不定期日記(2002)後期


【2002.12.28 いろいろありました】

         

 既にお休みモードに入っています。本当は溜まった原稿があるのですが、見て
見ぬ振り。いえいえ、これから何とかします。

 今年は自分にとってあまりにも多くの出来事と変化が起こった年でした。一生
悔やまれるのは、同胞の死。昔の日記に自分が読んだ弔辞を付け足してしまいま
したよ。改めて読み返すと怒りと悲しみが込み上げてきて、こればっかりは正気
でいられません。だめ、もうだめ。今、夜中(2:00)にこの日記を書いているか
ら余計に鬱々。

 研究面はまずまず。今の自分が置かれている環境下では上出来? 最悪クビに
なるのも覚悟で、腹を括って取り組んでますからね。資金・実験材料・情報、あら
ゆる面で多くの方にお世話になりました。皆様のお陰です、本当にありがとうござ
いました。来年は色素電池のネタ満載の年になりそうです。

 初心、どうだったかな...


【2002.12.27 IEA Conf】

国際エネルギー機関(IEA)・太陽光発電システム国際会議2003
− IEA太陽光発電システム実施協定10周年記念会議 −
〜太陽光発電技術の過去、現在、そして未来〜
平成15年5月19〜20日
大阪国際会議場('グランキューブ大阪')
(12月20日付 DAILY NEDO)

 WCPEC-3 へのエントリー見送ったの、失敗だったカモ。時既に遅し。


【2002.12.26 記事&ニュース】

神奈川県産総研 分解速度2倍の光触媒
空気浄化などに有望(12月24日付 日経産業新聞)

平成14年度「集中連系型太陽光発電システム実証研究」に係る委託先決定について
(12月20日付 DAILY NEDO)

 H 様、いつもながらありがとうございます。


【2002.12.25 セミナー】

〜変換効率の向上とフィルム型の実現をめざして〜
   ドライプロセスによる色素増感太陽電池の作製

●講 師  富士ゼロックス(株) ドキュメント・ソリューション&マーケティング・カンパニー
      
小野 好之 氏
●日 時  平成15年1月20日(月) 12:30-16:30
●会 場  [東京・五反田] ゆうぽうと 5F さわらび 
●聴講料 1名につき47,250円(消費税,テキスト代含む)
       〔1社2名以上同時申込の場合1名につき5,250円割引します〕

 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★従来シリコン型との比較/太陽電池用プラスチック材の光電特性とは?
プラスチックフィルム型色素増感太陽電池における
低温成膜および高出力化,カラフル化


●講師 岐阜大学 大学院 工学研究科 環境エネルギーシステム専攻
教授 工学博士
箕浦 秀樹
(岐阜県新エネルギー導入研究会太陽電池部会長)
<日時・会場>
平成15年1月24日(金)
12:30〜16:30
[東京・池袋]サンシャインシティ ワールドインポートマート 8F802会議室
47,250円(消費税・テキスト代含む)

 必聴!


【2002.12.24 赤鬼、OK】

さよなら、ペイントシェーカー(左)。こんにちは、ペイントシェーカー(右)。

  
before
after

割と頻繁に活用していたのです、がつい先日壊れてしまい途方に暮れておりました。
で、御厚意で中古品を譲って頂くことに相なりました。a様、この場を借りて深く
感謝申し上げます。時節柄、すてきなX-mas プレゼントとなりました。

もっと綺麗な装置を見たいという方はここあるいはこちらをどうぞ。
Red Devil 購入を御検討の方は日本フリーマン株式会社へお問い合わせ下さい。

 ちなみに P-25 等の粉末系ですと、振とう処理時間が長い方が分散が良くなり、電池性能も向上し
ます。同意見、他にもちらほら。


【2002.12.24 今日はクリスマスイブ】

 ちょっくら実験に行ってきます。午後に帰ります。


【2002.12.20 ニュース Afternoon】

 次世代太陽電池 米ナノシスと共同開発
松下電工、07 年めど販売(12月6日付 日刊工業新聞)
-------------------------------------------
 遂に、でしょうか?日本での取り組み具合が気になります。以下、松下電工の
プレスリリースから抜粋

 松下電工株式会社(本社:大阪府門真市 社長:西田一成)は、Nanosys(ナノシス社、本社:
アメリカ カリフォルニア州、CEO:Larry Bock、ラリー・ボック)と、建築物用太陽電池市
場向けに、ナノテクをベースとした次世代太陽電池の共同開発をおこなうことで合意し、11
月18日に契約を結びましました。

 この共同開発は、Nanosysが保有するナノ結晶、及びナノコンポジット技術と、松下電工が電
子材料の分野などで蓄積してきた固有のナノ技術や量産技術を組み合わせるもの。次世代太陽
電池開発において大幅なコストダウンと、高性能化が実現できるものと期待されます。ナノコン
ポジット有機太陽電池は、シリコン太陽電池よりも理論的には安く作れますが、これまでセル変
換効率が低く、長寿命化が困難とされてきました。Nanosys社は、現状のシリコン太陽電池並の
効率まで高める基本技術を確立しつつあり、また松下電工は高耐久化技術開発で長寿命化を担当
し、両社が協力して行くことになりました。将来的には、松下電工が両社で開発した太陽電池を、
日本とアジア地域で住宅、ビル及び屋外施設の建築物用に展開する予定です。具体的には、20
07年の事業化を目指してます



【2002.12.20 ニュース】

 酸化チタン光触媒 分解効率大幅アップ
物質研 新技術で表面積増加(12月19日付 化学工業日報)

 酸化チタン触媒 活性、市販品の10倍
物材機構が新製法 接触表面積を大幅増(12月19日付 化学工業日報)

ついでに

 カーボンナノファイバー 材料炭素の6割合成
京大、効率的な技術開発(12月19日付 日刊工業新聞)

 NKK ナノチューブテープ状に合成
低コスト量産に道(12月19日付 日刊工業新聞)

 H様、いつもながらありがとうございます。


【2002.12.19 文献調査】

 ただ今2個目執筆中。文献調査の過程で気になって調べてみたのですが、
dye-sensitizedsolarcell の3語を含む論文数の推移を見たのが
下のグラフになります。調査のベースにしたのは CA on CD。

   
今のところ確実に増えている模様。


【2002.12.18 ニュース】

色素増感型太陽電池固体化 ホール輸送材を開発
静岡大と富士写真 添加剤で安定性向上 日刊工業新聞(12 月 10 日付)

 昆野先生、なぜこの時期に?そして富士写真?という、なかなか示唆に富んだ内容です。

鐘淵化学 アモルファス太陽電池パネル 内外で新市場開拓
太陽工業など2社が協力 日刊工業新聞(12 月 10 日付)

ニュースと言えばもう一つ、第1回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞
努力賞(15編)【奨学金3万円・記念品】
「色素増感型太陽電池における色素の研究」
宮城県仙台第三高等学校化学部

おめでとうございます!


【2002.12.17 レインボーセル】

 」ホームページ(箕浦研)を公開!
ネーミングがいいですよね...


【2002.12.16 天然色素】

 今日はこの会社を紹介、キリヤ化学。天然色素、合成色素売っています。

1.天然色素には使用基準がありますので、下記の食品には使用できません。
  (1)こんぶ類、食肉、豆類、野菜、わかめ類。(これらの加工食品は除く)

上の但し書きを見て、以前分からなかった酸化チタンを上記の食品に添加しては
いけない理由が分かりましたよ。安全云々ではなくて、鮮度のごまかしに使って
はいけないという意味なんですね?

宮坂先生御推奨?銅クロロフィリン歯磨き粉に入っています。

 若狭先生、どうもです2。今日のニュースはこっちか。


【2002.12.13 まだまだ DSC太陽電池キット】

 見つけました。準備中「色素増感型太陽電池学習キット」。Dr. スメスタッド
のキットを日本向けに再構成して発売するようです。旭産業株式会社さんでした。

 若狭先生、どうもです。


【2002.12.12 まだまだ DSC太陽電池キット】

 ケニス株式会社と言えば、理科教材を扱っているところですが、
ここでも DSC太陽電池キットを販売していたはずです。HP上では見つからず。
色素、電解質溶液無しで1万円くらいだったと思います。

こうした国内キットは他にもまだ見掛けたことがあります。
資料、どこかへ紛失 > 情報希望。

 今日は平和な一日だ。ということで論文書いてます。もう少しで終わり。


【2002.12.11 Night その後のマイクロ波】

 ガラス電極上でマイクロ波焼成→電気炉加熱とほぼ遜色ないことは確認
できたのですが、今日は PET/ITO フィルム上でも動作を確認。対極も含
めて All フィルム状 DSC で効率 0.8%(AM1.5, 100mW/cm2
出だしとしてはこんなもんでショ。←続きは春までお預けの予定。

【2002.12.11 DSC太陽電池キット】

 こっちは Dr. スメスタッドのソーラーキット。
Sol Ideas Technology Development
SolarQuest なるサイトにも解説が載っています。

先日のキットもこちらも柳田先生がコミットされております。(^^;)


【2002.12.10 光合成型太陽電池キット2】

 西野田電工(株)さんが販売されているキットのルーツ?
Man Solar 社(オランダ)です。外箱の印刷はもちろんですが、
中身も多少違うようで。


【2002.12.9 光合成型太陽電池キット】

 「エネルギー教育用教材キット2500セットを無償配布 配布先の中学校を募集中」
資源エネルギー庁は「エネルギー教育推進事業」の一環として、中学生を対象とした「エネルギー
教育用教材キット」を作成し、このキットの配布を希望する中学校の募集を開始した。。。

 西野田電工(株)さんの光合成型太陽電池キットのようです。今HPを見ましたら
大分リニューアルされておりました。

 ネタ提供は英弘精機さんからでした。どうもありがとうございました。


【2002.12.6 続・Fire!】

 好評?火の玉実験、未公開画像(NG 版)も出しちゃいます。
ファイルを kuroppe より速いサーバーに移しましたが期間限定です。
昨日御紹介したやつも含めて下に整理します。

画像1(JPG 310 KB)火の玉

動画1(QuickTime 4.8 MB)グローランプ

動画2(QuickTime 7.7 MB)火の玉 NG

動画3(QuickTime 3.7 MB)火の玉


 種明かしは春の電気化学会(4/1〜3)にて冨羽が発表致します。大槻教授のメールアドレス募集中。(笑)


【2002.12.5 Fire!】

 火の玉実験公開。
実験1 グローランプ にマイクロ波(2.45GHz)を照射すると、光ります。
     動画1(QuickTime 4.8 MB)

実験2 とあるものにマイクロ波を照射すると、火の玉が出現します。
     動画2(QuickTime 3.7 MB)

 お楽しみいただけたでしょうか?危険なので、マネしないように!!

