不定期日記(2003)前期


【2003.6.30 Pre-Sympo. もう一度(勝手に宣伝)】

「色素太陽電池大阪プレシンポジウム」へのお誘い

 締切が近付いております。色素太陽電池の研究者はもとより、ご関心のお持ちの

方には、貴重なシンポジウムになると確信しております。是非、御参加をご検討下
さい。
 会場の都合から、先着100名で締め切らせて頂きます。ポスター・展示の申込
もまだ、受け付けます。
               柳田祥三・和田雄二

色素太陽電池大阪プレシンポジウム
Dye Solar Cell Osaka Pre-symposium


共催 光化学協会・電気化学会・日本化学会
会期 7月25日(金)9:00〜
会場 千里阪急ホテル(豊中市新千里東町2-1, 電話: 06-6872-2211)
   [交通]大阪北急行線(御堂筋線)「千里中央駅」下車、徒歩5分
参加登録予約申込締切 7月18日(金)

討論主題 第21回国際光化学会議(奈良)のプレシンポジウムです。この機会に来日される
DSC 研究で最も重要な科学者に招待講演を頂きます。さらによりすぐった国内研究者のポスタ
ー発表を合わせることにより、1日だけでDSCの現状と課題がすべて把握できます。

招待講演 Michael Graetzel (EPFL, Switzerland), Anders Hagfeldt (Angstrom Solar Center,
Uppsala Univ. Sweden), Carlo Alberto Bignozzi (Ferrara Univ. Italy), Paul Sommeling(Energy
Center of the Netherlands), Gavin E. Tulloch(Sustainable Technology of International, Australia)

ポスター・展示(色素太陽電池等):現時点で18件(日本のこの分野の研究をリードする大
学、会社の研究機関が最新のデータを発表します。)

参加登録費 10000円(懇親会費含む 当日徴収)

申込方法 参加登録・懇親会の申し込みは、「DSCシンポ」と題記し、(1)氏名、(2)勤
務先・所属、(3)連絡先(郵便番号・所属・電話番号・FAX・メールアドレス)、(4)ポ
スター発表の希望の有無、を記入しE-mail(dsc-sympo@molpro.mls.eng.osaka-u.ac.jp)に
てご連絡ください。ポスター発表申込を歓迎します。企業からのポスター発表はDSCの展示を
歓迎します。詳細についてはホームページ(
http:// www-molpro.mls.eng.osaka-u.ac.jp/dsc-sympo
を御覧ください。E-mail をご使用になられない場合は下記までご連絡ください。

問合先 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 
    大阪大学大学院工学研究科 物質・生命工学専攻 柳田祥三・和田雄二
Tel: 06-6879-7925 Fax: 06-6879-7875
E-mail:dsc-sympo@molpro.mls.eng.osaka-u.ac.jp


 えっ、今度はA4サイズなんっすか?(笑)


【2003.6.28 茶髪】

 イラクの元情報相ですか? 開戦後、わずか2ヶ月足らずですっかり白髪に!
あるんですね〜、こういうこと。実は私も。今から8年前、学位取得を目指し
ていたある夏の日に、ふと鏡を見たら髪の毛が
茶色になってる!! 修士課程
卒業して直ぐに助手になったため、Drを取るにはかなり追いつめられた状況
にありました。精神的にはかなり耐え抜いた積もりだったのですが、髪の毛が
ストレスでやられたようです。黒くて量多め、典型的な剛毛が取り柄(?)
だったのに...

 そんな私も今年38。寄る年には勝てず、白髪が目立って参りました。自分
の視界に入った分は時々プチっと抜いたりしていたのですが、間違って正常な
髪を抜いてしまうこと幾多。だんだん目立度が増すにつれ「あ゛ーっ、鬱陶し
い」と思い、先々週、遂に毛染めに手を出してしまいました。はみ出て塗って
しまった顔の産毛まで真っ黒くなって、オドロイタよ。慌てて剃ったけど(何
やってんだ? >オレ)。その割には誰も気付いてくれなかったんですがね。
なので、この話、自分でばらしちゃいましたよ。
┓(´_`)┏ 寂しー。

 ところで、
聡一郎はなぜか生まれた時から柔らかい、フサフサの茶髪です。
少なくとも身内で、二親等遡ってもいないぞ >茶髪。なんでだろー???


【2003.6.27 講演会情報】

 第34回中部化学関係学協会支部連合秋季大会
主 催 : 中部化学関係学協会支部連合協議会
共 催 : 日本化学会東海支部 他21学協会
会 期 : 2003年 9月9日(火) 〜 10日(水)

2F06 有機太陽電池用増感剤の検索(1)(岐阜大工・岐阜大院工)
 ○長坂謙一・古田 健・小松大輔・船曳一正・吉田 司・箕浦秀樹・松居正樹
2F07 有機太陽電池用増感剤の検索 (2)(岐阜大工・岐阜大院工)
 ○傳谷卓也・小松大輔・船曳一正・吉田 司・箕浦秀樹・松居正樹
2H15 光電気化学エッチングによるナノポーラス酸化チタン厚膜の創製
 (岐阜大院工・JST・CREST)○鈴木敦夫・柳 漢振・杉浦 隆・箕浦秀樹
2H16 電析法によるp-CuSCN薄膜の作製と太陽電池への応用
 (岐阜大院工)○水谷直希・吉田 司・箕浦秀樹

 今日は中部地方です。


【2003.6.26 Afternoon 透明太陽電池】

 昨日のニュースの新聞記事です

 「透明な太陽電池」試作
紫外光を利用 ソーラーシートへ展開
(6月26日付 化学工業日報1面)

 透明な太陽電池を試作
窓ガラス高機能化も 産総研、紫外線カット
(6月26日付 日刊工業5面)

 透明な太陽電池
有害な紫外光遮り発電
(6月26日付 日経産業7面)


【2003.6.26 講演会等いろいろ2】

 第40回化学関連支部合同九州大会
日 時: 7/5
会 場:北九州国際会議場

色素〜電池の講演は以下の8件?
4_4.81 色素増感型太陽電池の作製とその低温化の試み(早瀬研)
4_4.82 電着法による色素増感型太陽電池の作製と評価(早瀬研)
4_4.83 酸化チタン−酸化タングステン複合酸化物の色素増感太陽電池
    への応用(有明高専+九工大)
4_4.84 色素増感電池のゾル・ゲル法による高効率化の試み(九工大)
4_4.85 色素増感太陽電池の電着法による高効率化の試み(九工大)
4_4.96 ナノチタニア界面修飾による室温溶融塩型色素増感太陽電池
    の性能向上(早瀬研)
4_4.97 低温加熱によるチタニア膜を使ったプラスチック基板用色素
    増感太陽電池(早瀬研)
4_4.98 ナノチタニアと電解液界面のコントロールによる室温溶融塩 
    型太陽電池の性能向上(早瀬研)

 h 様、毎度すみません。


【2003.6.25 Night ニュースです】 

 紫外線を吸収して発電 産総研が透明な太陽電池を試作
               
(6/25日付、asahi.com)

 
紫外線で発電、透明な太陽電池を産総研が試作
               
(6/25日付、YOMIURI ON LINE

 
「発電できる窓ガラス」実現へ
=透明な太陽電池を試作−産総研
(6/25日付、時事通信)

 
■透明な太陽電池の試作に成功
−可視光を透過し紫外光で発電するソーラーシートの実現に道を拓く−
               
(6/25日付、産総研プレスリリース)

 酸化亜鉛と銅アルミ酸化物による pn 接合型。効率は測定していないそうですが、「今回の
試作品は3%程度とみられる」だそうです(asahi)。面積に関しては直径15ミリ(yomiuri)
と0.1平方センチの2つ報告あり(プレスでは後者)。
 お知らせありがとう >やま  あっ、掲示板にも。gonn 様ありがとうございました。


【2003.6.25 講演会等いろいろ】 

(1) 第6回 産総研 光反応制御・光機能材料国際シンポジウム (PCPM2003)
  平成15年10月29日(水)〜31日(金)
 産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂(茨城県つくば市東1-1-1 中央第1)
 詳細は専用
HPをご参照下さい

(2)
JPEA 太陽光発電システムシンポジウム
  7月1日〜3日
  パンフレット:
http://www.jpea.gr.jp/1/images/simpo20.pdf

(3) NEDO「
太陽光発電技術研究開発「先進太陽電池技術研究開発」
  第2回評価分科会(中間評価)の開催について

 以上、豊島様ありがとうございます。


【2003.6.24 学会スケジュール】 

 2003年(秋)電気化学秋季大会のスケジュールが公開されています。

日時:平成15年9月11日(木)~12日(金)
場所:北海道大学(札幌市北区)

というわけで、第3回「マイクロ波効果・応用シンポジウム(東京)」と会期が完全に

重なっているわけですが、委員長柳田先生どうされるんでしょ? ウチはすったもんだし
た末、電気化学会の方はU・冨・長の3名がエントリーすることになりました。は〜、
どうしよ? データ全然ない私。

 眠い。夜が明けた...


【2003.6.23 記事紹介】 

色素増感型の太陽電池改良 光電変換効率 8.71%に
産総研など
(6/20付、日経産業新聞8面)

原先生よりコメントを頂いております。
>一読すると、
>「クマリン色素で、変換効率8.7%、しかも屋外で耐久性5000時間」
>と誤解されますが、まったくのガセネタです。
>現在、荒川さんにも確認していますが、
>どうも、記者がクマリンの話、N3の耐久性の話等を断片的に継ぎ足して
>記事にしてしまったのが原因のようです。

凄いことにかわりはないのですが>8.71%(←N719 です)
どうもありがとうございました。


【2003.6.20 おおお】 日刊工業新聞1面

(1) 「産業春秋」 色素電池が取り上げられています。
(2)
(3)

【2003.6.20 Morning おおお】 

 最悪だ。これから出張だというのにズボンのベルトし忘れて来ちゃったし、携帯も家に。トホホ。


【2003.6.19 Night ぼやき】 

 ネタはたくさんあれど、まじめにHP更新する時間なし...

【2003.6.19 セミナー紹介】 

★透明導電性膜の加工条件/静電気トラブル対策 帯電防止機能の各種付与技術
★ フィルムの静電気測定

導電性シート・フィルム
         成膜および導電率評価・制御

●講 師  王子トービ(株)   取締役 部長     守田 幸信 氏
     メイキ樹脂工業(株) 取締役 本部長   大吉 馨   氏
     シシド静電気(株) 横浜工場 製造・技術第2部
                品質改善担当部長  菅野 功   氏

●日 時  平成15年7月25日(金) 11:00〜16:30
●会 場  [東京・池袋]かんぽヘルスプラザ東京 4F せきれい 
●聴講料 1名につき49,980円(消費税,テキスト,昼食代含む)
       〔1社2名以上同時申込の場合1名につき5,250円割引します〕


 フィルム状DSCを作製する人はほとんどの方が
王子トービさんにお世話になっていると思います。

 ネタ提供ありがとうございました。


【2003.6.18 ソーラーシミュレーター】 

 話がやや間延びしてしまいましたが、遂に買・っ・て・し・ま・っ・た・の・だ〜〜〜
> ソーラーシミュレーター。(嬉泣)

 スペクトルを各社にらめっこしながら、ウンウンうなりながら遂に注文してしまいました >某社
えっ、今までですか? うちがこれまで使用していたのは疑似ソーラーシミュレーターですよ。
ほほ
AM 1.5G 相当なのは確認してるんですけどね。でもって、なぜか西のY田研と数値互換性あ
ることも確認されております(←昨年度だよん)。もっとも、対外的にデータを出す時は別な場所
のソーラーシミュレーター使ってたりして。

 あー、でも遂に買ってしまったのだ >ソーラーシミュレーター。分光感度測れるような立
派なもんじゃないけど、嬉しいです。ドラクエで、敵と戦って戦って小銭を貯め、ようやく武器
を手に入れた感じ。御支援頂いた企業の皆様、ありがとうございました。


【2003.6.17 感想】 

 ん〜、箕浦先生TV写りいいですね。吉田先生はデカくて首から下しか写りません
でした(嘘です)。

 今夜も続きがあるんですね。


【2003.6.16 Night ニュースステーション PM 10:30〜】 

 「世の中は明らかに変わると思いますね(箕浦教授、談)」
 
「世の中が変わるきっかけになればと思います(箕浦教授、談)」
あー、終わっちまった〜

【2003.6.16 Night ニュースステーション PM 10:00〜】 

 おっしゃー。今日はお祭りだ(笑

カラフル太陽電池

岐阜大 箕浦教授

箕浦先生、楽しみにしてますよ!

環境立国(6) 太陽光発電
(6月16日 月曜日 放送予定)


エネルギー補給の困難な宇宙空間を飛ぶ人工衛星のエネルギー源として、開発が進められてきた
太陽光発電ですが、現在、日本では様々な分野での導入が進み、その発電量は世界一です。最近
では家庭の屋根の上に付ける発電パネルなどのよく見かけますが、費用はどの位で、電気代はどの
くらい浮くのでしょうか?そんな素朴な疑問から、植物の色素を原料とした、軽量でカラフルな
未来型太陽光発電まで徹底取材しました。

 h 様、情報早過ぎ(感度高過ぎ)!

