不定期日記(2012) 前期  ネタは随時募集しております。ぜひ御一報下さい
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【2012.12.31 大晦日】

弘前の実家にて
 お世話になりました 
 紅白歌合戦を見ながらこれを書いています。今年もいろんな方に御世話になりました。心から感謝申し上げます。そして、ゴメンなさい。多くの仕事をやり残したまま出てきてしまいました。単身赴任なため、さすがに年末の終電は乗り遅れるわけにいかず。

 御用納めの28日は逃げるように仙台へ、そして今日31日は聡一郎と共に私の実家である弘前へ車で移動しました。東京から距離が離れるほど仕事も遠ざかる、、、わけではないのですが、今しばらくお休みさせて頂きます。
 転機が訪れました 
 既にHPで御案内の通り、今年5月16日に“特任”付きで教授に昇進させて頂きました。がしかし、この時本人は何を思っていたかと言いますと「大変なことになったな...」であります。罰当たりな表現で言いますと「面倒くさいな」。だって日頃5分を惜しんで、場合によっては大事な学生とディスカッションする時間すら犠牲にしてカツカツと仕事(E-mail?)しているのに、膨大な時間と労力を授業とその準備に取られてしまうんですもの。そう、“特任”の宿命で5年の任期を終えて次に移った先の私の所属する部署は(実態はともかく)教養部なんです。と!最初思ったのですが、 冷静に落ち着いて我が身を振り返りますと実はとんでもない。これこそ自分が果たすべき使命であることに気が付きました。

 話は逸れますが原子力発電。現状、デモを何度繰り返そうが、その参加者が何万人の規模になろうが、あるいはまた誰かが心を打つ歌を作ろうが原発は無くなりません。ちょうどアメリカの銃規制がなかなかできないのと同じように、どんなに毎年犠牲者を出しても、社会に深く根を下ろして既得権益と結びついたムラ社会を変えることはとても難しいです。学校の安全確保のためには銃を持った武装警備員を配置すべきだと平然と言い放つように、福島再生には新しい原発が必要だ、といった類の主張が日本でも行われています。

 唯一というと語弊がありますが、この流れを良い方向に変えられるとしたら教育しかないんです。とりわけ東大生。彼らはいずれ卒業して日本の国政を預かる中枢に位置します。将来、環境とエネルギーに関する技術を十分に理解した上で善悪の判断ができる人間になってもらえることを願って止みません。

 話を戻しますが太陽電池研究を続けて10数年。気が付けば教養部にいて、不本意ながら (?) エネルギーに関する講義の機会を得て、くどいようですが私、東大の先生です。これ、運命としか言いようがないですよね? 以前にも脱原発を主張した先生がいらっしゃったそうですが、やはりというべきか学内に居ずらくなって沖縄に転出されたと伺っております。幸い今は社会情勢も全く異なりますし、そもそも私ここをクビになっても今更どうってこともない(未練も執着も無い)ですし、時間を掛けて少しずつ理解を深めていけたらと考えております。

 で、早速10月から始まる後期の授業で例の「東京原発」のハイライトシーンを紹介させていただきました(自費で5,000円出して買ってきましたよ!)。2002年に製作されるも上映拒否され、2004 年にようや く2週間だけ劇場公開されたという曰く付きの映画です。これ、決して被害者感情を押しつけるようなドキュメンタリーではなく、辛口評論家のコメントでも80点と高く評価された基本的にはコメディーなので、興味のある方はぜひご覧下さい。授業では当然、大ウケでした。無論、授業なのでこの映画の反論も取り上げさせて頂きましたが、これを見てどのように思ったか後は学生さんの判断です。
 本当に危ないです 
 福島第一原発2号機の温度が上がり続けています。以前にもこうしたことはありましたが、全て温度計が故障したという東電の主張が検証されることなく(しかも小さく)報道されて今に至ります。測温センサーは熱電対方式ですが、故障で無いことは自分で熱電対を作ったことのある人であれば誰しもが分かる話(=明らかな嘘)です。

 今はとりあえず安全な発電ができれば放射性廃棄物は気にしない、将来のことなんか知ったこっちゃないというスタンスで話を進めていますが、そもそも安全に関わる耐震基準ですら以下の有様です。

 福島第一原発   : 600ガル(設計基準:実際には460ガルで壊れた)
 ストレステスト  : 700ガル(近年の地震に対し、あまりにも過小な基準)
 阪神大震災    : 818ガル(1995年)
 大飯原発     :1260ガル(3〜4号機 耐震性能)
 新潟県中越地震  :2516ガル(2004年)
 東日本大震災   :2933ガル(2011年)
 岩手・宮城内陸地震:4022ガル(2008年:観測史上最高/世界最大)
  http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20120324/1332515071

 浜岡原発も頑張って厚さ2mの防潮堤の補強をしているようですが、全くナンセンスですね。今一度情報を整理して思い出して頂きたいのですが、30年の歳月と1200億円を掛けて作製し、ギネスブックにも登録された世界一の防波堤(最深部高さ63m、厚さ16m!!!)は前回の津波でいとも簡単に破壊されてしまいました。自然の驚異の前には無意味です。
 エピローグ2012 
 震災以後、放射線の積算線量計を常に鞄に入れて携帯しています。通常の生活で浴びる放射線量はとても規則正しく1μSv/day。1年間で365μSvです。そして、毎週末帰省時に新幹線で福島を通過する時に浴びる放射線も規則正しく+1μSvです。往復で2μSvの追加。空間線量率の高いエリアをたった10〜20分程度通り過ぎるだけで1日分の放射線を浴びる勘定。この値が十分小さく、健康に問題無いことは承知しておりますが、決して気持ちの良い話ではありません。
 がしかし、先日笑って済まされない事態が起きました。諸事情でやむなく車で東京から仙台まで移動する機会があったのですが、この間に計測された積算の放射線量は実に100μSvに達しました。高速道路をほぼノンストップで通過しただけで100日分の放射線を浴びた計算です。原発作業員なみの値です。更に言うなら、空気の放射能汚染が明らかでした。車内の換気ファンを回すと空間線量率が急上昇(息が....)。これ以上、ここで騒いでもどうにもならない話でありますが。

【2012.12.27 講演会のお知らせ】

>【インターネットからお申込みされたい方には下記主催会社のホームページURLより、
>お申込み手続きを行い、備考欄へ“K割”または“【紹介者名または紹介企業】様の
>紹介”とご記入いただければ事務局から確認連絡後、割引価格で提供いたします】

■半導体量子ドット増感太陽電池のQ&A講座
  http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=3116
主催:&Tech
日時:2013年
1月31日(木) 13:30〜16:30
場所:京華スクウェア 2F ハイテクセンター 第2会議室 【東京・中央区】
定員:20名
講師:電気通信大学大学院 情報理工学研究科 先進理工学専攻
    特命教授 理学博士 豊田 太郎 氏

 、、、だそうです。:-)

【2012.12.26 G24i】

■G24 Innovations has gone into administration *DSC
  G24i 社が管理下に   http://goo.gl/TolFO
     (2012年12月17日付 IDTechEx)

>すでにご存じかとも思いますが。
>G24iが・・・。

 噂には聞いておりましたが、記事はこれが初めてです。会社が売りに出されている
んですね。

 N嶋様、お知らせありがとうございました。

【2012.12.25 記事の御紹介】

太陽電池「変換効率85%」 北大、薄膜を活用 実験で原理確認
     (2012年12月25日付 日本経済新聞)
■有機薄膜太陽電池 BRT志津川駅で実証実験 *OPV 
     (2012年12月23日付 河北新報28面)
 S木様、お知らせありがとうございました。

【2012.12.21 ダイナモ (Dyenamo)】

 スウェーデン、ハグフェルト先生らに端を発する DSC のベンチャー企業の御紹介。

 ただ今流行のコバルトレドックスや D35 色素等の開発品を提供中のようです。
御興味のある方は直接お問い合わせ下さい。


■Dyenamo http://www.dyenamo.se/about_us.php

【2012.12.20 NEDO新エネルギー成果報告会】

 今日は大事な NEDO 成果報告会の日。地図も時刻表も印刷して、プログラムを
HPで確認したところで気付きました。「あ”っ!!」 参加登録し忘れていました。
もう、ありえない。orz

 疲れてますな〜>私。どのみち夕方は講義があるので中座しなければならなか
ったのですが、他にも仕事(原稿執筆依頼3件他)溜まっているので、こちらを優先
したいと思います。参加された方、ぜひ後で感想をお聞かせ下さい。 m(--;)m


■NEDO新エネルギー成果報告会 − 次世代太陽光発電カンファレンス2012 −
  http://www.nedo.go.jp/events/FF_100030.html

【2012.12.19 講演会のお知らせ】

 PV計測に関する珍しい(貴重な)会議だと思います。受講料、なんと無料!
■太陽電池特別講演セミナー | コニカミノルタ
  http://www.konicaminolta.jp/instruments/event/seminar/solar/index.html 

主催:コニカミノルタオプティクス株式会社
日時:2013年
2月1日(金) 13:00〜17:00
場所:新宿野村ビル12F コニカミノルタグループ会議室
入場:無料
定員:30名

 定員30名なのでお早めに。

【2012.12.17 JST領域公開シンポジウム成果報告会】

 さきがけ「太陽光と光電変換機能」研究領域の成果報告会です。レベル高し。講師
が一方的にしゃべるのではなく、短い時間なりに活発な質疑応答がなされて、良い
意味で緊張感のある発表会でした。

 研究総括は早瀬先生、今日のゲストスピーカーは近藤センター長@AIST でした。
皆様、お疲れ様でした。


【2012.12.16 蔵王 (2) 】

 まだ本格シーズンではありませんが、来年に向けて少しずつ雪が降り積もって参り
ました。山頂は僅かに樹氷らしきものが形作られています。


【2012.12.15 蔵王 (1) 】

 日頃「忙しい」とか言いつつ、結局行ってしまいました(本当に申し訳ない)。蔵王で
初滑りを終えた帰りに靴を新調。成長期のため、やむを得ず。新たに取り入れたの
が FISCHER フィッシャーの SOMA VACUUM RC4 100 JR。レーサーのみが履くことを
許された、普通のお店には売っていないブーツです。

 足にパットを当てて細かくサイズ調整した後、靴本体は80℃に加熱して柔らかくし、
更に外側を空気で圧縮して本人の足型に完全にフィットさせます。この状態で7分間
姿勢を維持して出来上がり。

 実はこのプラスチック、DSCの封止剤としてもよく使われるデュポンのアイオノマー
樹脂なんですね。ウチは(太陽電池の場合は)加圧しながら 100 ℃で 10秒加熱して
使っています。

【2012.12.14 来客】

 フランス政府から大訪問団です。なんと、環境大臣ご本人がいらっしゃいました!
瀬川研、説明員は先日日本へ来たばかりのポスドクのコジョカルさんです。

 DSC作製は前日が初めてだったのですが、いきなりお任せして済みません。(汗)


【2012.12.13 第期高信頼性太陽電池モジュール開発・評価コンソーシアム中間成果報告会】

 名前、長いですね。(^^;)

 最後まで聴講できなくて残念だったのですが、会員は更に増えて順調なようです。
本件に限らず産総研の発表会はいつも CD-R を配布してくれるので有り難いです。


【2012.12.11 くまモン】

 「ゆるキャラグランプリ2011」を獲得した熊本県のマスコット、「くまモン」。
回り回ってピンバッジが手元に届きました。右は非売品。ありがとうございます。で? (^^;)


【2012.12.10 講演会】

 JSTの助成で共同研究を行っているフィンランドのエステルバッカ教授(Ronald
Esterbacka, Akademi University)をお招きして有機系太陽電池の光電気化学計
測に関する御講演を頂きました。


【2012.12.9 蔵王】

 朝からずっとライブカメラを見続けていたのですが、今日は無理!
この天気では無理だ〜〜〜っ! あ、来月の学会会場下見の話です。(苦笑)

【2012.12.8 もうすぐ年末】

 想像以上にスケジュールが過密になってきたので、時間のある今のうちに少しず
つ今年の雑感をまとめておきたいと思います。


 ここ最近、選挙が近づいてきてエネルギー問題が大きな焦点として取り上げられ
るようになって参りました。その中で気になる主張が1つ。「リアリティーの無い脱原
発は無責任だ」云々の話。あたかも安全な原発さえ構築できれば問題無いかのよ
うな説明ですが、これ、大きな見落としがあります。

 目先の安定した電力供給と引き替えに<超>高レベルの放射性廃棄物を毎年
1000 t以上出し続けて、処理問題を後世に先送りすることの方がよほど無責任だと
思うのですが如何に?
*私の判断では、100 年以内に必ず漏れて事故を起こしますね。たった 5〜6 mm
厚のスチール容器、脆性破壊も粒界腐食も考慮されてませんし、そもそも懸念され
るガラスの結晶化による脆化についても実データは把握されていません。無論、確
認する手立ても無し。製造直後のガラス固化体表面温度は200℃以上、中心部は
更に高く 300〜400℃と推定されます。こんなもん、一体どうやって10万年以上も安
全に保管するのでしょうか? 日本には既に累積で4万本も溜まっています。原発を
稼働する限り、増え続ける一方です。
 意外と知られていませんが、人工的に生み出された使用済み核燃料の放射能は、
使用前に比べて一億倍にも強くなります。先のガラス固化体の表面線量は約1,500
Sv/h、わずか20秒弱浴びるだけで100%死に至る強さです。ちなみに東海村JCO
臨界事故で被爆し、83日間苦しみ抜いて亡くなった作業員が浴びた放射線量は 6
〜10Sv、普通の人が浴びて急性障害を起こす値は 0.25Sv です。



■高レベル放射性廃棄物処分の危険性と問題点
  http://homepage3.nifty.com/ksueda/waste0000.html
     (環境と原子力の話 末田一秀)

■高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)とはどんなものなのでしょうか
  http://www.enecho.meti.go.jp/rw/hlw/qa/syo/syo03.html
     (放射性廃棄物 資源エネ庁)

■原発ゼロで電気代2倍? 実は「維持でも1.7倍」
  http://www.asahi.com/business/intro/SEB201209270051.html
     (2012年9月28日付 朝日新聞デジタル)

■福島の原発維持に年900億円 東電説明に疑問続出 *要登録
  http://digital.asahi.com/articles/TKY201206190563.html?ref=reca
     (2012年9月28日付 朝日新聞デジタル)

 年寄りや権威の先生(皆一緒くたにしてゴメンナサイ!)、既得権益に甘んじてき
た人達には原発が究極の発電システムで、「これしか無い」「今さら後には退けな
い」という思いが強いんだと思います。ちょうど終戦間際の戦艦大和のように、「せ
っかく作ったんだから」「世界最強の戦艦だから」 etc.、都合の悪い情報には目を
伏せて盲進したいのでしょう。2700人の命が無駄に犠牲になるのが分かっていた
にも関わらず、敢えて沖縄へ向かって出港した時のように。

 今年正月に帰省した時に愕然としたのですが、化学が専門だったウチのオヤジ
ですら、新聞とTVが唯一の情報源ということもあって、似たような状況でしたから。
「脱原発をあれこれ騒ぐやつなんか、左翼の陰謀に操られているだけだ」みたいな。
おいおい、あなたの息子はごく普通に日本を敬愛する歴とした元国家公務員です
よ。私、今でも滅私奉公の精神で仕事しておりますが!?

 それにしても震災前まで原子力に異を唱えるというのは我々大学教員ですらタブ
ーだったのですが、こうしてgdgd書けるようになったのは少しだけマシになったん
だと思います。払った代償はとてもとても大きかったのですが。

>ハッピー @Happy11311 12月7日
>(前略)今回の地震、オイラには「お前たち日本人は本当にそれでいいのか?」って
>神さまがドンと机を叩いたような気が…。
 https://twitter.com/Happy11311 (現役・福島第一原発作業員のつぶやき)

 同感。ネットでは高台に作ってぎりぎり(あと2m!)難を逃れた女川原発の話が
美化されて引用されているのを見かけますが、原子炉建屋こそ被災を免れたもの
の、タービン建屋の方は1年半経った今なお地震による損傷と直後に起きた火災
事故のため手つかずのまま。再稼働させようにも、目処すら立たない状態です。

 この危険性の意味、分かります? 浜岡原発は言うに及ばす、福島第二原発、東
海村、etc. いずれも現在停止中とは言え、日本にある原発は全て津波を浴びるか
地震等で冷却ポンプが止まれば二日以内に、いや、福島1号機は 5 時間後でした
がメ ルトダウンしますからね。

 確率で表すなら約40年前に商業発電を初めて以来、福島で4機爆発事故を起こ
したわけですから、少なくとも10年に1度は過酷事故を想定する必要があるはず
です。どこぞの、ああ、東大の先生でしたね、御説明によれば100万年に1度とか、
隕石に当たるくらいありえない・安全なシステムだそうですが。

 正直、日本は同じ間違い何度も繰り返さないと目が覚めないのかもしれない、と
絶望的な思いに駆られる時があります。あるいは外圧が無いと今までの生活から
変われないのかもしれない。東京で生活していると、明らかに温度差を感じます。
当事者意識がとても薄いんです。東大のようなハイソな大学では、原発問題を扱
う講演会ですらサロンで社交と会話に興じているかのような雰囲気。

 震災でさんざん痛めつけられた東北地方ですが(放射能汚染に限って言えば、
むしろ福島+当時風下だった北関東なんですが)、“明日は我が身”という言葉は、
これだけ自然災害の多い日本に居る限り、誰にでも当てはまると思います。それ
も、そう遠くないうちに。

 言葉は悪くて恐縮ですが(モウシワケナイ)、アメリカに押しつけられて始まった
あんなくだらない技術、さっさと見限ったら良いのに…

【2012.12.7 PV Japan 2012】

 行って参りました。私じゃなくて代理の者が。(済みません!)
会場はホール9、10、11の3つでそれなりに来客はあったようですが、次回から幕張
じゃなくてビッグサイトにしません?