 ネタは別な方から教えて頂いたんですけどね。どうもありがとうございました。


【2002.12.4 出た! NEDO 成果報告書】

 12/03に新たに登録したNEDO報告書は以下の通りです。
「太陽光発電技術研究開発 革新的次世代太陽光発電システム研究開発」
高性能色素増感太陽電池技術の研究開発 4つ
完全固体型色素増感太陽電池の開発   1つ

 download して印刷可能です。


【2002.12.3 Flexible】

 今や焦点と化しているフィルム状DSC
オーストラリアの Linz 大学からでした。jpg 画像の作成日は
今もさること 1999 年 11 月 5 日になっています!

 レ、レインボーセルですか?>箕浦先生


【2002.12.2 日経エレクトロニクスより】

先日宮坂先生よりお話のあったフィルム化の内容が、早くも記事になりました。
 曲げられる有機太陽電池
 機器や窓に張り付け可能
 変換効率3%,プラスチック基板を使う

今日発売の日経エレクトロニクスからでした。

 遂に師走!


【2002.11.29 表面粗さ計買ったヨ】

 意を決して、と言うと大袈裟?ですが、毎回測定に出掛けるのも億劫なので
小型の表面粗さ計を買いました。100 万円也。なかなかいい感じです。

東京精密製 サーフコム130A

測定風景



【2002.11.28 加藤先生@産総研だヨ】

 お昼から例の御講演がありますので聞きに行って参ります。(12:00)
聞いて参りました。(16:00) んー、物理化学してますね(遠い目)。
過渡吸収分光を顕微鏡下で測定してしまうというかなり斬新な内容でし
た。御講演どうもありがとうございました。
 関連文献は J. Phys. Chem., B, 106(2), 374-379 (2002).
と、こちら  J. Phys. Chem., B, http://dx.doi.org/10.1021/jp021484j



【2002.11.28 morning 宮坂先生@横浜桐蔭大だヨ】

 ところで先日の宮坂先生の御講演はかなり盛況だったようです。ずいぶん勉強に
なったという声が聞こえてきております。今日は RITE で御講演と大忙しですね。
発表終わりの方でこちらのHPを御紹介いただいたようで、大変うれしく思います。
           4.5%(再度確認)と、書いておく ^ ^;

 宮坂先生が某先生の御後輩だというのは最近知りました。世の中狭い...


【2002.11.27 二次基準セル再び】

 値段知っている方、買ったことのある方、情報お待ち致しております。
__________________________________
(1) 基準セルのパッケージの購入先:
  (株)ムラキ 大阪支店
  精密機工部 担当:平田氏
  電話:06-6262-5923
  FAX: 06-6262-5927

(2) セルの購入とパッケージへのマウントの依頼先:
  (株)エムエスケイ 長野事業所 営業部
  電話:0267-67-1691
  FAX: 0267-67-1812

(3) 上記の (1) と (2) について一括して申込み可能な依頼先:
  エコサービス
  電話:03-3415-7751
  FAX: 03-3415-7986
__________________________________

海外でも売っているところがあるようです。http://www.pvmeas.com/refcells.html

 リンク間違えておりました。


【2002.11.26 光触媒スプレー紹介】

右の写真は
 ・銀担持酸化チタン 光触媒スプレー 6731
 ・光触媒紙 9920 シリーズ
 ・エアーフレッシュ 〜光触媒効果〜 ティッシュケース用カバー
例によって?ThreeBond さんからでした。

 実際にやってみた人ならお分かりだと思いますが、アセトニトリルの封止はかな〜り難しいですよね?

溶媒を3-メトキシプロピオンニトリル → 純アセトニトリルに変えたら、デモセル作れなくなりましたよ。
溶媒が直ぐに揮発。


【2002.11.25 MATERIAL STAGE】

 今月の特集は有機太陽電池。大阪方面のアクティビティー高し。

★★★★★★★★★★★★<2002年12月号もくじ/予定>★★★★★★★★★★★★

環境技術特集 「有機太陽電池の変換効率の高度化と固体化技術」
 1.有機太陽電池の利点と実用化予測 −実用化にむけての技術・コスト問題と解決法− 
                              大阪府立大学 上原 赫
 2.色素増感太陽電池の量産化にむけた課題         富士ゼロックス(株) 小野好之
 3.色式素増感太陽電池の固体化技術
  3.1 有機ホール輸送剤の適用             大阪大学 柳田祥三
  3.2 電解液のゲル化による擬似固体色素増感電池    九州工業大学 早瀬修二
  3.3 p型半導体の適用                 静岡大学 昆野昭則
  3.4 TiO2のナノポーラス構造の制御と変換効率の評価  大阪大学 柳田祥三
 4.有機薄膜太陽電池−正孔輸送剤への導電性高分子の導入と電子受容層へのC60の適用 
                               金沢大学 高橋光信
 5.分子太陽電池の開発と課題                京都大学 今堀 博


【2002.11.22 文献集のお知らせ】

 CIRCULAR No.2002 注目海外技術文献集(英文)
色素増感太陽電池
----------------------------------------------------------
TPC-16240 色素増感ナノ結晶太陽電池のモデルとシミュレーション \39,000
TPC-16241 色素増感ナノ結晶太陽電池の安定性 \20,500
TPC-16242 ゾル-ゲル処理と色素増感太陽電池 \21,500
TPC-16243 固体化色素増感太陽電池:高分子電解質、有機高分子ホール材料 \42,500
TPC-16244 シアニン色素とシアニン色素増感太陽電池 \26,500
TPC-16245 ルテニウム増感剤とシアニン色素増感太陽電池 \36,500
TPC-16246 色素増感二酸化チタン太陽電池 \37,500
----------------------------------------------------------

株式会社テクニカルプレス
〒101−0047
東京都千代田区内神田1丁目18番11号
東京ロイヤルプラザ1016
TEL 03-3291-8695 FAX 03-3294-8405

 こういう商売もあるのネ。

【2002.11.22 morning あぶない】

 ピンセット、足に突き刺して死にかけたアホな私。( ̄□ ̄;)
メールのお返事今から書きます...


【2002.11.21 講演会のお知らせ】

 第21回・固体・表面光化学討論会
主催:日本化学会
会期:2002年11月21日(木),22日(金)
場所:長岡技術科学大学、長岡技術科学大学マルチメディアシステムセンター

柳田研、荒川研、宮坂研の皆様、いらっしゃいます。

 お知らせありがとうございます。


【2002.11.20 NHK 取材、来たヨ】

 11月18日、岐阜県新エネルギー導入研究会太陽電池部会「色素増感太陽電池
ワーキンググループ」第2回部会が岐阜大学で開催されました。これに合わせる
形で NHK 取材が。箕浦研HP、大々的に更新されていますのでぜひご覧を!

 そしてもう一つ!2002年10月10日「NHK BS1 NEWSWATCH(English)」に
て放送されたのがこちら。5分間に渡って太陽電池→色素増感太陽電池→フィルム
状色素増感太陽電池という流れで説明がされました。紹介されたのは日立マクセル
株式会社、Labo の風景から現場の雰囲気まで伝わる内容で、例によってフィルム
状のDSCでモーター回しを披露しています。3年後に製品化を目指す?
                 (mpg, 4.9 MB):NHK の了承を得て動画を一部抜粋


【2002.11.19 多元研セミナー】

 来週、産総研・光反応制御研究センター(光反応機構チーム)の加藤 隆二
先生がこちらにいらっしゃいます。をを、楽しみ!

