。その名も「PV Power Analyzer pico ピコ!」。外見は(機能も)我々現有設備
の VK-PA-25 とほとんど変わらないのですが、質的には全く別物と言っていいほど
別物になっています(変な日本語ですね)。即ち、サブピコ・レンジにおける<超>低
電流でも安定して I-V 測定もしくは MPPT 測定が可能です。
極言すれば、星明かりの下でも精密に・余裕で太陽電池の変換効率を求めること
ができます。このため電子回路と制御ソフトは全面的に作り直し、システムのキャリ
ブレーションも追加ユニットを新たに設けて、徹底して低ノイズ化を計っております。
実際、使ってみての感想は「ソフトの完成度が高い」でした。実機が来るまでは単に
前機種の部品を多少取り替えて改良した程度?と予想していたのですが、計測のア
ルゴリズムも含めて(擬似的なバイアス電流を一切流さないという意味で)新設計の
マシンでした。唯一難点があるとすれば御値段が、、、300万円後半に達します。完
全にプロユースですね。後は直接 SPD 研究所とご相談下さい。(苦笑) Good job!!!
■PV Power Analyzer pico
*四端子測定機能は省略されています *100万円台の従来機は今まで通り販売しております
【2016.3.16 NREL から】
ペロブスカイト太陽電池η=22.1%で記録更新です。詳細は不明。
【2016.3.15 Chem.Lett から】
【2016.3.11 震災から5年】
■生きる、祈る、励ます、いらだつ…避難所メモ20箱分
http://www.asahi.com/articles/ASJ3B54FZJ3BUNHB00D.html?iref=comtop_6_01
(2016年3月12日付 朝日新聞 DIGITAL)
決して忘れてしまったわけではありませんが、自分の中では記憶を辿っても感情的
な起伏を生じない「普通の過去」になりつつあります。とは言え、、、
5年前の秋、少しずつ復旧が進む中で避難所に最後まで取り残された弱者達。恐ら
く家財も身よりも無くしたであろう年寄りらが絶望して気が触れている様は、今でも
目に焼き付いています。焦点の合わない虚ろな目をして、何を話掛けてもボーっとし
たまま、人間であることを止めてしまった人達。
そして、そんな避難所の周りに色褪せて、ただただ時間の経過を待つだけの帰ら
ぬ命の張り紙。ご冥福をお祈り致します。
写真にあります宮城県最後の避難所(石巻市)が閉鎖したのは、震災から 7ヶ月目の 10月10日です。
【2016.3.9 記事の御紹介】
■酸素の結合角度の変化で薄膜特性を制御、新電子材料開発に道
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/030900984/?rt=nocnt
(2016年3月9日付 日経テクノロジーonline)
太陽電池とは無関係?のペロブスカイト記事です。
【2016.3.8 From RATO】
再掲です。講演者とプログラムが確定致しました。会場の都合で人数は 100 名に
限られますので、興味のある方はお早めにお申し込み下さい。
【2016.3.7 Guest from Germany】
【2016.3.6 Movies memo】
・We are Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT 2015 ○○ 予告編 (YouTube)
・The Big Short (マネー・ショート 華麗なる大逆転) 2015 ○
・Star Wars (スター・ウォーズ/フォースの覚醒) 2015 ○
・Battle of Surabaya (Indonesia) 2013 ○
・Pilot Café (Malay) 2015 ×○
・LE GAMIN AU VÉLO 少年と自転車 (French) 2011 ×
・007 Spectre (007スペクター) 2015 ×
・GRASSHOPPER (グラスホッパー) 2015 ×
【2016.3.5 Free day in Barcerona】
【2016.3.4 ABXPV (Barcerona) Day2】
実参加者数 50名ちょっとですが、良い感じで現在の進捗とトレンドを確認すること
ができました。効率は 1% 以下と低いですが、Pb に代わりに Bi(ビスマス)を用いた
ペロブスカイトの発表が 2 件あったのが印象的でした。
日本からの発表は私と早瀬先生の 2 件? ちなみに我々の等価回路 [CL-150933]
の発表は今回が欧州初披露になります。次回、来年はバレンシアでの開催になります。
次は MRS (Phoenix, USA) で。
【2016.3.3 PV EXPO 2016】
今日はひな祭り、、、ではなくて年に一度の太陽電池の祭典「PV EXPO」でござい
ます。ガラにもなく有料セミナーで講師を務めさせて頂いております。しかも司会進
行役&座長が瀬川先生。くっ(申し訳無いではないか)。
太陽電池の研究と言えば、とかく新材料を試して「効率が○○%になりました」式
の発表に偏りがちなので、徹底して基礎研究と言いますか、とにかく人と違う視点
で研究を進めております。
それはそうと、今日はこれから深夜便でスペイン(バルセロナ)へ向かいます。機
中泊→FRA 乗り換えで現地には朝 9:00 到着、タクシーで会場へ移動して 10:00 か
ら会議開始、自分の発表は 15:00、終了が 17:00。で、おしまい。再び速攻で日本
へ戻ります。氏ぬ!