 ざっと見、OPV は見あたらず、DSC もかろうじてペクセルテクノロジーズが出展。
 N山さん、ありがとうございました。

【2012.12.6 すてーき!】

 過去日記でごめんなさい。かつ、太陽電池とも関係無いし。(苦笑)

 普段、小盛りの御飯で¥500が定番の学食で突如現れた¥1500メニュー。行きますよ
ね、当然。偶然居合わせたM2の学生(←運の良いやつ)と一緒に美味しく戴きました。

【2012.12.5 最先端開発支援プログラム分科会】

 先々日が色素増感 (DSC)、今日が有機薄膜 (OPV)。最新の成果があれやこれやと。

【2012.12.4 記事の御紹介】

■シャープ、化合物3接合型太陽電池で世界最高変換効率37.7%を達成
  http://news.mynavi.jp/news/2012/12/05/186/
     (2012年12月5日付 マイナビニュース)

■有機薄膜太陽電池の評価 阪大、時間 1/10 以下 *OPV
     (2012年11月19日付 日経産業新聞10面)

■有機薄膜太陽電池 簡単に性能評価 阪大 デジカメと電子レンジ活用 *OPV
     (2012年11月13日付 日刊工業新聞23面)

 H塚先生、お知らせありがとうございました。

【2012.12.3 NHK取材です】

 お陰様で例の全自動貼り合わせ機、稼働率が上がって参りました。最近だと5〜10
枚/day くらい。下の写真はモジュールを並べてインタビューを受ける、の図です。

【2012.11.30 歓迎会】

 内輪ネタ。年度の途中ですが新メンバー増えました。フランスから、コジョカルさん。
空港へのお迎えから日本滞在のあれこれに至るまで大使館のフルサポートで、もし
かしたらもしかする方なのかもしれません(謎)。

【2012.11.27 講演会のお知らせ】

 板垣先生からの御依頼です。 (^^;)

 「本会議は1989年にフランスで始まり、3年に一度開催されてきた、電気化学インピー
ダンス法に関する伝統ある国際会議です。これまでヨーロッパ、アメリカ地域で開催さ
れてきましたが、今回がアジア地域での初の開催になります。インピーダンス分光法
の全ての応用に関する研究発表を歓迎します。色素増感太陽電池に関するセッション
も予定しており、村上拓郎先生(産総研、EIS2013実行委員)が担当します。」

■9th International Symposium on Electrochemical Impedance Spectroscopy
     〜第9回電気化学インピーダンススペクトロスコピー国際シンポジウム〜


主 催:東京理科大学・(社)電気化学会
日 時:2013年6月16日(日)〜21日(金)
会 場:Okinawa Convention Center and Laguna Garden Hotel, 沖縄
    http://www.rs.tus.ac.jp/eis2013/index.html

予定されている plenary lecture:
"The Promise and Challenges of Impedance"
  Prof. Mark E. Orazem (University of Florida, USA, President of the ISE (2011-2012))

"Development of Non-destructive Diagnosis on Lithium Ion Batteries by Means of EIS"
  Prof. Tetsuya Osaka (Waseda University, Japan)

"Constant Phase Elements: From Improved Fits to New Information"
  Dr. Bernard Tribollet (UPR15 CRS LISE, France)

"Electrochemical Impedance Spectroscopy under a Thin Electrolyte Layer"
  Prof. Atsushi Nishikata (Tokyo Institute of Technology, Japan)

"Impedance Spectroscopy for Characterization of Organic Light-emitting
 Diodes and Organic Solar Cells"

  Prof. Hiroyoshi Naito (Osaka Prefecture University, Japan)

講演申込み(abstract提出締切):2013年2月28日(木)

【2012.11.22 講演会のお知らせ】

 無料!です。
■有機系太陽電池セミナー   
主 催:最先端研究開発支援プログラム
     〜低炭素社会に資する有機系太陽電池の開発〜
日 時:2012年
12月10日(月)13:30〜16:50
会 場:東京大学 先端科学技術研究センター 環境・エネルギー研究棟ENEOSホール
   東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場リサーチキャンパス
   http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html

講演プログラム:
 (1) Effect of interfaces on charge transport in organic and hybrid solar cells
   Professor Ronald Esterbacka (Akademi University)

 (2) Control of Interfacial Structures and Properties in Organic Solar Cells
   Professor Keisuke Tajima (The University of Tokyo)

 (3) Development of organic inorganic hybrid PVs and
   the future trends for printable photovoltaics
   Professor Tsutomu Miyasaka (Tohin University of Yokohama)

参加費:無料
定 員:100名
申込〆切:2012年12月7日(金)[当日直接お越し頂いても結構です]
申込方法:件名(有機系太陽電池セミナー)、所属(部署)、氏名、電子メール、電話番号を
  以下のアドレスに電子メールでお申し込みください。

問 合 先:〒153-8904東京都目黒区駒場4-6-1
  東京大学先端科学技術研究センター付属産学連携新エネルギー研究施設 久保貴哉
  TEL/FAX: 03-5452-5140
  E-mail: tkubo@dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp

【2012.11.20 記事の御紹介】

■Belectric acquires Konarka Technologies *OPV
  ベレクトリック社(独)がコナルカ・テクノロジーズを買収
  http://www.pv-tech.org/news/belectric_acquires_konarka_technologies
     (2012年10月22日付 PV-Tech NEWS)

 「いっちょかみくん」様、お知らせありがとうございました。

【2012.11.13 SPASEC-17 Day3】

 最終日。今回DSC関連で発表されたのは柳田先生、宮坂先生、豊田先生、伊藤
省吾先生、米谷先生(東工大和田研)と私。後は、、、? 参加表明しつつも実際には
来られなかった方もちらほら。次回の開催地は日本です!
 :訂正、カリフォルニアのサンディエゴでした。
 先日の Nozik の関連資料はこれですね↓
■High Triplet Yield from Singlet Fission in a Thin Film of 1,3-Diphenylisobenzofuran 
  http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ja104123r, JACS (2010)
■Exciton Fission for an Ultra-High Efficiency, Low Cost Solar Cell 

【2012.11.12 SPASEC-17 Day2】

 発表日。最前列に大谷(おおたに)大先生が睨みを効かせていらっしゃったため、
緊張してスピーチが噛みまくりでした。済みません。
 今日のネタニュース

【2012.11.12 SPASEC-17 Day1】

 「第17回 半導体光触媒および太陽エネルギー変換国際会議(SPASEC-17)」 に
Invite 頂いたのでフロリダ(Jacksonville 市)に来ています 。本会議、もともと“TiO2-
X”で呼ばれていた光触媒材料技術を主体とした国際会議だったのですが、近年の
環境エネルギー分野への関心の高まりを受けて今回から名前が変わったようです。

 NREL の A.Nozik 博士からジフェニルイソベンゾフランを用いた怪しい?光増感シ
ステムの報告あり。見掛けの量子収率が 200% を越えるとか越えないとか。恐らく
論文出ているはずなので、御興味がある方は調べてみて下さい。
 だだっ広い道路とビルはありますが、市街地外れのせいか陸の孤島のような所です。何故にここが学会会場?

【2012.11.10 DSC-OPV7 報告】

 書きかけ Taiwan日記 2012  最終更新 11月11日 15:50 (Jpn)

 今から今年最後の海外出張(フロリダ)です。今週中に戻ります。 m(--;)m
【2012.11.9 記事の御紹介】
■太陽光普及拡大の鍵に 有機系太陽電池 実用化への挑戦 (上) *DSC 
     (2012年11月6日付 電気新聞1面)
■系統電力と共存へ布石 有機系太陽電池 実用化への挑戦 (下) *DSC 
     (2012年11月11日付 電気新聞1面)
 T島先生、お知らせありがとうございました。


■太陽電池 不当廉売に制裁  中国各社、米決定に反発 米市場の撤退はせず
     (2012年11月9日付 日経産業新聞12面)

太陽電池産業が低迷 素材各社、戦略転換 余儀なく 減産・事業撤退を決断
     (2012年11月8日付 日刊工業新聞11面)

■中国ソーラー業界の落日
  http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36379
     (2012年10月24日付 JB PRESS)

安い新型太陽電池 材料にペロブスカイト化合物 変換効率11% 桐蔭横浜大など
     (2012年10月5日付 日刊工業新聞22面)

■有機系太陽電池 実用化に弾み 研究組合に5社加入
  明日分化会 役割分担を決定
     (2012年10月1日付 日刊工業新聞20面)

 H塚先生、お知らせありがとうございました。

【2012.11.8 講演会のお知らせ】

 更にもう一件! 
■P. Kamat教授 講演会 
日 時:2012年11月10日(土)午後1:30〜2:30(討論含める)
場 所:桐蔭横浜大学 大学中央棟6階616室
連絡先: 045-974-5055(宮坂)
テーマ: Quantun dot-based and sensitized photovoltaic cells;
      its relation to artificial photosynthesis (仮題)

<ご出席される方は、宮坂 miyasaka@toin.ac.jp までご連絡ください>
 ↓参加申込締切は 12月12日(水)です。
■第2回有機太陽電池ワークショップ 
主 催:第2回有機太陽電池ワークショップ実行委員会  
日 時:2013年
1月10日(木)-11日(土)
会 場:しいのき迎賓館(石川県)
参加費:6,000円(資料代として)懇親会 3,000円
定 員:70名

 當摩先生、お知らせありがとうございました。

【2012.11.8 記事の御紹介】

■東海大、チタニア層をインクジェットで製膜−太陽電池変換率アップ *DSC
  http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0720121105qtkf.html
     (2012年11月5日付 日刊工業新聞 Business Line)

■PELID法による色素増感型太陽電池のチタニアのパターニング *DSC 
  http://jstore.jst.go.jp/techeyeDetail.html?techeye_id=272
     (2012年11月2日付 JST科学技術振興機構 Technical Eye)

■東海大、チタニア層をインクジェットで製膜−太陽電池変換率アップ *OPV
  http://www.kankyo-business.jp/news/003311.php?utm_source=mail&utm_medium=mail121002_d&utm_campaign=mail
     (2012年10月1日付 環境ビジネス ONLINE)

 M島様、お知らせありがとうございました。

【2012.11.7 防災訓練です】

 旗振り役が一番遅れて出てくるの図(仕事の電話ダヨ!)。皆様お疲れ様でした。

【2012.11.6 出前授業です】

 神奈川県立神奈川総合高等学校のお招きで授業に行って参りました。出だし、とっ
ておきの
ネタ披露で皆様の心をグッと捉えます(太陽電池と一体何の関係が!?)。

 当日はあいにくの雨模様だったため、超強力キセノン光源持参でセル作製実習に
臨みました。1cm角の微小サイズながらハイビスカス色素でプロペラを回す力業に
挑戦 →全員目標達成です。御協力頂きました皆様、ならびに貴重な機会を与えて
頂きました諸先生方、大変ありがとうございました。
 実は偶然なのですが、本校から歩いてすぐの距離に“あの”日本写真印刷さんの
DSC「AKARIE」が設置されているんですね。早速帰り掛けに立ち寄って参りました。

 周囲の電飾が明るくて見過ごしがちでしたが、綺麗にうっすらとLEDランプがシー
スルーの太陽電池越しに光っている様子が観察されました。
 (・∀・)イイ!!

【2012.10.31 講演会のお知らせ】

 参加申込締切は 11月23日(金)です。
■光エネルギーの変換と有効利用をめざす最先端の科学と技術
  〜光触媒、有機系太陽電池、そして人工光合成の実現に向けて〜
   http://www.electrochem.jp/event/2012_1129.html

主催:電気化学会関東支部セミナー
日時:2012年
11月29日(木)10:00〜17:30
会場:工学院大学新宿キャンパス高層棟3階アーバンテック ホール
   (東京都新宿区西新宿1-24-2)
参加費:会員10,000円,専門研究会員15,000円,非会員20,000円,学生2,000円
定員:100名 定員になり次第締切

【2012.10.26 DSC-OPV7 Day1】

【2012.10.25 DSC-OPV7 移動日】

【2012.10.23 国際標準化に向けて】

 普段、なかなか活動の経緯をお見せする機会が無くて恐縮ですが、FIRST 最先端
研究開発支援プログラムの一環として OPV, DSC 含めた有機系太陽電池の国際規
格作りを推進しております。今活動しているのはテクニカル・コミッティー TC113 (IEC)
という場で、nano enabled なデバイスの信頼性をどう評価するか、JEITA を窓口とし
て“いろいろ”議論しております。

 会場に限りがあるためオープンな会議になるかどうかは分かりませんが、少なくとも
来年 1/26 (土) 27(日) の両日と 28 日 (月) 午前を使って蔵王で国際会議を開くことに
しました。26日はグレッツェル先生もいらっしゃいますので、心当たりがある方は今か
ら日程調整の方、よろしくお願い申し上げます。

【2012.10.19 新刊本のご案内】

 満を持して出版されます量子ドット太陽電池の集大成本です。監修は豊田太郎
先生。最近は無機系量子ドットを用いた全固体型太陽電池が注目されていますの
で、興味のある方はぜひ御検討下さい。 *今日から注文可能です

■量子ドット太陽電池の最前線
  Frontiers of Quantum Dot Solar Cells
  http://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=4195 

 ・出版社 情報機構
 ・発行日 2012年10月
 ・定価  65,100円(税込)
 ・体裁 B5判 222ページ ソフトカバー
 ・ISBNコード 978-4-904080-79-5
      

【2012.10.17 記事の御紹介】

■シャープの太陽光発電事業は本当に大丈夫なのか? 事業部長に聞く
  http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/solar/20121018_566215.html
     (2012年10月18日付 家電Watch)

 敢えて取り上げたのには訳がありまして「はい、すでに現状でもセルはシャープ製
だけでは足りない状況で、外から買ってきていますよ。」 あっさり認めているんです
よね。「海外に生産委託をしているようなものです」という苦しい説明ですが(以下略)。

 一例として中国サイドのサプライヤー LDK Solar 社ですが、特に日本から技術供
与を受けたわけでもなく、製造装置も工場もそのほとんどが全て中国製で高品質な
シリコン太陽電池を圧倒的な低価格で生産しております。既に二年前から JIS の認
証も済ませ(モジュールではなく工場全体の認証です!)、「これで日本に輸出でき
る」と自信満々でした。

 シリコン精製の鍵となるベルジャー炉はもちろん各種の高度な加工技術、そもそも
通常なら1社でまかなえない巨大な精製プラントから組み立て現場に至るまでの規
模を見ますと、こうしたセルを日本で製造するメリットは全くないと感じます。と言いま
すか、当時からそう思っていました。今だからお話できますが、縁あって私、下の JIS
認証の打合せ現場におりましたもの。リアルタイムで中国の躍進を目にしていた次第。
 JIS 認証書(単結晶) 
 JIS 認証書(多結晶)
 以下、 【2010.5.27 LDK Solar】 より再掲。

     http://www.ldksolar.com/

Silicon Roads
Multi Ingot Line dss furneses
Wafer Line wire saw
Mono Ingot Line pullers
Solar Module Line
Polysilicon Plant tcs purification
PV Projects 1
PV Projects 2
 せめて次世代(?)の有機系太陽電池だけは日本で何とかしたいですね...

【2012.10.17 記事の御紹介】

■【CEATEC 2012】村田製作所、色素増感型太陽電池の出力を6〜7μW/cm2 *DSC
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121005/244214/
     (2012年10月5日付 Tech-On!)

 宮坂先生御演奏の化学オーケストラの演奏会(発表会)です。 って、ここで御案内すればよろしかったでしょうか? (^^;)

【2012.10.11 PRiME2012 Day3】

 今から帰ります。。。 ってことにしておきます。多少、寄り道は致しますが。 (^^;)

【2012.10.10 PRiME2012 Day2】

 二日目。CIGS、薄膜 Si、量子ドット、OPV 等含めたいわゆる非色素増感系太陽電
池の発表日。
 ほとんど証拠写真状態。

【2012.10.9 PRiME2012 Day1】

 午前・午後口頭発表、夕方はポスター。今日は終日色素増感Dayです。私の発表、
日本を出る直前まで別な仕事に掛かりきりで直す時間が無く、スライドが“いつも通り”
でした。申し訳ございません。

 海外の国際会議に出て初めて英語で研究発表するような学生さんとか、ちらほら。
皆さんお疲れ様でした!
 今更ですが山中先生、ノーベル賞受賞おめでとうございます。化学の方は残念でした。

【2012.10.8 PRiME2012 移動日】

 宮坂研と歩調合わせて、敢えて会期より1日遅れて参加しました。 、、、つもりだっ
たんですけどね!?

 成田の最終ゲートで待っていらした宮坂先生が何やら慌ただしい。「いや〜、ごめん、
ボクだけ便が違うんだよね」「搭乗がもう始まっているので先に行くから」「現地で1時
間先に着くんで、向こうで待ってるから」(一同唖然)。ありえない...
 いつもの如く、無駄にスケールの大きなアメリカでした。

【2012.10.5 論文の御紹介】

 宮坂研とオックスフォード大学の共同研究で酸化チタンコートされた多孔質アル
ミナとペロブスカイト系無機顔料+有機低分子ホールコンダクター (Spiro) を組み
合わせたハイブリッド型太陽電池、η=10.9%。サイエンスからの publication です。
凄いですね!

■メソ-超格子有機金属ハライド系ペロブスカイトを用いた高効率ハイブリッド型太陽電池 *DSC+QD
  Efficient Hybrid Solar Cells Based on Meso-Superstructured Organometal Halide Perovskites
  http://www.sciencemag.org/content/early/2012/10/03/science.1228604
  Science DOI: 10.1126/science.1228604 (2012年10月3日付 Science Express)

     

【2012.9.10.5 来客にて】

 今日はフランス御一行様。

 4年前(2008.5.12)のサウジアラビア以来の<超>VIPです。高等教育長・内閣
官房長・外交担当顧問・駐日フランス大使・原子力担当参事官・ボルドー大学副学
長・CNRS 総裁他いろいろ。当初は大臣ご本人が来られるので、これを迎え受ける
形で日本からも(あの!)文科省大臣を、、、言う話もあったのですが、結局代理の
方が来られて見送りになりました。惜しい。


【2012.10.3 CEATEC2012】

 気力を振り絞って CEATEC 調査報告致します。海浜幕張駅を降りていきなりに目
にしたのは“韓流”でした。それはそれ。今年は昨年よりも更に参加人数が増えたと
思います。スーツ姿の“オジサン”以外にも“若いサラリーマン風”や“お姉さん”もか
なり見かけます。会場は Hall 1〜8 まで全て使用していますが、その分スカスカ感あ
り。景気回復への足掛かりは未だ見えず。
 個人的にはロボット技術が面白かったです。時節柄、電気自動車関連ネタが多し。
まだ発売されてない HONDA の
Fit EV もありました。日産自動車は
“お一人様 EV”
を展示。これ、良いですね。間近で見るとしっかり感があって 「これなら公道走れそ
う」思いました。で、以下は本命の色素増感太陽電池。
[ROHM] 昨年は CEATEC AWARD グランプリ獲得。屋内用途で圧倒的な強みを発揮する DSC
       +センサーモジュールの提案。
http://micro.rohm.com/jp/cj2012/
[太陽誘電] 途切れない来客。一日も早い商品化を希望。
[村田製作所] ZnO系オールフィルム型 DSC。昨年より格段に完成度が高まりました。
[フジクラ] p-Si と DSC パネルの発電量を比較。あいにく撮影NGかつコメントも頂けませんでした。残念。
        訂正、撮影はOK!だそうです。*元東京理科大荒川研の山口先生(現フジクラ 環境・
        エネルギー研究所太陽光発電研究室 主査)から大量に写真を頂きました。感謝です。
 皆様、御協力ありがとうございました。  サービスショット(4K テレビ)

【2012.10.2 記事の御紹介2】

■H24年度 県民健康管理調査「甲状腺検査」について
  A判定:5.0mm以下の結節や20.0mm以下の嚢胞を認めたもの 18,119人 (43.1%)
  B判定:5.1mm以上の結節や20.1mm以上の嚢胞を認めたもの 239人 (0.6%)

  http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf
     (2012年9月14日付 福島県HP) *なぜか福島県HPにはリンク無し(福島県立医科大HPよりリンクあり)

 増えてるし... 20mmって、大きくないですか!?