【2003.6.16 AM 1.5】 

 先週末の間違い2つ。

 日本のJIS 規格(C8912)で言う AM 1.5 は AM 1.5G(E892) 相当と思われ。大分
昔にも御紹介したことがありますが「Air Mass 1.5 Global Spectrum」の数値データ
ここで公開されています。

 更に書きかけだった Power Densities の表ですが以下の通り。同じエアマス 1.5
でも AM 1.5G(E892) はAM 1.5G(CEI/IEC*) に比べて 4% 程度光量が少ないことに
なります。何で今頃こんなことにこだわり始めたかと言うと...
続く

Solar Condition

Total

250〜2500 nm

250〜1100 nm

AM 1.5D

768.3 W/m^2

756.5 W/m^2

584.7 W/m^2

AM 1.5G(E892)

963.8 W/m^2

951.5 W/m^2

768.6 W/m^2

AM 1.5G(CEI/IEC*)

1000 W/m^2

987.2 W/m^2

797.5 W/m^2

*Integration by modified trapezoidal technique
CEI = Comission Electrotechnique Integrationale
IEC = International Electrotechnical Commission


【2003.6.14 晴れのち曇り】

 子守り Day、プールへ。おむつの取れない子供は入ってはいけません、おまえじゃ〜 >聡一郎

 話変わって、池袋方面よりメールを頂く。あ〜〜〜、組織構成どうしたらいいんだ?


【2003.6.13 AM 1.5】 *ただ今、市内外出中(16:30 帰還予定)

 エアマスフィルターを考える。手元に資料が無いので断言できませんが、日本の
JIS 規格(C8912)には AM 1.5D と AM 1.5G の区別がないようです(←間違って
いたらごめんなさい)。アメリカでは ASTM 規格でそれぞれ E891, E892 と分かれ
ている模様。更に...
続く

Solar Condition

250〜2500 nm

250〜1100 nm

AM 1.5D

584.7 W/m^2

AM 1.5G(E892)

768.6 W/m^2

AM 1.5G(CEI/IEC)

1000 W/m^2

797.5 W/m^2


 有機EL、出ましたね。液晶の時代は終わる?


【2003.6.12 Morning DAILY NEDOより】

 第15回太陽電池工作コンクール作品募集のお知らせ
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/150611_1/150611_1.html

 ネタ切れ(笑)


【2003.6.11 文献紹介】

 高轉換效率的染料光電池。Nature 特集ということでひとつ、いや、3つ。
Dye/Au/TiO2/Ti セルなど怪しい光電池が出てきております。

(1)
A photovoltaic device structure based internal electron emission.
  McFarland, Tang. Nature VOL 421, 616-618, Feb 6 2003.
(2)
Solar cells to dye for. Gr荊zel. Nature VOL 421, 586-587, Feb 6 2003
(3) Photoelectrochemical cells. Gr荊zel. Nature VOL414, 338-344, Nov 15 2001.


【2003.6.10 HP紹介】

(1) 色素増感太陽電池に関する研究
有明工業高等専門学校の石丸 智士先生です

(2)
光で発電!(自作太陽電池) ほんとですか?>本当です
浜島書店ホームページでした


【2003.6.9 文献と記事紹介】

橘先生、ハケーン。
 橘 泰宏「色素増感太陽電池に用いられる色素を合成するための分子設計」
化学と工業, 56(6), 678 (2003).

 そしてもう一つ、宮坂先生より、色素増感フィルム電池の取材記事が載っています。

 「ユビキタス電源(自給自足で動き出すエレクトロニクス機器)」
日経エレクトロニクス6月9日号, p114-116 (2003).

 今日はなぜか計算化学の講義をしていたりする。(汗)


【2003.6.7 雪解け?】

 昨日朝、家を出る前に机を見たらバースデーカードが置いてありました < 嫁さんから!
10 年振り? いや、もしかして初めて??(何? どうして?
コ、コワイ
「早く帰ってきてね」書いてありました...

 例によって気付くの1日遅い。(汗)


【2003.6.6 関学セミナーにて】

 

いい師弟コンビ(?)

く、悔しい...

宴も闌

 講師の先生方、御苦労様でした。私はこのしゃぶしゃぶを食べずに帰ってきてしまったのですね。(泣)


【2003.6.5 Afternoon 女子学生のご説明をと】

 あいや、宮坂先生から直々に御説明頂いてしまいました。

>いずれどこかで聞かれると思っていたので一言。
>女子学生についてご説明しますと、研究室は学部は医用工学科に所属、
>女子がバイオ・薬学系を希望する傾向から、入学時から1/3〜1/2が女子です。
>ちなみに私共の研究室も医化学に色素増感を応用する研究も進めています。
>医工学に関連薄い太陽電池チームは全員が院生で、
>村上(D2),松岡(M2),雉鳥(M1),とスタッフの増田の4名です。
>このうちスタッフの増田さんだけが女性。

余計な手間を取らせてしまい申し訳ございませんです。m(--;)m


【2003.6.5 記事紹介】

 取り急ぎ2件、御紹介

ホンダが太陽電池に参入

 http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/j/biz/249472
●2010年の業界目標クリア
 ホンダの試算などによると、従来の結晶シリコン系の太陽電池の発電コストが1キロ
ワット時当たり52円であるのに対し、ホンダ製は
22円。これは業界が定めた2010年の
目標値を早々とクリアした格好になる。


産総研光反応制御研究センター ニュースレターNo.2
http://unit.aist.go.jp/pcrc/index_j.htm(光反応制御研究センターHP)
http://unit.aist.go.jp/pcrc/center/tokkyoetc/syuppannbutsu/newsletter2(200).pdf
 (PDF File 3.2 MB)

 お知らせありがとうございました(感謝)。


【2003.6.4 大人気?】

 何気にHP探索をしていたら宮坂研のHPが更新されていた。
新メンバー増えたのですね。んっ、3年生4人とも女性?
4年生3人で合わせて7人も! そ〜いうもんなんですか??

 何だか分からんけど凄い...  雉鳥氏は益々のカンロク出してるし(笑)

【2003.6.4 またもや関西方面へ】

 というわけで今日は例のセミナー聴講中です。関西学院神戸三田キャンパスへ。
日帰り強行スケジュールのため、最後2人目の御講演途中で退席させていただきます。
北村先生、小山先生、本当に申し訳ございません。

 
7月は例のシンポジウムありますしネ。ここ最近、毎月1回以上は京都/大阪参りですよ!
(これでもかなりセーブしてるんだけど)


【2003.6.3 文献紹介】

 原先生、もう何て控えめな方なんでしょう。御自分の文献を紹介しておりませんね!
思いっきり宣伝させていただきます。(笑)

New Coumarine-dye
Design of new coumarin dyes having thiophene moieties for highly efficient
organic-dye-sensitized solar cells

Kohjiro Hara , Mitsuhiko Kurashige , Yasufumi Dan-oh , Chiaki Kasada , Akira Shinpo ,
Sadaharu Suga , Kazuhiro Sayama and Hironori Arakawa

http://www.rsc.org/CFmuscat/intermediate_abstract.cfm?FURL=/ej/NJ/2003/
b300694h.PDF


h 様情報。

【2003.6.3 文献紹介】

 原先生より論文関連の最新情報を頂きました。ありがとうございます。
ん? 久保さん、頑張ってますね。

1. Photocurrent-Determining Processed in Quasi-Solid State Dye-Sensitized Solar Cells Using Ionic Gel Electrolytes
  W. Kubo, S. Kambe, S. Nakade, T. Kitamura, K. Hanabusa, Y. Wada, and S. Yanagida,
  J. Phys. Chem. B, 107, 4374 (2003).
 
2. Photophysics and Electron Dynamics in Dye-Sensitized Semiconductor Film Studied by
  Time-Resolved Mid-IR Spectroscopy
  K. Takeshita, Y. Sasaki, M. Kobashi, Y. Tanaka, S. Maeda, A. Yamakata, T. Ishibashi, and H. Onishi,
  J. Phys. Chem. B, 107, 4156 (2003).
 
3. Electron Injection Efficiency from Excited N3 into Nanocrystalline ZnO Films:
  Effect of (N3-Zn2+) Aggregate Formation
  H. Horiuchi, R. Katoh, K. Hara, M. Yanagida, S. Murata, H. Arakawa, and M. Tachiya
  J. Phys. Chem. B, 107, 2570 (2003).
 
4. Ultrafast Stepwise Electron Injection from Photoexcited Ru-Complex into Nanocrystalline ZnO Film via
  Intermediates at the Surface
  A. Furube, R. Katoh, K. Hara, S. Murata, H. Arakawa, and M. Tachiya
  J. Phys. Chem. B, 107, 4162 (2003).
 
 3は産総研からです。「なぜ、N3・酸化亜鉛電池は、酸化チタン電池よりも性能が低いのか?」
→「一部のZnOが溶けだして、Zn2+イオンがN3色素と会合体をつくるため、電子注入できない」
→(したがって、N3色素を少な目に吸着させた方が良い?)という興味深い結果が示されています。


【2003.6.2 セミナー紹介再び】

 ぬ? 例の明後日のセミナーはまだ空席があるそうな(もったいない)。
関西方面の方、ぜひどうぞ! 無料です

 文部科学省 オープン・リサーチ・センター整備事業
「光エネルギー変換研究センター」研究報告会および講演会のお知らせ(Word 書類 28KB)

  日時: 2003年6月4日(水)午後2時−6時半
  場所: 関西学院神戸三田キャンパス:関西学院大学理工学部4号館204号室
      
関西学院神戸三田キャンパスへのアクセス(gif 画像 100KB)、参加申込書(Word 書類 32KB)


【2003.6.2 記事(?)紹介】

 結構、大々的な取扱になっております。1 頁目だけ、ちょいと拝借(ゴメンナサイ)
50 社どころじゃないですけどね。
「色素増感太陽電池、50社以上が参入」
多色化・フィルム・大面積で用途うかがう
ナノテク駆使し、光電変換を改善

日経先端技術ナノテク専門ニューズレター, 日経産業消費研究所, 10-13 (2003)


【2003.5.30 Night 封〜止】

 最近U助手に連絡がつかないとボヤキの皆様(?)、御心配・御迷惑お掛け致しております。
地震で下敷きになったわけでもストレスにやられて引き籠もったわけでもございません。今日
は市内某所にてDSC封止の合同実験を行って参りました。総勢8名。今まで何度お邪魔させ
ていただいたことでしょう? これまで「理屈ではできるはずだ」と、「実際に(ちゃんとし
た)モノができる」こととの間には本当に大きな差があるもんだなと思い知らされて参りました。
今日の結果はまずまず、OKです。

 いつか機会がありましたら(←時期が来たらという意味です)、写真等お見せできれば思い
ます。うちがNDA(
Non-Disclosure Agreement)結んでいたら、違約金でとっくに破産している
かもしれませんね。(苦笑) いやいや、ちゃんと約束は守ります。誤解無きよう。(^^;)



【2003.5.30 セミナー紹介】

  少し先になりますが御案内。柳田先生、実はこちらの方面でも欠かせない存在として
御活躍されております。

 マイクロウエーブケミストリーの新展開 

 http://www.iijnet.or.jp/nts/seminar/microwave/microwave.html

 ■日 時: 2003年7月3日(木)〜4日(金)10:00〜16:50
 会 場:学士会館本館203号室
      〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28 TEL 03-3292-5936
 受講料: 52,500円(消費税込)
      ※受講料には御一人様2日間の講演受講料とテキスト代、昼食代および消費税が含まれております.
 主 催: 株式会社 エヌ・ティー・エス
       〒113-8755 東京都文京区湯島 2-16-16 Tel 03-3814-3511

 お申し込みはこちら



【2003.5.29 記事紹介】

 タミヤ製作 自給自足の農業追求 太陽光発電、栽培に利用
屋根代わりに光透過パネル 温度管理などに利用(5/23(金)付 日刊工業新聞17面)

 次世代型太陽電池 結晶の成長方向制御
三洋、変換効率を高める(5/23(金)付 日経産業新聞8面)

 技術革新進む 太陽光発電システム
□下□(5/22(木)付 ?)

 技術革新進む 太陽光発電システム
□上□(5/21(水)付 ?)

 色素増感型太陽電池 発電効率、倍々アップ
慶大 ドーム型酸化チタン膜積層(5/22(木)付 日刊工業新聞5面)


夜が明けちまった...
【2003.5.28 Morning 平常通りです】

 お早うございます。御心配お掛け致しておりますが、私の方は大丈夫です。

 地震の影響は予想したほどではなく。あっ、でも肝心のシミュレータのフィルターが割
れて電池効率の測定ができなくなてしまいました。(泣) 後は、、、私の机近辺が一部
雪崩状態でしたが、地震のせいというよりは単なる個人的な普段のだらしなさのせいと思
われ。生中継が留学生の方を写して止まったままになっていますね...