日時:11月28日13:30−15:00
場所:多元研科研棟N-315
演題:ナノ微粒子半導体膜に吸着した分子の光誘起電子移動反応
要旨:
ナノ微粒子半導体膜に吸着した有機分子からの光誘起電子注入過程は、不均一系での
電子移動反応の系として興味深いだけではなく、色素増感太陽電池などの光電変換デ
バイスの基礎過程としても非常に重要である。ここでは主に酸化亜鉛ナノ微粒子(多
孔質)膜に様々な有機分子を吸着させた系を対象に行った研究について述べる。ま
ず、界面での光反応を追跡するために、可視から近赤外波長領域(400-3000nm)での過
渡吸収を高感度に行うことのできる分光計を製作したので、測定原理と特性について
述べる。この装置により電子注入によって生成する伝導電子の近赤外光吸収を観測す
ることが可能になり、電子注入速度、注入効率、再結合ダイナミクス等についての知
見が得られた。速い電子注入(<10ps)と非常に遅い再結合(>1ms)が生じる機構、表面
のエネルギー的な不均一性が電子注入効率に与える影響などについて議論する。さら
に、色素増感太陽電池デバイス性能との関連についても議論したい。

 あっちもこっちもニュースラッシュ!(明日ね)


【2002.11.18 特許情報】

 特許情報更新しました。

昭57

昭60

平01

平05

平06

平07

平08

平09

平10

平11

平12

平13

平14

2

1

1

1

2

4

7

7

16

42

102

115

(100)

(400)



【2002.11.15 技術情報協会セミナー再び】

★解決すべき課題とその解決法を明かす!!
有機太陽電池の高効率化とその材料特性および実用化への課題
●講 師 茨城大学 理学部 教授 工学博士 金子 正夫 氏
●日 時  平成14年12月13日(金) 10:30〜16:30
●会 場 [東京・池袋]かんぽヘルスプラザ東京 4F せきれい 
●聴講料 1名につき49,980円(消費税,テキスト,昼食代含む)
●プログラム
 まず環境エネルギ−資源問題における太陽エネルギ−の意味(単なる代替エネルギ−ではない)を
熱力学および地球上のエネルギ−循環から明らかにする.
 これを踏まえてどのような太陽エネルギ−変換系が設計できるか現状は何かを有機太陽電池も含め
述べる.
 有機太陽電池を特にその動作原理的な観点からとらえ,これまでの研究開発の経緯も含めて,材料
や特性 などの現状を明らかにする。
 このような理解に立って初めて,有機太陽電池において今後解決すべき課題とその解決方法が見えて来ることを強調したい.


【2002.11.14 ぐにゃり】

 宮坂先生、日刊工業新聞トップ!!!
「ぐにゃり 太陽電池 プラシートで桐蔭横浜大」
軽量/色自由 色素増感方式で実現(日刊工業新聞 1 面


【2002.11.13 history】

 「ヒストリー」項目追加。色素増感太陽電池年表を公開
不備多し。どうか御容赦下さい。


【2002.11.12 技術情報協会セミナー】

  これは、、、文句なしに必聴でしょう!

「理論効率34%・現実の効率8‐10%」ギャップの要因は?
色素増感光電池の高変換効率化とプラスチック化技術
●講 師  桐蔭横浜大学 大学院工学研究科 教授 工学博士 宮坂 力 先生
            〔元 富士写真フィルム足柄研究所 主任研究員〕
●日 時  平成14年11月26日(火) 10:30〜16:30
●会 場  [東京・五反田] ゆうぽうと 5F くれない西 
●聴講料 1名につき49,980円
●プログラム
 光合成との関わりから太陽電池製作まで色素増感に係わる研究を網羅的に紹介しながら、
効率のしくみ(理論効率34%と現実の効率8-10%のギャップ)とその開発限界に触れ、この
技術が生き残る応用の1つであるプラスチック化の戦略について提案する。

 割引券の問い合わせは宮坂先生へ直接どうぞ。(^^;)


【2002.11.11 JPEA 主催、第3回光エネルギー変換国際会議】

 3rd World Conference on
Photovoltaic Energy Conversion
英語版パンフレット(pdf 228KB)

 色素増感太陽電池のトピックは以下、つい先日までなかったと思われ。

I:

Fundamentals, New Materials and Devices (Area Chair: T.J.Coutts):
Theoretical studies, material and cell physics, innovative concepts,
nano-structures, dye-sensitized cells, organic materials including polymers,
thermo-photovoltaics.


Abstract 締め切りは 10/31。げっ、もう締め切られている!


【2002.11.10 う〜む】

 大変なこと(間違い?)を見つけてしまった。いつか機会があったら公開
したいと思います。ワクワク、というよりはドキドキ。しゃべりてー (^^;)


【2002.11.9 よーちゅう〜】

 カブトムシ幼虫のオス・メスの見分け方:
「腹の先の黒っぽくなった部分に卵が見えるのがメス」知ってました?
飼育セットの2匹がつがいで入っていたのは偶然じゃなかったんですね。
ここ最近、仙台の冬は寒くて動きの鈍い 28 匹でした。


【2002.11.8 光物性研究会】

 「光物性研究会」というのを始めて知りました。興味のある方、ぜひ御覧を。

 日本太陽エネルギー学会話の続き:せっかくの高高率な Si 太陽電池も、建家の壁材(あるいは天窓)
に用いる場合は採光しなければいけないため、わざわざ間引いて使うことの方が多いという現実。
勉強になりました。


【2002.11.7 電気化学、インピーダンス、SPR測定装置】

 ありがちな普通のセールスなのか、色素〜太陽電池向けを意図したものなのかやや
判断に迷いましたが紹介してしまいます。「弊社はヨーロッパの Eco Chemie BV 社
の日本代理店です。Eco Chemie BV 社は17年歴史を持つ電気化学測定装置のメーカ
です。」ということで詳しい情報はこちら、www.autolabj.com よりご参考ください。
インター・テックサービス株式会社さんでした。

---
で、もう一つ。今日明日と日本太陽エネルギー学会・日本風力エネルギー協会
合同研究発表会が仙台で開かれます。プログラムを見る限り色素増感はなさそうです
が、充実した太陽電池のセッションがあります。

 日本太陽エネルギー学会、今日朝一の発表ワロタ。「東北大でもやっているようですが...」と、ちゃんと
御紹介付きで見慣れたHPの画像が!(笑)


【2002.11.6 二次基準セル】

 これが太陽電池の二次基準セルだ!

 色素太陽電池を Si-セルで校正 → 評価しても良いのだろうか?という問題が
あることは確かなのですが、自分の光源が果たして AM1.5, 100mW/cm^2 と
称して良い物かどうか、調べる程度にはまあまあよろしいかと。

 お借りした所は、、、公表してよいのかどうか分かりませんが、どうもありが
とうございました。この場を借りて御礼申し上げます。


【2002.11.5 文献紹介】

 「有機太陽電池の高効率化を目指して」
化学同人 藤田克彦、化学、11月号, 53, (2002)  午後から文献、取りに行ってきます。ネタ提供、ありがとうございました。


【2002.11.3 日曜日】

 先日の銅クロロフィルですが「立派な食品添加剤です」情報が。語尾がフィリンと多少違うような気もしますが、まあ似たようなもんでしょう。 そういえばガムなんかにも入っていましたかね?食えるし安いし水に安定だし緑色だし、イイ! 松○様、ありがとうございました。


【2002.11.1 chlorophyllin】

 先日宮坂先生が御発表された水溶性!銅クロロフィリンを増感色素として作製した太陽電池(とモーター)の写真です。

この色素は極めて安価(Ru 錯体の 1/100)なうえ、吸着すると水系電解液にも溶け出さず、水系で使えるのがメリットだそうです。耐光性も十分。効率がまだ低いので共吸着剤の併用で効率アップを図っているとの情報でした。お知らせありがとうございます。野暮な質問で恐縮ですが、この色素、もしかして食べても安心? 神田方面の江○様、昨夜はいろいろお世話になりました。ありがとうございます。確かに一言二言余計なヤツでございます>私(笑)


【2002.10.31 セミナー聴講中】

 今日、明日と不在にします。よく見ると昨日はこんなセミナーもあったんですね。事後報告ですみません。

平成14年度NEDO先端技術講座

10月30日(水)12.太陽光発電と燃料電池
 ををっ!宮坂先生から続報が。興味深い写真、後で公開します。しばしお待ちを...


【2002.10.30 緊急速報 ノーベル賞キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

田中さん、片平キャンパス(仙台)にいらっしゃいました。写真2枚目、木造の建物が東北大学(全学部)の中央事務室。火がついたら5分で焼け落ちます。

【2002.10.30 TiO2 amorphous?】

 
 酸化チタン・ナノウールできたヨ。bar = 100 nm
大気中での飛散の仕方は P-25 を越えます。これに Tan疽菌を担持したら生物兵器に
なるかも。来春の電気化学会で発表ね。

 作るより観察する方がよっぽど難しい...


【2002.10.29 技術情報協会のセミナー】

内田先生、技術情報協会のセミナーで講演されるのですね。

 うゲっ。またしてもネタバレしてしまいました。仰せの通りでございます。
すっかり忘れていたのに、気がついたら明後日!(泣) こんな時に限って
プリンター壊れるし。(涙)
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技術情報協会:酸化チタン光触媒における エレクトロニクス分野利用への最新研究・可能性 ★電子部品の防汚
コート,クリーンルーム汚染除去 ナノサイズの酸化チタン粒子と光電変換,反射防止膜,ディスプレイ

酸化チタン光触媒における
エレクトロニクス分野利用への最新研究・可能性


●日 時  平成14年10月31日(木) 13:00〜16:45
●日 時  平成14年11月 1日(金) 10:30〜16:00
●会 場  [東京・五反田] ゆうぽうと5F くれない東 
●聴講料 1名につき59,850円(消費税・テキスト・2日目の昼食代含む)
       〔1社2名以上同時申込の場合1名につき5,250円割引します〕
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上記のセミナーにて『ナノ酸化チタン粒子の水熱合成と光電変換素子への応用』
なるタイトルで喋らさせて頂くことになった次第です。内容はほとんど前回に同
じですので、出席された方は聞きに来ないように!! 聴講料、高いですよね。
私の持ち分は今回1/5ですが、値段に見合うかどうかは補償の限りではありま
せん。どうか御容赦下さい。

「今頃遅いよ!」と怒られてしまいそうですが、割引券あります。↓
http://www.icrs.tohoku.ac.jp/~uchida/zu/waribiki.pdf  (1.0 MB)