【2016.2.29 新メンバーです】
フランス・ボルドー大学より D1 の学生 Geffroy Camille さんが来られました。滞在
は 3 ヶ月。コジョカルさんの後輩ですね。てゆうか、私の席は完全に外国人研究者
に囲まれているのですが、意図的なんでしょうか???
お陰様でここ数年間、朝から晩までず〜〜〜っと英会話です。冗談抜きで日本語より英語が先に頭に
浮かびます。はは。
【2016.3.2 続・ペロブスカイト】
秘密実験の一環です。ペロブスカイト太陽電池特性を調べるための第3の物質が
届きました。今年後半くらいに公表できたらと思います。
【2016.2.26 続・Iris-1】
先日の175委員会(非公開ミーティング)でも少し披露しましたが、思惑があってペロ
ブスカイト太陽電池の「低照度特性」を粘り強く調査しております。光源の方は現有設
備の LED シミュレータを、改良に改良を重ねてスペック上 1/10,000 sun まで(数値設
定上は 1/100,000 sun まで)制御できるようになりました。
各レンジ毎に、予めプリセットした光量での波形とスペクトル合致度を全て検証する
という、とてつもなくメーカー泣かせのリクエストに応えて頂きました(感謝です!)。
【2016.2.29 記事の御紹介】
【2016.2.24 記事の御紹介】
■宇宙での太陽光発電、政府が2030年代実現目指す…
月面なら地球一個分の電力を発電
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13945.html
(2016年2月24日付 BusinessJournal)
■月太陽発電 -LUNA RING-
エネルギーのパラダイムシフトによる新たな持続型社会の実現を目指して
https://www.shimz.co.jp/theme/dream/lunaring.html
(2009年5月26日付 清水建設)
【2016.2.16 内閣府からのお知らせです】
一見地味ですが、日本の太陽電池研究者にとっては歴史的な政策転換かと思い
ます。なんと、NEDO や経産省を飛び越えて内閣府が中長期核心技術として「ペロ
ブスカイト太陽電池」と「量子ドット太陽電池」の2つを取り上げ、次世代太陽電池と
して提案致しました。
内閣府にはもともと“エネルギー・環境イノベーション戦略”と称するアクションプラ
ンがあり、昨年 9 月までは従来のシリコンと化合物半導体をベースとした太陽エネ
ルギー利用を想定していたのですが、 11 月30 日にパリで開催された COP21 で
安倍首相が来春までに同戦略をまとめる旨を表明し、これを受けて 12 月 15 日の
第1回エネルギー・環境イノベーション戦略策定ワーキンググループにて 37 分野
を 8 分野まで絞った説明資料を公開、その第一番目に創エネルギー分野と題し
て前述の「ペロブスカイト太陽電池」と「量子ドット太陽電池」が出てきたという流れ
です。
プロジェクトの形や規模、期間等は不明ですが COP21 では温室効果ガスの排出
量に関して 2030 年と 2050 年に目標設定しており、予算は噂レベルでは1分野 30
億円/年程度と見積もられています。現在は骨子(案)ですが、報告書の最終とりま
とめは来月の 3/24 です。
■環境戦略 8分野照準 太陽光 新素材でコスト1/3 地熱 次世代発電システム
(2016年2月17日付 産経新聞*面)
こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。
【2016.2.24 続・ALD 納品】
プリカーサーに TMA、酸化剤に H2O を使用。サイクル数 84 回で 10nm の Al2O3
膜の出来上がりです。ここまでの所要時間はちょうど 2h。目視では(良くも悪くも)場
所ムラが全く確認できませんでした。まぁ、こんなもんでしょ。
【2016.2.23 ALD 納品】
ようやく、満を持して ALD 装置が納品されました。卓上型は私の知る範囲 Ar 社と
An 社があるのですが、事前の比較テスト結果と 10cm 角基板を処理できることの2
点から前者の Arradiance 社(USA)に決定致しました。その額、千ウン百万円。これ
でもアカデミック価格を頑張って頂いて、プリウス2台分くらいはディスカウントされて
おります、ヒー!