 地震のお見舞い、並びに励ましのメール!頂きまして本当にどうもありがとうござい
ました。m(--;)m  続きは夕方にでも。

 そう言えば来客いただいた方からメールで御指摘頂いたのですが(←例によって言われるまで気付いていない)、
服を裏返しに着たまま出勤することがよくあります > 私。今取り組んでいる課題と比べて「大事ではない」と
無意識のうちに判断した「その他のこと」に関しては、思考が停止したまま行動しているような感じ。ある意味、
幸せな壊れ方カモ。(苦笑) *なので、色素電池に関する興味と知識/記憶(だけ)に関しては意識がかなり
しっかりしております。一応。

 そんな寝ぼけちんな私が石鹸ベタベタに気付いた理由は、職場に戻って髪に整髪料をつけたらゴワゴワになって
しまったから。ヒー (そのまま仕事してましたが)


 26(月)、27(火)と大阪/京都方面出張中です。メールのお返事直ぐに返せませんが、御容赦下さい。
【2003.5.27 講演会のお知らせ】

 文部科学省 オープン・リサーチ・センター整備事業
「光エネルギー変換研究センター」研究報告会および講演会のお知らせ(Word 書類 28KB)

  日時: 2003年6月4日(水)午後2時−6時半
  場所: 関西学院神戸三田キャンパス:関西学院大学理工学部4号館204号室
 <プログラム>
 挨拶 2:00~2:10 篠原 彌一・関西学院大学理工学部長
 講演 2:10~2:50 柳田 祥三・大阪大学工学研究科 「色素増感太陽電池の新展開」
2:50~3:30 K家 M英・Kペイント「TiO2の光電効果と耐光性」
3:30~4:10 渡辺 泰堂・関西学院大学理工学部 「ゾル−ゲル法で作製したTiO2薄膜の電子構造」
(4:10~4:30 休憩)
4:30~5:10 玉井 尚登・関西学院大学理工学部 「酸化チタン−色素および金属ナノ粒子系の光化学初期過程」
5:10~5:50 小山 泰・関西学院大学理工学部
「カロテノイン酸太陽電池構築の試み:光電変換効率と色素の一重項励起状態からの電子注入のダイナミクス」
5:50~6:30 北村 隆之・大阪大学工学研究科「有機色素を増感剤に用いた酸化チタン太陽電池:最近の動向」

関西学院神戸三田キャンパスへのアクセス(gif 画像 100KB)、参加申込書(Word 書類 32KB)


 酸化チタンの光電効果や電子移動等、実用面から少し離れた基礎的な内容になると思われます。
これ以上解説しますと怒られてしまいますので、当日お楽しみに。 ヒー、ごめんなさい(苦笑)


【2003.5.26 記事紹介】

 次世代型太陽電池 東芝、寿命5倍以上に
電解液、漏れたり揮発せず(5/21(水)付 日経産業新聞10面)

開発したのは色素で光を吸収して電気を取り出す色素増感型太陽電池


 次世代型太陽電池 結晶の成長方向制御
三洋、変換効率を高める(5/23(金)付 日経産業新聞8面)

 太陽光発電、栽培に利用
タミヤ製作 自給自足の農業追求
屋根代わりに光透過パネル 温度差管理などに利用(5/23(金)付 日刊工業新聞17面)

 ネタ元、h 様。


【2003.5.24 夜更けの独り言】

 最近かなりヤバイです>私。壊れかけてます。同じ質問をそれほど時間経たない
間に繰り返してしまう、なんていうのはいい方で、書きかけの手紙をそのまま郵送
してしまったり、どちらか選んで○するような書類に両方○をつけて提出していた
り、、、いずれも相手から問い合わせや指摘があって初めて気がつくわけですが。(汗)

 先日なんか風呂桶に浸かってそのまま意識を失い、目が覚めて寝ぼけたまま職場
に戻ってみたら(←夜です)頭が石鹸でベタベタになったまま!

 記憶力の低下は年相応だと思うのですが、自分の置かれている状況の変化が激し
く適応能力がいっぱいいっぱいでミスをしている感じ。いろんな意味で今が踏ん張
り所なので、あと少し、頑張りたいと思います。何を言おうとしたんだっけ?そう
そう、こちら門戸は広く開いております。できればあと少し、寄付金募集!(苦笑)


【2003.5.23 講演会情報】

 ただ今更新作業チウ。昨日のセミナーは個人的にかなり得るものが多かったです
(自分の発表は除く)。多いというよりも大きかったという感じ。
 上原先生@大阪府大、萬先生@日立マクセル、ありがとうございました。


【2003.5.22 3回目】

 「太陽光発電技術研究開発 革新的次世代太陽光発電システム技術研究開発」
             の提案公募について

はい、出ましたよ!

 今日は東京方面へ出張中です。


【2003.5.21 ポリマーゲル電解質?】

 EPFL 御滞在中の伊藤先生より教えて頂きました。感謝!
グレッツェル研より耐久性のある疑固体色素増感太陽電池についての論文が公開されて
います。グレッツェル研と日立マクセルとの共同研究ですね。

A stable quasi-solid-state dye-sensitized solar cell with
an amphiphilic ruthenium sensitizer and polymer gel electrolyte
PENG WANG, SHAIK M. ZAKEERUDDIN, JACQUES E. MOSER, MOHAMMAD K. NAZEERUDDIN, TAKASHI SEKIGUCHI
and MICHAEL GRAETZEL

 新たな色素、amphiphlic Z-907 を合成し、この色素を使用し、電解質として Poly
(PVDF-HFP) 共重合体ゲル/MPN(3−メトキシプロピオニトリル)を溶媒とした疑似
固体系で DSC を作成した。変換効率はゲルで 6.2%、溶媒系で 6.1%であり、ゲル系で
の低下は見られない。

 耐候性試験として、80℃ で 1,000 時間、55℃で可視光照射で 1,000 時間を実施。

前者で初期性能 94%保持、後者で 88%であった。80℃では PVDF-HFP ゲルは高粘度
の液体となっている。液体系に比べても本ゲル系の電流低下は見られない。PVDF-HFP
は SOLVAY 社製。

 プロピルイミダゾリウムカチオンの PVDF ゲル中での拡散係数を測定し、PVDF ポリ
マーとのンターラクションを推定する辺りは日立マクセル側の入れ知恵ですね。

 なお、本論文にはミスタイプがあるそうで、Figure 1の挿入図のX軸が
(誤)1,000/(T-To)(K-1)
(正)1,000/(T)(K-1)
で有ることと、Figure1グラフ内左下の四角内部が、
(誤)Liquid To=153 K
(正)Liquid To=152 K
だそうです。


【2003.5.20 記事紹介】

 産総研、モンゴル国立大が研究 ゴビ砂漠で太陽光発電を
日射量多く発電効率高い(5/14(水)付 読売新聞夕刊)

 日立マクセルが色素増感型 曲げられる太陽電池開発
プラ製で量産しやすく(5/19(月)付 日経産業新聞9面)

色とりどり 太陽電池
フィルム状も登場 カーテンに使える?(5/19(月)付 読売新聞夕刊)


 無理矢理名前が載っているような感もありますが...(苦笑)
ネタ提供、ありがとうございました。


【2003.5.19 Night】

 ガーン!
 読売新聞(夕刊)は東北地方では頒布していないそうな。

 そんなレアな 5/19日(月)付けの夕刊で太陽電池の記事をお持ちの方は、
匿名で構いませんので FAX(022-217-5599)送りつけるなりメール添付
するなりしていただけますと助かります。

<<お送り頂けることになりました。ありがとうございます。>>

【2003.5.19 特許対決第三弾】

 特許対決第三章「中部地方の戦い」でございます
金子正治先生:19件、昆野昭則先生:2件、箕浦秀樹先生:5件

金子 正治先生(19件)
公開番号      出願人          発明の名称
H06-027097  富士シリシア化学 「シリカ−マグネシア複合酸化物クロマトグラフィー充填材」
H06-055066  金子 正治    「吸着剤」
H06-123734  富士シリシア化学 「クロマト分離用充填材」
H07-330336  河合楽器     「酸化スズ(「)膜の製膜方法」
H09-063954  新技術事業団   「酸化錫膜をもつ結晶基板及びその製造方法」
H10-053418  科学技術振興事業団「酸化錫三元機能膜及びその製造方法」
H10-130097     〃     「錫添加酸化インジウム三元機能膜及びその製造方法」
H10-265960  スター精密    「亜鉛酸化銅の製造方法」
2000-239388 ポーラ化成工業   「メルカプト基を有する珪酸化合物」
2000-239560    〃      「処理粉体及びそれを含有する組成物」
2000-243920 ヤマハ       「強誘電性メモリの製造方法」
2001-026885 メイク       「薄膜形成装置」
2002-008740 ヤマハ       「色素増感型光電池およびその製造方法」
2002-145615 科学技術振興事業団 「TiO2薄膜及び色素増感型太陽電池用作用電極の作製方法」
2002-146536    〃      「酸化スズ薄膜の低温形成方法」
2002-173612 ポーラ化成工業   「有機修飾シリカコーティング粉体及びその構成要因である有機修飾シリカ」
2002-359137 ミネベア      「フェライト薄膜の製造方法」
2003-034874 スズキ       「アルミニウム表面に形成した金属酸化物の皮膚および処理方法」
2003-128420 ミネベア      「フェライト薄膜の製造方法」

昆野 昭則先生(2件)
2001-196612 富士写真フィルム 「光電変換素子および光電池」
2002-100419 三菱化学     「光電変換素子」

箕浦 秀樹先生(5件)
2002-068889 産総研      「酸化物立方晶系(111)基板を用いる酸化亜鉛等の六方晶系物質の(0001)
                  エピタキシャル薄膜の作成方法及び・・・
2002-184476 シャープ     「多孔性光電変換半導体層の作成方法及び太陽電池」
2002-246623  〃       「色素増感型太陽電池及びその作成方法」
2002-246624  〃       「       〃         」
2002-261303  〃       「複数の色相の異なる酸化亜鉛/色素複合膜を有する光電変換素子及び光電池」


 ネタ元、h 様。


【2003.5.17 お疲れさまでした】

 さよなら旧くろっぺ

SPARCstation IPC (4/40)
 Processor(s): MB86901A or LSI L64801 @ 25MHz, 13.8 SPECint92,
 11.1 SPECfp92, 327 SPECintRate92, 263, SPECfpRate92
 CPU: 501-1689/1690/1835
 Chassis type: lunchbox
 Bus: SBus, 2 slots
 Memory: 48M physical; 64K write-through cache, direct-mapped, virtually indexed, virtually
  tagged, 16-byte lines
 Architecture: sun4c
 Notes: Code name "Phoenix". 1M or 4M x 9 30-pin 80ns
 SIMMs. Onboard mono frame buffer. 1.44M 3.5" floppy.


すごいスペックでしょ?化石級ワークステーション。メモリーが 48 MB、HD が外付
も含めて 1 GB、CPU が 25MHz!これがついこの前の3月まで現役で稼働していた
んですから。OS は 正統派 BSD の流れを汲む SunOS 4.1.3 (Generic)、今で言うな
ら Soralis 1.0。原点ですな

1989 年製、定価 400 万円相当品を 1996 年に中古で購入。例によって自腹、研究
室のメール&Web サーバとして設置。Unix の勉強も兼ねて自分に投資。昨年 HD の
容量オーバーが発端で再起動に失敗し、ファイルシステムを壊してしまいました(泣)
→ もはやただの粗大ゴミに。捨てる時は一瞬でした。ちょっと寂しい。

あっ、でも 1991 年に購入した Macintosh SE/30 は未だに生中継機として 24 時間
働いています。ここ 12 年間故障無し、すごいですねー。


【2003.5.16 Ranking16位】

今更ですが本HP、Google の検索サイト
 ウェブディレクトリ - World > Japanese > 科学 > 自然科学 > 化学
にて PageRank ただ今 16 位!というのは結構嬉しいカモ。

 電気化学会HPは 4 位とかなり健闘しています。

 今日はネタ無し!


【2003.5.15 記事紹介】

 

第3 回太陽光発電世界会議(WCPEC-3 )、盛り上がっていますネ。
 ECN が持ち込んだ大面積 DSC セルは完成度かなり高そうだし。

太陽電池の変換効率36・5%、世界最高(5/12日付 YOMIURI ON-LINE)

いやぁ、このタイトル分かりやすいなぁ

太陽電池開発 浜川氏に大賞
大阪での世界会議(5/13日付 日経産業新聞9面)

太陽光発電システム 大阪でイベント開幕
20日まで(5/13日付 日経産業新聞17面)

ITO ターゲット
インジウム高騰 メーカーに打撃
4月分から10-15%上げ(5/13日付 日経産業新聞11面)

日本ペルノックス
導電性ペーストに新製品
回路形成用など2種類(5/14日付 化学工業日報5面)

異方導電性フィルム 住ベが本格参入
40マイクロメートル接続ピッチに対応(5/14日付 化学工業日報10面)


【2003.5.14 機能材料】

 また出会ってしまいましたね!雉鳥 優二郎

今月のシーエムシー出版“機能材料”は何気に色素増感太陽電池の先端技術
特集号なわけですが、、、おぅい、筆頭著者だよ! ただものではないナ...

冨羽 美帆、内田 聡、滝澤 博胤「28 GHz マイクロ波による酸化チタン膜の焼成と色素増感太陽
  電池への応用」 機能材料, 23(6), 58-63 (2003).
内田 聡、冨羽 美帆、正木 成彦「色素増感太陽電池に向けたナノ酸化チタンコロイドの水熱合成」
  機能材料, 23(6), 51-57 (2003).
真狩 祐紀、和田 雄二、柳田 祥三「金属酸化物複合電極を用いる新しい色素増感太陽電池」機能
  材料, 23(6), 43-50 (2003).
錦谷 禎範「色素増感太陽電池のフィルム化技術に向けて」機能材料, 23(6), 34-42 (2003).
昆野 昭則、G.R.アソカ クマラ、奥谷 昌之、金子 正治「Culを用いる全固体型色素増感太
  陽電池」機能材料, 23(6), 26-33 (2003).
雉鳥 優二郎、宮坂 力「泳動電着チタニア膜を用いる色素増感プラスチックフィルム電極」機能材
  料, 23(6), 19-25 (2003).
吉田 司、箕浦 秀樹「低温半導体膜形成法とフィルム型カラフル太陽電池への応用」機能材料,
  23(6), 5-18 (2003).