【2002.10.28 プラスチック太陽電池講演会】

 そうでした、そうでした>28日。少し宣伝が足りなかったかも、と、少し反省。

プログラム
 1.「色素増感太陽電池の研究開発の歴史と展望
   −プラスチック化(フィルム化)の技術課題にふれて−」
      東京大学 藤嶋 昭
 2.「低温形成チタニア膜によるプラスチック
   色素増感光発電シートの開発」
      桐蔭横浜大学 宮坂 力
 3.「機能性色素の研究開発と色素増感太陽電池への応用」
      富士写真フィルム 岡崎 正樹
 4.「擬固体化ゲル電解質の調製とフィルム型色素増感太陽電池の研究開発」
     新日本石油 錦谷 禎範
 5.「CuI を使った固体色素増感太陽電池の研究開発」
     静岡大学 昆野 昭則

 宮坂先生御講演の目玉ですが「泳動電着低温製膜法で作製した TiO2 作用極/対極
(ともにITO-PETフィルム)のオールプラスチック色素増感セルが、100mW(AM1.5G)
の光量下で 2.6% の効率に達しました(25mW 光量下では 3.2%)」← Hagfeldtら
の 2.3% を凌駕?ちなみに「水系電解液使用の環境循環型セルのほうも偶然ですが同
レベル(3%)に達しています。こちらは色素吸着強化のための TiO2 表面改質に特
別の手段を使っています。」とのこと。講演出席者の方、詳細情報希望!(笑)


【2002.10.25 緊急速報 STI キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

www.sta.com.au より 10/18 日付け(公開は 20 日)の情報


・The project is part of Australia's first large-scale energy neutral building.
・DSC PV Facade Panels Form a 200 square meter sloping atrium wall/roof over the auditorium and plant room
・Design generation capability over 8,000 kWh of electricity every year
・The project was supported by the Sustainable energy Development Authority of NSW.

ソースは http://www.sta.com.au/download/CSIROBIPV.ppt (PowerPoint 472KB)

○橋様、ありがとうございました。


【2002.10.24 公開シンポジウム】

■公開シンポジウム「成功するサイエンティスト」
  〜大学・就職・起業、選ぶならどれ?〜
日時 平成14年10月28日 (月)  13:00 〜 16:30
            交流会 18:15 〜 20:15
場所 大阪大学 吹田キャンパス内 レーザー核融合センター4階大ホール
   吹田市山田丘2−1
プログラム
13:00 〜 13:15  挨拶 佐々木孝友 (ラボラトリ長)
前半 司会 小林哲郎 (基礎工学研究科)
13:15 〜14:15   対談「変革期における大学像」
          司会 兼松泰男(ベンチャー)
          パネリスト 河田聡(阪大フロンティア機構)
                小林敏男(経済学研究科)
                
柳田祥三(工学研究科)     聞いてみたいっす。
14:15 〜 14:30  休憩

 話変わって白鳥研究室@慶応大とブリヂストンからのニュース
「有機・無機の多層超薄膜 常温常圧湿式法に成功」
(10月21日付 日刊工業新聞より)HPをよく見ますと、他にも新聞記事多数。


【2002.10.23 Solar Simulator】

 まだまだ続く、海外のソーラーシミュレータ
ORIEL(Si 系のスタンダード?)
Photo Emission Tech., Inc.
Solar Light Co. Inc.
endeas(フィンランド!) QuickSun 450A(pdf 508KB)
Atlas(対候試験用)
Solar Simulator Finland Ltd.(対候試験用)


【2002.10.22 Spectrolab】

 NREL の評価装置、Spectrosun X-25 Mark II Solar Simulator の製造メーカー
装置の簡単なカタログが pdf ファイルで見れます。


【2002.10.21 NREL】

 色素太陽電池の性能はどこで Authorize したらよいのか?
というわけでグレッツェル先生の論文でときおり見られるのがここのデータ
 ・Current Versus Voltage (I-V) Systems
 ・Spectrolab X-25 Solar Simulator
 ・Device Performance

職人芸的な、凝りに凝った疑似太陽光スペクトルが見られます。


【2002.10.18 受賞】

 祝。鮎沢@岡谷南高校殿
読売新聞主催「学生科学賞(高校の部)、県議会議長賞」
課題名:色素増感型太陽電池の研究

 最近TVを賑わす長野県議会からの賞でした。でもいいなぁ。明るいニュースですね。
詳細情報希望!

 話変わって太陽電池関連ニュース2つ
夜光るタイル・レンガ(2002年10月17日付 日経産業)
電波受信・太陽電池駆動のGショック誕生(2002年10月16日付 ZDNN)

個人的には夜光るタイルのネタ、気に入っています。H 様感謝。


【2002.10.17 研究室紹介】

 今日は「大阪大学大学院工学研究科物質化学専攻、応用物理化学講座応用電気化学領域
(桑畑研)」、名前長いよ。

 いつの間にか橘 泰宏先生、助手でいらっしゃいます。産総研からの転身です(古巣
に帰る?)。相変わらずいい仕事されております。最近の論文から↓

Y. Tachibana, K. Hara, S. Takano, K. Sayama, H. Arakawa
“Investigations on anodic photocurrent loss processes in dye sensitized solar cells: comparison between
nanocrystalline SnO2 and TiO2 films”
Chem. Phys. Lett., 364(3-4), 297-302 (2002).

 そういえば、、、と今頃になって思い出して見返してみるとやっぱり!(遅いよ>オレ)
箕浦研HPも更新されておりました。共同研究プロジェクト関連の報道、目白押しで
す。中日新聞、岐阜新聞、中部経済新聞、日刊工業新聞、読売新聞!!!
IPS-14 関連の写真もあります。をををっ、緊張したU助手が。


【2002.10.16 5年間で50億円】

 「NEDO、500家庭に太陽光発電システムを集中立地」
NEDO の方に案内が見当たらなかったのですが、2002年10月14日付けの日刊
工業新聞からでした。

 話変わって最近問い合わせの多い DMPII ですが、入手は Solaronix 社のHPを
見られたし。国内製品をお探しなら「四国化成」だ!


【2002.10.15 基準セル】

 財団法人 光産業技術振興協会(OITDA)より
JISの紹介『一次基準太陽電池セル』「光標準化」第67号 発行日2002年5月15日
JIS C 8910 制定日 2002.12.20

 実際に事業として請け負っているのは財団法人 電気安全環境研究所(JET )
二次基準太陽電池セルが欲しい人はこちらをどうぞ。

校正品

校正項目

料金(円)

基準セル

二次校正

317,000

 〃

分光感度特性

22,000

 〃

I-V 特性

67,000


【2002.10.14 コンクール(NEDO)】

 きみのひらめきががエネルギーに!
第14回太陽電池工作コンクール作品募集のごあんない

作品企画書応募締切日 平成14年10月28日(月) 当日消印有効、まだ間に合うぞー。


【2002.10.11 虫除け】

 「LED で虫よけ 太陽光発電方式ランプ」(2002.10.9 日付 日刊工業新聞)

 情報提供ありがとうございます。


【2002.10.9 Chem. Lett. より】

Microwave-Driven Polyol Method for Preparation of TiO2 Nanocrystallites
Tetsushi Yamamoto, Yuji Wada, Hengbo Yin, Takao Sakata, Hirotaro Mori, and Shozo Yanagida
ChemistryLetters, 2002, 10, 964 (2002)

ちなみに今月の「化学工業」はマイクロ波特集です。

 
おおう、やばい。私も早く論文化しないと。。。


【2002.10.8 花の色素で】

アントシアニンで色を楽しもう
       待場 弘樹


 このページ、いいわぁ。「pHを少しずつ変えてスペクトルを作ってみましょう。
紅芋アントシアニンは赤紫青紫青緑黄緑までの色を連続的
につくれます。作れないのは黄色から赤にかけての色だけです。」
新潟大学教育学部からでした。

 アントシアニンはブルーベリーや黒豆にも入っていて、発電能力がある天然色素
です。紅芋の色素で太陽電池!


【2002.10.8 高性能モーター

 問い合わせがありました色素〜太陽電池用モーターですが、私の
知る範囲で2つほど候補がありそれぞれ以下の通りです。形式には
更に細かい分類がありどれが最適なのかまでは分からないのですが、
手元にあるのは 1016M の 012G というタイプです。動作時は
2 mA / 0.35V 程度の電気が流れています。006G の方が良く回っ
たような記憶がありますが、微妙な差だと思います。最近、より起
動トルクの小さい 0816P 008S というのを入手して、なおかつプ
ロペラも更に小型軽量化したものを用意したのですが 012G(写真左)
の方が動作が機敏でした。(泣)モータースペックよりも個体差、
回転軸の滑らかさの方が影響が大きいような気がします。細身なの
で台座がないと格好悪いのが難点です。
==========================
1016M003G  @5,700
1016M006G  @5,800
1016M012G  ?

0816P008S  @5,200
==========================

 一方、Maxon のモーターもよく学会等で見かけるのですが(Solaronix
のデモセルに付いてきます)、こちらは平べったく厚みがあるので座
りが良いです。いずれも輸入ものですので、いい値段がします。御参考。

【1】品名:DCマイクロモータ 形式:1016_G もしくは 0816_S
光進電気工業株式会社
東京都目黒区自由が丘1丁目20番19号〒152-0035
TEL(03)3717-0101  FAX(03)3718-0101

【2】品名:maxon DC motor 形式:Amax12
マクソンジャパン
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-1-15
Tel: 03-3350-4261 Fax:03-3350-4230


 電池とは無関係ですが、「インターネットで読み解く!」が更新されていました。
第124回「少子化対策の的は外れるばかり」 (2002/10/03) 『心が傷つ く』と
いう不可思議な言葉が多用される。。。 見ていて同感。


【2002.10.7 NEF】

 太陽光発電システム設置価格データ
出典は新エネルギー財団HP http://www.solar.nef.or.jp/system/html/new.htm より
 単位:万円/kW

 

全結晶
システム

単結晶
システム

多結晶
システム

アモルファス
システム

太陽電池価格

48.7

56.7

47.0

56.8


H14 年事業で上の通りですから、発電素子の価格は平均して 52万円/kW→ 520円/W
が現状?