■GEMStar-4 XT Benchtop Thermal ALD System
http://www.arradiance.com/Index_Files/PRO_EQ_GEMStar-4_XT.htm
試料ステージ(とチャンバー)は特注品です。
【2016.2.17 講演会のお知らせ】
会場の都合で100名限定、先着順です。私の演題は「高キャパシタンス太陽電池」
=「ペロブスカイト太陽電池」のお話です。
【2016.2.15 記事の御紹介】
【2016.2.12 記事の御紹介】
■ペロブスカイト 変換効率向上 実用へ弾み
(2016年2月12日付 日経産業新聞)
【2016.2.12 講演会のお知らせ】
言わずと知れた応用物理学会。ペロブスカイト太陽電池は 3/21 (月) がメインで、
セッションは「12.5 有機太陽電池」になります。
【2016.2.8 記事の御紹介】
■ヘリアテック社が有機太陽電池においてセル効率13.2%の世界新記録を更新 *OPV
https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201602087684/
(2016年2月8日付 Kyodo News PR Wire)
【2016.2.8 ナスターレース宮城県予選会】
FIS ポイントが得られる国際スキー連盟系の大会です。参加者が少なかったとは言
え、ちゃんと完走してくれたので U16 クラスで 5 位の結果を残しました。6 位までの
入賞者には東北決勝大会への出場資格が与えられます。
【2016.2.5 講演会のお知らせ】
光エネルギー変換、太陽電池の研究に関して多くの参加者を募っているとのこと。
基調講演は宮坂先生、サリチフチィ教授他です。
【2016.2.2 記事の御紹介】
【2016.2.1 記事の御紹介】
ネタですけど。宮坂先生、結構大きな写真入りで紹介されています。
お知らせありがとうございました >誰?
【2016.2.1 米谷先生着任です】
2/1 日付で元東工大の米谷真人先生が瀬川研(先端研)の特任准教授として赴任
されました。
よろしくお願い致します!
【2016.1.29 OPV by InfinityPV】
いろいろ思惑があって、デンマークの Infinity PV 社の有機薄膜太陽電池を試しに
購入してみました(厳密には RATO に買って頂きました)。技術的には DTU の研究
がベースとなっていると想像されます。この後、セルの性能評価は KAST へ引き継
がれました。結果が出ましたら、後でご報告致します。
【2016.1.29 OPVセミナー】
ちょうど週末の夕方から仙台でセミナーがあったため、一市民として聴講させて頂
きました。今回の講師は三菱化学OPV事業推進室の山岡弘明先生です。実証実験
は平成25年度から始まっており、系統連携・独立電源問わず既に延べ10カ所程度で
経験を重ねているそうです。
■産学連携セミナー「寺子屋せんだい特別編」
『薄い、軽い、曲がる!有機薄膜太陽電池の特長と市場展開』
日時:平成28年1月29日(金) 18時00分〜
http://www.siip.city.sendai.jp/n/2015/1222/01.html
懇親会、〆の挨拶は私でした。なんでや〜!