【2003.5.13 記事紹介】

太陽光発電 再生可能な部材
大日本印刷、10月メド量産(5/12付日経産業新聞1面)

太陽電池薄膜の組成制御(5/12付日経産業新聞9面)

多結晶型太陽電池
劣化防ぎ効率維持
農工大、ガリウムを添加(5/12付日経産業新聞10面)

太陽光発電を標準搭載
積水化学の鉄骨系住宅(5/12付日経産業新聞18面)

急成長する太陽光発電市場
世界全体で50万kW突破
(5/12付日経産業新聞19面)

ナノテク活用の塗膜型も実用化
30年に雇用効果30万人期待
20年に市場規模1兆円超へ(5/12付日経産業新聞1面)

太陽光発電普及の国際会議、大阪で開幕(産経エンターテイメントニュース ZAKZAK
コスト低減の方策を話し合い

太陽光発電の国際イベント開幕−白川博士が基調講演 (日本工業新聞 2003/5/13)


ワールドPVエポック・イン・大阪絡みでお祭り状態のようです。


【2003.5.12 特許対決第二弾】

 宮坂先生 49件、早瀬先生 108件でした。早瀬先生の研究内容はかなり多岐に
亘っており驚かされます。

【宮坂先生】
公開番号    出願人 発明の名称
H05-204090  富士フィルム バクテリオロドピシン配向膜の作製方法
H05-206489    〃    光電変換素子
H05-322645    〃    受光素子
H06-174544    〃    受光素子
H06-186078    〃    光電変換材料
H06-310143    〃    非水電解質二次電池
H07-014579    〃    非水電解質二次電池
H07-029603    〃    非水電解質二次電池
H07-122299    〃    非水電解質二次電池
H07-130395    〃    非水電解質二次電池
H07-201318    〃    非水二次電池
H07-235293    〃    非水電解質二次電池
H07-249409    〃    非水電解質二次電池
H08-236158    〃    非水電解質二次電池
H08-315860    〃    非水電解質二次電池
H09-245836    〃    非水電解質二次電池
H09-293512    〃    リチウムイオン二次電池及び正極活性物質前駆体
H09-293538    〃    リチウムイオン二次電池
H10-014013    〃    電気自動車及びその駆動電源装置
H10-064520    〃    リチウムイオン二次電池
H10-117406    〃    電気自動車及びその駆動電源装置
H10-255764    〃    非水電解質二次電池
H10-294100    〃    リチウムイオン非水電解質二次電池
H10-302768    〃    リチウムイオン非水電解質二次電池
H10-321230    〃    非水二次電池用負極材料
H10-326621    〃    リチウムイオン非水電解質二次電池
H10-340723    〃    非水電池用負極材料とその製造方法
H11-003731    〃    非水電解液二次電池
H11-007955    〃    非水電解質二次電池用負極材料の製造方法およびこれを用いた負極と電池
H11-016569    〃    非水電解質二次電池
H11-031506    〃    非水電解質二次電池用負極材料の製造方法とこれを用いた電池
H11-111289    〃    電池用負極材料の製造方法およびこれを用いた電池
H11-121004 富士フィルムセルティック 非水二次電池
H11-135152 富士フィルム  非水電解質二次電池
H11-185752    〃    電池用負極材料の製造方法およびこれを用いた電池
H11-185753    〃    非水電解質リチウム二次電池
H11-345615    〃    リチウムイオン非水電解質二次電池
2000-285977    〃    光電変換素子および光電池
2001-035549    〃    光電変換素子の製造方法
2001-167808    〃    光電変換素子および光電池
2001-217451    〃    光電変換型カラーセンサーおよびイメージセンサー
2001-266963    〃    半導体微粒子、光電変換素子および光電池
2001-319698    〃    光電変換素子および光電池
2001-320068    〃    透明光電変換素子、及びこれを用いた光電池、光センサー並びに窓ガラス
2002-100416    〃    光電変換素子および光電池
2002-280587    〃    光電変換素子の製造方法および光電変換素子、光電池
2002-346999    〃    機能性ナノ構造体およびこれを用いた分子素子
2002-353432    〃    機能性ナノ構造体およびこれを用いた光素子
2003-045661    〃    発光性ナノ構造体およびこれを用いた発光素子

【早瀬先生】
公開番号    出願人 発明の名称
H05-005996  東芝     パターン形成方法
H05-025256   〃     エポキシ樹脂系組成物
H05-039358   〃     ポリシラン
H05-048094   〃     有機電界効果型素子
H05-117396   〃     ポリシラン
H05-170947   〃     ポリシラン単分子膜およびポリシラン累積膜
H05-181279   〃     パターン形成用レジストおよびパターン形成方法
H05-181280   〃     レジスト
H05-230380   〃     感光性組成物
H05-257149   〃     液晶表示素子
H05-271553   〃     熱硬化性樹脂組成物
H06-049178   〃     樹脂封止型半導体装置
H06-073183   〃     非線形光学材料
H06-085090   〃     マレイミド樹脂組成物
H06-095125   〃     ポリシラン配向膜の製造方法
H06-132240   〃     有機金属化合物膜および有機金属化合物膜の形成方法
H06-313113   〃     ポリシラン組成物及び非線形光学素子
H07-062105   〃     フラーレン−オルガノシラン共重合体
H07-094819   〃     レーザー素子
H07-138498   〃     無機充填剤およびその製造方法並びに樹脂組成物およびその製造方法
H07-192604   〃     電界放出型電子エミッタ
H07-239487   〃     光機能デバイス
H07-316291   〃     ポリイミド前駆体、含フッ素芳香族ジアミン化合物、ビスマレイミド系
                硬化性樹脂前駆体および電子部品
H07-323223   〃     マイクロカプセル
H08-003319   〃     有機ケイ素化合物、レジスト、熱重合性組成物及び光重合性組成物
H08-134188   〃     硬化触媒および該触媒を含有するエポキシ樹脂組成物
H08-217982   〃     樹脂組成物、金属微粒子分散樹脂複合材料の製造方法および光記録装置
H08-250283   〃     電子デバイス
H08-295537   〃     ガラス複合材料、ガラス複合材料の前駆体、含窒素複合材料・・・
H08-305028   〃     レジスト
H08-305028   〃     潜在性触媒及び熱重合性樹脂組成物
H08-311345   〃     有機ポリシラン組成物、着色部材、着色部材の製造方法、及び・・
H08-337708   〃     エポキシ樹脂系組成物
H09-003044   〃     含フッ素ビスマレイミド化合物および熱硬化性樹脂組成物
H09-015864   〃     レジストおよびこれを用いたパターン形成方法、ケイ素ポリマー・・・
H09-033912   〃     カラーフィルターの製造方法および液晶表示素子の製造方法
H09-040779   〃     ポリシロキサン、ポリシロキサン組成物、絶縁膜の製造方法・・・
H09-078060   〃     電界発光素子
H09-083075   〃     シリコン系発光材料の製造方法
H09-124788   〃     重合開始剤およびこれを用いた重合方法
H09-159813   〃     着色部材の製造方法及び導電膜の製造方法
H09-172009   〃     絶縁膜の形成方法および絶縁膜パターン形成方法
H09-179305   〃     感光性組成物、パターン形成方法および着色膜の形成方法
H09-181000   〃     化合物半導体薄膜形成方法および太陽電池の製造方法
H09-188814   〃     ポリシロキサン組成物、絶縁膜の製造方法、着色部材の製造方法・・・
H09-202647   〃     スズ酸化物系機能性膜の製造方法およびポリスタナン組成物
H09-202872 リンテック/東芝 接着剤組成物および接着シート
H09-208704  東芝     有機ケイ素高分子材料及び着色部材の製造方法
H09-220550 東京電力/東芝  有害塩素化合物処理装置
H09-237927  東芝     半導体薄膜形成方法および太陽電池の製造方法
H09-241385   〃     含フッ素ポリシラン共重合体、ケイ素ポリマー組成物、および・・・
H09-241628   〃     発光素子
H09-244082   〃     光回路
H09-249740   〃     熱硬化性樹脂組成物
H09-249770   〃     樹脂組成物
H09-249845   〃     黒色着色組成物
H09-249847   〃     着色組成物および着色部材の製造方法
H09-255369   〃     高耐熱性遮光部材、アレイ基板、液晶表示装置、およびアレイ基板の製造方法
H10-010313   〃     オナレイ方式のカラーフィルターの製造方法
H10-019781   〃     ポリ塩化ビフェニルの分解反応進行度の測定方法および・・・
H10-073925   〃     感光性組成物、パターン形成方法、および電子部品の製造方法
H10-079381   〃     絶縁膜パターンの形成方法および感光性組成物
H10-083005   〃     光機能素子
H10-092201   〃     発光素子、発光素子駆動方法および発光素子アレイ
H10-134961   〃     発光素子
H10-209134   〃     パターン形成方法
H10-218997   〃     有機ケイ素高分子とその製造方法
H10-251381   〃     含浸用樹脂組成物
H10-251519   〃     珪素組成物、これを用いたパターン形成方法、および電子部品の製造方法
H10-255321   〃     光記録媒体
H10-287746   〃     酸化膜材料、珪素酸化膜の形成方法および半導体素子
H11-024281   〃     パターン形成方法
H11-060735   〃     ポリシランおよびパターン形成方法
H11-080314   〃     光硬化性樹脂組成物
H11-093827   〃     機能素子およびアクチュエータ
H11-163362   〃     薄膜トランジスタの製造方法
H11-167194   〃     位相シフトマスク及びその製造方法
H11-171835   〃     単量体、高分子化合物、感光性組成物、これを用いたパターン形成方法・・
H11-243054   〃     パターン形成方法
H11-263845   〃     ポリシランおよびポリシランの合成方法
2000-009955   〃     金属酸化物薄膜のパターン形成方法および金属酸化物薄膜パターン・・・
2000-010289   〃     パターン形成方法および感光性組成物
2000-017172   〃     珪素ポリマー組成物、珪素酸化膜の形成方法および半導体素子
2000-191916   〃     導電性組成物、感光性レジスト、耐電防止剤および半導体装置の製造方法
2000-194128   〃     パターントランスファ組成物及びパターントランスファ方法
2000-230038   〃     硬化触媒、樹脂組成物、樹脂封止型半導体装置、およびコーティング材
2000-239537   〃     ネットワーク状炭素重合体、その合成方法および硬化性組成物
2000-310863   〃     パターン形成方法
2001-002919   〃     感光性樹脂組成物、ポリアミド酸誘導体の製造方法ポリイミド膜・・・
2001-022089   〃     絶縁膜の加工方法
2001-092136   〃     感光性組成物および半導体装置
2001-093591   〃     光電変換素子
2001-102069   〃     燃料電池
2001-160426   〃     色素増感型太陽電池、その製造方法およびこれを用いた携帯用機器
2001-160427   〃     電解質組成物、光増感型太陽電池及び光増感型太陽電池の製造方法
2001-167775   〃     イオン導電性膜、その製造方法及びこれを用いた燃料電池
2001-250584   〃     ゲル電解質前駆体及び化学電池
2001-264970   〃     パターン形成用レジストおよびパターン形成方法
2001-283635   〃     重合体、プロトン伝導性高分子電解質およびそれを用いた燃料電池
2001-283888   〃     燃料電池
2002-105220   〃     イオン導電性膜およびそれを用いた燃料電池
2002-110200   〃     プロトン導電性膜およびそれを用いた燃料電池
2002-289268   〃     光増感型太陽電池
2002-296590   〃     液晶表示装置
2002-299665   〃     色素増感型太陽電池の製造方法
2003-017147   〃     電解質組成物原料キット、電解質組成物及び光増感型太陽電池
2003-086258   〃     電解質組成物原料キット、電解質組成物及び光増感型太陽電池
2003-100362   〃     光増感型太陽電池

 毎度 h 様感謝。。

 先週末御紹介しました宮坂先生の
御講演要旨、良く読んだら「色素増感太陽電池のホームページは
この4月にアクセス数が20万件を突破」とか。もはやここは公式HP?(笑)


【2003.5.10 実は】

 【医療】「骨髄バンクに登録を」・白血病少女の父の訴え=茨城県[030506]

 昨年、骨髄移植をする予定でした>私。いやいや、移植される側ではなく提供
する方。クソ忙しい(?)合間を縫って最優先で検査を何度か行い、晴れて(??)
最終選考に残りました。手術日程まで決まっていたのですが、土壇場で先方がキャ
ンセル。プライバシー保護のため「急いでいる」という事情以外は患者さんの容態
等一切知らされず。移植せずに直る病気ではなし... モヤモヤ

財団法人 骨髄移植推進財団
移植患者さんの成績(生存率)について


【2003.5.9 講演会の御案内】

「第67回産学交流サロン」のご案内

講師に宮坂 力 氏(桐蔭横浜大学 工学部医用工学科・大学院工学研究科材料工学
専攻 教授)を迎え、最先端の研究テーマについて技術談議が展開されます。
ぜひご参加ください。
テーマ:『曲げられる光発電プラスチックフィルム、色素増感電池の最前線』!!
日時及び会場:5月30日(金)@(財)横浜産業振興公社
詳細はホームページをご覧ください。
当日は会費1,000円を申し受けます。(公社会員は無料!)


内容:有機太陽電池、色素増感太陽電池の最新研究開発動向
主催:有機分子・バイオエレクトロニクス分科会
日時:6月30日(月)1:00-17:15
会場:東京工業大学国際交流会館内多目的ホール
(東京都目黒区大岡山2−12−1 大岡山キャンパス)
参加費:会員無料、一般5,000円、学生2,000
参加方法:当日受付(事前登録の必要はありません)会員の方は当日有機分子・
     バイオエレクトロニクス分科会会誌(2003年2号)を持参ください。
担当委員:三浦 康弘(桐蔭横浜大学)、早瀬 修二(九州工業大学)
問い合わせ先:早瀬修二(九州工業大学)
TEL093-695-6044, FAX093-695-6005
e-mail:hayase@life.kyutech.ac.jp


【講演スケジュール】
1:00-2:00 有機薄膜太陽電池の研究開発動向
 産総研 當摩哲也、近松真之、吉田郵司、谷垣宣孝、斎藤和裕、八瀬清志
2:00-3:00 プラスチックフィルム色素増感光電池の高効率化
 桐蔭横浜大学 宮坂力
3:15-4:15 色素増感太陽電池実用化への一提案―カラフル太陽電池の開発 
 林原生物化学研究所東京研究センター 松井文雄
4:15-5:15 色素増感セラミック太陽電池における電子拡散挙動
 大阪大学 柳田祥三


【2003.5.8 Afternoon 所用で】

 更新できず。今日は 5:00 からY売新聞の取材を頂いております。
お暇な方は生中継でもどうぞ。

 

【2003.5.8 しばしお待ちを】

 午後に更新します (^^;)

 宮坂先生のTV生出演、見たかったぞ!