 うー、土日なしで月曜日突入は辛い。。。


【2002.10.5 運動会】

 今日は朝から運動会、、、はさておき、午後は弘前まで移動して土日の学会です。
日本化学会東北支部 2002 年度化学系7学協会連合東北地方大会。
ほとんど10 年ぶり?の帰省(親不孝者)。


【2002.10.4 太陽電池を使って】

 小ネタで1つ、「環境境警報装置」(2002.10.3 日経産業新聞より)


【2002.10.3 CEATEC JAPAN 2002】

 緊急速報!

 現在幕張メッセのCEATECにて日立マクセル(株)さんが色素増感太陽電池
(フィルム基板タイプおよびガラス基板タイプ)の展示および動作デモ(E−ink
やモーターを動かしています)を行なっています。
 開催期間は10/1(火)〜10/5(土)で、展示場所は電子部品・デバイスゾー
ン、小間番号 8D03です。

Photo 1

Photo 2


フィルム状太陽電池で3色(黄色)、やりますねー。
色素太陽電池も、いよいよという感じがします。   連絡遅いよぅ(笑)


【2002.10.3 morning やったね】

 電化で話した 28GHz マイクロ波焼成の続き、4.5% 出たーよ。
加熱に要する時間はわずか 5 分!(冷却も 1 分程度)
 
 次はフィルム化を目指します。

マイクロ波加熱で作製したセル
(QuickTime 3.2 MB)


 後ろでピースサインしているのはこの人


【2002.10.2 シャープ技報】

 「色素増感太陽電池におけるセル構成要素の影響」
韓 礼元・山中 良亮・小幡 孝嗣、シャープ技報、83(15), 49-53 (2002)

 Nishimoto 様、ありがとうございました。


【2002.10.1 お出かけ】

 


こういう↑人達がいらっしゃる所におじゃまさせていただきました。
いろいろお世話になり、ありがとうございました。

 台風のお陰で、危うく帰れなくなりそうでしたよ。


【2002.9.30 ICP30】

 第21回光化学国際会議(ICP21)
会期:平成15年7月26日〜31日
会場:大阪

 すいません、今日明日出張で出払っています


【2002.9.28 2ch】

 ここ以外でもたまに話題に触れられる色素増感太陽電池関連の掲示板を紹介。
出典は、真っ当な生活をしている人には縁のない世界、2ch から。

バージョンアップ太陽光発電4

ところでソーラーって本当に省エネ出来るの?

★対決!!風力発電VS太陽光発電!★


昔は「材料物性」にも出ていたのですが、お蔵入り。。。


【2002.9.26 続・封止剤】

 前回に続き、改良型封止剤の試作品ができましたので御紹介致します。
何のこっちゃ分からん、という方は
【封止剤 2002.4.26】「色素〜電池封止の作業と見学」
をどうぞ。 *コンピュータ制御の塗布ロボットは 150 万円程度だそうです。

 第二弾はオレフィン系の熱硬化性樹脂をベースとしたもので、型番が「11X-128」
前回紹介しました「紫外線硬化樹脂 3052D」に比べて透湿度が向上しており、1/10 程度
になったそうです。耐薬品性も向上。予めφ25μmのガラスビーズが添加されていますの
で、スペーサーが不要です。仕上がりはやや白味がかった透明で、こんな感じ。粘度はやや
ありますが、φ0.7 のノズルより機械塗布が可能。

 実際の使用ですが、100℃, 1h の加熱でOK。好ましくはキシレン溶剤のプライマー(下
塗り)を塗って100℃, 10min 加熱した上で上記の封止剤を塗ると接着強度が更に上がりま
す。お問い合わせは下記まで。

-----------------------------------------------------
 株式会社スリーボンド
 〒984-0011 仙台市若林区六丁の目西町 8-8
 TEL 022-287-2905 FAX 022-390-1092
 研究所研究企画課技術サービス 中村 恒義 t-nakamura@threebond.co.jp
-----------------------------------------------------


【2002.9.25 NEDO 配信ニュースより】

 NEDO 海外レポート 890 (2002.9.19)

新エネ
3.イタリアのソーラー普及プロジェクト、いずれも順調(イタリア)
4.ドイツで太陽光発電が一段と急成長(ドイツ)
5.スウェーデンの太陽エネルギー、熱と光をフル活用へ(スウェーデン)

 それともう一つ、光触媒系の話
 酸化チタンのナノ微結晶任意にパターン形成 (2002.9.24 日刊工業新聞)


【2002.9.24 セミナーあります】

 「可視光利用技術最前線」■ 監修:藤嶋 昭・橋本 和仁
出版記念技術セミナー開催
 プラスチック(フィルム)色素増感太陽電池の開発技術

 日時:平成14年10月28日(月)
 場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
 聴講料:お一人様 49,000円
 主催:技術教育出版社
    お申し込みは FAX で 03-3951-1789
 担当:真勢/Tel 03-3951-1799

 プログラム
 1.「色素増感太陽電池の研究開発の歴史と展望
   −プラスチック化(フィルム化)の技術課題にふれて−」
      東京大学 藤嶋 昭
 2.「低温形成チタニア膜によるプラスチック
   色素増感光発電シートの開発」
      桐蔭横浜大学 宮坂 力
 3.「機能性色素の研究開発と色素増感太陽電池への応用」
      富士写真フィルム 岡崎 正樹
 4.「擬固体化ゲル電解質の調製とフィルム型色素増感太陽電池の研究開発」
     新日本石油 錦谷 禎範
 5.「CuI を使った固体色素増感太陽電池の研究開発」
     静岡大学 昆野 昭則

 毎度のことですが、発行所の「技術教育出版社」はオンラインで検索しても
ヒットが全くありません。今どき珍しい。


【2002.9.21 よーちゅう〜】

 【幼虫 2002.5.5】で紹介した「カブトムシ飼育セット」はその後、無事2匹の
カブトムシに育ってくれたわけですが、つがいだったので卵を産みました。プラ
ケースに敷き詰めた腐葉土の中で時折モゾモゾと幼虫が顔を覗かせていたのです
が、新聞紙に広げてみてビックリ。その数、なんと29匹

 結局更に大きな箱を2つ用意して、現在もまだ飼育中。ひとつ気付いたのは、
大きさにかなりの不揃いがあったこと。同じ時期、同じ環境に生まれていながら
なんでこんなに差ができるんだろう?と思うと、ついつい人生のままならさと重
ね合わせてしまう今日この頃でした。はは。

 ぶっちゃけた話、先日ここの降学ブで公募があったのですが、擁立候補がいる
のを承知で応募した所、内々に「業績で比べると、おたくになってしまう」「申
請を取り消してくれ」と脅しが。これで逆に安心(自惚れたり)してたわけです
が、結局不採用。最初から公募なんてしなきゃいいのに。


【2002.9.20 電気化学会を振り返る (3)】

 I-V 特性評価装置ですが、今井@シャープさんが使われていたのはケースレー
インスツルメンツ社(03-5733-7555)のソース・メータ 2400シリーズ
本体のみの価格が 68.8 万円

 だからどうしたという話ではないのですが、結構気になるでしょ?誰がどうい
う装置で評価しているのか。分光感度測定装置が買えるようだったら苦労しない
んですがね。はは。(涙)


【2002.9.19 電気化学会を振り返る (2)】

 原先生御愛用?のソーラーシミュレーターは山下電装の YSS-150 ですが、学
会会期中に新たに廉価版の MiniSola(YSS-E40)なるものがラインナップされ
ておりました。

 AM−1.5対応、スペクトル分布は JIS CLASS B、有効照射面積 □40mm、
Xe 150 W で 147 万円


【2002.9.18 電気化学会を振り返る (1)】

 ほぼ共通の仕様はあるとは言え、微妙に研究者間で異なる電解液組成をおさらいしてみる。
発表者の敬称は略していますが御了承下さい。

講演 No

発表者

LiI

I2

DMPII

TBP

Solvent

note

2E07

原浩二郎(産総研)

0.1

0.05

0.6

0.56

AN

新規ポリエン色素

2E08

佐山和弘(産総研)

0.1

0.05

0.6

なし

メトキシAN

新規スチリル色素

2E11

藤橋岳(住セメ)

0.1

0.05

0.6

0.5

AN

2E20

宮坂力(桐蔭横浜)

0.5(KI)

0.025

なし

なし

Whiteリカー(宝酒造)

2E21

柳田祥三(阪大)

0.1

0.05

0.3

0.5

2E22

スパチャイ(京大エネ)

0.5

0.05

なし

0.1

TiO2 ナノチューブ

2E32

今井寿子(シャープ)

0.1

0.1

0.5

0.5

3-メトキシPN

抵抗解析用


宮坂研の「Whiteリカー」が光ります。(藁


【2002.9.17 しばし待たれよ】

 ただ今学会で集めた資料整理中。

、、、も、申し訳ない。野暮用でどうしても更新できず。A.M. 2:00


【2002.9.14 仙台にて】

 皆様お疲れさまでした。と、息つく間もなく今日も学会。

 
第55回コロイドおよび界面化学討論会

プログラムを良く見たら、足立先生が御発表されるんですね。

 いつもの事だけど、くろっぺ不在中に限って掲示板が盛り上がる(笑


【2002.9.13 終わりの日】

 本命、色素増感太陽電池がメイン。

E会場【シンポジウム:ナノモルホロジーと光電気化学】


【2002.9.12 初日】

 2002年 電気化学秋季大会初日、今日は光触媒関係です。夜は懇親会?
今見たらHP、リニューアルされていました。


【2002.9.11 新規なクマリン】

 あぁ、いきなりスゴいネタが飛び込んで来た。

 ■有機色素増感太陽電池で変換効率7.5%の世界最高性能を達成
  −安価で高性能な有機色素太陽電池の実現に一歩近づく−

 色素〜太陽電池で久々に?明るい話題です。「AM 1.5条件下で7.45%の太陽
エネルギー変換効率を達成した」が泣かせますね。明日から始まる電気化学会で
も紹介があると予想されます。

 実は今日から京都で光化学討論会もある。会期がおもいっきり電気化学
会と重なっていますが荒川センター長、反応機構チーム、柳田研、皆様方もエン
トリーしています。移動どうするのだ?