■<福島健康調査>「秘密会」で見解すり合わせ
  「がん発生と原発事故に因果関係は無かったことに」
  http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040149000c.html
     (2012年10月3日付 毎日jp)

■福島健康調査:「秘密会」出席者に口止め 配布資料も回収
  http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040155000c.html
     (2012年10月3日付 毎日jp)

■甲状腺がん:検査で子ども1人確認 原発事故と関係否定
  http://mainichi.jp/select/news/20120912k0000m040046000c.html
     (2012年9月11日付 毎日jp)

■福島県内の子供36%にしこり 福島以外でも甲状腺検査へ
  http://sankei.jp.msn.com/life/news/120827/trd12082711260006-n1.htm
     (2012年8月27日付 msn 産経ニュース)

■H23年度 県民健康管理調査「甲状腺検査」について
  A判定:5.0mm以下の結節や20.0mm以下の嚢胞を認めたもの 13,460人 (35.3%)
  B判定:5.1mm以上の結節や20.1mm以上の嚢胞を認めたもの 186人 (0.5%)

  http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24287
  http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/koujyosen-ketuka2403.pdf
     (2012年4月26日付 福島県HP 第6回「県民健康管理調査」検討委員会資料)

 前々回御紹介した「第4回東大エネルギー・環境シンポジウム」で最後に講演されるのが「秘密会」の座長・
山下俊一先生です。

【2012.10.2 講演会のお知らせ】

 参加無料。登録はお早めにどうぞ。


■「太陽光と光電変換機能」領域公開シンポジウム
  〜第1期研究者研究成果報告会〜
   http://www.solar.jst.go.jp/sympo/index.html

主催:独立行政法人 科学技術振興機構 (JST)
日時:2012年
12月17日(月)9:30〜19:00
会場:アキバホール(富士ソフトアキバプラザ5F)
参加費:無料
定員:190名

【2012.10.1 記事の御紹介】

■日本ケミコン、色素増感太陽電池の電極に使える透明ポリマー電極を開発 *DSC
  http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201210010011.html
     (2012年10月1日付 朝日新聞デジタル)

■透明ポリマー電極の開発に成功 白金フリーの色素増感太陽電池など幅広い用途へ *DSC
  http://www.chemi-con.co.jp/company/pdf/20120925-7.pdf
     (2012年9月25日付 日本ケミコン Press Release)

■二酸化チタン中の光キャリアの振る舞いを解明 −高効率太陽電池の実現に期待− *DSC
  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120928_1.htm
     (2012年9月28日付 京都大学 お知らせ)
  [DOI] http://dx.doi.org/10.1063/1.4754831

【2012.9.28 記事の御紹介】

 お陰様で東大ならではのこうした政策論議の過程を見る機会に何度か立ち会った
ことがあるのですが、最初から誘導したい結論が決まっているので、どこぞの領土問
題と同じで事実関係の確認は二の次なんですよね。数字も結論に向けて合わせるだ
けだし。

 一番驚いたのは (株) 日本経済研究所・地球環境産業技術研究機構 (RITE)・国立
環境研究所の三者が「CO2 を 25% 減らす方策」を議論した時。いずれも示し合わせ
たように太陽光発電を ン倍して、、、云々という提案でした。今後5年間、世界中で
生産されるシリコンを全て日本が買い占めても全然足りないくらいの量です。日本経
済研究所に至っては、太陽光発電の稼働率を 20%(実際は 11% 前後)で見積もって
いましたし。

 その僅か1ヶ月後、恐らくそこでの提案が上申されたのでしょう、当時鳩山首相が
国連気候変動サミットにおいて「温室効果ガス 25% 削減」を宣言してしまいました。
あぁ。 ┐(´д`)┌

 そんな彼らが(←同じメンバーです)、懲りずに今なお再稼働ありきで原発コストを
見積もっています。


■再生エネ:原発1基分の出力確保…固定価格買い取り導入で
  http://mainichi.jp/select/news/20120927k0000m020104000c.html
     (2012年9月26日付 毎日jp)

■原発ゼロで電気代2倍? 実は「維持でも1.7倍」
  http://www.asahi.com/business/intro/SEB201209270051.html
     (2012年9月28日付 朝日新聞デジタル)

■福島の原発維持に年900億円 東電説明に疑問続出 *要登録
  http://digital.asahi.com/articles/TKY201206190563.html?ref=reca
     (2012年9月28日付 朝日新聞デジタル)

 原発の耐用年数は元々設計16年なのに、コスト計算する時はなぜか40年になっていたりします(40年で
割り算します)。不思議ですね〜。

【2012.9.27 記事の御紹介】

 先日の日本写真印刷さんの追加記事です。曰く、“日本写真印刷は9月12日、色素
増感太陽電池を使ったオフグリッド照明器具「AKARIE」の販売を開始した。”


■色素増感太陽電池を使った照明など、新製品一覧 *DSC
  http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20120924/584589/
     (2012年9月27日付 ケンプラッツ)

【2012.9.27 講演会のお知らせ】

 太陽電池ネタではありませんが、恐らく荒れるであろう下記イベント(なんと無料!)。
あの有名教授が講演されます。先着 1100 名なので登録はお早めに。
 ■第4回東大エネルギー・環境シンポジウム(第8回技術フォーラム)
   http://www.kaneko-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/event/20121102/event_20121102.html

主催:東京大学エネルギー・環境研究アライアンス、他
日時:2012年11月2日(金)13:00〜18:20
会場:東京大学 安田講堂(東京都文京区本郷7-3-1) ※安田講堂内は飲食禁止です
参加費:無料 学生(学部・大学院)参加歓迎
      講演資料集代 3,000円(当日、受付にてお支払ください)
定員:先着1,100名 (定員になり次第申込み締切) ※当日受付の予定はございません。

プログラム:
開会のあいさつ
  東京大学 理事・副学長  前田 正史
日本のエネルギーの今後と電力業のあるべき姿
  一橋大学大学院商学研究科・教授/ 東京大学名誉教授  橘川 武郎
原子力ゼロを考える
  地球環境産業技術研究機構理事・研究所長/東京大学名誉教授  山地 憲治
日本のエネルギーの今後と産業復興
  東京大学生産技術研究所 特任教授  金子 祥三
「FUKUSHIMA」 の未来
  福島県副知事  内堀 雅雄
福島第一原子力の事故と教訓
  東京電力株式会社代表執行役副社長  相澤 善吾
福島原発事故と放射線健康リスク管理
  福島県立医科大学副学長  山下 俊一
閉会のあいさつ
  東京大学 エネルギー工学連携研究センター長  鹿園 直毅

【2012.9.26 サトシンHP】

 「サトシンの光触媒のページ」
と言えば知る人ぞ知る。元北大の触媒化学研究セン
ターの佐藤真理先生であります。2003年3月に
御退官
されて以来、すぱっと第一線を
退かれたのですが、リンク先(サトシンの遊び場)を拝見したら、ご健在で山スキーを
堪能されている様子。羨ましいなぁ。自分が定年になったら、きっと似たような生活を
目指すと思います。

【2012.9.25 グーグル検索】

 色素増感太陽電池HP内を Google 検索できるリンクを久しぶりに復活させました。
トップページにも下の“窓”を置きましたので、御活用下さい。
Google
 個人的には過去ネタで“長春日記”が一番面白かったな... 懐かしス。

【2012.9.24 講演会のお知らせ (再)】

 参加者が少ないためか「再掲せよ」という指令を頂いたので再掲致しますが、ここ
でPRしても正直、あまり効果無いと思います。(苦笑)

 しかしながら本講演会、講師陣は各界のスペシャリストをお呼びしておりますので、
充実度は高いと思います。基本的に太陽電池を意識した内容となりますので、御興
味ある方は“ぜひ”振るって御参加下さい。
■光化学応用講座「光化学研究に必要な測定技術2012」  
主催:光化学協会
日時:2012年10月16日(火) 10:00〜17:30
場所:東京大学 先端科学技術研究センター 環境・エネルギー研究棟 ENEOSホール
   東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場リサーチキャンパス
   http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html)
受講料:非会員 20,000円
   光化学協会 正会員、賛助会員 10,000円
   光化学協会 学生会員 5,000円
   (いずれもテキスト代を含む)
定員:100名

【2012.9.24 記事の御紹介】

 「東京大学の内田聡特任教授、瀬川浩司教授らの研究チームは、、、技術を開発
した」。やや久しぶりの内田先生記事です。(苦笑)

色素増感太陽電池 貼り合わせる前に基板に電解液滴下 *DSC
  気泡入りにくく デバイス信頼性向上
     (2012年9月24日付 日刊工業新聞23面) by H塚様
 

■東大、色素増感太陽電池の基板張り合わせ技術 *DSC
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720120924eaaj.html
     (2012年9月24日付 日刊工業新聞 Business Line)

 続きは有料電子版にて、、、よ、読めない orz.

【2012.9.21 科学技術振興機構報です】

■研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)における
  平成24年度新規開発課題の決定について
 *OPV&DSC

  〜 分光技術を活用した次世代型太陽電池評価装置の実用化開発 〜
  http://www.jst.go.jp/pr/info/info910/index.html
     (2012年9月21日付 JST 科学技術振興機構報)

 代表がコニカミノルタオプティクスの西川さん、私(内田)がサブリーダー、神奈川科
学技術アカデミー (KAST) が共同実施機関というチーム構成です。

 開発課題名が地味で分かりにくいのですが、有機系太陽電池の性能評価、ひいて
は国際標準化を行う上でとても大事な仕事になります。即ち、これまで太陽光発電を
ン十年支えてきたシリコン系は1次基準セルというのがありまして(世界に4つありま
す)、それを元に比較して自分のセルは効率○%と値付けをしてきたわけですが、有
機系太陽電池の場合は材料の組み合わせが無限で、かつ次々と新しいものが開発
されるため厳密には基準がないまま評価をしていることになります。

 この矛盾と問題点を解消すべく、新たに世界に先駆けて評価装置を開発しましょう
というのが今回のプログラムの趣旨です。原理はドイツの認証機関PTBで考案され
たDSR法を採用し、具体的な評価内容としては波長毎の起電流を精密に積算して、
既知の数値データと照らし合わせることで基準となる光量を正確に見積もります。
より単純な説明としては、太陽電池個別に照射すべき光量を調整する装置でして、
分光感度測定とほぼ似たようなことを行います。

 本システム、言い換えればバーチャルセル方式ですが、トレーサビリティを担保する
大元は NIST ランプ等の基準光源ということになります。太陽電池の分光感度に合わ
せて細かく光量調整する日本(産総研)のソーラーシミュレータ方式と異なり、有機系
太陽電池に限らず CIS や化合物半導体系太陽電池など、基準セルが無い太陽電池
全てを対象とした、実現すれば画期的な計測装置であります。


 御興味のある方、自由にお問い合わせ下さい。製品化は2〜3年後でしょうか? 乞う御期待。

【2012.9.21 記事の御紹介】

■東芝、変換効率7.7%達成した5cm角の有機薄膜太陽電池モジュール試作 *OPV
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320120920eaah.html
     (2012年9月19日付 朝日新聞デジタル)

■低コストと高性能を実現する有機薄膜太陽電池技術
  http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2012/01/index_j.htm
     (東芝レビュー 67(1) 2012)
 

■有機薄膜太陽電池サブモジュールで最高効率7.7%を達成
  http://www.toshiba.co.jp/rdc/rd/detail_j/1209_03.htm
     (2012年9月18日付 東芝 最新技術情報)
 

 先日の応物の発表では 1 cm 角セルでη=8.3%、396.0 cm2 (da) で 6.2% のモジュー
ル効率が報告されていました。


 “通りすがり”さん、T島先生ありがとうございました。

【2012.9.20 記事の御紹介】

■ノーベル賞予想に日本人3氏 トムソン・ロイター *光触媒
  http://www.asahi.com/science/update/0919/TKY201209190568.html
     (2012年9月19日付 朝日新聞デジタル)

 (前略)化学賞候補に藤嶋昭・東京理科大学長、春田正毅・首都大学東京名誉教授
の3氏を挙げた。


■<話題>技術開発が進む色素増感太陽電池に関心が高まる可能性も *DSC
  http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=807766
     (2012年9月19日付 モーニングスター)

【2012.9.19 おかえりなさい】

 久しぶりに見るDSCソーラーライト。被災地で使用後、一通り動作確認した上で再
び瀬川研へ戻って参りました。適度な傷み具合がちょっと懐かしい。

 くどいようですが史上初の「人の役に立った色素増感太陽電池 (DSC)」です。
(^^;)

【2012.9.18 講演会のお知らせ】

 会もこれだけ回数重ねると、文字通り重みが増しますね。
 ■第11回 英弘シンポジウム “太陽光発電最前線”
   http://www.eko.co.jp/eko/event/event.html#121101

主催:英弘精機株式会社
日時:2012年11月1日(木) 10:00〜17:00
場所:如水会館(千代田区一ツ橋) ※会場は飲食物の持ち込みができません
参加費:一般2,000円/学生1,000円
定員:250名(先着順)
プログラム:
・「太陽光発電の将来技術動向」
  独立行政法人産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター
  センター長 近藤道雄
・「電力買取制度下での再生可能エネルギー普及」
  日本環境学会 会長 和田武
・「大規模太陽光発電実証試験設備の試験結果と今後の取り組み」
  株式会社NTTファシリティーズ ソーラープロジェクト本部 部長 小西博雄
・「有機太陽電池は救世主たり得るのか?」
  山形大学大学院 理工学研究科 教授 吉田司
・「気象予報に基づく日射強度予測・太陽光発電量予測」
  岐阜大学大学院 理工学研究科 教授 小林智尚
・「太陽光発電スマートモニタリングシステム」
  英弘精機株式会社 新事業推進部 加藤千明

【2012.9.14 講演会のお知らせ】

 学生さん無料ですので、振るって御参加下さい。
 ■第2回CSJ化学フェスタ2012
   次世代太陽光発電の挑戦−再生可能エネルギーの利用拡大に向けて−
   http://www.chemistry.or.jp/festa/2012/program.html

主催:日本化学会
日時:2012年10月17日(水) 10:00〜16:10
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
入場:正会員12,000円、当日14,000円(非会員はそれぞれ22,000円、24,000円)
    学生会員は無料
プログラム:
10:00-10:05 開会挨拶、趣旨説明
         瀬川浩司 (東京大学先端科学技術研究センター・教授)
10:05-10:35 太陽光発電の普及拡大に向けて
         村上敬亮 (経済産業省 資源エネルギー庁・新エネルギー対策課長)
10:35-11:05 福島復興に向けた太陽光発電の研究推進―シリコン革新技術開発
         小長井 誠 (東京工業大学大学院理工学研究科・教授)
11:05-11:35 CIS系薄膜太陽電池技術における競争力創出に向けた挑戦
         櫛屋勝巳 (ソーラーフロンティア(株) 技術戦略企画部・執行役員部長)
11:35-12:05 III-V族 集光型超高効率太陽電池
         高本達也 (シャープ(株) ソーラーシステム事業本部次世代要素技術開発
                 センター・第2開発室長)
13:00-13:30 電気化学系の特長を活かす色素増感太陽電池の展開
         瀬川浩司 (東京大学先端科学技術研究センター・教授)
13:30-14:00 フレキシブル有機薄膜太陽電池の開発と今後の展開
         山岡弘明 (三菱化学(株)・理事 情報電子本部OPV事業推進室 統括部長)
14:00-14:30 太陽光発電技術の可能性と化学工業の役割
         富田孝司 (東京大学先端科学技術研究センター・特任教授)
14:40-16:10 パネルディスカッション『世界展開に向けた我が国のPV戦略』
          ファシリテーター:瀬川浩司(東京大学)
          パネリスト:山田宏之(NEDO)、高本達也(シャープ)、
                  櫛屋勝巳(ソーラーフロンティア)、富田孝司(東京大学)

【2012.9.13 記事の御紹介】

■原発ゼロ、日本に再考促す 米CSIS所長
  http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1204L_S2A910C1FF2000/?dg=1
     (2012年9月12日付 日本経済新聞 Web刊)

■30年代原発ゼロ明記へ=核燃料再処理は継続?14日にもエネ政策・政府
  http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_510950
     (2012年9月13日付 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)

■エネ戦略原案:政府「核燃サイクル維持」 原発ゼロも併記
  http://mainichi.jp/select/news/20120913k0000m020121000c.html
     (2012年9月13日付 毎日jp)

■アメリカ政府に「原発ゼロ」目標説明のため、首相補佐官らが訪米
  http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00231353.html
     (2012年9月13日付 フジニュースネットワーク)

■30年代原発ゼロに懸念=「意図せざる影響も」−米
  http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012091300162
     (2012年9月13日付 時事ドットコム)

■東電、米国の9倍で購入 液化天然ガス(LNG)
  hhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-28/2012072804_03_1.html
     (2012年7月28日付 しんぶん赤旗 web)

 日本への原発導入はアメリカの要求だったことが見て取れます。 とりあえず火力
発電(石油・天然ガス)、望ましくは地熱発電、最後に太陽光・風力・その他では何が
いけないんでしょう? 核燃料サイクルなんか“フィクション”以外の何者でもないし。


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核燃料デブリの取りだしについて *匿名原発作業員のつぶやきです

 ・今の技術と現況では燃料デブリの取り出しは不可能...
 ・生身の人間がなんとか作業出来そうなのは300年後の70ミリシーベルト

【2012.9.12 記事の御紹介】

■色素増感太陽電池の市場創出を目指した実証実験開始
  http://www.nissha.co.jp/news/2012/09/12as_1.html
     (2012年9月12日付 日本写真印刷株式会社 ニュース)

■日本写真印刷が色素増感型太陽電池を実用化、LED照明の電源に利用
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120912/239621/
     (2012年9月12日付 Tech-On!)