【2003.5.7 セミナー紹介】

 手前味噌でごめんなさい。そろそろ混乱をきたしそうなので紹介致します。
今更遅い!と怒られそうですが、念のため、割引券あります。気持ち程度
お安くなります。本当に聴講される時はこれをプリントしてお使い下さい。
*第I部 は聞くだけ時間の無駄カモ。企業の方には物足りないと思います。 (^^;)

 色素・材料の改善とプラスティック化!!
有機太陽電池の耐久性向上および高効率化技術

 ●講 師  【第I部】 東北大学       内田 聡 氏
       【第II部】大阪府立大学     上原 赫 氏
       【第III部】日立マクセル(株)  萬 雄彦 氏
 ●日 時  平成15年5月22日(木) 10:30〜16:30
 ●会 場  [東京・五反田] ゆうぽうと 5F くれない 東 
 ●聴講料 1名につき49,980円(消費税,テキスト,昼食代含む)
       〔1社2名以上同時申込の場合1名につき5,250円割引します〕
        パンフレットに聴講料の誤りがございました。
       1名につき47,250円(消費税、テキスト代含む)と記載されていますが
       正しくは上記の49,980円(消費税、テキスト、昼食代含む)です。


 うぉーーー、昨日送信したメール数 52通!(実験もしつつ)


【2003.5.6 PCPM2003】

 少し先の話になりますが、、、

 PCPM2003
第6回 産総研 光反応制御・光機能材料 国際シンポジウム、PCPM2003の
開催予定が決まりました。
 場所 産業技術総合研究所筑波センター共用講堂
 日時 平成15年10月29日(水)−31日(金)

PCPM2002に関するお問い合わせは:
産業技術総合研究所 COE事務局
〒305-8565 茨城県つくば市東1−1−1 中央5
Tel & Fax: 0298-61-4496
e-mail:
pcpm@m.aist.go.jp


 もう一つ。

 日本エネルギー学会で先にお知らせしました講演会「色素増感太陽電池の新しい
展開と実用化に向けて(6/27)」より前に、特別講演会「ナノテクノロジーとエ
ネルギー−ナノテクはエネルギーの世界にも革命を起こす−(5/12)」というの
があるようです。「超高効率太陽電池」とは(?)


【2003.5.2 Afternoon TV出演のお知らせ】

 なぬーっ。昨年は荒川先生で、今度は宮坂先生でつか!

>宮坂です
>
>近く、色素増感フィルム電池の技術をTV生出演で紹介します。
>BSデジタル放送BS-Japan(テレビ東京系)の経済情報番組「ルック@マーケット」
>5月7日午後4時。TV東京解説委員内田敏夫氏との会談とセルのデモを
>予定しています。一般民放チャンネルでなくてすみませんが、産業・個人投資家が
>聴視者に多いとのことで、我々の分野を産業に広報する宣伝になればと思っています。

 すいません、メール勝手に引用させていただきます。(笑)

【2003.5.2 記事紹介】

 京都産業大 太陽光発電で水素製造
高効率、CO2 排出なし(4月30日付 日刊工業新聞1面)

 太陽光発電 普及狙いNPO設立
兵庫県の中小企業 施工担当の新会社も(4月30日付 日経産業新聞14面)

 これも h 様。


【2003.5.1 特許西東】

 ついでなので?日本における色素電池研究のパイオニア、両巨頭の平成5年
度以降の公開特許を調べてみました。荒川先生40件、柳田先生34件。どです?

【柳田先生】
 公開番号  出願人      発明の名称
H05-237356 日本メクトロン 「修飾超微粒子」
H06-063178 徳山曹達    「有機化合物の分解方法」
H06-080745 ユニケミカル  「ビニル系ないしアクリル系新規重合・・」
H06-092979   〃     「ジアクリル環状リン酸エステル単量体・・」
H06-092980   〃     「アクリル系リン酸エステルアミン塩・・」
H06-107751   〃     「アクリル系リン酸エステルアミン塩・・」
H07-070469 石原産業    「無機化合物の製造方法」
H07-070470   〃     「無機化合物の製造方法」
H07-018936 日本メクトロン 「表面修飾金属硫化物超微粒子の製造・・」
H07-118281 ユニケミカル  「アクリル系リン酸エステルアミン塩・・」
H07-138268   〃     「ジアクリル環状リン酸エステル・・」
H07-232924 石原産業    「酸化チタン微粒子およびその製造方法」
H07-249790   〃     「光電変換材料用半導体」
H09-100122   〃     「CdS超微結晶が存在してなる無機材料・・」
H09-199744 山本化成    「フタロシアニン化合物及びこれを・・」
H11-021469 石原産業    「無機化合物の製造方法」
H11-080165 新日本理化   「希土類錯体」
H11-185836 富士写真フィルム「光電変換素子および光再生型・・・」
H11-260552 新日本理化   「有機EL素子」
H11-310898 積水化学工業  「結晶性酸化チタン膜の形成方法」
2000-063682 新日本理化  「希土類錯体を含む樹脂組成物及び形成体」
2000-086952   〃    「発光性インク組成物」
2000-136151 大阪大学長  「脱ハロゲン化物の製造方法」
2000-144009 柳田祥三   「顔料及びその製造方法、水性インク及び・・」
2000-256251 新日本理化  「希土類金属担持ナノサイズ・・」
2000-256707 大阪大学長  「長微粒子の製造方法及び超微粒子」
2001-019646 関西TLO  「芳香族系塩素化合物の脱塩素化方法」
2001-018276 日本化薬   「高分子電解質の製造方法及び光電変換素子」
2001-354417 科学技術振興事業団 「ナノサイズの希土類酸化物・・」
2002-025637    〃      「電極用フッ素ドープ二酸化チタン・・」
2002-336850    〃      「マイクロ波を用いた硝酸態窒素の・・」
2002-343453 関西TLO  「色素増感型光電池の電極材料とその製造方法」
2003-081986   〃    「希土類錯体並びにそれを用いた光機能・・」
2003-103249 セオン    「有機塩素化合物に汚染された土壌等の浄化・・」


【荒川先生】
公開番号  出願人    発明の名称
H05-051201 工業技術院長「高濃度炭酸塩水溶液を用いた金属担持・・」
H06-009471   〃   「ターシャリーブチルメチルエーテルの・・」
H06-126189   〃   「光半導体触媒を用いた水素及び酸素の製造・・」
H06-179633   〃   「アリールエチレングリコールの製造方法」
H07-017884   〃   「エタノールの製造方法」
H08-001000   〃   「メタノールの製造方法」
H08-067645   〃   「二酸化炭素からエタノールを製造する方法・・」
H09-075745   〃   「新規な光反応触媒及びそれを使用する・・」
H09-237641   〃   「多孔質電極及びそれを用いた太陽電池」
H09-239278   〃   「金属−金属酸化物系触媒及び・・・」
H10-080636   〃   「メタノールの合成・改質用触媒として・・・」
H10-080637   〃   「複合超微粒子及びその製造方法並びに・・・」
H10-087303 〃   「光エネルギーの変換方法」
H10-092477   〃   「有機色素増感型酸化物半導体電極及び・・」
H10-093118   〃   「有機色素増感型酸化物半導体電極及び・・」
H10-272361   〃   「メタノール合成及び改質触媒」
H11-019516   〃   「メタノール合成及び改質触媒」
H11-157801   〃   「光触媒−電解ハイブリッドシステム・・」
H11-273754   〃   「有機色素増感型酸化物半導体電極及び・・」
H11-273755   〃   「有機色素増感型ニオブ酸化物半導体電極・・」
2000-026487   〃  「増感剤として有用な金属錯体、酸化物・・」
2000-051709   〃  「新規な光反応用触媒及びそれを使用する・・」
2000-070720   〃  「炭化水素製造用触媒とその製造方法・・・」
2001-000869   〃  「光反応用触媒」
2001-052766   〃  「有機色素増感型多孔質酸化物半導体電極・・」
2001-064641   〃  「発光材料」
2001-083097   〃  「亜鉛イオン蛍光センサー」
2001-233602 産総研所長 「半導体光触媒反応装置及び電解装置・・」
2001-247546  〃    「増感剤として有用な白金錯体」
2001-253894  〃    「β−ジケトナートを有する金属錯体及び・・」
2001-294401  〃    「無機硫黄化合物イオン水溶液からの・・」
2001-100418 住友大阪セメント 「色素増感型太陽電池及び・・・」
2002-141116 産総研所長  「半導体複合薄膜電極およびこれを・・」
2002-164089  〃     「有機色素を光増感剤とする半導体・・」
2002-201576 岡山県    「染色布又は着色衣料の模様作製方法」
2002-255502 産総研所長  「ヨウ素化合物と半導体光触媒・・・」
2002-280085 住友大阪セメント 「色素増感型太陽電池」
2002-280086   〃      「色素増感型太陽電池の再生方法」
2003-019437 産総研所長  「光触媒およびこれを用いた水素の・・」
2003-057114   〃    「色素増感型太陽電池の分光感度・・」

h 様、感謝です。


【2003.4.30 Afternonn 記事紹介】

マイクロ波とガスのハイブリッド炉 焼成時間を大幅短縮
       (2003年4月24日付 日刊工業新聞第二部岐阜県コーナー)

【2003.4.30 セミナーの御案内】

 少し先になりますが御案内。色素電池に通じている講師の先生方と言えば、
早瀬先生(九工大)とか渡邉先生(横国大)とか松本先生(産総研)とか...

 イオン性液体の応用技術の現状と展望 

 http://www.iijnet.or.jp/nts/seminar/ionseiekitai/Sionseiekitai.html

 ■日 時: 2003年6月19日(木)10:00〜17:00
 会 場:学士会館 302号室 
      〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28 TEL 03-3292-5936
 受講料: 36,750円 
      (消費税込/※受講料には御一人様分の1日間の講演受講料とテキスト代、昼食代、および
         消費税が含まれております。)
 主 催: 株式会社 エヌ・ティー・エス 
       〒113-8755 東京都文京区湯島 2-16-16 Tel 03-3814-3511

 お申し込みはこちら


 5月3日とな?


【2003.4.28 特許】

 この時期、就職活動の会社選びで悩む人もいるでしょうからねぇ。久々に特許情報更新!

昭57
昭60
平01
平05
平06
平07
平08
平09
平10
平11
平12
平13
平14
平15
2
1
1
1
2
4
7
7
16
42
102
114
112
(41)
(452)

 発明の名称が「光増感型太陽電池」とか「グレッチェル型太陽電池」なども現れて、
検索する側にとっては苦労と言いますか、危うく見落としそうになるわけですが、、、
あぶないあぶない。にしても漏れは結構あるかと思います。精査した結果、2002年
(平14)の公開件数は僅かですが前年に及びませんでした。意味深です。

 解説したい特許や、逆にあれこれ問いつめたい特許もいろいろあったりするんですが、
なかなかね。(苦笑) 意外な、でもないか?企業や人との繋がりが見えたりして、面
白いです。

 特開 2003-110126 とか見ますと、トヨタ自動車さんは車のボディに太陽電池載せる
つもりなんですね。

 おあー、「電気化学太陽電池」ですか。どうやって見つけたんでしょ??>h 様


【2003.4.27 pre-連休?】

 今日は何気に朝から出勤。天気良し。そうですか、一部の会社は早くも
連休突入なんですね。10日間!?

 話変わって SARS の勢い、衰えず。8 月に水熱国際会議 ISHR-7(中国)
の参加を予定していたのですが、ほぼ絶望的。

 今頃気付いた。「環境・電力」スレッドの「太陽光発電5」>471。取り上げてくれて、
嬉しいぞ。(^^;) よく見たら「化学/電気化学総合スレ」スレッドにも「P 会場暑かった」の書き込みが...


【2003.4.26 DSC プレシンポ in 大阪】

 詳細案内が来ましたのでお知らせ致します。

色素太陽電池大阪シンポジウム
DSC(Dye Solar Cell) Osaka Pre-symposium


共催:光化学協会・電気化学会・日本化学会
会期:7月25日(金)9:00〜
会場:千里阪急ホテル(豊中市新千里東町2-1, 電話: 06-6872-2211)
   [交通]大阪北急行線(御堂筋線)「千里中央駅」下車、徒歩5分
参加登録予約申込締切:7月18日(金)
討論主題:第21回国際光化学会議(奈良)のプレシンポジウムです。この機会に来日される
DSC研究で最も重要な科学者に招待講演を頂きます。さらによりすぐった国内研究者のポスター
発表を合わせることにより、1日だけでDSCの現状と課題がすべて把握できます。

招待講演:Michael Graetzel (Switzerland), Anders Hagfeldt (Sweden), Carlo Alberto Bignozzi (Italy),
      Paul Sommeling (Netherlands), Gavin E. Tulloch (Australia)

参加登録費:10000円(懇親会費含む)
申込方法:参加登録・懇親会の申し込みは、「DSCシンポ」と題記し、(1)氏名、(2)勤務先・所属、
(3)連絡先(郵便番号・所属・電話番号・FAX・メールアドレス)、(4)ポスター発表の希望の有無、
を記入し E-mail(dsc-sympo@molpro.mls.eng.osaka-u.ac.jp)にてご連絡ください。ポスター発表申込
を歓迎します。詳細についてはホームページ(http://www-molpro.mls.eng.osaka-u.ac.jp/dsc-sympo)
を御覧ください。E-mailをご使用になられない場合は下記までご連絡ください。

問合先:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 
    大阪大学大学院工学研究科 物質・生命工学専攻 柳田祥三・和田雄二

Tel: 06-6879-7925 Fax: 06-6879-7875 E-mail: dsc-sympo@molpro.mls.eng.osaka-u.ac.jp

*リンク先、まだできていないようです   16:00


【2003.4.24 Afternoon フレキシブル】

>ところで当方に、新聞記事への問合せが来ていまして
>日記・掲示板を借りてお答えしたいと思います(公開してOKです)。
ということで:

---------------------------------------------------------------
 記事にあったセルの構成図では作用極/対極が上下対称構造となって省略され
ていますが、具体的にはもう1層、極めて薄いセパレータ層が挿入されています。
これはフレキシブルセルを曲げに対し機械的に安定化するためで、多孔性ポリマ
ー超薄膜(セパレータ)が対極とメソポーラス酸化チタン層との間に挿入されて
密着し、色素増感酸化チタン層/セパレータ層/対極表面が一体化していて、こ
の間にフリーの電解液層が存在しません。
 なお、マクセルさんの技術への記者のコメントが有りましたが、光量条件・サ
イズが違いますので(当方1sun、先方0.13sun?)効率がマクセルさんより高
いとは結論できません。こちらでは4−5%を大サイズ(10cm角以上)で実現する
ための手を打っているところです。
 
東北大学&関西ペイントの超大サイズのフィルムセルにエールを送ります。
---------------------------------------------------------------

宮坂先生、詳細情報ありがとうございました。エールまでいただいちゃって、はい、
この後がつらいです。あはは...