 実は今日から出払います>私


【2002.9.10 長鎖オリゴチオフェン】

 広島大グループ 光電変換効率35%を達成(科学工業日報 2002.9.9)
長鎖ナノ共役分子を開発 デバイス素材に期待

 ネタ元は広島大学工学部有機合成化学研究室(大坪研)です。


【2002.9.9 錯体化学討論会】

 第52回錯体化学討論会

平成14年9月30日(月)〜10月2日(水)
主催 錯体化学会 日本化学会
会場 東京大学教養学部 (東京都目黒区駒場3-8-1)

プログラムはこちら

 電池関連はこの辺↓かな?
1P-E167 増感色素としてのテルピリジン-βジケトナ-トルテニウム(II)錯体の合成と,
     その太陽電池性能(産総研)○山口岳志・Islam Ashraful・杉原秀樹・荒川裕則
1P-E168 新規ルテニウムピリジルキノリン錯体を増感剤とする色素増感太陽電池(産総研
     光反応制御研セ・住友大阪セメント)○柳田真利・橘泰宏・藤橋 岳・倉重允彦・
     原 浩二郎・加藤隆二・杉原秀樹・荒川裕則

 今日はね、驚きのお客様がいらっしゃいますよ。天下の文○省様!(汗)


【2002.9.6 HIT 構造で 18.5%】

 量産レベルで世界最高※1のセル変換効率18.5%の

190W HIT太陽電池モジュールを採用した「太陽光発電システム」を発売
(SANYO ニュースリリース 2002.8.8)

 「温度特性の向上で年間発電量が約36%アップし、同社によると 20年間で
約49万9千円分(電気料金換算)多く発電できるという。システム価格は、モジ
ュールを16枚使用する3.04kWタイプで235万4500円。」


【2002.9.5 CMC Books】

光機能性有機・高分子材料の新局面
 ・定価/本体65,000円+税 (発売中)
 ※系統的な材料科学からのアプローチにより、光機能性高分子材料の
  すべてを解説。ナノ素材、光機能性デバイス素材、光・熱ハイブリ
  ッド素材などの注目すべき最新動向を掲載。


【2002.9.4 AIST+NEDO+JET】

■(独)産業技術総合研究所と(財)電気安全環境研究所が共同で、
太陽光発電システムの総合支援サイト『 PVSYSTEM.NET 』を公開 
(2002.8.22 発表)

特徴は、下記の通り
●誰にでも簡単に利用できる高精度の太陽光発電システムシミュレーションを初めて開発
●全国約150地点の気象データと全国100箇所の住宅用システムの実運転データより算出
●簡単な操作で発電量予測・発電コスト試算が可能
●データベース(バーチャル・ソーラタウン)に登録することで修正・追加・削除が容易
●太陽光発電システム(約350箇所)の事例データベースも整備

2002/08/23 (金) の日経産業新聞にも掲載されているそうです。太陽光発電シス
テムの研究者の方々が長年の成果をまとめられたもので、とても綺麗で分かり易い
ホームページになっており、色素増感太陽電池の研究者の方々にも参考になるかと
思います。

 情報提供は前回に続き蓑田@英弘精機株式会社様、情報提供ありがとうございました。廉価版「MP-160」希望!(笑)


【2002.9.3 Night DAILY NEDO】

「産業等用太陽光発電フィールドテスト事業における収集データ分析評価」の

報告書掲載について

 

【2002.9.3 ICP21】

 次世代太陽光開発を支援=通産、発電量25倍目指す

他、いろいろ。共同通信の Web ページをどうぞ。


【2002.9.2 Konarka Technologies社】

 アメリカでは2003年に登場するか
色素増感型太陽電池

 アメリカマサチューセッツ州にあるKonarka Technologies社に関するニュース、
出典は SolarSystems No.89号 より。詳細はオンラインで公開されています。アド
レスが示すように、EPFL とグレッツェル先生が直接関与しています。

 蓑田@英弘精機株式会社様、情報提供ありがとうございました。いつぞや紹介しました「色素増感
太陽電池対応I-VカーブトレーサーMP-160」、関西方面で売れているらしいです。(笑)


【2002.9.1 続 IPS-14】

 IPS-14 を振り返る。最前線で色素太陽電池に取り組む若手達。(笑)

Photo1

Photo2

Photo3


 伊藤さん、写真ありがとうございました。


【2002.8.30 ?】

 単純な操作ミスで削除。何を書きましたっけ?


【2002.8.29 NEDOフォーラム2002】

 NEDO Forum2002
◇第22回事業成果報告会◇ 開催のご案内


日 時:9月19日(木)9:30〜
会 場:赤坂プリンスホテル「五色」

太陽光発電技術セッション
講演 13:00-15:00
「太陽光発電の将来展望」東京工業大学 教授 小長井 誠 氏
「全体概要」 NEDO 総括主研 篠 清志
「太陽電池技術開発」NEDO 主研専門員 荒谷 復夫
「太陽光発電システム技術開発」NEDO 主研 加藤 和彦

 個人的には「テーマ公募型事業の提案書作成のポイント(的確な審査を受けるために)」が気になるのですが...


【2002.8.28 化学のレポート?】

 「化学」2002年8月号

[科学教育を考える]「教養の化学」で日本を立て直そう!
「ゆとり教育」の呪縛を大学で断ち切れ!石田昭人(京都府立大学)
 残念ながらこちらは図書室閉鎖中にて詳細不明

 学生に課したレポートの一つとして「色素増感型太陽電池の現状と未来」という
ものがあったそうです。学生達がどのような結論を出したか非常に興味有りますが
、、、特にコンタクトはなかったですよ?ここしばらく精神的にダメージを食らっ
て掲示板の方は疎かにしておりますが。

 “未来”はですね、意外と早く来ると思いますよ。2年以内には誰かが事業化していることでしょう。


【2002.8.27 高分子学会】

 第17回高分子エレクトロニクス研究会講座

日 時:平成14年11月7日(木)、8日(金)
会 場:上智大学中央図書館棟921会議室
主 題:新エネルギーと高分子材料(変換と貯蔵)


二日目(11/8)は御講演者6名による色素増感太陽電池の話です。


【2002.8.26 日本太陽エネルギー学会】

 平成14年度 日本太陽エネルギー学会・日本風力エネルギー協会
合同研究発表会のお知らせ


【期間】平成14年11月7日(木)、8日(金)
【会場】仙台国際センター(仙台市)

 今回は仙台のようです。「登壇者は,主催団体会員に限ります」とありました
ので、発表はパス。でも聞きに行こうと思います。


【2002.8.23 静大にて】

 第7回静岡大学薄膜基板研究懇話会研究発表会のご案内

1.日 時 2002 年 9 月 27 日(金)
2.場 所 静岡大学工学部佐鳴会館会議室(静岡県浜松市城北 3-5-1)
3.参加費 4,000円(講演予稿集1部含む)
4.
プログラム(pdf 8kB)
代表世話人 金子正治


 詳しくはこちらをどうぞ。

伊藤さん、プログラムにちゃっかり出てるし。


【2002.8.22 DAILY NEDO】

 太陽光セミナーキャラバン2002(福岡、沖縄会場)開催のお知らせ

福岡、那覇、東京、大阪、名古屋、仙台、6都市にて順次開催
参加申込方法(各会場とも定員になり次第、締め切ります)
最新ガイドブックを無料にてご提供 !


【2002.8.21 告別式】

 参学智将禅清居士    【弔辞】

 ご冥福をお祈り致します。御連絡を頂きました皆様、この場をお借りして心より御礼
申し上げます。

 彼の絶筆の1つ(投稿済)は Ru-フタロシアニン色素の光学特性を調べたものでした。
草稿にはウプサラ大 Hagfeldt 氏の連名を取り消した跡があったことから、電池特性も
測っていたと思われます。今日はストックホルム大でも彼の追悼式典が執り行われるそ
うです。


【2002.8.20 お通夜】

 [訂正]大変申し訳ございません。お通夜は御自宅で執り行われるそうです。

〒018−5337
秋田県鹿角市十和田末広字上谷地15
柳沢 義一
TEL 0186-35-3701
FAX 0186-23-2185


【2002.8.19 日程】

 当研究室よりスウェーデン留学中に亡くなりました 柳沢 将 氏(27 才)の日程が
決まりました。通夜および告別式は、下記の通り執り行われます。

通 夜  日 時  平成14年8月20日(火)午後6時から
     場 所  萬松寺 〒018−5201鹿角市花輪字西町187(柴内西町)
             (電話0186−23−2647)
          
地図 外観 経路・目標:高速道過ぎ左折、生活センター左折

告別式  日 時  平成14年8月21日(水)午前11時から
     場 所  同 上

喪 主  柳沢 義一 殿 (実父)