 そうかぁ、遂に始まったのですね(おめでとうございます!)。日本の色素増感太陽
電池の本格普及は餃子屋さんからということになるのでしょうか? 英語での説明が
難しいですね。「餃子とは、、、」「餃子と太陽電池の関係は、、、」etc. (^^;)


■日本写真印刷、色素増感太陽電池の用途開発で協業−5社・団体と実証
  http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0320120912qtkf.html
     (2012年9月12日付 日刊工業新聞 web)
 

 早速偵察に行って参りました。ウソです、神奈川県在住の久保先生に写真を撮って
きてもらいました(申し訳ない)。地面でしたか!
 ■餃子の王将 東神奈川駅西口店 (map)  設置場所

【2012.9.11 講演会にて】

 明日から始まる光化学協会年会のプレシンポです。いや〜、無断で顔出し申し訳
ない。(苦笑)


【2012.9.10 来客にて】

 今日はミュンヘン大学の学生さん17名。一度に全員ドライルームへ御案内(記録
更新)。


【2012.9.9 ICFPE2012(本郷)】

 Printed Electronics 2012 国際会議にて。

【2012.9.7 プレシンポ(非公式ミーティング)】

 都内某所にて。積もる話は後ほど...

【2012.9.7 記事の御紹介】

 手前味噌ですみません。

東大、色素増感型太陽電池で変換効率12.5%を達成 −色素化合物改良
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720120907eaac.html
     (2012年9月7日付 日刊工業新聞 web)
 

■東大、色素増感型太陽電池で変換効率12.5%を達成 −色素化合物改良
  http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201209070002.html
     (2012年9月7日付 朝日新聞デジタル)

【2012.9.7 記事の御紹介】

 探すとまだまだ出てきますね。今度はオックスフォード大学に端を発するイギリス
の会社です。全固体型色素増感太陽電池が特徴。


 Oxford Photovoltaics Ltd. 

■Plastic solar panel color match your roof *DSC
  (プラスチック太陽パネルの色はあなたの屋根にマッチする)
  http://www.simmtester.com/page/news/shownews.asp?num=13555
     (2011年1月18日付 Simmtester.com)

【2012.9.6 HPの御紹介】

 次はお隣、韓国。今年6月に公開されたサムスン SDI のホームページです。


■Dye-Sensitized Solar Cell Battery *DSC
  http://samsungsdi.com/nextenergy/dssc-solar-cell-battery.jsp
     (2012年6月21日付 SAMSUNG SDI)

 DSCが市場を切り開く以前の段階から、日本だけが取り残されていく印象。もっ
と深刻なのは、国際特許が海外企業(特に韓国)からどんどん出されて成立し始
めているのですが、今のタイミングでこれを受けて応えられる日本企業が少ない
こと。
むー

【2012.9.6 記事の御紹介】

 更にだめ押しでもう一件、台湾のDSCニュースを御紹介致します。台湾最大の
企業グループの1つ、フォルモサ・プラスチック社が本年よりDSCの事業化開始を
宣言致しました。




■台湾の第3世代太陽電池産業で研究開発連盟が誕生 *DSC
  http://japan.tnst.org.tw/front/bin/ptdetail.phtml?Part=5-553&Rcg=48
     (2012年5月27日付 経済日報)

【2012.9.5 動画の御紹介】

 またまた台湾からの情報です。先日御訪問頂いた國立中央大學 の Wu 先生ら
がとりまとめて 2011 年、大学内に設立したベンチャー企業です(恐らく)。 ITRI や
NCU とも共同で材料開発に当たっており、その一部は既に販売も始まっておりま
す。
クリーンルーム太陽電池の生産ラインも着々と整備中の様子。

 MKE Technology 社 
■DSSC Solar Cell Made in Taiwan (MKE-Demo)
  http://www.youtube.com/watch?v=7QV9woT4x30
 

■MKE- DSSC Indoor storage power to Li-Battery
  http://www.youtube.com/watch?v=G04CBexz6M0&feature=relmfu
 

 

【2012.9.4 記事の御紹介】

■ソーラーフロンティア、CZTS太陽電池の変換効率で世界記録、IBMなどと共同
  研究
  *CIS η=11.1%
  http://www.kankyo-business.jp/news/003179.php
     (2012年9月4日付 環境ビジネス ONLINE)

【2012.9.3 記事の御紹介】

■再稼働不要裏付け 今夏消費5〜11%減
  http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012090790071233.html 
     (2012年9月7日付 東京新聞 TOKYO Web)

■「2030年代原発稼働ゼロ」民主党が政府に提言へ
  http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220907004.html
     (2012年9月7日付 テレ朝news)

■「原子力ゼロ」へ最終調整 民主党内の意見集約難航
  http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20120905_01.html
     (2012年9月6日付 電気新聞 web)

■政府、2段階で「原発ゼロ」に エネ戦略で調整
  http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012090501002261.html
     (2012年9月5日付 47NEWS)

■「脱原発の方、視察お断り」 北陸電、福島氏らを拒否
  http://www.asahi.com/national/update/0905/OSK201209050039.html
     (2012年9月5日付 朝日新聞デジタル web)

■原発ゼロ、再生エネに50兆円−エネ・環境会議で試算
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520120905abbd.html?news-t0905
     (2012年9月5日付 日刊工業新聞 web)

■原発ゼロ:省・再生エネ投資150兆円必要の試算…経産相
  http://mainichi.jp/select/news/20120904k0000e010188000c.html
     (2012年9月4日付 毎日jp)

■週のはじめに考える 「エネルギー選択」の虚構
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012090202000106.html
     (2012年9月2日付 東京新聞 TOKYO Web)

 今なら原発・廃棄物の処理とそれに付随する諸々の利権の後始末を含めて150兆円で済むという話ですね。w

【2012.9.4 御来客】

 先々週の話になるのですが、CYC 色素でお馴染みの國立中央大學のウー先生(
Wu Chun-Guey 教授)にお越し頂きました。御多分に漏れず台湾も有機系太陽電池
には力を入れており、予算 US$5.5millions(約 4.3億円)を投じて研究開発を行ってお
ります。

 ソーラーシミュレータも2光源式の超精密規格のものを取り入れており、実験室も広
さ 1320m2 と、単独の研究室としてはかなり大規模です。この辺、逆に私も来月台湾
の会議に参加しますので、追って御報告したいと思います。

 御訪問ありがとうございました。

【2012.9.3 記事の御紹介】

■太陽電池、供給過剰で中国大手3社赤字 4〜6月
  http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM3105R_S2A900C1FF2000/?dg=1
     (2012年9月3日付 日本経済新聞 web刊)

■Q-Cells社の債権者が韓国Hanwhaグループの買収提案を承認
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120830/236693/?ST=PV
     (2012年8月30日付 Tech-On!)

■バブルに乗れないシャープ
  http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120827/236009/?top_updt
     (2012年8月29日付 日経ビジネス ONLINE)

■苦戦強いられる日本の太陽電池メーカー
  http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120828/wec12082822300016-n1.htm
     (2012年8月28日付 msn 産経ニュース)

■韓国ハンファグループ、独太陽電池大手Qセルズを買収へ
  http://www.kankyo-business.jp/news/003140.php
     (2012年8月28日付 環境ビジネス ONLINE)

■韓国企業がドイツQ-Cells社を買収へ
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120827/235994/?ST=PV
     (2012年8月27日付 Tech-On!)
欧州発 出力低下問題 メガソーラー普及に落とし穴 −PID現象−
     (2012年8月14日付 日刊工業新聞) by Y本様
 
■全量買取、潤うのは海外勢? 国内産業成長に疑問符
  http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20120806_01.html
     (2012年8月6日付 電気新聞)

■ハンファ 日本・丸紅に太陽光モジュール供給へ −416億円−
  http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/08/02/0200000000AJP20120802003300882.HTML
     (2012年8月2日付 YONHAP NEWS)

【2012.8.28 講演会のお知らせ】

 肝心の光化学協会HPにまだ案内がありませんが、下記講習会が開催されます。
太陽電池を意識した内容となりますので、振るって御参加下さい。
■光化学応用講座「光化学研究に必要な測定技術2012」  
主催:光化学協会
日時:2012年10月16日(火) 10:00〜17:30
場所:東京大学 先端科学技術研究センター 環境・エネルギー研究棟 ENEOSホール
   東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場リサーチキャンパス
   http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html)
受講料:非会員 20,000円
   光化学協会 正会員、賛助会員 10,000円
   光化学協会 学生会員 5,000円
   (いずれもテキスト代を含む)
定員:100名
 光化学協会の案内が出ましたね。

【2012.8.28 文献の御紹介】

 太陽電池の効率認証データ記録集です。有機薄膜太陽電池は三菱化学さんが微小
セルでη=10.0%、住友化学さんがサブモジュールでη=5.2%、DSC は変化無し。


■Solar cell efficiency tables (version 40)
  http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/pip.2267/abstract
     2012年7月24日付 Progress in Photovoltaics: Research and Applications 20(5), 606-614 (2012)

 なお、直近の DSC の世界最高記録(認証データ)はここにはなくて、NREL 評価の
η=11.8% (ナンヤン工科大学, NTU)となります。上記の文献への収録が間に合わな
かったと思われ。

  http://www.nrel.gov/ncpv/images/efficiency_chart.jpg

【2012.8.27 記事の御紹介】

 いきなり生々しい話ですな...

■色素増感型太陽電池(DSSC)市場は2023年に2.9億ドルに達する見込み *DSC
  http://www.asahi.com/business/pressrelease/N2U201208250002.html
     (2012年8月24日付 朝日新聞デジタル)

【2012.8.27 文献の御紹介】

 村田製作所さんです。

■「色素増感太陽電池」結晶、非結晶とも違う新たな素材 *DSC
  http://www.murata.co.jp/corporate/ad/article/metamorphosis16/researcher/new_energy.html#A001
     (2012年8月24日付 村田製作所 技術広報誌 metamorphosis16号, 2012)

【2012.8.24 動画の御紹介】

 あああ、これか...(手抜きネタでごめんなさい)

 DSCの開発競争は、当初懸念していた日本 vs 近隣諸国の図式ではなく、既に
中国あるいは台湾国内における競争が顕著になって参りました。実用化に二の足を
踏む日本が取り残されつつあります。先日ここでも御紹介しました真空貼り合わせ技
術も、少しずつ(でも確実に)追いつかれそうな勢い。 むー


■TAIWAN DSC PV LTD. (JINTEX GROUP)
  http://www.tdp-dsc.com
 

 

【2012.8.23 文献の御紹介】

 グレッツェル先生久しぶりの Nature です。これで 12 報目?(ウラヤマシス)

■Materials interface engineering for solution-processed photovoltaics
  http://www.nature.com/nature/journal/v488/n7411/full/nature11476.html
     (2012年8月16日付 Nature)

 “Image courtesy of S. Uchida, University of Tokyo” いえいえ、こちらこそ恐縮です。(苦笑)

【2012.8.22 記事の御紹介】

■パブリックコメント:原発ゼロ支持9割 7000件分析
  http://mainichi.jp/select/news/20120823k0000m020052000c.html
     (2012年8月22日付 毎日jp)

■9割が原発ゼロ支持=エネルギー政策の意見公募−政府
  http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_498685
     (2012年8月22日付 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 web)

■意見公募、原発ゼロ支持が9割に
  http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5113062.html
     (2012年8月22日付 TBS Newsi)

■「原発ゼロ支持」32%→46%「政府情報の信頼失われている」
  http://www.47news.jp/news/2012/08/post_20120822170555.html?google_editors_picks=true
     (2012年8月22日付 47NEWS)

  “電気が足りない” とか、“原発の発電コストは安い”という嘘も次第に明らかにな
りつつある現状、どうせ止めるならできるだけ早く止めたらよろし。その分、放射性廃
棄物も減るし、廃炉ビジネスで 30 年間は確実に!新たな雇用も生まれるし。一度人
工的に作ってしまった放射性物質は半減期が種類によっては何万年、あるいは何十
億年にも及びます。これらを適切に処理する負担を考えれば、基本、原発は負債でし
かないんですから。

■核燃料プール 数年で満杯 6割が運転不可に
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012090402000109.html
     (2012年9月4日付 東京新聞 web)

■原発ごみ処分場探し487億円 12年間で候補地ゼロ
  http://www.asahi.com/politics/update/0902/TKY201209010610.html
     (2012年9月2日付 朝日新聞デジタル)

■週のはじめに考える 「エネルギー選択」の虚構
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012090202000106.html
     (2012年9月2日付 東京新聞)

■「故郷を返せ」「ただちに原発ゼロを」 福島・意見聴取会
  http://fukushima20110311.blog.fc2.com/
     (2012年8月3日付 福島 フクシマ FUKUSHIMA)

 時折「折角ここまで積み上げた技術が...(もったいない)」意見を耳にすることがあり
ますが、あいにく現場の人間は全くそのようには感じておりません。原子力発電は実
用化された 60〜70 年前からほとんど基本構造は変わらず、技術的にも何ら進歩し
ていません。今から僅か 40 年前、もしあの時日本が別なエネルギー開発に力を注
いでいれば、もっと違う発展を遂げていたはずです。

■メルトダウンは想定内。
 ・原子力安全委員会も保安院もまったく知識も技術もありません。
 ・事故の隠蔽は日常的にやっています。
 ・メルトダウンも予想していました。
 ・データの偽造を私がやっていました。

 

 逆に積み上げてきたのが技術ではなく利権構造。即ち、日本には「原子力」と名が
付く外郭団体(天下り先ですね!)だけで 30 以上あります。これらも本来、原発が無
ければ不要な存在です。ちなみに着工から 29 年、1 兆円以上かけて建設した高速
増殖炉「もんじゅ」は、ただの一度も発電することなく、停止中の今も毎日維持費だけ
で 5900 万円を浪費しているという報道がありました。凄いですね〜!


■原発の維持費なんと1日5900万円  

原子力安全・保安院 (NISA) →原子力規制委員会へ
原子力委員会 (AEC)
原子力安全委員会 (NSC)
独立行政法人 原子力安全基盤機構 (JNES)
独立行政法人 日本原子力研究開発機構 (JAEA)
├福島技術本部
├安全研究センター
├システム計算科学センター
├核物質管理科学技術推進部
├原子力人材育成センター
├原子力緊急時支援・研修センター
├埋設事業推進センター
├核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
├東海研究開発センター
│└原子力科学研究所
│└核燃料サイクル工学研究所
├J−PARCセンター (J-PARC)
├大洗研究開発センター
│└照射試験炉センター
├敦賀本部
│└高速増殖炉研究開発センター
│└原子炉廃止措置研究開発センター
│└国際原子力情報・研修センター
│└レーザー共同研究所
├那珂核融合研究所
├高崎量子応用研究所
├関西光科学研究所
├幌延深地層研究センター
├東濃地科学センター
├人形峠環境技術センター
├青森研究開発センター
└国際核融合エネルギー研究センター (IFERC)
 └原型炉設計研究開発調整センター
 └ITER遠隔実験センター
 └核融合計算機シミュレーションセンター
独立行政法人 原子力発電環境整備機構 (NUMO)
公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団 (ANTM)
公益財団法人 原子力安全研究協会 (NSRA)
公益財団法人 原子力環境整備・資金管理センター (RWMC)
公益財団法人 伊方原子力広報センター (NETWAVE)
公益財団法人 核物質管理センター (JNMCC)
社団法人 日本原子力産業協会/原子力産業新聞 (JAIF)
社団法人 日本原子力技術協会 (JANTI)
社団法人 原子燃料政策研究会 (CNFC)
社団法人 火力原子力発電技術協会 (TENPES)
社団法人 日本技術者連盟 国際原子力発電技術移転機構 (NPG)
社団法人 土木学会 原子力土木委員会 地盤安定性評価部会 (JSCE)
社団法人 茨城原子力協議会
└茨城原子力センター 財団法人 原子力発電技術機構 (NUPEC)
財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センター (RWMC)
財団法人 日本原子力文化振興財団 (JAERO)
財団法人 原子力安全技術センター (NUSTEC)
財団法人 原子力研究バックエンド推進センター (RANDEC)
財団法人 日本立地センター/エネルギー・原子力に関する広報活動 (JILC)
財団法人 福井原子力センター/原子力の科学館あっとほうむ
財団法人 柏崎原子力広報センター/アトミュージアム
財団法人 能登原子力センター/原子力の情報科学館
財団法人 福島県原子力広報協会
財団法人 原子力国際協力センター (JICC)
財団法人 高度情報科学技術研究機構/旧財団法人原子力データ センター (NEDAC)
財団法人 電源地域振興センター/原子力立地給付金交付事業 (CDP)
株式会社 電源開発株式会社 (J-POWER)
株式会社 国際原子力開発株式会社 (JINED)
株式会社 日本原子力発電株式会社 (JAPC)
 ├株式会社 原電事業株式会社 (NSC)
 ├株式会社 原電ビジネスサービス株式会社 (GBS)
 ├株式会社 原電情報システム株式会社 (GIS)
 ├株式会社 リサイクル燃料貯蔵株式会社 (RFS)
 ├財団法人 げんでんふれあい茨城財団
 └財団法人 げんでんふれあい福井財団
株式会社 日本原燃株式会社 (JNFL)
株式会社 日本核燃料開発株式会社 (NFD)
株式会社 原子燃料工業株式会社 (NFI)
株式会社 原燃輸送 (NFT)
株式会社 日豪ウラン資源開発株式会社
株式会社 MIH原子力エンジニアリング株式会社 (MNEC)
株式会社 原子力サービスエンジニアリング株式会社 (NUSEC)
株式会社 東芝原子力サービスエンジニアリング株式会社 (JNSS)
株式会社 三菱原子燃料株式会社 (MNF)
株式会社 日立プラントテクノロジー
株式会社 日立GEニュークリア・エナジー株式会社
株式会社 明電原子力エンジニアリング株式会社
株式会社 原子力技術株式会社
株式会社 日本原子力防護システム株式会社 (JNSS)
株式会社 むつ小川原原燃興産株式会社 (MOGK)
株式会社 原燃輸送株式会社 (NFT)
株式会社 原子力安全システム研究所 (INSS)
株式会社 原子力発電訓練センター (NTC)
株式会社 サンエス株式会社 (SanEsu)
株式会社 アトックス (ATOX)
株式会社 NESI (NESI)
株式会社 アセンド (ASCEND) *茨城県那珂郡東海村
株式会社 ナスカ *茨城県那珂郡東海村
株式会社 E&Eテクノサービス *茨城県ひたちなか市
株式会社 検査開発株式会社 *茨城県那珂郡東海村
株式会社 ペスコ (PESCO)
株式会社 人形峠原子力産業株式会社 *岡山県苫田郡鏡野町
株式会社 高速炉技術サービス株式会社 *福井県敦賀市
株式会社 TAS *福井県敦賀市
株式会社 原子力セキュリティサービス *茨城県那珂郡東海村
株式会社 トータル・サポート・システム *茨城県つくば市
北海道原子力環境センター
北海道原子力防災センター
原子力公開資料センター
六ヶ所原燃PRセンター
東北エネルギー懇談会
東北原子力懇談会
北陸原子力懇談会
中部原子力懇談会
関西原子力懇談会 (KAN GEN KON)
福井県原子力環境監視センター (FERMC)

 氷山の一角。もう、「いい加減にしろよ!」ですね。

【2012.8.21 DSC作製実習 Day2】

 今日は効率の測定。最高値はη=9.56% (N719 & AN 系) でした。上出来。皆様お
疲れ様でした!