 探したらありました>週刊宝島、“男性誌”コーナー。(藁


【2003.4.24 記事紹介 ┓(´_`)┏】

 

  軽い!薄い!フレキシブル!
 
どこでも貼り付け可能!次世代太陽電池
 関西ペイント&東北大(2003年4月23日付 週刊宝島5/7号)

←B4サイズ(20×40cm)。「薄く、曲がる色素増感太陽電池。スマキ状に
 クルクルと丸められることで搬送も容易になり、軽量なので設置も簡単だ」


 いや、ほんと偶然ですからね。(苦笑) 本日発売>宝島。書店へ Go !


【2003.4.23 記事紹介、キターっ!】

 

  曲げ自由、量産も容易 太陽電池フィルム状に
 桐蔭横浜大、「色素増感型」で開発
(2003年4月22日付 日経産業新聞1面)

               日経産業新聞 http://ss.nikkei.co.jp/ss/

 環境ネタ

 有機EL用基板フィルム 高ガスバリア実現
大日本印刷 ドライ・ウェット複合化(2003年4月22日付 化学工業日報1面)

 ユー・ドム 光合成授業で実感して!
観察実験用 CO2 測定器 生徒向け製品化(2003年4月22日付 日刊工業37面)


【2003.4.22 講演会のお知らせ】

「色素増感太陽電池の新しい展開と実用化に向けて」
主催:(社)日本エネルギー学会(JIE)
共催:日本太陽エネルギー学会,(社)日本エネルギー学会(新エネルギー部会)
協賛:エネルギー資源学会,触媒学会,(社)電気化学会(社)日本化学会(予定)
日時:
平成15年6月27日(金) 12:30〜17:00
会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1133教室(13階) (東京都千代田区駿河台1-1)
交通:JRお茶ノ水駅(水道橋側出口)下車.地下鉄丸の内線お茶ノ水駅下車  徒歩5分
定員:100名(先着順となります)
参加費:一般(会員・非会員)5,000円 学生(会員・非会員)3,000円(テキスト,消費税込み)
参加方法:下記申込用紙に記入の上,日本太陽エネルギー学会事務局までFAXまたは郵送でお申し込みください.なお,お申し込み者への参加証等の送付はありません.当日会場までお越しください.
申込期限:平成15年6月20日(金) 但し定員になり次第締切ますのでご了承ください.
問い合わせ先:日本太陽エネルギー学会 事務局  電話03-3376-6015  FAX 03-3376-6720  E-mail:jses@tky.3web.ne.jp
プログラム:
 1)12:40〜12:50  講演会趣旨説明 産業技術技術総合研究所 荒川 裕則
 2)12:50〜13:40 プラスチック型色素増感太陽電池 横浜桐蔭大学 宮坂 力
 3)13:40〜14:30 イオン性液体型色素増感太陽電池 日立マクセル(株) 萬 雄彦
 4) 14:30〜15:20 ゲル型色素増感太陽電池 九州工業大学  早瀬 修二
 5) 15:20〜16:10 擬固体化色素増感太陽電池 静岡大学  昆野 昭則
 6) 16:10〜17:00 色素増感太陽電池の実用化に向けて   大阪大学 柳田 祥三


【2003.4.21 超安全 Afternon】

 早速教えて頂きました。
小型軽量化を極言まで追求した超安全・超小型原子炉(RAPID-L)を設計
今となっては皮肉にしか聞こえないわけですが、これが本当に安全なら東京湾岸に
設置云々と石原都知事が言ったとか言わなかったとか・・・

 M 様、どうもです。

【2003.4.21 太陽光発電】

色素、、、ではありませんが2つほど御紹介。

 リコー、100%自然エネルギーで点灯する広告塔を大阪に設置
               (2003年4月15日付 リコーNews Release)
 太陽光を利用した機器に人気が集まる
               (2003年4月15日付 Hannover Messe写真集)

そしてもう一つ、発電ネタ。
 原発がどんなものか知ってほしい .
http://genpatsu_shinsai.tripod.co.jp/hirai/pageall.html

筆者「平井憲夫さん」について:1級プラント配管技能士 
1997年1月逝去 

google で「原発」をキーワードに探すと、出るわ出るわ。
太陽光発電、マジで何とかしないと... 

 ちっ、相棒共々今年の[科研費]落ちるし。何考えとるんじゃ?>文科省 (^^;)


【2003.4.19 記念写真】

 
 NTS のエンジニアリングセミナー(2003.2.6-7)の写真です。

 くろっぺは後列左から4番目 (^^;) お世話になりました。


【2003.4.18 記事紹介】

 Subject: こんな本が発行されました
という内容で、江幡編集長様よりメールを頂きました。
                 ゴメンナサイ、名前出しちゃいましたよ (^^;)

  水分解光触媒技術の最新動向

   ―太陽光と水で水素を造る―
Recent Advances in Photocatalytic Technology for Direct Water Splitting

■監修 産業技術総合研究所,東京工業大学大学院客員教授 荒川 裕則
■ 体裁/B5判・260頁
■ 定価/本体65,000円+税
■ 発行/2003年4月発行
ISBN4-88231-393-6 C3043

★クリーンエネルギー社会へむけて,人工光合成ともみなされる期待の水素製造技術をまとめた初の成書!!
★本多・藤嶋効果の解説から,紫外光応答性水分解光触媒のこれまでの研究,近年注目されている可視光応答性光触媒研究の現状、太陽電池を用いる光電気化学的な水分解の研究,海外での研究・トピックスなどを詳述!!


 そう言えばウチの狂ju もここ15年来、水分解光触媒とかやってたような...a?


【2003.4.17 記事紹介】

 広栄化学 イオン性液体本格事業化
スーパーキャパシタ向け拡大見込む(4月11日付 化学工業日報)
http://www.koeichem.com/pdf/ION.pdf イミダゾリウム塩は無いようです

 太陽電池生産 世界で昨年50万kW突破
日本が半分占める(4月11日付 日刊工業日報)

■□■フィルムマスター様より詔を頂戴致しました。■□■
「ポリマーやらモノマーが入った系は、必ず、「耐久性」で「泣く」ことになると確信してます」
そうなんですよね。先日披露しましたフィルム状 DSC ですが、関ペさんのプレスリリースにも
ありますようにバインダーを全く使用していない「ポリマーフリー」「チタニアオンリー」電極
なんですよね。自力じゃ絶対できないし> by くろっぺ。あぁ、またしゃべりすぎたカモ。(汗)

 そうそう、1つ大事なこと。透明フィルム状 DSC の評価で上から光照射している人(大部分
だと思いますが)、セルを透過して下の置き台から反射した光を吸収し、見かけ上効率が高く
なっている場合があります。対極が不透明な Pt コートガラスでは起きない現象です。御注意を。


【2003.4.16 DSC プレシンポ in 大阪】

DSC(Dye Solar Cell) Osaka Pre-symposium

日時:  7月25日(金)
場所:  大阪千里阪急ホテル
招待講演:Graetzel, Tulloch(STA), Bignozzi, Hagfeldt(Uppsala),
     Sommeling (ECN), Etsuko Fujita 各博士

 委員長の柳田先生からは次のようなコメントを頂いております
「一般企業には、よりすぐりのDSC作品のポスター展示をお願いしたく思って
おります。外国からの招待客をあっと驚かせて、世界のこの分野の研究者を増
やしましょう。」
(^^;) 詳細は後ほど。

 また、ICP21 に関して光化学の市民公開講座が予定されているようです。
中身(増原委員長より送付)を御紹介します。→ これ(Word 書類、32 KB)


【2003.4.15 スリーボンド、再び!】

 あまりしゃべると怒られそうで恐いのですが、フィルム型セルではベタ塗り以外
にもいろんなパターンを試したので一部御紹介します。下は独立ストライプ型の例。
PET/ITO に酸化チタンを帯状に塗布し、これに即した形で封止接着剤をライン取り
した単純なものです(集電電極は入れています)。酸化チタンの焼結にはMW照射
を行いました。関ペ+3B+東北大の合わせ技。

ストライプ型

下準備

ティーチング
動画 7.3MB

試し塗り

塗布ロボット
お仕事中
動画 8.7MB

張り合わせ、
あれやこれやと

誰だね?ちみは
has

ファンクラブ、
会員募集中(?)

セル完成の記念撮影

お約束のプロペラ
回し
動画 1.5MB

 使用した封止剤は前回の改良型です。「熱硬化型」と「UV硬化型」があります。
サンプル提供等、お問い合わせは以下の中村様までどうぞ。

---------------------------------
 株式会社スリーボンド
 〒984-0011 仙台市若林区六丁の目西町 8-8
 TEL 022-287-2905 FAX 022-390-1092
 研究所研究企画課技術サービス 中村 恒義
 t-nakamura@threebond.co.jp
---------------------------------

 最後前の写真、公開(顔出し)してもよろしかったでしょうか?      ひー、ごめんなさい。


【2003.4.14 封止は難しい】

 先週の続き。折角なので大面積フィルム状 DSC 先駆者の私から一言。 (^^;)

 ハイミランとエポキシ樹脂は使えない フィルムの話ね

 何十、とは言わないにせよ、学会スケジュールに合わせて沢山のいろんな大きさの
フィルム状セルを作りました。気泡追い出しの話も含めて、今もって電解液の封止は
難しいです。イオン性液体もいろいろ試しました。ガラス基板ではほぼ失敗しないハ
イミランですが、フィルムの場合はよろしくないです。短絡を起こす可能性高し。
の経験では、短絡が起きるのは酸化チタン膜面ではなく、フィルムの端っこもしくは
ハイミランで分離されているハズの接着面がほとんどです。
後者の場合は、見た目で
リークカ所がほとんど判別できません。使うにしても、少なくとも厚さ 50μm以上
のものを選ぶべし(こちら、普段の測定には 18μmを使用)。ハイミランでシール
した後にエンドシールとして周囲にエポキシ樹脂を塗りたくなりますが(←マスキン
グしてハケ塗りすると綺麗にできる)、これもほとんど意味ないです。フレキシブル
な素材には向いていないのでしょう、ハイミランがどこか少しでも封止が甘いと液漏
れして、ここが突端となってあれよあれよという間に液が浸みだし、最後には肉盛り
した分だけパカッと剥がれます。運良く綺麗にできればという話ではありますが、A
4とかB4とか大きなセルになるとね... いろいろ
(続く:
かも


【2003.4.11 スペーサー】

 宮坂先生、直々に解説を頂きました。「公開して可」の御承諾を頂きましたので、
この場で紹介させていただきます。
-----------------------------------------------------------------
スペーサーと申したかもしれませんが、これはセパレーターのことで電極間に挿入す
る多孔性フィルムです。円筒型非水二次電池等に一般に使っているものを本研究用に
特注したものです。厚さは10μm前後でポリアルキレン系樹脂からなる不織布のよ
うな構造をしていて電極間の短絡を防止します。ガラス系電池では不要でしょうがフ
レキシブルな(プラスチックフィルム)電池ですと電極接触による短絡防止対策が必
要です。セパを使用すると高照度下のハイレート(高電流)特性に影響が出てFFが低
下し効率が下がるリスクがありますが、我々の溶媒電解液ではその影響は認められま
せん。が、粘性の溶融塩電解液では100mW光量下でJscが低下しました(低照度では
問題なし)。DSC用のセパの開発が今後必要になります。ほかに粒子をスペーサに使
う手もありますが。
-----------------------------------------------------------------
ありがとうございました。

 早瀬先生の酢酸処理につきましても早速掲示板に書き込みがありました。お知らせ、
ありがとうございました。

 ああ、いつの間にか Tomiha は過去日記(言い訳?)書いとるし...