 ◆席の用意の都合上、告別式(←通夜ではありません)に参加される方は内田 uchida@icrs.tohoku.ac.jp, 022-217-5599 まで御連絡いただければ幸いです。
なお、連絡頂きました方はこちらにリストを用意しましたので御確認下さい。
 ◆交通の不便等から、出席者が心細いのではないかと懸念されています。弔電等、

遠慮無く頂ければ幸いです。


【2002.8.17】

 曇。お盆休暇中。


【2002.8.16】

 雨。お盆休暇中。


【2002.8.15】

 今のところ新しい情報はありません (AM 2:00)(AM 4:00)(PM 0:00)

 → お父様より連絡が入りました(PM 15:00)。一昨日、荼毘に付されたそうです。御家族が帰国されるのは 17 日夕方になります。死因の特定には1〜2ヶ月ほどかかるそうです。安らかな寝顔だったそうです。


【2002.8.14】

 今のところ新しい情報はありません (PM 14:00)(PM 17:00)(PM 21:00)


【2002.8.13 さよなら】

 

 覚えておいででしょうか?今から約 2 年前、2000 年 9 月にとある事情からこの研究室を飛び出し(当時D2)、新たにスウェーデン・ストックホルム大で活路を見出すべく孤軍奮闘しておりました 柳沢 将 氏が逝去されました。享年 27 才、博士号取得を目前にしての出来事でした。検死解剖がなされており、死因は今時点でまだ不明です。事故と病気と自殺のいずれの可能性もありますが、全てが明らかになるにはもう少し時間がかかりそうです。実際に亡くなったのは今月 5 日頃と推測され、滞在先のアパートで発見されました。訃報は 11 日、秋田(鹿角)の実家のお父様より直接お電話を頂きました。今日の夜に御家族が現地に着かれる予定です。今となっては何もかもが全て手遅れです。

 本ホームページでも何度か話題に触れていますが、先方の留学先でも人一倍研究に打ち込み、次世代の非グレッツェル型有機太陽電池開発に向けて試行錯誤しながら、それでも着実に成果を積み上げていたのですが(ノーベル賞選考委員を勤める Prof. Akermark が認めていたところです)、本当に残念です。貴重な研究者を失ったという意味でもその損失は測り知れません。

 諸般の日程につきましては、追って本ホームページとメール等で御案内差し上げたいと思います。友人・知人・学校関係者への連絡は私が起点となって周知しますので、お問い合わせ等いつでもお受け致します。

 直接面識がない方でも、彼の生き様に共感してくださった方でしたら遠慮無く弔電等(メールでも結構です 内田 聡 uchida@icrs.tohoku.ac.jp まで)頂ければ幸いです。

 あまりにも無念です。


【2002.8.12 公募情報】

 東工大で教官を募集しているらしい。光機能化学部門で光機能化学、特にナノ構造
材料や界面機能との融合領域が専門の人。北大でも触媒センターの求人が3件も。
手を挙げるべし! くわしくはこちら


【2002.8.12 基準】

 JIS C 8910 一次基準太陽電池セル  制定日2002.12.20?

世の中にはこういうものもある、ということで一つ。


【IPS-14、5 日目 2002.8.9】

 朝から YoshikawaWangKilsaTennakoneYanagidaBavykinKonno
O'Regan。今日も濃い一日です。


【IPS-14、4 日目 2002.8.8】

 Oral で M. NewtonL.M. PeterM. GraetzelS. HayaseA. Hagfeldt と
続きます。午後は ZabanKoyanagiBenkoDurrantHanGohshGuillemoles
SekiguchiArakawa。夜は Banquet。

 SHARPの韓氏よりポリマー電解質で 7.51% の報告あり。

(8) 電池の後ろに...

(9) Prof. Graetzel

(10) 話題の Co 錯体

(11) Prof. Hayase

(12) Prof. Hagfeldt

(13) 曲げ試験

(14) CCIC lineup

(15) ピラミッド

(16) 二層構造

(17) Sharp!

(18) N3 dye→TiO2

(19) 日立マクセル!

(20) 溶融塩型

(21) 関口さん

(22) 最後の締め

(23) Sharp

(24) AIST

(25) 200 人!

(26) 営業中

(27) 交渉成立(ウソ)


【IPS-14、3 日目 2002.8.7】

 予定では Excursion で Otaru へ、遊んでばかり。(反省)>私

(5) 第3世代?

(6) 小樽にて

(7) アルフレード・バルビーニ作


 NREL の Nozik の発表、凄すぎ。グレッツェルセルは安くて性能が悪いと切り捨てる。
これに対する答えとして提唱したのが量子ドット増感太陽電池。本学会の一番の収穫。


【IPS-14、2 日目 2002.8.6 Afternoon】

 自分も含めて色素電池関係者のポスター発表アリ。

(1) 聴衆 100+数十人

(2) グレッツェル vs トゥリビュッチ

(3) Professor Minoura

(4) Dr. U(へろへろ)



【文献紹介 2002.8.6】

 最近出版された“新規金属錯体”関連の論文

"Novel ruthenium sensitizers containing functionalized hydrid tetradentate ligands:
synthesis, characterization, and INDO/S analysis"

T. Renouard, R.-A. Fallahpour, Md. K. Nazeeruddin, R. Humphry-Baker, S. I. Gorelsky, A. B. P. Lever, and M. Graetzel,
Inorg. Chem., 2002, 41, 367-378
 
"Dye-sensitized solar cells based on nanocrystalline TiO2 sensitized with a novel pyridylquinoline ruthenium(II) complex"
M. Yanagida, A. Islam, Y. Tachibana, G. Fujihashi, R. Katoh, H. Sugihara, and H. Arakawa
New J. Chem., 2002, 26, 963-965
 
"Efficient panchromatic sensitization of nanocrystalline TiO2 films by b-diketonato ruthenium polypyridyl complexes"
A. Islam, H. Sugihara, M. Yanagida, K. Hara, G. Fujihashi, Y. Tachibana, R. Katoh, S. Murata, and H. Arakawa
New J. Chem., 2002, 26, 966-968

 M. Yanagida はジュニアの方ですね?

 これも H 様。ネタ提供ありがとうございました。(感謝)


【ニュースリリース 2002.8.5 Afternoon】

 もう一つおまけに

世界最大の太陽光発電事業をさらに拡大(2002年7月23日)
 
太陽電池増産ライン稼動 年間生産能力148MWに
SHARP ニュースリリースからでした。

【グレートセル 2002.8.5】

 海外では3社目?ルテニウム錯体を扱っているスイスの会社の情報を頂きました。

 Greatcell solar S. A.

問い合わせ先 Francis.Thiebaudさん francis.thiebaud@greatcell.com
N3とN719色素を扱っているようです。価格は、要相談だそうです。

 H 様、ネタ提供ありがとうございました。


【お約束の 2002.8.3】

 Hello! USA 日記 2002

アップロードしました。


【国際学会のお知らせ 2002.8.2】

 太陽電池関連の国際学会、来春5月に大阪で開かれます。その筋の方、エントリー
されたし。
 Conference Subjects を見る限り意図的に Dye Solar Cell は omit されている
ようにも思えるのですが、敢えて乗り込むのも悪くないかも。

3rd World Conference on
Photovoltaic Energy Conversion
Joint Conference of
13th International PV Science & Engineering Conference
30th IEEE PV Specialists Conference
18th European PV Solar Energy Conference
May 12 - 16, 2003
Osaka International Convention Center (Grand Cube, Osaka)
Osaka, Japan

 H 様、ネタ提供ありがとうございました。


【おまけでもう一つ 2002.8.1】

 ちょっと古いネタでごめんなさい

 太陽光発電システム モンゴルで共同研究(2002年7月23日付 経産業新聞)

◆新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、モンゴルで太陽光発電システム
 の共同研究を実施する。
◆モンゴルの地方部で稼働しているディーゼル発電機を使った電力系統に発電容量
 200kW程度の太陽電池モジュールを接続し、寒暖の差が大きな環境下でも安定し
 た運転が可能かどうかを確かめる。
◆モンゴルの地方部では、病院など公的施設の電力需要をまかなう為、出力100kW
 程度の小規模なディーゼル発電機が稼働している。
◆実験では、安定かつ経済的な分散型発電システムの運転を実証する。


【とりあえず 2002.8.1】

 来週から始まる国際学会 IPS-14(北海道)の案内HP、サーバーが動いていませ
んよね? 私ポスター発表を予定しているのですが、大きさの指定あり
ましたでしょうか?
 今から作り始めるなど不真面目な取り組み姿勢がバレバレで申し訳ないのですが、
誰か知っている方ぜひお教え下さい。不真面目と言えば、私は 6 日午後から
現地に赴く予定です。
最初に回ってきたプログラムを見て必要最低限の日程にしたつもりだったのですが、、、
後で来たヤツを見ますと 5 日に原先生他、電池関係者の御講演があります。(泣)
 (1)↑失礼、 堂免研の原先生で光触媒のお話でした。5日は光触媒と光合成系の話だけのようです。
 (2) ポスターは縦横 180×90 だそうです。

 それともう一つ > UNIX 詳しい方、*.tar ファイルでバックアップがあるのですが、
中身のある一部のディレクトリだけ展開するコマンドを御存知ないでしょうか?一部の
ファイルではなく一部のディレクトリだけ丸ごと。
 tar xvf backup.tar .home/uchida/ みたいなことを期待しているのですが... (←受付ません)
OS は 今となっては化石のような SunOS Release 4.1.4 (GENERIC) です。

 掲示板、復活!(また壊れるかも)


【研究室紹介 2002.7.31】 

 昨年よりスタートしました
『桐蔭横浜大学工学部 宮坂研究室』HP
 がリニューアルしました。

 さなか、さかな、さかな〜 はね、CD 持っていますよ > 私


【復帰・第三段 2002.7.30】

 早いもので明日で7月も終わりですね、、、どころか、サーバーが不調をきたして
危うくHPも終わりになりかけました。期待してアクセスしてくださってた皆様、申
し訳ございません。夕べは徹夜の作業にも関わらずHDの不具合は遂に治せず。半分
壊れかけた状態で運営しております。はは。

 えー、私が不在中にもいろいろニュースもありましたようで、まずはこれ。
慶大 鋳型に多孔質樹脂膜
  
太陽電池電極に使用発電効率倍以上に」(7月26日付 日刊工業新聞)
K様、ネタ提供ありがとうございました。

 ps. 掲示板の復旧にはもう少し時間が掛かりそうです(泣)。


【行って来ます 2002.7.22】

 多方面に御不便をおかけしておりますが、申し訳ございません。またまた外国
出張行ってまいります。復帰は 27 日(土)予定です。

 札幌の IPS-14 まで、体が持たないかも。はは。


【ただいま 2002.7.18】

 ニーハオ!