【2012.8.20 DSC作製実習 Day1】

 顔出しOK頂いたので (?) up 致します。今日のお客様は長野県立松本工業高校
の皆様 15 名! そう、あの「信州の草花で作る色素増感太陽電池」でお馴染みの若
狭(わかさ)先生の御生徒さん達です。

 今日明日と二日間掛けて、手加減無しの本気モードの高効率DSCの作製を体験
して頂きます。


【2012.8.20 記事の御紹介】

■日立造など、フィルム型の色素増感太陽電池を実証 *DSC
  http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201208200019.html
     (2012年8月20日付 朝日新聞デジタル)

【2012.8.19 お疲れ様でした!】

 ここしばらく一月ほど海外出歩いて不在にしていたら、いつの間にか研究室内で
お別れ会が終わっていました。 トホホ。

 有機合成マイスター、ポルフィリンを作らせたら世界一の玉木さん、先月一杯で
某外資系化学メーカーに御栄転です。新天地の生活、如何でしょうか?
ひとまずお疲れ様でした。

【2012.8.17 おめでとうございます!】

 書いたら怒られるかな? 村上拓郎先生、遂にパパですね。おめでとうございます!!!

【2012.8.17 移動日】

 一度ならずも二度までも! よりによって1年のうちで最もコストが高いこの時期に、
三日間ですがニュージーランドへ行かせてもらいました。思い切った行動に出るきっ
かけを頂いたのも、昨年震災時にお世話になった皆様方のお陰です。改めてお礼申
し上げます。

 一見して本HPでは無関係なスキーネタですが、お日様の光を浴びて元気になる
という意味では太陽電池と同じだと思います。あっ、こじつけでしたかね? (苦笑)

---
 、、、って、無事帰ったと思いますでしょ? 実は朝、ホテルを出て向かった先のクイ
ーンズタウン空港で大トラブル。なんでも乗り継ぎのシドニー空港内で滞在時間が
8 時間を越えるためにオーストラリアのビザが必要なことが判明。急いで端末を探し、
オンラインで二名分をその場で登録、までは頑張ったのですが、更に運悪くフライト
が予告無しに出発を繰り上げたため、僅か 5 分差で乗ることができませんでした(2
時間も早く空港入りしたのに)。万事休す...
 海外で飛行機に乗り遅れたのはこれが初めてです。結局、クイーンズタウン→オ
ークランド(Domestic)/オークランド(International)→シドニーと乗り継いで戻ること
になりました。最初「新たに切符を手配すると一人 $1882 NZD(=約12万円)掛かる」
言われた時は気が遠くなりましたが、持てる英語力と交渉力の全てを使い果たして
3 万円ちょっとの出費に抑えて事なきを得ました。現地の Help Desk のお姉さんにも
相当、御世話になりました(感謝です!)。

 シドニー空港へ辿り着いた時には既にゲートが開いて搭乗が始まっていましたので、
本当に最後の最後までギリギリ・レースでした。

【2012.8.16 Day3】

 トレブルコーン。快晴。澄み渡る青い空と新鮮な空気はクラス 100 レベル(間違い
無い)。超絶に美しい景色は、残念ながら写真では全てをお伝えしきれません。

【2012.8.15 Day2】

 カードローナ。曇り時々晴れ。日頃の雑念が汗と共に洗い流されていく感覚。

【2012.8.14 Day1】

 コロネットピーク。あいにく雨交じりの曇り。午後は早々に撤退。

【2012.8.13 移動日】

 仙台→成田→シドニー→クイーンズタウン。

【2012.8.12 出発】

 今週一杯お休み頂いております、申し訳ございません。趣味を越えて病気のレベル。
「またですか?」 ほんと、申し訳ございません。ニュージーランドへ(治療に?)行って
参ります! (苦笑)

【2012.8.9 講演会のお知らせ】

 興味のある方はお早めにご登録願います。
■2012年光化学討論会プレシンポジウム 
  「太陽エネルギーの利用拡大に向けた光化学の挑戦」
主 催:光化学協会
日 時:2012年9月11日(火) 13:00〜18:00
場 所:東京工業大学大岡山キャンパス 東工大蔵前会館 くらまえホール
参加費:無料(要登録)
 http://photochemistry.jp/2012/presympo.html 
  

【2012.8.7 公開講座のお知らせ】

■名古屋工業大学 大型設備基盤センター 平成24年度公開講座  
  未来を拓く先端計測技術
  −色素増感太陽電池と先端計測技術の活用−

日 時:2012年8月31日(金) 13:30〜16:00
場 所:名古屋工業大学 22号館 大型設備基盤センター会議室
対 象:企業のエンジニア・計測分析技術に関心をお持ちの方
募集人数:30名
講習料:無料
  

【2012.8.3 IPS-19 Day5】

 最終日。次回 2014 年、IPS-20 の開催地はベルリンです。皆様お疲れ様でした!

【2012.8.2 IPS-19 Day4】


【2012.8.1 IPS-19 Day3】

 大谷先生、捨て身の自虐ネタ(大ウケ)。プレゼンスタイル・内容の充実度、全てに
おいて本学会のベストでした。聴講者の満足度も高く、ある意味伝説の基調講演だ
ったと思います。

【2012.7.31 IPS-19 Day2】

 後書き日記なので書いてしまいますが、もう、ありえない! 実は先週 Ma 先生の
所を訪問した時から知らされていたのですが、結論から先に言いますと今回の学会
で私、発表がありません!

 初日に登録を済ませ(事前登録されていました)参加費を徴収されなかったことから
Invite(ご招待)であることは間違い無かったのですが、かつ予稿原稿も〆切前に送っ
たはずなのですが、手渡された USB メモリー内のアブストラクトには収録されていま
せんでした。プログラムが公開されたのが会議の僅か1週間前というのも何ですが、
あっ、そう言えば御大が何やら「発表が2つ当たった」喜ばれておりましたが、もしか
して、、、(苦笑)
 2件目の御発表は S.Yanagida, H. Segawa, T. Uchida でした。誰じゃ〜〜〜っ

【2012.7.30 IPS-19 Day1】

 2年に1度開催される色素電池研究にとって最も権威のある世界最大の国際会議、
「太陽エネルギーの光化学的貯蔵と変換の国際会議(IPS-19)」の始まりです。会場
はカリフォルニア工科大学。ここは単独でノーベル賞受賞者を31人も輩出している
お化け大学です。今回もA・ヒーガーやマーカス理論でおなじみのマーカス教授の基
調講演あり。と言うより、すっかりアカデミックな風景に溶け込んでいて、知らなければ
すれ違っても分からない感じ。

 本学会のオープニング、お題目は「水の光分解」でした。Water Splitting というより
は Solar Fuel という扱い。2番目の登壇者は、ここでもグレッツェル先生です。
 テンナコン先生、懐かしス。参考までに 2006年の IPS-16 はこんな感じでした。

【2012.7.31 記事の御紹介】

■桐蔭横浜大 色素増感と有機薄膜融合 新型太陽電池を開発
     (2012年7月31日付 日刊工業新聞1面)

■桐蔭横浜大、色素増感と有機薄膜融合した新型太陽電池を開発
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320120731aaaz.html
     (2012年7月31日付 日刊工業新聞 web)

■桐蔭横浜大、色素増感と有機薄膜融合した新型太陽電池を開発
  http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201207310008.html
     (2012年7月31日付 朝日新聞デジタル)

 石井助教、御活躍です!

【2012.7.29 IPS-19 移動日】

 とりあえずパサディナ市(カリフォルニア州/アメリカ)へ着きました。明日から今週一杯、会議です。

【2012.7.27 記事の御紹介】

 OPVの明るいニュースです。

発電効率向上の新構造
  有機薄膜太陽電池 當摩金大准教授ら開発
     (2012年7月25日付 北國新聞*面)
 

有機太陽電池で新技術
  光の吸収促進し安く発電 金大准教授「市販へ大きな一歩」
     (2012年7月25日付 北陸中央新聞*面)
 

【2012.7.24 OPVTEC(中国)】

 後から日記で申し訳ございません。実は先日から大連理工大学の馬(Ma)先生の
お招きで中国に来ています。

 今日は大連市の隣、営口市にある OPVTech 社を訪問見学させて頂きました。既
に学会やHPでもアナウンスありましたが、噂は本当でした。建屋は 4000m2 ×2 階、
体育館並の敷地にガラス基板の自動洗浄機、印刷機、連続焼成炉等々が整然と並
んで配置されていました。こらぁ、本物だ。

 でも一番驚いたのは規模の大きさでも技術的な優劣でもなく馬(Ma)先生の一言で
した。「実は(将来)第二工場、第三工場を考えています」。 (@_@;)


  http://www.opvtech.com/en
 FTO ガラス(t=1.8 mm)他、良質な素材も既に販売を初めております。興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。

【2012.7.21 電力不足?】

 今更ネタではありますが、ご存知の通り関西電力大飯原発は3号機(118万kW)が発電を
再開、その陰で火力発電所8基を止めました(300万kW相当です)。何のことはない、余剰電
力は十分あるんですね。

 ちなみに止めた火力発電所のうち5基は長期計画停止中のため、再稼動するには「2〜3
年程度必要」とのこと(関電談)。制度上、関電に限らず発電事業者は原発を1日稼働すると
5億円を儲け、その代償としてヒロシマ型原爆3発分の死の灰を生成します。

 このやっかいな放射性廃棄物は、最終的に<仮置き>と称して全て青森県の六ヶ所村へ
集約されます。 、、、ガレキどころの話じゃないんですけどね。


■大飯フル稼働 火力8基停止
  http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-08/2012070815_01_1.html
     (2012年7月8日付 しんぶん赤旗 web)

■関西電力は大飯原発を再稼働して、火力発電所8基を停止
  http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/1807fbba03cb417b1a98e03d6f288697
     (2012年7月14日付 ブログ「困った時はお互い様」)

■大飯再稼働なくても電力供給に余力「恣意的に需要過大見積もり」
  http://www.47news.jp/news/2012/07/post_20120718103709.html
     (2012年7月18日付 中日新聞)

 3番目の記事はリンク先が直ぐに消されてしまいました。おまけで、もう一つこちら。↓

■原発作業員の線量偽装あるある
  http://getnews.jp/archives/235343
     (2012年7月22日付 ガジェット通信)

 報道しない大手マスコミも腐ってますな。

【2012.7.20 番組のお知らせ】

 出た! 身近にTV無いと思って諦めていたのですが、東大下暗し。近くに大
きな液晶テレビがあったので、部屋ごと占拠してお借りしました(突然すいません)。
m(--;)m

【2012.7.19 番組のお知らせ】

 放映は今晩 10:00 からですよ〜。てか、私、見れない(シクシク)。誰か録画
お願い致します。
m(--;)m

■「地球★アステク/BS JAPAN」 http://www.bs-j.co.jp/asuteku/vol68.html

【2012.7.17 講演会のお知らせ】

 池上先生単独の御講演です!
■Electronic Journal 第1388回 Technical Seminar 
  2012 色素増感太陽電池の全貌★徹底解説
  〜基礎・現状・開発動向・最新成果・応用展開などを詳解〜
  http://www.electronicjournal.co.jp/t_seminar/1388.html

日 時:2012年9月12日(水) 10:30〜16:30
場 所:連合会館(旧総評会館)
参加費:47,500円(テキスト代/昼食代/消費税含む)
定 員:20名


【2012.7.16 眼鏡】

 傷が目立ってきたので、眼鏡のレンズだけを新調しました。

 久しぶりに視力を精密に調べたら、左右でかなり差があることが判明。どうやら普
段、意識せずに遠くは左目で、近くは右目で見てバランスを取っていることが分かり
ました。

 歳的にそろそろ老眼がいつ来てもおかしく無いのですが、先の理由でしばらくは大
丈夫そうです。微妙。
 レンズが大きいのは実験するときのゴーグル替わりにしていたからです。でも、もう(実験)諦めて一回り小さくしました。

【2012.7.14 さよならニュービートル!】

 「さよなら・ニュービートル!」 そして 「こんにちは・ニュービートル!」

 聡一郎が生まれたのを機に購入したのが今から 12 年前。東京へ転勤になってか
ら大分使用頻度が落ちたとは言え、走行距離は 12 万km を越えておりました。冬の
スキーはもちろん、近所のコンビニへも下駄替わりに酷使してきたので内装の傷みも
それなりに。「そろそろ...」思っていた矢先のことでした。

 先月、HPを眺めていたら奇跡的に希望の青色で走行距離の少ないニュービートル
を仙台のディーラーで発見したため、速攻で買い換えました。8 年落ち(2004 年登録)
の中古車、ベースグレード、新たに取得したナンバープレートも何もかも全て以前と
同じです。もう、大満足!!!
before
  
after
 GT-R とか LEXUS とか物色してたんですけどね。w トランスミッション (4AT) はアイシン製なので許してネ。

【2012.7.12 続・実験中】

 御訪問頂くのは3年振り。“インピーダンス”ひと筋、ン十年の Juan Bisquert(フアン
・ビスケルト)の一番弟子?の Francisco Fabregat- Santiago、通称フランさんにお越
し頂きました。

 ほんとはね、単に見学希望だけだったんですが、この日に合わせてむりやり EIS 測
定に立ち会って頂き、あれこれディスカッションをして頂きました。感謝です!
 N719色素に通常のAN電解液+クレイで VOCが 0.93V。これ、理論値越えてますね...

【2012.7.11 実験中】

 明日お迎えするスペシャルゲストとのディスカッションに向けて、封止セルを作製→
インピーダンス測定する、の図。電解液中にクレイ有り&無しの比較です。
 85℃×1000h でも漏れない封止セルです。フフ

【2012.7.9 記事の御紹介】

■地球★アステク ?次世代太陽電池の最新テクノロジーに迫る
 *DSC
  http://www.bs-j.co.jp/bangumi/html/201207192200_21672.html
     (2012年7月9日付 BS JAPAN)

■有機系太陽電池の早期実用化を目指すプロジェクトが始動 *DSC&OPV
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120709/227391/
     (2012年7月9日付 Tech-On!)

 御当選おめでとうございます。これからが勝負ですね。

【2012.7.5 来客にて】

 都内某大学の皆様です。装置見学にお越し頂きました。
 御訪問ありがとうございました。何度見ても面白いですよね...

【2012.7.4 実験です】

 久しぶりのオートクレーブ実験。電解液に添加するクレイを水熱(すいねつ)合成法
で作ります。溶媒の沸点以上の温度下で反応させるところがミソ。

【2012.7.3 先端研ニュース】

 内輪ネタなんですけどね(申し訳ありません)。先端研で無償配布している紹介紙、
玄関に行けば無造作に置いてあるので誰でも入手できるのですが、今月の裏表
紙は「満面の笑みで取材に応じる瀬川教授。取材元は BS Japan(地球・アステク)。
放送は7月中旬の予定。」でした。
フフ
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【2012.7.2 記事の御紹介】

■高エネ研、太陽電池の増感分子で電子が移動する
   様子を100ピコ秒で観測
 *DSC
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320120702eaag.html
     (2012年7月2日付 日刊工業新聞 Business Line)
 

■ソフトバンクグループ、太陽光発電所を運転開始
  http://response.jp/article/2012/07/02/177112.html
     (2012年7月2日付 Response)

■大飯原発3号機、臨界に…8日にもフル稼働
  http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120702-OYT1T00137.htm?from=navlp
     (2012年7月2日付 YOMIURI ONLINE)

 再稼働に最低6週間掛かる、言ってた話は何だったんでしょうね!? ウソばっかり...

【2012.7.2 新刊本のご案内】

 今日出来たて! やや久々の有機薄膜系太陽電池本です。 *OPV

有機薄膜太陽電池の研究最前線
  Cutting-edge Research in Organic Thin-film Solar Cells

 ・監修 松尾豊
 ・発行日 2012年7月2日
 ・価格 69,300円(本体66,000円+税5%)
 ・体裁 B5判,257ページ
 ・ISBNコード 978-4-7813-0600-1
 ・商品コード T0863

★ 実用化に向け急速に進む有機薄膜太陽電池の最新研究開発動向が俯瞰出来る!
★ 最新の材料開発動向から、有機薄膜中の構造制御に関する研究、解析・評価
   手法の進展から新しいデバイス構造の作製法までを網羅!

 
http://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=4137

      

【2012.6.28 記事の御紹介】

■消費電力がほぼゼロの太陽追尾装置、台湾・新竹のベンチャーが「発明」
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120621/224213/?ref=ML
     (2012年6月21日付 Tech On!)