【2003.4.10 記事紹介】

 とりあえずネタです。申し訳ございません。

 宇宙太陽光発電議連が発足 NASAを追い、日本も本腰?(4月9日付 日経エコロジー)

 積水化学、光熱費ゼロ住宅が好調
太陽光発電の低価格化が奏功(4月9日付 日経エコロジー)

 スパッタリングターゲット
透明電極で相次ぎ新製品
太陽電池、有機EL向け
(4月10日付 化学工業日報)

 お陰様で昨日一昨日と連続で 800 アクセス/日でした(過去最高)。

 予告:次回電気化学会(北海道)ではマイクロ波加熱で焼結できていることの evidence を示し
ます → 冨羽。そして共同研究でもう一件。いよいよ、、、(笑)


【2003.4.9 電気化学会後講釈】

 今回のセッションはエントリー35件、うち柳田研が7件でした。
以下、一行コメント

3P01

朝一からカラフルレインボーセルで箕浦先生が飛ばします。IPCE が向上し
たネタを披露されておりました。

3P02

TiO2 のアルミナコート。

3P03

TiO2 ナノワイヤー。光電変換特性は2年前のデータから進歩なし。

3P04

キヤノンさん、申し訳ございませんでした。前にも発表されていたんですね。
ひげ状 ZnO!

3P05

TiO2 ナノチューブ。来年は 12% へ。(^^;)

3P06

酢酸処理!凄すぎ。早瀬先生、さすが元企業人...

3P07

順調。

3P08

言わずもがな

3P09

宮坂先生、スペーサーって何ですか?

3P10

TiO2 膜低温合成

 

以下略(本当に申し訳ない)。余力があったら書くかも。

 
 個人的に印象に残っている事:

【1】“イオン性液体”と“PEDOT”流行中
【2】酢酸処理! Isc が 40〜50% も上昇!! 早瀬先生、詳細情報希望
【3】スペーサー?効率向上にも寄与するんでしょうか?? 宮坂先生、詳細情報希望
【4】「水が入ると効率が低下する」。産総研の、、、阿部さんでしたっけ?
【5】いい味出していたのは君だ!> 雉鳥優二郎氏。封止剤を質問されて、ハイミラン
ではなく敢えて「サーリン」と答えるあたり、マニアックと言いますか、よく勉強して
います。将来、大物の予感。私だったら「亜鉛系のアイオノマー樹脂です」と答えて煙
に巻きますが。(ウソです)
【6】タンデム型セルも良かったぞ > 久保っち。しばらく前はセルを燃やしてたし、
個人的にはこういうノリ大好きです。
【7】この御時世に CEP-2000 一台お買い上げ(謎)。う、羨ましい。
【8】FTO 基板の抵抗解析。温度上昇で特性が変化するのは旭硝子製 U-膜だけだよん。
そして抵抗解析に関連して私からもう一つ、もうしゃべっても時効でしょう?

  グレッツェルが作るグレッツェルセルは正方形じゃないよん! たぶんね (^^;)


【2003.4.8 とりあえず3(記事紹介)】

 太陽電池 来年には100メガワット体制
京セラが増強計画 住宅用シェア40%へ
(4月8日付 化学工業日報)

太陽光発電の新戦略商品 京セラ 国内シェア 30% 目指す(4月8日付 京都新聞)


 研究活発、塗料メーカー参入も 太陽電池 新旧技術 覇権争いに
エレクトロ各社が普及戦略加速
(4月7日付 化学工業日報5面)


 
酸化チタン生産撤退
古河機械金属が今年度
(4月7日付 化学工業日報1面)

 うう、まじめに更新する余裕なし。とりあえずネタでスマソ。h 様どうもです。


【2003.4.7 とりあえず2(記事紹介)】

 太陽光発電用 100キロワットのインバーター
シャープ、ダイヘンと開発
(4月4日付 日経産業)

 RPS法の新エネ環境価値 
2010年1kW時5.8円に
電中研が将来予測
(4月4日付 日刊工業新聞)

 太陽電池 
02年総出荷44%増に
大型投資目白押し 市場規模も1000億突破
(4月1日付 化学工業日報)

 作り置きネタでスマソ。


【2003.4.4 Night とりあえず】

満員御礼
お約束の火の玉
プロペラ回し
(動画7.1MB)
大御所 vs 冨羽
オールプラスチック
セル、B4サイズ!
にやにや

 説明足らずだったのですが、火の玉実験(動画3.8MB)の種明かしは「ガラス瓶に
2cm 角程度の FTO ガラス板を入れ、1 kW の電子レンジ加熱をする」
という簡単
なものです。某社の研究者(an様)から教えて頂いたんですけどね。
危険な技なので、試す時は御注意を。

試作風景1(動画3.9MB)
試作風景2(動画4.3MB)

試作風景3(動画8.0MB)

 実はパターン化したセルもあったりして...

 

「スプレー塗装(大面積)」+「ミリ波焼結(加熱3分)」、これ最強。 (^^;)



【2003.4.4 電気化学会(自画自賛)】

   満 足 !
 1年前は日立マクセルさんが驚かせてくださいましたが、今年はうちでしょう(笑
柳田先生、温かいフォローアップありがとうございました。
拍手を頂いた発表(冨羽)って初めてです。 (^^;)
皆様、お疲れさまでした。

 詳細は後ほど


【2003.4.3 電気化学会(最終日)】

 今日は色素電池 Day です


【2003.4.2 電気化学会(懇親会?)】

 自作自演ということで一つ (^^;)

 *関西ペイント(株)公式リリース


太陽電池の大面積フィルム 関西ペイントと東北大(3月31日付 共同通信)

関ペと東北大、色素増感太陽電池の大面積フィルム化成功 (4月1日付 日本工業新聞)

色素増感太陽電池 B4フィルム型開発
 マイクロ波で低温焼結 今年度実用化めど
(4月1日付 化学工業日報1面)

発電に色素使う太陽電池 大きさ30倍以上に
 関西ペイント
(4月1日付 日経産業新聞12面)

 日経も来てたんだけどな...


【2003.4.1 今日から4月!】

 。200,000アクセス!

 お昼過ぎから東京入りします。


【2003.3.31 記事紹介】

 塗布可能な透明導電材 ITOとポリピロールをナノコンポジット化
大阪ガス子会社 ディスプレー用電極に最適
(2003年3月19日(水)付 日刊工業新聞)

 今日は私、大阪方面出張ちう。 、、、で、戻って参りました(18:50) 。
アホ日記書いてる場合じゃなくなってきました。いよいよ明日!


【2003.3.30 早く帰りてー】

 オカンの冷たい視線を振り切って休日出勤。悪い。

 
今日は晴れたこともあって、町並みに人が多い。新しく仙台に赴任・引っ越して
きたであろう人々が目に付く。顔の表情が生き生きとしてて、服装とか歩くときの
視線が微妙になじんでいなくて、、、新鮮です。


【2003.3.29 よ〜ちゅう】

 カブトムシの幼虫話。久々に寝床のくぬぎマットを入れ替える。こいつら、良く
食べる。物質収支としては湿った木くずがひたすら柔らかいウンコに変化するわけ
で、養分がどれだけあるのかは知らないけど、白い幼虫がいつの間にか5〜6cm
の大きな体に成長していた。そう、最初はかなり不揃いで先行き懸念された大きさ
も、最終的には皆なるようになるんだなぁ...(1匹だけ少し小さかったけど)。
総勢28匹! 写真

 御卒業の季節。育てる側の視点からすると、一人前の研究者として力を付けて巣
立っていくのを見るのは気持ちがいい。と、言いたいところだけど実際は(毎年)
肩の荷が下りて一安心という気持ちの方が強い。寂しい? ありえねー

 今年は私が面倒見たDr(2人目)が阪大の某Y田先生の所へお邪魔させていた
だくことになりました。アドレス変更前の色素〜電池HP、http://kuroppe.icrs.tohoku.ac.jp/
~masaki/wet_cell/cell.html に出てくる masaki 氏です。4年生時より一緒に水熱合成
をやってきて、私は途中で完全に今の電池のテーマへ切り替えたわけですが、彼は
上の事情で方向転換できず、歯がゆい思いをさせてしまいました。研究能力に関し
ては私がどうこう口を挟むまでもなく、あとは阪大の皆さんに可愛がって頂けます
よう祈るのみです。I miss you.


【2003.3.28 記事紹介】

 1枚で出力200ワット 太陽光発電モジュール
三洋電機 光吸収面積を拡大
(2003年3月19日(水)付 日刊工業新聞)

 屋根一体型太陽光発電
効率変換 16.1%
クボタ 新築住宅向け発売
(2003年3月26日(水)付 日刊工業新聞)

 産業用太陽光発電コスト
2010年、1kW時12.8円に
工業用電源に対抗可能 太陽光発電研究組合が提言
(2003年3月26日(水)付 日刊工業新聞)

 アモルファス太陽電池
多彩な形態で展開
建材メーカーと協力 瓦一体型など(2003年3月26日(水)付 化学工業日報)

 テイカ
表面処理製品事業を拡大
今夏めど 岡山で年600トン体制(2003年3月26日(水)付 化学工業日報)

 これも h 様!この時期、ありがたいです。さて、来週は...


【2003.3.27 新刊書籍のご案内】

 ■機能性色素の最新技術
・定価/本体65,000円+税(03年3月末発行予定)
 多彩な応用分野で技術革新を担う機能性色素を一挙紹介。最新のトピックスを
 最前線の研究者24名により分担執筆。

 間に合わない間に合わないマニアワナイ....


【2003.3.26 ソーラー関連 書籍ご案内】

 【太陽電池活用ガイドブック〔改訂版〕】 \ 2,000-
  第1章 太陽電池とは
  第2章 太陽電池活用のための基礎知識
  第3章 直接使う活用事例
  第4章 たくわえて使う活用事例
  第5章 生活への応用
  第6章 太陽電池回路に用いられる各種バッテリ
  第7章 太陽電池の知識
  第8章 太陽電池開発の歴史と未来

出典はメルマガ【ソーラー発電 まめ知識】、Natural sky network さんからでした。

 カウントダウン終盤。時間と格闘ちう。


【2003.3.25 記事紹介】

光が創る 太陽電池色とりどり
色素を調整、オレンジや水色も
(2003年3月8日(土)付日経新聞夕刊)


 うをぉーーー、何てこった。大事な記事見落とし(土曜日だったからな...)。
回り回って EPFL のGraetzel 研滞在中の伊藤先生より御転送いただきました。
ありがとうございます。


【2003.3.24 セミナー】

 個人的には「評価方法」のお話、興味あります。

有機太陽電池の高効率・プラスチック化への課題と対策

●講 師  (1) 新日本石油(株) 中央技術研究所 エネルギー化学材料グループ
        副理事・グループマネージャー 理学博士 錦谷 禎範 氏
      (2)(株)東芝 研究開発センター 新機能材料・デバイスラボラトリー

        主任研究員 理学博士 田中 成典 氏
      (3) 分光計器(株) 技術部 システム課 副技師 草野 清一 氏

●日 時  平成15年4月30日(水) 10:30〜16:30
●会 場  ゆうぽうと 5F たちばな
●聴講料 1名につき49,980円(消費税,テキスト,昼食代含む)
       〔1社2名以上同時申込の場合1名につき5,250円割引します〕

h様、感謝!


【2003.3.20 酸化チタンナノチューブ】

 あー、これこれ。日立ニュースリリースから出されておりました。

「包括的産学融合アライアンス第1回成果発表
−有機系エレクトロニクス・デバイスによる新産業創出に向けた融合連携−

2. 「チタニアナノチューブを用いる色素増感太陽電池の高効率化」
(代表者:京都大学エネルギー理工学研究所教授 
足立基齋
4月1日から開催される電気化学会で発表予定。

* 京都大学では、本アラインス発足前からチタニア(二酸化チタン)の
ナノチューブを用いた色素増感太陽電池の研究を推進。(特許出願実施済み。)
* 本アライアンスにより光電変換効率 8.2 % を達成。
* 引き続きナノチューブの合成法を改良し、さらに変換効率向上を目指す。

 つくば方面の h1号様&2号様、どうもありがとうございました。


【2003.3.19 記事紹介】

 先週の記事になりますが、御紹介遅れました。済みません。

触媒化成「新規事業育成を加速」
ナノ材料受託開発、抗菌剤など 組織も大幅刷新(2003年3月14日付 化学工業日報)

「太陽電池向けにチタニアゾルで需要家から・・」

いやいや、そんなことより京大の足立先生の記事があったはず>詳細求む!


【2003.3.18 月刊エコインダストリーより】

 吉田 司、箕浦 秀樹「フィルム型カラフル太陽電池の開発」
エコインダストリー8(3), 27-34, (2003)

 箕浦先生より贈呈頂きましたヨ。ありがとうございます。流し読みしていて
「図5はどこだ?」と思ったら裏表紙手前にカラー頁が!!(笑)

 シーエムシー出版さんですが、雑誌「月刊 機能材料」において近々面白い特
集がありそうな予感。


【2003.3.17 NEDO 配信ニュースより】

技術評価委員会「太陽光発電システム共通基盤技術研究開発」第1回分科会
 (中間評価)の開催について

太陽・風力エネルギー利用技術(パンフレット)掲載

 先日御紹介しました Maxell さんの記事は AERA にも出ているようです。


【2003.3.16 やっぱ SALOMON でショ】

 あー、考えるのやめやめ。挑発には乗らないよう自制してるものの「ス○ー」
とか「カー△ング」とか耳にすると、いてもたってもいられなくなる。皮肉です
な。学生の時は時間があったけどお金がなくて、今は、、、どっちもない?(苦笑)

 新調するの、今シーズンはあきらめ。2004 年モデルに掛けます。私の調査で
は、今時点で情報が得られるサイトは2カ所だけ。ここここ。欲しいのは Demo
10 Pilot 3V。(無謀)

 「Poweraxerace SL」←この英単語?を見て「パワーアックス・レース スラローム」とスラスラ
ら言える人は、かなり深い病に掛かっています>俺ダ


【2003.3.14 maxell】

 キターっ*

おウチの電気代をちょこっと節約する
かも知れない、ここがマクセル。

 今週の Newsweek 日本版に2頁ぶち抜きで出てます。
シリーズ広告だったので、いつかは出ると予想していましたが...