【2016.1.27 展示会の御紹介】
予告通り国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(nano tech 2016)にて、リコーさん
より全固体型の DSC サンプルを展示頂きました。かつ、はっきりと量産体制に移行
しつつあることもお教え頂きました。個人的には「(DSCの実用化)今度こそ!」という
思いで、非常に期待しております。
お忙しい中、30分以上引き留めていろいろ解説頂いたスタッフの皆様、大変ありが
とうございました。
ナノテク大賞おめでとうございます!
【2016.1.26 ドライルーム完成】
ドライルームの拡張工事が今日で一段落しました。室外機はもともと十分余裕があ
ったので、単純に仕切りを広げて部屋を2倍にしました。結構、壮観です。瀬川研が
太陽電池を指向して以来、こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。
露点は今まで通り-30℃に設定。明日からセル作り再開です。
【2016.1.25 I-V測定試料ステージ到着】
分光計器さんにお願いしてペロブスカイト太陽電池評価専用の治具&ソフトを開発
して頂きました。基板の発電する area を全自動でスキャンしながら I-V 測定を行い
ます。
ほとんど最高値を得るためだけに作製したと言っても過言ではない、微妙な装置で
す。ここまでやるの、ウチくらいのもんでしょ?(苦笑)
【2016.1.25 MRS Spring meeting】
Dear Ms. Marla Boots,
Ohhhh! That's great. I really thank you for your kind arrangement.
I do attend the meeting. The system about the Abstract Status below
is now out of date and I can not fix it. Please be sure I would like
to attend the MRS-SPRING 2015 meeting.
http://abstracts.mrs.org/Status.aspx
Sincerely yours,
---
Satoshi UCHIDA
Komaba Organization for Educational Excellence
College of Arts and Sciences (KOMEX)
The University of Tokyo
(Postal Address)
Research Center for Advanced Science and Technology (RCAST)
The University of Tokyo
4-6-1, Komaba, Meguro, Tokyo 153-8904, JAPAN
TEL/FAX: +81-3-5452-5298, E-mail: uchida@rcast.u-tokyo.ac.jp
-------------
At 3:26 PM +0000 16.1.25, Marla Boots wrote:
Hi,
I have just moved your abstract to an oral session at the instruction of the
organizers. The details are below.
Regards,
Marla
CONTROL ID: 2424123
TITLE: The Origin of Hysteresis in I-V Curve for Planar Structure Perovskite Solar
Cells with Surface Boundary Induced Capacitance Model
PRESENTER: Satoshi Uchida
ABSTRACT FINAL ID: EP3.6.02
SESSION DAY & DATE: Thursday, March 31, 2016
SESSION ABSTRACT START TIME: 8:30 AM
SESSION ABSTRACT END TIME: 8:45 AM
PRESENTATION TYPE: Oral Presentation Preferred
SESSION LOCATION: PCC North, 200 Level, Room 224 B
Marla Boots
Senior Technical Program Administrator
Materials Research Society
Tel: 724-779-2726
Fax: 724-779-4398
boots@mrs.org
宮坂先生、いろいろと御対応頂きありがとうございました。
【2016.1.22 ビスケルト教授】
言わずとしれたインピーダンス解析の大家、スペインの Juan Bisquert 教授です。
ご訪問&レクチャー頂きありがとうございました。
【2016.1.21 PV Power Analyzer 再び】
太陽電池の効率測定、特に安定性や経時変化を評価するのに便利な最適動作点
追尾方式 MPPT ですが、動作が見ていて面白いので「YouTube に載せません?