【2012.6.22 太陽電池発電システム測定結果】

 少し前のニュースですが、ソフトバンクが国内外のPVモジュール10種を集めて昨年
12/15 より発電試験を行いました。1kWパネル換算での今月の発電量は以下の通り。
中国勢が検討しています。


■SBエナジーが北海道帯広市、苫小牧市で太陽光発電試験を開始
  http://www.softbank.co.jp/ja/news/sbnews/sbnow/2012/20120213_01/
     (2012年2月13日付 ソフトバンクニュース)

順位

発電量/kWh

種類

メーカー

国別

1

81.30

CIGS

ソーラーフロンティア

日本

2

78.48

p-Si

インリーグリーン

中国

3

78.47

p-Si

サンテックパワー

中国

4

77.85

p-Si

京セラ

日本

5

77.76

p-Si

シャープ

日本

6

77.10

p-Si

カナディアンソーラー

カナダ(中国系)

7

76.62

HIT

パナソニック

日本

8

76.10

thin-Si

カネカ

日本

9

75.55

p-Si

伊藤組モテック

日本(台湾系)

10

75.19

c-Si

三菱電機

日本

 集計日 2012/6/22

【2012.6.21 TV取材です】

 手前味噌になりますが、DSC そのものをテーマとして取り上げた 30分 番組が放映
されます。TV東京系(BSジャパン)予定日は 7/19(木)22:00 です。こう御期待。


■地球アステク(BSジャパン) #68(?)
  http://www.bs-j.co.jp/asuteku/
 この日に合わせてモジュールをお貸し頂きましたペクセルテクノロジーズ様、日立造船様、SPD研究所様、
SONY様、アイシン精機様、大日本印刷様、太陽誘電様、早瀬先生、馬先生どうもありがとうございました。

【2012.6.20 「東京原発」ハイライト】

 エネルギーネタです。興味のある方、御覧頂ければと思います。
9594 Count 6/20, 2:00 *直ぐに消されるかもしれません。
一応、反対意見もあります。例によって「想定外」の保証付き。w

  ■映画「東京原発」にみられる間違い   (2004.3.16 小笠原英雄氏)

 東大か、、、(苦笑)

【2012.6.19 有機系太陽電池技術研究組合(RATO)発足記念シンポジウム】

 前にも御案内しました有機系太陽電池技術研究組合ですが、
太陽光発電技術研究組合(PVTEC)理事長の桑野様ならびに
産業技術総合研究所(AIST)太陽光発電工学研究センター長の
近藤道雄様お二人を基調講演に迎え、華々しく発足記念シンポ

ジウムを開催致しました。お二人とも太陽電池の研究と開発から事業化に至るまで
の苦闘・変遷・秘話をご披露いただき、歴史に残る貴重な御講演を頂きました(感謝
です!)。

  http://www.solarcells.jp/event20120619.html
 それからもう一つ。本講演会に合わせてDSCサブモジュールの製造試作ラインの
御披露目を致しました。印刷機と貼り合わせ機を連携させ、恐らく世界初? と自負し
ておりますが、ロボットを用いた全自動組み立て装置によるDSCサブモジュールの製
造に成功しました。完成度はまだまだ低く、単純な貼り合わせセルを作っただけの小
さな成果に過ぎませんが、日本のハイテク技術の粋を結集した次世代に通じる大事
な太陽電池製造技術でございます。これまでに習得したノウハウは今のところ全て私
ともう一人のスタッフ(白衣の女性です)の頭の中にございます。

 ああ、それにしても某政治団体の“仕分け”とやらが無ければ、あと一歩で材料供給
からセルが組み上がるまでを全て、本当にボタンを押すだけで自動化できたんです
けどね。思い返しますと、ちょうど昨年の今頃になります。大学の果たす役割として日
常的に大型セルを作製して評価する土壌が必要でしょう、ということで「自前で作ろう
(瀬川)」御決断されてから1年が経ちました。お陰様で紆余曲折ありましたが、公約
通り試作品1号を送り出すことができました。

 個別に名前は挙げられませんが製造設備に関わった関係者の皆様、部材提供で
いろいろ無理をお願いしました皆様、セルの設計で多くのアドバイスを頂いた某さん、
何よりも私のいい加減な指示にもめげず、地道にセルを作ってくれたスタッフのN山
さんに感謝お礼申し上げます。
*写真は久々にプロペラ廻しで感動するの図。何年振りだろう...?

 時間の都合で全員にお見せできなかったのが申し訳ないのですが、個別にまた御相談下さい。

【2012.6.7 記事の御紹介】

■色素増感太陽電池の部品・材料市場は今後急速に成長の見込 *DSC
  http://www.zaikei.co.jp/releases/48354/
     (2012年6月11日付 財経新聞)
【2012.6.13 DSCの会社設立のお知らせ】

 大連理工大学の馬廷麗(Tingli Ma)先生から後案内頂きました。DSCの研究開発
・生産および販売に特化した会社で、各種の部材やサンプル、装置等販売している
とのこと。


■営口奥匹維特新能源科技有限公司(Opvtech New Energy Co., Ltd.)
  http://www.opvtech.com/en


 馬先生、今頃の御紹介で大変申し訳ありません。メールを頂いたのは今年の2月でした。 m(--;)m

【2012.6.13 ニュース&講演会のお知らせ】

 ほんの一瞬ですが、以下の日程で日本写真印刷と島根県の色素増感型太陽電池
の取材が放映されます。


 日写さん、株主向けの2012年3月期決算説明会資料では「EneLEAF
(色素増感太陽電池)実証実験向けに出荷開始」とあります。
  (2012.6.13)

■NHK総合テレビ(西日本ブロック)

番組名:「おはよう日本」内 西日本企画「エネルギー最前線」
放映日:2012年
6月18日(月) 7:45〜8:00 のうち5分間

 伊藤先生、お知らせありがとうございました。この時間、私はちょうど東京駅に着く頃ですね...

 桐蔭横浜大学宮坂先生からの伝言です。光電気化学ならびに色素増感・有機系太
陽電池関連の学会のお知らせです。本年は下記の2つの国際会議が盛大に開催され
ます。奮ってご参加されますよう願っております。会議の雰囲気、詳細等につきまして
は、宮坂先生<miyasaka@cc.toin.ac.jp>までご連絡ください。

■The 19th International Conference on the Conversion and Storage of
 Solar Energy (IPS-19) 〜 太陽光変換と貯蔵に関する国際会議 〜

場所:パサディナ市(ロサンゼルス郊外)
会期:2012年7月29日(日)〜8月3日(金)
会場:カルフォルニア工科大学 (Caltech)

趣旨:2年に1回開催される本会議では、光エネルギーの化学的変換と貯蔵の
研究に関する基礎から応用までの幅広いテーマが発表の対象となります。
色素増感太陽電池、有機太陽電池、光触媒、人工光合成、光誘起電子移動反応、
そして光電気化学の分野を含めて、光がかかわる化学反応から、環境・
エネルギー問題への応用にいたるまで幅広い領域をトピックスにとりあげます。
会場となるCaltechの見学もできます。(先方の世話人は、Michael Hoffmann教授)
この機会に是非ふるってご発表、ご参加ください。
【参加申込締切】 直前まで
【参加費】 一般:650 USドル、学生:250 USドル
【バンケットパーティー】 8月1日(水)
【参加申込】下記のIPS-19 ホームページよりお申し込みください。
 (http://www.ips19.com/)

 

■The 7th Aseanian Conference on Dye-sensitized and Organic Solar Cells (DSC-OPV7)
 〜 第7回色素増感・有機太陽電池に関するアジア会議 〜

場所:台湾、台北市
会期:2012年10月26日(金)〜29日(月)
会場:国立台湾大学Liberal Education Classroom Building
  〔交通〕日本から台北(松山空港)までは航路で約4時間、空港から1時間

本国際会議では色素増感、有機薄膜、ハイブリッド型等の次世代太陽電池と
その周辺材料に関する化学・物理分野の研究成果を討論します。
日本・韓国・中国・台湾等の環太平洋東アジア諸国のほか英国・米国・
スエーデン・スペイン・イタリア・カナダ・オーストラリア等からの
招待講演も企画され、スイスEPFLのGratzel教授を迎えて光発電に関する
グローバルな情報交換を行います。会場の大学は台北市内にあり、空港
からも便利で、会期中には近隣名所をめぐるツアーも予定されています。
【参加申込締切】 8月31日 *Abstract は6月30日?
【参加費】 一般9,000台湾ドル、学生4,500台湾ドル
【バンケットパーティー】 10月28日 台北Wホテル
【参加申込方法】 学会ホームページよりお申込みください。
 (http://nanost.ntu.edu.tw/dscopv7/)


【2012.6.7 記事の御紹介】

■次世代太陽電池への期待 −色素増感型太陽電池− *DSC
  http://eneken.ieej.or.jp/clean_energy/renewable_top.html
     (2012年6月8日付 IEE 日本エネルギー経済研究所)
 

■立山科学、白金代替カーボン電極を開発 *DSC
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520120604caax.html?news-t0604
     (2012年6月4日付 日刊工業新聞 Business Line)

■グレッツェル研の「色素増感型太陽電池」をiPad用ワイヤレスキーボードに搭載 *DSC
  〜Logitechの新製品 Folio 〜
  http://www.wiley.co.jp/blog/pse/?p=8795
     (2012年6月6日付 ワイリー・サイエンスカフェ)

【2012.6.5 続・コナルカ】

 以下、推定なので間違っていたらご指摘頂けると有り難いのですが、コナルカ社は
フィルム基板、特に透明導電膜のシート抵抗低減に課題を抱えていたと思います。
2006 年当初は「透明導電膜は ITO ですか?」ごくごく一般的な質問をしても答えは
要領を得ず、「水蒸気の透湿性(permiability)に目標値はありますか?」 聞いても
逆に「permiability とは何だ?」 聞き返される始末。恐らく、持ち歩いて各所で披露し
ていたセルはデモ用の P3HT を塗っただけの PET フィルムだったのではないかと
想像します。太陽電池グレードの 10 ohm/cm2 前後の PET/ITO フィルムは、当時
日本にしか無かったはずです。実物を見たことのある人なら直ぐに分かることです
が、これくらいの厚みの ITO 膜になりますと、緑掛かった薄黄色の着色があります。

 その後彼らは改良を重ね、2009年の PVEXPO では受光面に銀ペーストのメッシュ、
対極には自作したと思われる ITO 粉末を塗料化して塗った基板が展示されていまし
た。これも経験者ならすぐ分かることですが、ITO 塗料では思ったほどシート抵抗が
下がらず、かつ試作品もかなり塗りムラがあって、お世辞にも綺麗とは言い難いもの
でありました。

 2010 年にはトッパン・フォームズさんとの
共同研究も始まり、銅のエッチングによる
メッシュが検討されていました。が、サンプル出荷されていた量産版のセルにはたっ
ぷりと銀ペーストが塗られていました。

 私の手元にあるデモセルもそうですが、加熱できないフィルム基材の場合、銀をベ
タ塗りしても意外とシート抵抗が下がらず、見た目も銀色ではなくくすんだ灰色になり
ます。今流行の“ナノ銀(ペースト)”を用いればもう少し性能は上がるかもしれません
が、今度はコストがとんでもなく上がるというジレンマがあります。いずれにせよ<もし
>ですが見た目の推定通り銀ペーストを用いているとすれば(←そのうちX線で調べ
てみます)、製造コストは売値よりも高かったのではないかと思います。

 閑話休題。最近にわかに効率が上がって活気づいている OPV ですが、無論 DSC
も含めて言えることですが“性能(効率)”と“耐久性”と“コスト”が高いレベルでバラン
スして初めて工業製品として成り立ちます。なので、今後もしいろんな会社さんの
OPV 大面積モジュールを展示会等で見かけることがありましたら、ぜひ裏面を覗いて
見て頂ければと思います。くすんだ灰色の電極(=高価で未焼成の銀ペースト)が見
えるようなら「ああ、(実用化は)まだまだだな」思って間違いありません。逆に金属光
沢が銅やアルミ配線だったら「おっ、近いぞ!」ということになります。
2009.2 デモセル $145
PVEXPO2009
PVEXPO2010
コナルカ技術資料(2008.5.21)
 http://www1.eere.energy.gov/solar/review_meeting/pdfs/prm2008_mwaura_konarka.pdf 

【2012.6.4 コナルカ】

 本社HPにも出ていますので、恐らく間違い無いと思われます。
有機薄膜太陽電池でお馴染みのコナルカ社、倒産です。


■Konarka Technologies Files for Chapter 7 Bankruptcy Protection *OPV
  http://www.konarka.com/index.php/site/pressreleasedetail/konarka_technologies_files_for_chapter_7_bankruptcy_protection
     (2012年6月1日付 Konarka Press Releases)

【2012.6.1 キャンパス公開】

 今日明日と駒場ではキャンパス公開を行っております。女子校だから、というわけで
はないのですが(汗)、大サービスで貼り合わせ機の方も動かしました。

 予想通り「おーーーっ!」の声を頂いてニンマリ。


【2012.6.1 講演会のお知らせ】

 もう一件。前にも御紹介したかもしれませんが、9月にグレッツェル先生いらっしゃいます。
■フレキシブル・プリンテッド・エレクトロニクス国際会議 (ICFPE2012)
  http://www.icfpe.jp/japanese.html
日時:2012年9月6日(木)〜8日(土)
場所:東京大学本郷キャンパス (東京都文京区本郷 7-3-1)
参加費:事前一般: 38,000 円、 学生12,000 円
     (締切2012 年8 月14 日(早期割引適応))
当日一般: 48,000 円、 学生22,000 円

 講演会となっていますが、事実上組合発足&加入募集に関しての説明会でもあります。
無料ですので(要登録)、振るって御参加下さい。

■有機系太陽電池技術研究組合(RATO)発足記念シンポジウム
  http://www.solarcells.jp/event20120619.html 
主催:有機系太陽電池技術研究組合
日時:2012年
6月19日(火) 13:30〜17:00 
場所:東京大学先端科学技術研究センター
    環境エネルギー研究棟 1階 ENEOSホール
参加費:無料


【2012.5.31 記事の御紹介】

■シャープが世界最高の変換効率43.5%に 集光型の太陽電池セルで
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120531-00000567-san-bus_all
     (2012年5月31日付 YAHOO! JAPAN ニュース)

【2012.5.30 記事の御紹介】

卵の膜 太陽電池長持ち 安くて簡単「色素増感」応用 *DSC
  膜粉末化で発電量2倍、寿命30倍に 高専生 未来あきらめず
     (2012年5月20日付 東京新聞28面・29面)
 

【2012.5.27 月山!】

 体調悪かったのですが、無理して行きました。
私、もう、いつお迎えが来てもOKです!(思い残すこと無いです)

【2012.5.29 論文の御紹介】

 先日産総研(つくば)で杉原先生に教えて頂いた文献。CsSnI3 系電解質による全固
体型色素増感太陽電池、η=10.2%。

■色素増感太陽電池の着実な進歩 *DSC
  http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?i=88618
     (2012年5月24日付 NPG Nature Asia-Pacific)
 
  All-solid-state dye-sensitized solar cells with high efficiency
  http://www.nature.com/nature/journal/v485/n7399/full/nature11067.html
  Nature 485, 7399 (2012)

【2012.5.24 産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター成果報告会 Day2】

 ポスター発表
 昨日のパネルディスカッションはテーマが“薄膜(Si)太陽電池”ということもあって、
正直、、、でありました。三菱電機の方もおっしゃってましたが、今のシリコン太陽
電池の価格下落は誰が見ても普通では無いと思います。「現状 100円/W、将来的に
50円/W 以下を目指す技術開発が必要」ありましたが、何かヘンですね。

  DSC であれば逆に色調・透光性・形状(フレキシブル)等の意匠性を生かした、より
付加価値の高いデバイスを提供して 1,000円/W 以上のデバイスを目指した方が得
策だと思います。

【2012.5.24 産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター成果報告会 Day1】

 午後の招待講演は京大経済学研究科の植田和弘先生。「エネルギーシステムの
再設計」という演題で、正直あまり期待せずお話を聞いていたのですが、驚きました。
 電力需給の検証委員会に参画されているそうですが、やはりと言うべきか、未だ
かつて一度も関電は「電力が足りなくなるから原発を再稼働したい」という説明はし
ておりません。「安全だから再稼働させてくれ」であります。その真意は会社の経営
に必要だから再稼働させてくれ、であります。ご存知の通り、電力事業者は利益の
算出が
総括原価方式なので、設備コストの大きな事業ほど儲けが大きくなります。

 再稼働問題で課題と思う点は私と全く共通で、実際のやり取りをお聞きしますと

・関電:「原発を再稼働したい」
・植田先生:「(万一)事故が起きた時の対応はできていますか?」
・関電:「原発は安全なので事故は起きません」

この繰り返しだそうです。2010年版エネルギー白書に記載されている発電コストも 5
〜6 円で原発が最も安価となっていますが、これも耐用年数が設計当初は 16 年だ
ったものが試算ではなぜか 60 年で計算されていますので、今となっては火力発電
より高いことは明らかです。ちなみに事故リスクと被害の評価を含めて損害保険を掛
けますと、原発の発電コストは∞となります。


 村上課長からは珍しく時間オーバーしてまで太陽電池導入に向けた熱い思いを語
って頂きました。スライドは下記HPでも同じものを見ることができます。


■再生可能エネルギーの導入 を巡る事実関係
  http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/23th/23-3.pdf
     (2012年5月 資源エネルギー庁)

【2012.5.23 記事の御紹介】

■新型カーボン電極開発 立山科学工業、次世代太陽電池に使用 *DSC
  http://www.asahi.com/business/pressrelease/N2U201205220014.html
     (2012年5月22日付 朝日新聞デジタル)

 今頃御紹介ですみません。

■低光量下で発電が可能な世界最高変換効率を誇る有機薄膜型 *OPV
  ポータブルシースルーソーラー『PSS6-USB』の発売開始!!
  http://www.asahi.com/business/pressrelease/N2U201205220014.html
     (2012年5月5日付 有限会社オンウェーブ)

 M田様、お知らせありがとうございました。今日・明日は産総研におります。

【2012.5.22 記事の御紹介】

■有機太陽電池市場は、2022年に6億3000万米ドルの規模へ *OPV&DSC
  http://www.47news.jp/localnews/toyama/2012/05/post_20120523061651.html
     (2012年5月23日付 47NEWS)

■日本写真印刷、来年から色素増感型太陽電池の商用生産を開始 
*DSC
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520120522cbaj.html
     (2012年5月22日付 日刊工業新聞 Business Line)

色素増感太陽電池の発電量 来年、商用生産を開始 *DSC 
  日本写真印刷 姫路工場で一貫製造 
     (2012年5月22日付 日刊工業新聞*面)

■東大、金環日食時に色素増感太陽電池の性能実証 
*DSC 
  http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201205220016.html
     (2012年5月22日付 朝日新聞デジタル)

色素増感太陽電池の発電量 弱い光でも下がりにくい *DSC
  東大が金環日食時に性能実証 下げ幅シリコン比5ポイント減 
     (2012年5月22日付 日刊工業新聞25面)

【2012.5.21 金環日食】

 微妙な天気→微妙なデータ。結果は明日の日刊工業新聞1面掲載予定です。こ
う御期待!
 ちなみに計測は英弘精機さんの装置「MP-180」と、我々手持ちの DSC セルを用
いました。御参考まで。

 皆様、大変お疲れ様でした。

【2012.5.18 金環日食】

 リハーサル、朝6時30分集合。直前まで雨だったのが、かろうじて曇りへ。自然光
による I-V 測定の難しさを厭と言うほど思い知らされる。3時間近くかけて、測定パ
ラメータの細かい調整を行いました。