 無事戻りました。無事どころか、至れり尽くせりの心の籠もった歓迎を頂き、
お陰様で大変快適に過ごすことができました。Wan 先生、この場を借りて深く
感謝申し上げます。

 China 日記 2002

別にアップロードしましたのでお楽しみに。シリコン太陽電池を製造している日本
のメーカーの研究者の方は必見かも?


【NEDO 2002.7.16】

 いささか古い新聞ネタで恐縮ですが、昨日分の記事とNEDO繋がりと言うことで紹介
させていただきます。
 6/28の日記で紹介された"平成14年度「革新的次世代太陽光発電システム技術研究
開発」"の産総研・金沢大・日本触媒グループ(有機薄膜太陽電池)が取り上げられていま
した。
 「壁に塗る太陽電池、開発へ」(7/8 日経産業新聞)
 基板から電解質まで全て有機物で構成して、それを塗料化するということのようです。

 H様、情報提供ありがとうございました。<(__)>


【影日記第二部 2002.7.15】

 今週の"くろっぺ"さん出張期間中も、影1号が日記を更新してまいります。

 本日ご紹介するのは、NEDOが先週から募集をはじめた、
 "第14回太陽電池工作コンクール"です。

 これは市販のシリコン太陽電池パネルを使った作品を募集しているようです。
 主な対象は小学生または中学生ですが、小中学生のお子さまをお持ちの方も
 ファミリー部門に応募できるようですので、このページをご覧になっている技術者
の方でも、お子さまの「夏休みの自由研究(今もあるんですかね?)」として一緒に考
えて応募してみるというのもおもしろいのではないかと思います。


【会議 2002.7.13】

 今日は日本化学会東北支部大会プログラム編成委員会なる会議に駆り出されております。
メールの返事が滞っておりますが、どうかお許し下さい。明日から中国。以下、私信です。

Dear Professor WAN

Thank you very much for your lots of help. I guess everything is all right. See you at the Beijing airport.

Sincerely yours.

---
Dr. Satoshi Uchida
Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials,
Tohoku University
1.1 Katahira 2-Chome, Aoba-Ku, Sendai, 980-8577, Japan
TEL/FAX: +81-22-217-5599, E-mail: uchida@icrs.tohoku.ac.jp


【ただいま 2002.7.12】

 アンニョンハセヨ〜!

 たった今戻りました。不在中、影日記になっておりましたがどうもありがとうございます。
でもほとんど気象情報ですね。台風、、、ですか?岐阜は全国ニュースになっていましたね。

 Korea 日記 2002

別にアップロードしましたのでお楽しみに。韓国ですか?良かったですよ。
いろいろありましたが。フフ


【台風通過 2002.7.11 morning】

 昨晩の台風に伴う雨は結構激しかったです。
 岐阜など東海地方に比べればたいしたこと無いですが、こちら仙台市内でも
 広瀬川が増水したり、青葉山に登る道が土砂崩れで通行止め、などの被害が
 出ているようです。


【陰日記その3 2002.7.10】

 今、"くろっぺ"さんはポスター発表をしている頃です。
 どんなみやげ話が聞けるか楽しみにしております。(話だけでなく“おみやげ”も楽しみです(笑))

 ここまで日記の日付を間違ってしまいました(恥 ご指摘ありがとうございました。


【陰日記その2 2002.7.9】

 今年最初?の大型台風、6号が近づいてきています。
 予想進路を見ると、"くろっぺ"さんの帰国前日に東日本を通過しそうです・・・
 無事に帰ってきていただかないと、色々と支障を来すこともありますので(笑)
 何事もないことを祈っております。(-人-)


【外国特許更新 2002.7.8】

 “くろっぺ”様が長期のご出張につき、影1号が日記の更新をしていきたいと思います。

 今日は特許情報の紹介です。国内はなかなか繋がらないので、米国の特許を調べました。
 増えたのは2件、F社さんでした。

 正直なところネタ不足なので、文献情報の紹介が主になる予定です。≦(._.)≧
 なにか情報(新聞、雑誌記事・講演のご案内等)が有りましたら、掲示板でお教えいただけると幸いです。


【おでかけ 2002.7.5】

 というわけで、しばらく“くろっぺ”はお出かけして参ります。その間、掲示板辺り
で盛り立てていただければ幸いです。

 そうそう、大事なことを言い忘れておりました。アメリカでの会議には Dr. の学生
2 名(正木&冨羽)を連れて行きます。旅費は全て私持ち。でも元を質せば企業/財団
さんからの寄付金です。これがなければ自費で出かけるつもりでエントリーしておりま
した。

 これまで、お金以外にも材料や情報等いろんな形で支援を頂いて参りました。私が苦
しい時に(←今もだけど)助けてくださったのは、科研費/文科省系でも NEDO 助成/
経産省系でもなく、日本の企業の皆さんでした。深く深く感謝申し上げます。

 秋の電気化学会は2件エントリーしています。お楽しみに。


【日化誌 2002.7.4】

 環境調和型エネルギー:色素増感太陽電池
−化学屋がつくる光合成模倣型太陽電池− 荒川裕則、化学と工業 55(7), 774, (2002)

 Solaronix 社の集積型色素増感太陽電池の写真が載っています。17 本ストライプ型/10 cm 角。
「持続可能な21世紀のために重要な化学の研究分野であるソーラー・ケミストリーの研究に多くの
人が参加されることを期待したい。」
 いいですね。


【VISA 2002.7.3】

 というわけでいよいよ怒濤の出張週間が近づいて参りました > 私
予定としましては前にもお知らせしました通り 韓国(Jeju)→中国(Beijing)→アメリカ(NJ)
ですが、合間の土日は毎回仙台に戻ってメールチェックする予定です。

 えー、お陰様で中国行きのビザは無事取ることができました。この場を借りて連絡に使わせていた
だきます(笑 観光用“L”ビザではなく、“F”ビザです。ちなみにパスポートの写真ですが、結
構スゴイ顔して写っています。有効期限まであと7年もある...


【文献紹介 2002.7.2】

 ASAP よりG先生連名の論文が出ています。コア-シェル型?

Dye-Sensitized Core-Shell Nanocrystals: Improved Efficiency of Mesoporous Tin Oxide Electrodes Coated with a Thin Layer of an Insulating Oxide

Andreas Kay and Michael Graetzel Chem. Mater., ASAP Article. [Abstract] [Full Text - HTML] PDF (121K) [Purchase Article]

【IPS-14 プレシンポの御案内 2002.7.1】

第14回太陽エネルギーの光化学的変換・貯蔵に関する国際会議
岐阜サテライトシンポジウム

 (The “Cormorant” Workshop on Nanomaterials for Photo Energy Conversion)

             主催;同実行委員会(実行委員長;箕浦秀樹) 
             共催;電気化学会光電気化学研究懇談会、電気化学会東海支部
             協賛;岐阜コンベンション協会
岐阜大学工学研究科環境エネルギーシステム専攻
日時;平成14年8月2日(金)、3日(土)
場所;岐阜大学工学部第1会議室
 これは、札幌で開催予定の第14回太陽エネルギーの化学的変換・貯蔵に関する国際会議の公式プレシンポである。

 ここでは、次世代太陽電池として注目されている色素増感型太陽電池の第一線で活躍されている研究者の招待講演を中心に、光電気化学などに関する様々な話題が発表され、議論される予定。

 外国からの招待者は、
Prof. Laurence Peter (University of Bath, United Kingdom)
Prof. Prashant Kamat (University of Notre Dame, USA)
Dr. Derck Schlettwein (University of Oldenburg, Germany)
Prof. Anders Hagfeldt(Uppsala University, Sweden)
Prof. Kirthi Tennakone (Institute of Fundamental Studies, Sri Lanka)
Dr.Jean-Francis Guillemoles (Ecole Nationale Superieure de Chimie de Paris, France)
Prof. Jeseph Rabani (Hebrew University of Jerusalem)
その他、オランダ、インドなどからも新進気鋭の学者が参加予定。

 参加予約は不要。なお、使用言語は英語で、通訳はありません。

 プログラムは下記のホームページにあります。
http://apchem.gifu-u.ac.jp/~pcl/information/2002/Cormorant_home.htm

 お問い合わせは
   岐阜大学大学院工学研究科環境エネルギーシステム専攻
      箕浦秀樹  Tel/Fax 058-293-2587  E-mail; minoura@cc.gifu-u.ac.jp
      吉田 司  Tel/Faxハ058-293-2593  E-mail; yoshida@apchem.gifu-u.ac.jp

一般参加者は5,000円(予約不要、当日受付)ということでひとつ。

 *済みません、先週紹介しました NEDO の事業委託先は荒川研ではなく「集合体フォトニクスグループ(リーダー 小林俊介先生)」の間違いでした。



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