(内田)」提案したら本当にアップして下さいました。この辺、ソフトの改良も含めて機
動性が高いのは自社開発ならではです。
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| Advanced MPPT Demonstration |
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| Advanced I-V Curve Tracing Part 1 |
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| Advanced I-V Curve Tracing Part 2 |
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| Cyclic Voltammetric Data Collection |
【2016.1.21 記事の御紹介】
■ADEKA 新事業育成に力 太陽電池色素などエネ・環境分野 *DSC
ADEKAは新規事業の育成を急ぐ。現在研究開発中の有機系太陽電池用材料
の増感色素において、世界最高水準となる変換効率14.3%を達成した。(後略)
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2016/01/20-23279.html
(2016年1月20日付 化学工業日報)
■変換効率20%超の太陽電池、製造コストが大幅低減
スイスの大学 Ecole Polytechnique Federale de Lausanne(EPFL)の研究者は、
変換効率20.2%と高いペロブスカイト太陽電池をこれまでより大幅に低い製造コ
ストで作製する技術を開発したと発表。(後略)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96280400Z10C16A1000000/
(2016年1月20日付 日本経済新聞)
【2016.1.20 講演会のお知らせ】
昨年に引き続き2回目のペロブスカイト太陽電池国際会議が、、、まだ正式
にはアナウンスされていませんが開催予定です。 正式発表となりました。
■2nd International Conference on Perovskite Solar Cells
and Optoelectronics (PSCO-2016)
http://www.psco-conference.org/ not yet prepared
日 時:2016年9月26日(月)・28日(水)
場 所:Genoa, Italy
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【2016.1.19 展示会の御紹介】
来週 1/27(水)〜29(金) に東京ビッグサイトで開催される nano tech にてリコー
さんから全固体型の色素増感太陽電池が展示されるそうです。お楽しみに!
入場は無料ですが要事前登録なのでご注意下さい(忘れると¥3,000です)。
【2016.1.18 記事の御紹介】
■高効率ペロブスカイト型太陽電池の製造コストが大幅低減
スイスの大学 Ecole Polytechnique Federale de Lausanne(EPFL)の研究者は、
変換効率20.2%と高いペロブスカイト太陽電池を従来より大幅に低い製造 ...
hhttp://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/011800201/?rt=nocnt
(2016年1月19日付 日経テクノロジー online)
【2016.1.18 再会 Hana-Akari】
言わずと知れた 2008 年 SONY 製の色素増感太陽電池パネル、世界に 4 つし
か無いオリジナルの Hana-Akari です。縁あって再会することができました。てか、
もしかして手元に 4 ユニット全て揃ったということでしょうか?(謎)
「効率がシリコンに及ばないから...」「永続的な事業性が...」といった理由で製品化に踏み切れなかった
当時の経営陣は、本当に※★◇だと思います。
【2016.1.18 KAST with SPD Lab.】
メールのやり取りだけでは拉致が明かない、という訳で金子先生率いる SPD 研究
所の皆様と KAST のメンバーを引き合わせて MPPT 測定の検証、並びにディスカッ
ションをして頂きました。
ここ最近傾向が見えておりまして、使用経験の無い人に限って「MPPT はアルゴリ
ズムの選定が難しいと(噂で?)聞いている」懸念を示すのですが、実際に使ってみ
ると「これはいい!」となるのがパターン化しております。デモ機の空き状況次第で貸
し出しも可能、、、かもしれないので、御興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。
■PV Power Analyzer VK-PA-25 カタログ
【2016.1.18 大雪です】
久々の大雪。東北新幹線はいつも通りフルスピード運行で全く問題無かったのです
が、東京駅に着いた瞬間に狂気の沙汰が待っていました。ほんと、冗談じゃない。
【2016.1.17 国体予選/オニコウベスキー場にて】
今からちょうど1週間前、所属の高校にスキー部が無いので高総体に出場できず
涙を飲んだわけですが、かろうじて選手登録だけは認めて頂いたので国体の宮城県
予選会に臨みました。がしかし、日頃の練習不足は否めず。新ルールに適合させた
慣れないスキーということもあって、1本目を旗門不通過で失格に。次は、、、いつ?