 本番ではTV撮影用のシステムと、データ採集用システムの2系統併用で望みま
す。お付き合い頂きました某社様、ありがとうございました。

 それにしても、眠い。。。
【2012.5.18 記事の御紹介】 ■米商務省、中国製ソーラーパネル輸入に報復関税を仮決定
  http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE84H02I20120518
     (2012年5月18日付 REUTERS ロイター)

【2012.5.17 金環日食】

 まさかなぁ。。。 ほんとにやることになるとは。「内田君〜、思いついたんだけど
ね」言われたのが昨夜7時。急遽、英弘精機さんと某社さんの全面的な協力を得
て準備を始めました。
 ガサゴソ
Team A
Team B
 この企画、もしかしてナイショだったかもしれませんが書いちゃいますね。世紀のイ
ベント、金環日食に合わせて太陽電池の発電量を比較することになりました! c-Si
vs DSC の構図です。新聞とTV取材も入ります。

 偶然ですが気象観測と言えば英弘精機! 夏には下記の講習会も開くようですの
で、興味がある方はぜひ御参加下さい。

■第1回 日射セミナー
  http://www.eko.co.jp/eko/event/event.html#120713 
主催:英弘精機株式会社
日時:2012年
7月13日(金) 13:00〜17:00
場所:英弘精機株式会社(渋谷区幡ヶ谷1-21-8)
参加費:一般2,000円/学生1,000円

 ご協力ありがとうございました。

【2012.5.16 新任の御挨拶】

 突然ですが、今日から 「内田教授」です。正確には特任教授、任期は最長5年。

 先週スウェーデンの会議でウプサラ市内を散策する時間あったのですが、よくよく
思い返しますと前回ここへ来たのは6年前でした。IPS-16 という隔年の大きな会議
がありまして、グレッツェル先生が初日一番最初の基調講演を務めました。今では
特に驚きも無いですが、「色素増感太陽電池」研究が初めて光化学を代表する大き
なテーマの1つになった、自他共に認められた存在になったことを示す象徴的な出
来事でした。

 当時私は東北大に在籍していて、とあるトラブルを抱えていたのですが、会議半
ばのエクスカーションの川下り・舟の中でたまたま瀬川先生と向かい合わせになり、
一緒にお昼を食べながら近況をお話させて頂いたのがその後の運命を大きく変え
るきっかけとなりました。“縁”という見えざる力が、時間と場所を辿って1点に集約
された瞬間です。

 会議が7月。日本へ戻り、ほどなくして電話がありました。NEDO プロの予算が通
ったので「東大に来ないか?」お声掛けを頂きました。身に余る有り難いお話です。
今でも思い出すと胸が高鳴ります。もしあの時瀬川先生に救っていただけなければ、
1年半後に任期が来て路頭に迷うところでした。これ、決して誇張しているわけでは
なくて、実際私より先に任期が来て不本意な転職を強いられたり絶望して夜逃げし
てしまった同僚を間近で見ておりました。11月、東大先端研に着任。

 当初の予定ではプロジェクト終了までの1年半がリミットだったのですが、結果から
申しますと“特任”職の最長期限を更に少し過ぎて約5年半経ちました。自分で説明
するのも野暮ですが、この間、私が関わった論文の被引用回数は3000件前後とな
ります。昔と違って今の先生は業績評価がきっちりと数値化されていて、かつ調べよ
うと思えば外部の人でも容易に探ることが可能です。

 何が言いたいかと申しますと、このうち(私の業績の中で)約1/3が三菱製紙と共
同で研究を行ったインドリン色素、D77, D102, D131, D149, D205 etc. に関わる仕事
でした。現在も御在籍の高田様、三浦@ケミクレア様、とりわけ堀内保様には今日
私がこの分野でメジャーとなる最大の寄与(後押し)を頂いたことを深く感謝致しま
す。それから、D系色素をグレッツェル研に橋渡しして下さった伊藤省吾先生にも感
謝致します。
 メジャーと言えば、今は昔話になりますが「大面積フレキシブルセル」で御世話
になった瓦家正英様にも深く感謝致します。忘れもしない 2003 年春の電気
化学会。関西ペイントのスプレー塗装技術と我々のマイクロ波低温焼結技術を
組み合わせたセルはいろんな意味で当時の常識を覆し、柳田先生から絶賛の
御言葉を頂きました。後にも先にも、私が知る限り電気化学会の通常発表で会
場から拍手を頂いたのは我々だけだったと思います。
 “フレキシブル”と言えば“ソーラーカー”... ここまで書いて気がつきました。いや、
書きかけの途上で諦めつつありますが、私ここにはとてもリストし切れないくらい
多くの方々、会社や人に御世話になって今に至っております。皆様、本当にありが
とうございました。

 前置き長くなりましたが、この先残りの人生は色素増感太陽電池関連の皆様方
への御恩返しだと思って務めさせて頂きたいと思います。改めまして、今後ともよ
ろしくお願い申し上げます。

--------------------------------------------
東京大学教養学部附属教養教育高度化機構
環境エネルギー科学特別部門
特任教授・博士(工学) 内田 聡

(現住所・連絡先は今まで通りです)
〒153-8904 東京都目黒区駒場4−6−1
 東京大学 先端科学技術研究センター
(3号館南棟659号室・瀬川研)
TEL/FAX: 03-5452-5298
E-mail: uchida@rcast.u-tokyo.ac.jp
--------------------------------------------

 連絡先、研究の活動拠点はしばらく今まで通りです!
【2012.5.15 記事の御紹介】

 すみません、出張挟んで御紹介し忘れておりました。 m(--;)m

光キャパシター高性能化 桐蔭横浜大 *DSC
  電極に酸化ルテニウム粒子混合 静電容量5倍に
  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320120503eaac.html
     (2012年5月3日付 日刊工業新聞)
【2012.5.14 記事の御紹介】

■今後は有機太陽電池 (OPV) がソーラーエナジーに代わり主役に
  http://www.news2u.net/releases/98347
     (2012年5月14日付 News2u.net)

■全原発42年ぶり止まる、泊3号機が検査へ停止
  http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120505-OYT1T00899.htm
     (2012年5月6日付 YOMIURI ONLINE)

 未来のエネルギー政策と向き合うことになった歴史的な Scene(転換点)です。そ
の割にマスコミは腰が退けてて静観モード。 ナサケナイ

 もともと諸外国に比べて定期検査期間が長く、稼働率の低い日本の原発は、検査
中に電力供給が途絶えないよう予備の発電システム(もしくは余力)を持っています。
このまま原発が無くなっても何も困らないはずですが、もし再稼働させるというのなら、
次に事故が起きた時にどういう補償をするのか先に決めておくべきでしょう。放射性
廃棄物の処理についても然り。

■電気が足りないから再稼働するのではない 関電が明言
  http://www.youtube.com/watch?v=mXoeCl5zW9c

 原発利権を守るため!?  「産業の阿片」を断ち切る最初で最後のチャンスかと思います。コストではなく
モラルが問われています。

【2012.5.13 月山!】

 微妙〜な天気。かろうじて帰る直前に青空が広がりましたが、イマイチ。自然相手
なので、まぁ、滑れれば良しとします。ベストシーズンはまだ少し先ですね。

【2012.5.11 トリビュッチ先生です】

 帰国早々、何の因果か H.Tributsch 先生がお立ち寄り下さいました。私にとっては
雲の上の存在です。講演内容は聴講者のみぞ知る。(^^;)

 年齢を感じさせない、生き生きとした御発表でした。

【2012.5.10 移動日】

 今から戻ります

【2012.5.9 HOPV2012 Day3 Extra】

 やっぱし。。。 ヤな予感はあったのですが、懇親会はビスカート教授がラテンの乗
りを発揮して狂乱の国別対抗歌合戦へ。普段、気難しそうな O'Regan も陽気に歌っ
ております。スペイン→スウェーデン→スイス→ドイツ→イタリア→ロシア→フランス
→→→ 日本。我々6名は日本を代表して国際的地位の保全を果たして参りました。
トホホ。

 さすがに自画像は撮れませんでしたので、雰囲気は下の写真でお察し下さい。自分
で言うのも何ですが、絶賛を頂いたと、、、思います。そう言えば後で思い出したので
すが、去年マドリッドで開催した HOPV2011 の懇親会会場はビスカートの趣味でディ
スコでした。もう!
 坂本九は偉大だ。

【2012.5.9 HOPV2012 Day3】

 今更ですが本会議、基本的に有機系太陽電池の“ヨーロッパ会議”なのでアジア
からの参加者は少ないのですが、それでも今回日本の発表者は8人。うち、半分が
なぜか信州大からという妙なアクティビティーを誇る?会議でありました。

 老若問わず研究者は顔を売って(→ 研究成果をPRして)なんぼのものですので、
“Science Without Borders”の精神で積極的に海外に出ていってほしいと思います。

【2012.5.8 HOPV2012 Day2】

 会議二日目、自分の発表は朝の2番目。初日の1番目がグレッツェル先生の定位
置だとすると、二日目の最初というのはそれに準ずる重みがあります。ハグフェルト
先生が気遣ってこの時間を用意してくださったのは有り難いのですが、プレッシャー...

 これ、決して「緊張する」という意味ではなく、過去にいろんな会議で報告した内容を
そのまま繰り返したのでは申し訳無いないという話でして、遂に裏技を披露してしま
いました。ここでは敢えて御説明しませんが、聴講の皆様にはお楽しみ頂けたのでは
ないかと思います。
 サイエンスの収穫もさることながら、今日の“ネタ”はやっぱりこれに尽きるでしょう。
Professor Hagfeldt on stage! パブを借り切っての演奏会。白夜の長い夜が、熱狂に
包まれていつまでも歓声が絶えませんでした。皆さん、何でここまで元気なんでしょ!?
日本でこれに対抗できるのは、宮坂先生のアレしかないですね。(^^;)

【2012.5.6 HOPV2012 Day1】

 朝食をホテル1Fのレストランで食べていたら、後ろの方で聞き覚えのある声が。思
わず振り向くと「ハーイ、ウチダセンセイ!」グレッツェル先生でした。(汗)

 食事後、そのまま一緒に歩いて会場へ。

【2012.5.6 HOPV2012(出国)】

 「スウェーデンかぁ、羨ましいわね(秘書さんA)」「北欧は家具がステキなのよね!
(秘書さんB)」いやいや、そういうお土産は持ってこれないし。それに“仕事”ですし、
一応。(汗)

 とりあえず無事ホテルに着きました。ここは4年振りかな?

 早くも電話3件。ああ、きっと先端研にはもっと問い合わせきてますね。モウシワケナイです。

【2012.5.2 来客にて】

 昨年8月末に卒業して以来、久しぶりの Mr. Bruno 君。実は一月半ほど NTU(ナン
ヤン工科大学)のマイサルカー教授(Prof. Subodh Mhaisalkar)/グレッツェルラボで
御世話になっていたのですが、ブラジルへ帰国ついでに立ち寄って頂きました。


 肝心の写真を撮り忘れてしまいました(ごめんよ〜)。

【2012.4.24 記事の御紹介】

■太陽光1キロワット時42円 政府、自然エネ価格決定
  http://www.asahi.com/business/update/0425/TKY201204250290.html
     (2012年4月25日付 朝日新聞デジタル)

■球状Si太陽電池に5億円を出資、産業革新機構
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120423/214614/?ST=PV
     (2012年4月23日付 Tech On!)

■白金フリーの色素増感太陽電池で変換効率5%超、単層CNT電極と硫黄系電解質
  を使用−米中共同チーム
 *DSC
  http://sustainablejapan.net/?p=1468
     (2012年4月22日付 SJN Blog 再生可能エネルギー最新情報)

■太陽光発電は税込み42円 買い取り価格、経産省調整
  http://goo.gl/RcvaM
     (2012年4月23日付 日本経済新聞 web)

■太陽光電力購入、42円軸に 1キロW時、経産省調整
  http://www.asahi.com/business/update/0423/TKY201204230193.html
     (2012年4月23日付 朝日新聞デジタル)

■太陽光発電:買い取り1キロワット時42円で最終調整
  http://mainichi.jp/select/news/20120424k0000m020056000c.html
     (2012年4月23日付 毎日jp)

【2012.4.23 赤外線加熱炉です (2)】

 遂に納品されました。

【2012.4.19 赤外線加熱炉です (1)】

 某所にて、DSC製造装置最後の大物? 赤外線加熱炉の納品前検査に行って参
りました。ダクトの排気工事も含めた価格、実に1000万円にも及ぶ超高級電気炉
です! 通常の試験研究では1つ20万円もしない小型電気炉を使っているので、こ
れを10個並べるだけで良いのではないか?意見もあったんですけどね。

 正直「やり過ぎたか?」思わないでもなかったのですが、逆に「値段は精一杯削って
○○万円です」言われて、どんな装置になるのか興味を持って成り行きを見守った次
第。見守りすぎて納期が、、、いやいや、ここではこれ以上書けません。(汗)

 高価なだけあって、実物を初めて見た時は流石だと思いました。制御性・温度精度
・繰り返し耐久性、いずれも小型電気炉を足し合わせた構成では決して実現できな
いことが後になって良く分かりました。短い期間に最大限努力して作ってくださった工
場の皆様、本当にありがとうございました。

【2012.4.18 記事の御紹介】

■太陽光パネルの反射光被害認定 横浜地裁、撤去命じる
  http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012041801001767.html
     (2012年4月18日付 47NEWS/共同通信)

【2012.4.18 結果発表します】

 毎年恒例の新入生向けDSCセル作製実習。今年の結果は、、、“至って普通”であ
りました。
 お疲れ様でした>私 (^^;)

【2012.4.15 蔵王!】

 青く澄み渡る空と白く輝く残雪の蔵王! 厳しい冬を越えて、樹氷は元通りの森林
へ。すみません、太陽電池ネタでなくて恐縮ですが、書かないよりはマシかと? (^^;)

 残された時間、あまり無いんですよね。いろんな意味で。そう思うと居ても立っても
いられず、全力で汗をかいて参りました。帰りは目の前の温泉へ(当〜然)。最後は
出来たてのお饅頭か、お団子を食べて帰るのがいつものパターン。

 蔵王温泉街ではここ数年「稲花餅(いがもち)」なるブランドのお団子が流行っており
まして、賞味期限が1日しかないので持ち帰ってお裾分けできないのが申し訳ない
のですが、もし行く機会がありましたらぜひ御賞味下さい。笹の葉1枚に3個乗って、
キリの良い枚数で売られています。

 左下は“横倉の壁”です。続きはこちら

【2012.4.13 講演会のお知らせ】

 ああ、ほんとだ。(^^;) 伊藤先生、On-Stage の講演会です。
■非真空プロセス太陽電池の作製方法とその開発動向
 〜c-Si太陽電池, CdTe太陽電池, CuInGaSe2太陽電池,色素増感型太陽電池, 極薄光吸収層太陽電池〜
 http://www.rdsc.co.jp/seminar/120502.html

主催:R&D支援センター
日時:2012年5月15日(火)
場所:タイム24ビル 4F 研修室


【2012.4.13 IPS-19 〆切延長】

 ■Abstracts Submissions are now Extented to May 15th!

 おっしゃーっ! 首の皮1枚、繋がりました。

 もう、しにそう。体力の限界。メールのお返事がなかなかできず申し訳ございません。
【2012.4.12 記事の御紹介】

 受賞おめでとうございます!

■卵の膜で太陽電池30倍長持ち…高専生が成果 
*DSC
  http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120410-OYT1T00086.htm
     (2012年4月10日付 YOMIURI ONLINE)

■新しい高耐久性色素増感太陽電池 
*DSC
  http://event.yomiuri.co.jp/jssa/prize/list.htm
     (2012年4月 入賞作品 : 第54回 日本学生科学賞)

【2012.4.11 届きました!】

 以下、私信です。立派な修論ありがとうございました。あっという間でしたね。
赴任地は千葉方面でしょうか? 新天地での御活躍を期待しております。

【2012.4.6 DSCの自動貼り合わせ機です】

 HP更新は(メールのお返事も)滞っておりますが、First プロジェクトで導入することに
なったDSC製造ラインの装置類は着々と準備を整えております。今日も整備中だった
のですが、来客をそのまま見学に御案内してしまいました。下の写真は全自動貼り合
わせ装置。

 ロボットが唸りを上げてセルを組み立て始めると「おぉ〜〜〜っ!」歓声が上がります。
日本が誇るハイテク技術の粋を結集したマシンです。まだ調整段階で気泡が少しあり
ますが、ヨウ素電解液をガラス板に孔を空けることなくシール材中に閉じ込めることに
成功致しました。こう御期待。
 いずれ大々的に御披露目会やろうと思います。

【2012.4.5 有機系太陽電池技術研究組合】

 お待たせ致しました!!

 先週の日本化学会及び電気化学会の会場にてパンフレットの配布が始まりました
が、色素増感系ならびに有機薄膜系いずれも対象とした有機系太陽電池技術研究
組合
の御案内です。

 申込書にもあります通り、年会費に相当する賦課金は一口50万円です。お申し込
みは随時でありますが、まとめて事務処理する都合上、最初の区切りは5月末くら
いを予定しております。振るって御参加下さい。 m(--;)m
■有機系太陽電池技術研究組合HP   (案内書)  (申込書)
 http://www.solarcells.jp/
 お問い合わせ先は今のところまだ E-mail のみとなっておりますが、私が御説明で
きる範囲で対応はさせて頂きますので、気になる方は遠慮無くお電話(→03-5452-5298)
下さい。 E-mail:rato@solarcells.jp

【2012.4.4 記事の御紹介】

■東大、世界最薄/最軽量級の有機薄膜太陽電池の開発に成功 *OPV 
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000014-mycomj-sci
     (2012年4月6日付 YAHOO! JAPNAN/マイナビニュース)

■世界最薄の有機太陽電池 *OPV 
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120404-00000056-jijp-int.view-000
     (2012年4月4日付 YAHOO! JAPNAN)

 原文はこちら。セル作製と評価の詳細は Supplementary information に。
【2012.4.3 記事の御紹介】

■独太陽電池のQセルズ、法的整理を申請へ
  http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE83200D20120403
     (2012年4月3日付 REUTER/ロイター)

 次は SunTech ですかね? それより先に日本の、、、(汗)

【2012.4.1 エイプリルフール】

 昨年は震災のため自粛されていた某研究室のホームページ、二年間温めた末の
新ネタが密かに公開されています。(苦笑)


 ■Ohtani Lab/CRC/Hokudai [TOP-jp]
   http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~k15391/

 阿部先生、教授御昇進おめでとうございます!

【2012.3.31 電気化学会第79回大会 Day3】

 雨&風。9:30〜18:00 まで、聞く方もしゃべる方も耐久レース。(泣) 個人的には
下の2件がツボにはまって興味深かったです。“使える”技術?

 
[3O-23] 溶射を用いた TiO2 多孔体の高速成膜(早瀬先生@九工大・フジコー)
[3O-28] NiOを用いるカーボン対極(池上先生@桐蔭横浜大)

 お疲れ様でした。

【2012.3.30 電気化学会第79回大会 Day2】

[2O-06] N749 η=9.2% vs MJ10 η=9.1% *CDCA 有り(木村先生 Gp@信州大繊維)
[2O-07] PcS-15 と D131 のカクテルで η=6.1% *フタロシアニン色素系の最高値?(木村先生 Gp@信州大繊維)
FT89 10.7%


 一般講演は午前で終了。午後は 13:40 から R 会場で瀬川先生の特別講演があります。

【2012.3.29 電気化学会第79回大会 Day1】

 静岡県のアクトシティ浜松にて。会場が大きいと言いますか、、、遠い。受付からかな
り歩きますので、これから来られる方は覚悟されたし。

 午前中〜夕方までは光触媒がメインですが、最近はルテニウム錯体で水分解する
のが流行りなようで。色素増感光触媒? 「最適膜厚」とか「光捕集」「光閉じ込め効果」
とか、なじみ深い単語が飛び交っています。
 閑話休題。IPS-19 は Abstract 〆切が今週までですが(恐らく延長されるかもしれ
ません)宮坂先生がオーガナイズされます。ふるってご参加下さいとのこと。

 続く PRiME2012 (Hawaii) は Program「E19」「E12」が DSC 関連となります。こちらの
〆切は 4/13。ここ最近あまりに忙しくて「もう無理(間に合わない)」諦め掛けていた
のですが、何とか申し込みできそうです >私。


 “電化”は講演の中休み(トイレ休憩?)が無くて辛いんですよね... 

【2012.3.28 日本化学会春季年会 Day4】

 最終日。学会終了後にモナッシュ大学(豪)の Yi-Bing Cheng 先生のご訪問を頂
きました。ありがとうございました。

【2012.3.27 日本化学会春季年会 Day3】

 今日の注目の講演は下。蓄電型 DSC 再び?

[3C4-01] 空気電池と DSC の組み合わせ(小柳津先生/西出研・早稲田大)
[3C4-04] 1液系2電極 DSC 光キャパシタ(宮坂先生・桐蔭横浜大)

【2012.3.26 日本化学会春季年会 Day2】

[2C4-40] フタロシアニン系色素 PcS-15 で η=5%(木村先生 Gp・信州大繊維)
[2C4-46] 新規なエトキシシリル基を有する高耐水性色素の提案(花屋先生 Gp・群馬大)

【2012.3.25 日本化学会春季年会 Day1】

 震災で1年、間が空いてしまいましたが、今日から日本化学会春季年回が始まり
ます。注目の講演は:

[1C4-10] 新規色素とコバルト錯体電解質の組み合わせを提案(N749改、R=MJ9)(木村先生 Gp・信州大繊維)
      *改良型の MJ10 は電気化学会で発表予定
[1C4-14] 短絡電流密度 26mA・cm-1 を誇る DX1、別名“木下(きのした)色素”の開発秘話を語る(東大瀬川研)
[1C4-26] MgO処理TiO2電極と独自色素の組み合わせで Voc= 1.21Vの最高値を実現(花屋先生 Gp・群馬大)
[1C4-55] ラマン分光による色素吸着パラメータを提案(SONY)
[1C4-57] ESRで分子レベルの凝集状態を評価(播磨先生 Gp・広島大)
  to be continued ...

【2012.3.23 講演会のお知らせ】

 年度初めのキックオフミーティング?です。
■第一回 有機太陽電池ワークショップ   (案内書)
 主催:AIST計測・診断システム研究協議会
 協賛:SIIQ九州半導体・エレクトロニクスイノベーション協議会
 日時:2011年
4月20(金)-22日(日)
 場所:山形大学工学部100周年記念会館
 参加費:有料
 T摩先生、お知らせありがとうございました。
【2012.3.22 御来客】

 岐阜大→Uppsala@Sweeden(Hagfeldt 研)→NTU@Singapore(Mhaisalkar 研/グレ
ッツェルラボ)と、華麗な研究経歴をお持ちの野々村博士です。くどいようですが本多・
藤嶋賞受賞者です。 (^^;)

 貴重な一時帰国の合間を縫って御訪問頂きました。どうもありがとうございました。

【2012.3.15 ちょっとだけよ2】

 某月某日、北関東方面の某社にて。今年度中に瀬川研へ納品されるDSC製造マ
シンの立ち会い検査へ行って参りました。


 前回と同じ、100mm角のサブモジュールを作製する全自動「貼り合わせ機」の一部
です。下の動画は Pt コート対極基板をチャンバー内に搬送する様子です。

サービスショット

【2012.3.14 ネタ提供】

 通常ですと自ら足を運んで情報収集するのが常なのですが、どうにもこうにも時間が
取れないので歯がゆい思いをしておりました。下記写真、例のJR鶴田駅で屋外暴露
の実証試験を行っている有機薄膜太陽電池です。
 T田様、深く感謝申し上げます。

【2012.3.13 公募案内】

 うわっ、ほんとだ。時代変わりましたね。つい最近まで太陽電池関連の研究予算は経
産省(NEDO)管轄なので、大学の研究であっても認めない→科研費がなかなか当たら
ないのが通説だったのですが(省庁の縦割り行政の弊害ってやつですね)、今回は思
いっきり文科省が配分する研究予算です。でも、人選には苦慮しそうですね。いろいろ。

 私、東大へ移る前はスキーのメッカである福島に職を探した時期もあったのですが、
皮肉なもんですね。間違っていたら申し訳ないのですが、福島には太陽電池研究がで
きそうな「工学部」を擁する大学がありません。いわき明星大学にかろうじて「理工学部」
はあるんですが...


■革新的エネルギー研究開発拠点形成事業研究総括候補の推薦(他薦)の募集  
     (2012年3月8日付 文部科学省 公募情報)

 「(前略)本事業では、経済産業省の福島県再生可能エネルギー研究開発拠点整備
事業(平成23年度第三次補正予算)により福島県に整備される研究開発拠点において、
革新的な超高効率太陽電池の実現を目指した研究開発を実施し、世界トップレベルの
研究開発拠点を形成することとしています。

 本事業は、卓越した洞察力と指導力を備えたプロジェクトリーダー(研究総括)のもと、
若手を含む多様なバックグラウンドを持つ研究者が結集し、超高効率太陽電池の創出
を目的として、独創性に富んだ研究を実施します。 」


【2012.3.11 黙祷】

 あれから1年。PM 2:46、来場者とスタッフ全員で手を組み、厳かに黙祷を捧げました。

【2012.3.7 〜〜〜】

 午後に更新します。

【2012.3.4 第33回オニコウベカップGS大会(オニコウベスキー場)】

 遂に結果を出しました! 詳細はこちらでどうぞ。

【2012.2.29 PV EXPO 2012】

 今年もあります、PV EXPO! 人数は例年と変わらず?

 でもね、モーターショーやエコ○○展と比べてオヤジ率が異常に高くて、異質な
空気を感じます。この業界、期待は大きいものの、まだまだ景気悪いんでしょうね。
 取り急ぎ一つだけ御紹介。セルシステム社のLED可視光シミュレータ。構想から
約2年、開発に結構時間が掛かったのですが、遂に市販されることになりました。

 我々御提供しました(西山さん作製 ^^;)いわゆる「DSC 10%セル」ですが、光源を
これにしますと、効率が約1.8倍になります。当然ですけど。比較に測定した c-Si
や p-Si ではそれほど変化無し。色素増感のシステムが、如何に可視光を有効に
利用しているかが伺い知れるデータが取れました。有機薄膜でも同じだと予想します。

 公開早々受注が殺到しているようなので、興味のある方はぜひお問い合わせ下
さい。
 色素増感太陽電池で効率η=17.5%って世界記録だと思うんですが、誰か記事にされません?(苦笑)
【2012.1.24 記事の御紹介】

 長らくお待たせ致しました! 色素増感&有機薄膜両方を含む“有機系太陽電池”
の技術研究組合です。英語略称名 RATO(ラトー)。理念や設立の経緯等は<後ほ
ど>HPで御案内致します。あと1週間程度で詳細がはっきりすると思われます。


■東大・ソニー・JX・東レ・アイシン精機 有機太陽電池の研究組合 *DSC&OPV
     (2012年2月24日付 日刊工業新聞1面)

【2012.2.23 CYC-B11】

 噂の「CYC-B11」色素を入手。会社名、、、お出して良かったですかね!? 今から
試してみます。N719 色素に限界を感じている方にはお勧めかと。
 先日のコバルト錯体は D149 色素と組み合わせてη=2.2% でした。恐らく多孔度が
低くて錯体が入りきれなかったと思われます。まだまだ最適化の余地あり。

【2012.2.22 アルバート・アインシュタイン賞です】

 グレッツェル先生、受賞おめでとうございます!
■Micheäl Grätzel awarded the Albert Einstein World Award of Science 
 http://actu.epfl.ch/news/michael-gratzel-awarded-the-albert-einstein-worl-2/
     (2012年2月22日付 EPFL News)

【2012.2.21 講演会のお知らせ(再掲)】

 <先着60名です!> 言いましたが、応募者殺到のため急遽大きな会場を用意し
た模様。ぜひとも振るって御参加下さい。

 講演会もさることながら、二光源式超精密ソーラーシミュレータ(恒温槽付き)とか
Internal Quantum Efficiency (IQE) が測れる IPCE 測定器とか、いずれにせよ有機
系太陽電池 OPV, DSC いずれも対応可能な専用の光電変換特性評価設備とその
運用について見学会では披露してくれると思います。

■有機薄膜の最新動向
 http://www.newkast.or.jp/kyouiku/kouzaboshu/boshu_h23/ed23_E_seminar21.html 
  主催:(財) 神奈川科学技術アカデミー KAST
 日時:2012年
3月8日(木) 13:00〜16:50 (終了後、見学会あり)
 場所:かながわサイエンスパーク(KSP) 西棟7階会議室
 入場:無料

【2012.2.20 TV取材】

 これかぁ。少しだけ、出るようです。

■見えてきた!再生可能エネルギーの未来 〜自然の力を電気に変える〜 
  http://www.bs-j.co.jp/bangumi/html/201202261650_22125.html
     (2012年2月26日付 BSジャパン)

【2012.2.16 講演会のお知らせ】

 ちょうどタイミング良く有機薄膜太陽電池の講演会がありましたのでお知らせ致し
ます。DSC&OPV含めた有機系太陽電池の評価設備見学会も行います。振るって
御参加下さい。<先着60名です!>

■有機薄膜の最新動向
 http://www.newkast.or.jp/kyouiku/kouzaboshu/boshu_h23/ed23_E_seminar21.html

  主催:(財) 神奈川科学技術アカデミー KAST
 日時:2012年
3月8日(木) 13:00〜16:50 (終了後、見学会あり)
 場所:かながわサイエンスパーク(KSP) 西棟7階会議室
 入場:無料


 

【2012.2.16 記事の御紹介】

 更に取りこぼし記事御紹介。

■ECDが破産、太陽電池事業を売却へ
  http://edrllc.jp/mtb/1202/156.html
     (2012年2月16日付 EDリサーチニュース) by T島先生

 ・輸入先の兼松株式会社からのアナウンス
  http://www.kanematsu-solar.jp/news/pdf/20120215_2.pdf

【2012.2.15 記事の御紹介】

 取りこぼし記事いくつか御紹介(今頃でゴメン)。

■色素増感太陽電池 15年めどに量産化 熱発電などR&Dも強化 *DSC
     (2012年2月2日付 化学工業日報) by K家様

【2012.2.14 記事の御紹介】

■有機薄膜太陽電池で変換効率10.6%、住友化学の長波長吸収型材料を採用
  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120214/204750/?ST=PV
     (2012年2月14日付 Tech-On!)

■UCLA engineers create tandem polymer solar cells  *OPV 
  that set record for energy-conversion

  http://goo.gl/rtfTY
     (2012年2月14日付 UCLA Newsroom)
 

■有機薄膜太陽電池の変換効率10.6%を達成
  http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20120214.pdf
     (2012年2月14日付 住友化学ニュースリリース)

 UCLA の Yang Yang 教授が高分子材料を用いたタンデムセルで効率10.6%を達成。
材料は住友化学より提供。えっ!?


【2012.2.13 太陽の下で自然の恵みに感謝する日記】

 HPの書き方を忘れたのではないか?思うくらい、間が空いてしまいました。更新を
楽しみにして下さっていた方、大変申し訳ございませんでした。

 お詫びと言っては何ですが、しかも太陽電池ネタじゃなくて申し訳ないのですが、
特設HPを用意しましたので御一瞥下さい。いろいろ、あったんです。

【2012.2.7 記事の御紹介】

 マジで忙しい...

【2012.1.27 記事の御紹介】

■知事、産学公の連携視察 KAST 太陽電池研究を評価
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120127/CK2012012702000050.html 
     (2012年1月10日付 東京新聞 TOKYO Web) by S藤様

【2012.1.24 記事の御紹介】

■エネルギーハーベスティング用色素増感太陽電池の効率を18%に向上 *DSC
  http://www.fujikura.co.jp/f-news/2035482_4018.html
     (2012年1月22日付 フジクラニュース)

【2012.1.24 記事の御紹介】

■東北発の有機太陽電池 JR鶴田駅であすから評価試験 *OPV
  http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120124t75012.htm
     (2012年1月26日付 河北新報社 KoL net) by T田様

【2012.1.23 講演会のお知らせ】

 1月1日付けで金沢大学理工研究域サステナブルエネルギー研究センター
へ移られた當摩先生からのお知らせです。

■公開シンポジウム
  http://www.se.kanazawa-u.ac.jp/rset/index.html 
主催:金沢大学サステナブルエネルギー研究センター
日時:2012年
2月10日(金) 13:00〜16:40(終了後、交流会あり) 
場所:金沢市アートホール(神奈川市駅前)
入場:無料

 ありがとうございました。

【2012.1.20 コバルト錯体】

 某様謹製、コバルト錯体電解液(感謝です!)。本当にサラサラの液体でした。
今から試しま〜す。


【2012.1.19 感謝です】

 瀬川研新棟(3号館南棟)には玄関先にアイシン精機製のDSCスタンド(自発光
式案内板)が設置されているのですが、他にも最上階6Fに上がると古今東西の
DSCモジュールが各種展示されています。

 昨日は1品増えて、SPD研究所の金子先生から綺麗なモジュールを寄贈頂き
ました。改めて感謝申し上げます。


【2012.1.18 ちょっとだけよ】

 某月某日、新潟方面の某社にて。今年度中に瀬川研へ納品されるDSC製造マ
シンの立ち会い検査へ行って参りました。

 100mm角のサブモジュールを作製する全自動**の一部です。楽しみが減って
しまうので(?)詳細は後日改めて御紹介致しますが、最先端プログラム後半に向
けて、いよいよ本気モードでDSCの開発を行います。

サービスショット(動画 67.1MB)

【2012.1.17 記事の御紹介】

■ネパールと色素増感 *DSC
  http://solar-net.jugem.jp/?eid=138
     (2012年1月17日付 ブログ・ソーラーネット)

■色素増感 *DSC
  http://erga.jugem.cc/?eid=285
     (2012年1月17日付 町の自然エネルギー屋さん)

■外壁使い太陽光発電 *OPV
  http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20120102-OYT8T00037.htm
     (2012年1月2日付 YOMIURI ONLINE) 「効率も約11%で...」

【2012.1.16 色素増感太陽電池用シール材剤/ThreeBond】

 あれからちょうど10年!(長かった...)

 下記HPでユーザー登録しますと、MSDS と技術資料がダウンロードできます。
正式型番“TB3035B”、色素増感太陽電池<専用>のシール接着剤遂に一般販売
開始です。


 http://www.threebond.co.jp/ja/product/detail/tb3035b.html

【2012.1.15 記事の御紹介】

■紫キャベツで太陽光発電 九工大のグループが開発 *DSC
  http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/281621
     (2012年1月12日付 西日本新聞)

有機薄膜型、JR東が試験 太陽電池 *OPV 
     (2012年1月12日付 日本経済新聞) by W社長
【2012.1.11 論文の御紹介】

■Solar cell efficiency tables (version 39) *OPV 
  http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/pip.2163/abstract
     (2011年12月29日付 Progress in Photovoltaics)

 三菱化学の有機薄膜太陽電池がη=10.0%(1.007 da)、同じく住友化学の有機
薄膜太陽電池がη=4.2%(10直列セル、294.5 da)で記録更新です。凄いね!


 DSCはNIMSがη=11.4% (2011.8.25 プレスリリース)

【2012.1.10 記事の御紹介】

■JSEC2011 最終審査に進出 −ゼミII理系講座「色素増感太陽電池班」 *DSC
  予備審査(10月中旬)・一次審査(11月5日)を経て、ファイナルへ
  http://www.hyogo-c.ed.jp/~shoun-hs/news/news/ssh87.pdf
     (2011年11月29日付 SSH通信 兵庫県立三田祥雲館 SSH運営委員会) by H塚様

■有機薄膜太陽電池の駅での導入を目指したフィールド試験を行います *OPV 
  http://www.jreast.co.jp/press/2011/20120103.pdf
     (2012年1月10日付 JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 新着情報) by T田様

色素増感太陽電池 変換効率を大幅向上 *DSC
  新日鐵化学 室内光で13%超に
     (2012年1月6日付 化学工業日報2面) by H塚様
【2012.1.4 記事の御紹介】

■次世代の太陽電池の実現に向けて、色素増感型太陽電池の性能向上をはかる *DSC
  東京大学 小野 亮准教授
  https://www.power-academy.jp/special/newstage/new00400.html
     (2012年1月1日付 パワーアカデミー研究助成2009)

【2012.1.3 初滑り(仙台)】

 今年は黒装束で行きます。

【2012.1.1 初滑り(弘前)】

 お正月に弘前へ帰省できたのは2009年以来、2年振り。久しぶりの大鰐温泉スキー
場は、バブルがはじけて経営に失敗。膨大な借金が残り、規模を半分に縮小。何の
ことはない、私が子供時代のスケールに戻っていました。

 東京で目にするようなきめ細かいサービスは無く、良くも悪くも無愛想で、純粋にス
キーを楽しみたい人だけが没頭できる世界でした。

【2012.1.1 御正月】

 大鰐スキー場にて
 開けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。そしてもう一つ、

  こんにちは太陽電池

 本当にそう思う。今年こそ、色素増感で。新たな一年が希望に満ちた年でありますように。