【2016.1.15 中止のお知らせ】
当日決めるわけにはいかなかったのでしょうか? 私、今年から晴れて 50 代の階
級に格上げ(格下げ?)されたので、イケると期待していたのですが、、、シクシク。
【2016.1.15 そして長野へ】
紆余曲折を経て「苗場(新潟)」を諦め、今回は「志賀高原(長野)」で開催します。今
日はその会場下見です。1998年冬季オリンピックの開催地ですね。
今からスキー場を作るような所でオリンピックを開催するのは勘弁して欲しいんですけど、ほんとに。
【2016.1.13 Special visitor from UK】
「特に Secret は無い」というお話でしたので出しちゃいますが、縁ですね。昨年9月
末に EPFL で開催された“第一回ペロブスカイト太陽電池国際会議”でお会いした某
科学雑誌の編集者(厳密には asociate editor)です。
まさかこうして、テーブルを向かい合わせて再会することになるとは夢にも思いませ
んでした。顔を合わせるなり、私を見た先方の第一声が「I know, who you are.」(苦笑)。
ご訪問ありがとうございました。
【2016.1.9 記事の御紹介】
■ペロブスカイト結晶を構成する原子の視覚化
http://www.oist.jp/ja/news-center/news/2016/1/8/230722015/10/13/21725
(2016年1月9日付 沖縄科学技術大学院大学 ニュース)
【2016.1.8 あの感動を再び!】
ここ最近、激しく地下活動中。今年は ICES2016 を苗場で開催します。日程
は暫定「3/15(火)-16(水)」訂正、「3/22(火)-23(水)」で検討しています。
お楽しみに。
【2016.1.7 工事中】
瀬川研が誇る(?)ドライルーム、面積を今の2倍へ拡張します。除湿剤に内田先生
が発明したスポ酸(スポンジ酸化チタン)を用いているのは知る人ぞ知る。このお陰で
電気代が(推定)年間 100 万円程度浮きます。
今月いっぱい修羅場です。
【2016.1.5 春の学会】
あっ!日本化学会春季年会、まさかのエントリーし忘れ(時既に遅し)。
後は電気化学会と応用物理学会ですね、、、思いましたが、今年は MRS とも重な
っているのですね。ちなみに 3/24日(木)は日本化学会(京都)の初日ですが、グレ
ッツェル先生の御講演があります。8.9.1 第6回「フォーラム:人工光合成」のセッショ
ンで時間は 14:45〜15:45 ですが、運悪く 8.1.1 T1A.「太陽光−未来を支えるサステ
イナブル・エナジー」と題した ATP セッションと重なっており、ちょうど宮坂先生の御
講演と別会場で同時進行となっております。
それから今月! 告知し忘れておりましたが(済みません)学振175委員会主催で
ペロブスカイト太陽電池に力を入れた講演会があります。海外からは Nam-Gyu Park,
Udo Bach, Yi-Bing Cheng, Anders Hagfeldt ら、錚々たるメンバーが顔を揃えます。
お楽しみに。
【2016.1.4 PV Analyzer の御紹介】
昨年ご紹介させて頂いた PV Analyzer のソフトが更に改良された模様。完成度は
かなり高く、正直これだけで 100 万円級の価値があると思います。特に MPPT 測定
については最近、産総研(菱川先生)とも密に行き来、あるいは情報交換を行ってお
り、計測標準化活動にも関連して従来の I-V 測定ではカバーできないペロブスカイ
ト太陽電池の性能評価法を提案できたらと考えております。
私が知らなかっただけですが、η=25% 級の世界記録を狙うような高効率シリコン
太陽電池の場合は「ヒステリシスがあるのは当たり前」だとか。
■PV Power Analyzer VK-PA-25 カタログ
モザイクごめん。
【2016.1.2 DSC動画の御紹介】
つい最近、EPFL より配信された YouTube 動画です。ドイツ語版とフランス語版が
あって、なぜか英語版がありません。最後の方、13:20 に出てくるのが g2e社(スイス)
の社長 Asef さんです。
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Germany ver. |
French ver. |
参考までに多結晶シリコンの製造はこのような感じになります。低コスト化のために
は材料自身のコストもさることながら、まずは製造速度(如何に早く大量に作れるか)
が重要になります。
【2016.1.1 記事の御紹介】
■畳の感触守る、わら床/貼る太陽電池、実用化
http://mainichi.jp/articles/20160101/ddl/k04/040/023000c
(2016年1月1日付 毎日新聞 宮城県)
【2016.1.1 謹賀新年】
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。