 いいですね。特に誇大に宣伝するでもなく、着実に目標に向けて成果を積み上げていて健全です。(^^;)


【2003.3.13 記事4つ】

カラー太陽電池 開発
林原、看板や壁代わりに(3月12日付 日経産業17面)

太陽電池が多彩な色表現
林原生物化学研が開発 変換効率は 4.5% 以上(3月12日付 化学工業日報1面)
(4.5%、赤で2.8%だそうです。早ければ3年後に商品化を目指すらしいです。)

世界初!! カラー太陽電池の開発に成功
第83回日本化学会春季年会で発表(3月11日 林原グループ、プレスリリース)

太陽光発電で世界をリード
次世代のエースCIS(3月12日付 日刊工業17面)

石原産業
林原、看板や壁代わりに(3月12日付 化学工業日報1面

 どうもどうもです>h 様。(感謝)


【2003.3.12 電気化学会70周年記念大会】

 この前からですが、電気化学会70周年記念大会のプログラム、掲載されていますね。
いよいよですねぇ。4/3 日(木)P会場 S2「ナノ構造と光電気化学」
3P01〜3P35 ( 9:00〜17:45) ですからお間違えなく。個人的には初デビュー?
のキヤノン中研さんが気になるわけですが...

 初デビューと言えば Electrochemistry 3月号に色素〜電池の論文が記載され
ています。御発表は大分大学工学部応用化学科天尾助教授から。ファーストネーム
はM1の古森さん。

石川・天尾研究室HP
http://www.appc.oita-u.ac.jp/orgchem/index/homepage.html
論文内容を見ますと、chlorine-e6 を使った色素〜電池ということですが、参考文
献にもありますように残念ながら Gratzel が既に報告しています。J.Phys.Chem.
6272,97(1993)。リファレンスのエオシンYがη= 0.02%なので、chlorime-e6
の 0.73%はかなり優れた値では?

 す、すいません>h 様。頂いたメール、そのままネタにさせていただきました。(苦笑)


【2003.3.11 \168,000 もする STI の Cell だよん】

 ネタ切れ、というより今日は更新する暇がなく。
お詫びと言っては何ですが、こんなでもどうぞ。(去年のボツねたです)
トホホ。


【2003.3.10 morning 強発光錯体!】

 プラレーザーに実用可能
阪大 新たな強発光錯体 創製(3月10日付 化学工業日報7面)

【2003.3.10 HP引っ越しのお知らせ】

 というわけで本HPも遂にアドレス変更となりました。

メイン:http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/
日本語:
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/cell.html

御手数ですがブックマークの変更、御願い致します。以後、しばらく変更は無い
ものと想像します。新しく用意したサーバーは Sun Cobalt Qube 3。確か箕浦
先生の所も Cobalt でしたよね? 御支援頂いた寄付・助成金より購入させて頂き
ました。日頃、大変お世話になっております。この場を借りて御礼申し上げます。

 お陰様でHD容量が足りなくて小さな画像しか置けなかった制約が無くなりま
した!(涙) サーバーの都合で一年間放置していた On-Line セミナー も復活。
今後どんどんデータ公開していきます。

 旧サーバーもなるべくそのまま存続の方向で考えておりますのでリンクも生き
ていますし、特に支障はないかと思います。タイミング的に切り替え日の 4/1
は電気化学会に出払っていますので少し間が空くかもしれませんが御容赦下さい。
↑旧サーバーだけの話です。

 今後とも御愛顧の程、よろしく御願い申し上げます

 英語版も表紙だけはあるんですが... (W


【2003.3.7 午後より来客にて】

 今日は大事なお客様。DSC フィルム化の未来はここで決まる?
気になる方は生中継をどうぞ。(笑)

 13:50、あっと言う間に、嵐のように去っていかれた... ふ〜。


【2003.3.6 DAILY NEDO より】

 太陽光発電システムに関する世界最大のイベント「ワールドPVエポック・
イン・大阪」開催について

 太陽光発電システムの普及拡大のための世界最大のイベント「ワールドPVエポック・
イン・大阪」(PVとは太陽光発電システムのこと)を、2003年5月12日(月)〜20日
(火)
まで9日間に亘って大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催します。この一
大イベントは先端技術をめぐる学術会議、太陽光発電システムの世界展示ショー、普及
拡大会議の3部門で構成し、史上最大の規模となります。先進国、途上国を問わず世界中
の太陽光発電システムの産官学からの関係者約2,000名が大阪を目指し、一堂に会して
太陽光発電システムの明日の発展のための発表の場、議論の場、展示の場となります。

「ワールドPVエポック・イン・大阪」ホームページ http://www.pv-epoch.org


【2003.3.5 特許の紹介】

 ちょっと珍しい特許の紹介。

発明の名称 : 「色素増感型太陽電池の分光感度測定装置」
公開番号  : 特開2003-57114
出願人   : 独立行政法人産業技術総合研究所、分光計器株式会社
発明者   : 原 浩二郎、佐山 和弘、荒川 裕則、草野 清一、浅野 恒夫

 
CEP-2000 欲っスィ!!


【2003.3.4 本の紹介】

 色素増感太陽電池及び太陽電池の最前線と将来展望
発   刊  2003年 4月末
体   裁  B5判 約200頁
予約特価  54,000円(税別)
定   価  65,000円(税別)
ISBN 4-901677-10-1

 
予約特価にて申込受付中!


【2003.3.3 本の紹介】

 プラスチック(フィルム)色素増感太陽電池の開発技術
(監修)東京大学 教授 藤嶋昭 九州工業大学 教授 早瀬修二(元東芝)
◆予約特価注文受付中:本体46,000円+税(2003年4月30まで予約注文承ります)
◆体裁 B5版 約200頁 上製(ハードカバー) 発行予定 2003年4月30日
お申し込みはFAXで 03−39951−1789
技術教育出版社

 ここの出版社、オンライン情報が無くていつも泣かされる... h 様、お知らせありがとうございます。


【2003.3.2 初滑り】

うちのおかん、昨日今日と仕事のため私は子守りで一日が終わりました:私信モードです

 昨日は平地雨の悪天候にもかかわらず、chibi を連れて泉が岳スキー場へ
「そぉ〜ちゃんはスキー、すべるなの」最近、言葉をしゃべる。まだ3才に
成り立てで足下もおぼつかないけど、ま、いいか。仙台は車1時間でスキー
場に行けて便利という人もいるが、自分はこれすら億劫。子供の頃は家の玄
関からスキー履いて小学校の裏山まで歩いて出掛け、日が暮れるまで遊んで
いたもの。

 経験、は単に滑った回数だけを指すわけじゃないからね。向こうには今風
な言い方をすると、いろんな「プログラム」がある。麦踏みするように足を
踏み換えながらターンをする訓練とか、谷足だけで滑る訓練とか(→ 極める
と片足でウェデルンも可能)、ストックをポール代わりに斜面に突き立てて
カービングなどなど。

 自分は受けたことがないけど、スキースクールでもいろいろ教えてくれる
と思う。悪い所を修正してくれるだけのようなイメージがあるけど、たぶん
面白いはず。オススメ

*くどいようだけどカービング、見切ったよ。 (^^;)
 滑りやすさは大して変わらなかったけど、気付いたのは二点 (1) スピードが出る
  (2) 自分のミスに寛容。だろ?

*仙台で未だ OGASAKA の板を常設している Shop 見当たらず...


【2003.3.1 弘前 DNA 発現!】

昨日は学生連中の打上ナイタースキー in えぼしでした:私信モードです

 差入れくらいすれば良かったんだけど悪かったね、どうしても時間が取れな
かった。夕飯食う暇すら無かったし。代わりと言っては何だけど、楽しめても
らえたでショ? 柳沢魂

 御卒業おめでとう! と言うか、ほとんど面倒見れなかったけどお疲れさま

 それともう一つ、あれが私の滑りだと思われちゃぁ困る苦笑
3年ぶり?で、初めて履いたカービングスキーで、しかも最初(で最後?)、
1回目のスキーだったからね。

*スキー場へ到着するも、滑走5分で帰路へ。
*あ゛ーーーっ、昼に食べようと思って買っておいたチキンカツサンド、部屋に置きっぱなし。号泣


【2003.2.28 Nナンバー】

>ちなみに、Nナンバーは、Nazeeruddin先生の「N」だそうです。

 原先生、度々申し訳ございませんでした。ありがとうございます。
済みません、Pタイプは私の勘違いでした。(右上)
N773→P1、N790→P2、いっぱいあるのね... もしかして790 サンプル?

 
そうそう、今日は産総研にて講演会のある日でした。


【2003.2.27 続Zナンバー】

>論文の著者の中にいる、Zakeerudinさんの「Z」だと、
>前にGraetzel先生か、Nazeeruddin先生か誰かが
>言っていたような気がします。

 さすがだ。原先生、ありがとうございました。

【2003.2.27 Zナンバー】

 敢えてネタにさせて頂きました。(^^;)

High efficiency dye-sensitized nanocrystalline solar
cells based on ionic liquid polymer gel electrolyte
P. Wang, S. M. Zakeeruddin, I. Exnar, M. Graetzel
Chem. Commun. 2002, 2972-2973

右上の色素、Zナンバーが付いていますが「単純にNを横向きにしたんでは
ないんっすか?」という説アリ。この色素、日立マクセルさんでも御紹介あ
ったハズ。真相は如何に??


【2003.2.26 クリーンエネルギーフェスタ】

 クリーンエネルギーフェスタ
日時:2003年2月22日(土)〜2月22日(日)
場所:セラミック MINO 展示ホール

 あ〜ん、終わってしまったじゃないですか>箕浦先生!
レインボーセルを出展し、大変大きな反響を呼んだ模様。ここで米田奈美子さん
使うのは反則です(笑) 詳細は“レインボーセル”プロジェクトホームページにて
どうぞ!

 今日も試験かんとく〜...


【2003.2.25 酸化チタンコロイド (2)】

 先週から続く一連のデータは Tomihaの 修論から転載。この辺の生々しい
苦悩と格闘の日々、ついでにメタチタン酸とは何ぞや?という話については、
こんなページがあります。今、久々に読んだけどオモロイよ。(笑)

 これまで紹介してきました粒径はシェラー式から導出した一次粒子径を指します。ちなみに
Δ = dSEM−dXRD より結晶化度の評価が可能。


【2003.2.24 酸化チタンコロイド (1)】

 続きで:右は粒径違いの酸化チタンコロイドペーストをいくつか
調製して、FTO ガラス基板上に塗布して光電変換特性を調べた結果
です。加熱温度が低いため、効率もやや低めになっています。最大
値を示す粒径がやや大きめですが、これはバインダーを一切入れて
いないため。言い換えますと、少し大きめの粒子を用いた場合、バ
インダーを入れずとも基板との付着強度の高い酸化チタン膜の調製
が可能です*熱処理温度が150℃と低いのは、フィルム化を目指したため

先週御紹介した宝泉グッズですが
 Q:売れた数量に対して「お金」入ってくるようになっていますか?
 A:ありえないです(苦笑) 試験使用した実機をそのまま頂戴致しました。


【2003.2.23 ○○の予感】

あれほど出すなと釘を刺されたのに!済みません。モデルは例によって写真写りの
いい冨羽(Tomiha)です。今春、電気化学会以降にはこの動画を披露できること
と思います。たぶん、公開しても信じてもらえないカモ(笑)


【2003.2.21 宝泉グッズ(2)'】

 昨日御紹介したオートクレーブ(UHN-100)ですが、以下のようにして
使います。

 (1) テイカ(株)製のメタチタン酸ゾル・スラリー(市販品)を用意
 (2) 水、もしくは同じ pH の水溶液で2倍に希釈
 (3) 全量を 50g にして容器に入れ、蓋をして乾燥機に入れて加熱

と、これだけです。一例として分散媒 HCl aq.(pH 0.9-1.0)の TAYCA
TKS-201 を固液比 16.3wt% に調製して温度 225℃ で反応させた時の酸
化チタンコロイドの粒径と時間の関係を上に示します。時間(もしくは反
応温度)を適切に選ぶことで所望の大きさの粒子を得ることができます。はい。
 テイカのスラリーにはいくつか種類があり、用途に応じて使い分けます。

 Table 酸化チタンゾル・スラリー(メタチタン酸)
 --------------------------------------------------
  品名    結晶系  TiO2/% 結晶子径/nm    液性
 --------------------------------------------------
 TKS-201 anatase 30〜35    6      酸性(塩酸)
 TKS-202 anatase 30〜35    6      酸性(硝酸)
 TKS-203 anatase 18〜22    6      中性
 TKS-251 anatase 18〜22    6      −(非水系)
 --------------------------------------------------

これまで試した一番過酷な条件として、 250℃, 20h の反応で容器に漏れは
ありませんでした。一応。これ以上温度を上げると蒸気圧が急激に上がり危
険ですので、なるべく220℃ 以下での御使用をお勧め致します。ちなみに内
部容器のテフロンの軟化点は280℃です。


【2003.2.20 宝泉グッズ(2)】

 ボンベ型のオートクレーブ(UHN-100)、酸化チタンコロイドの水熱
合成用。こちらの希望で使い勝手のいいように設計して頂きました。試作
品を作り不具合を修正した上で、ただ今販売中。予価 10 万円以下?
(違ったらごめんなさい)

 普通にオートクレーブメーカーに頼みますと、ものすごく高い安全係数を
掛けてくるため、肉厚で重い → 値段も高いものになってしまいます。撹拌
型のオートクレーブが 100 万円程度することを思えば安いもんかと。

右上の装置、宝泉さんで取り扱っております。
宝泉株式会社
Hohsen Corp.

 542-0081 大阪市中央区南舟場4丁目10-4-601
 Tel: 06-6253-2600 FAX: 06-6253-2357
 
http://www.hohsen.co.jp E-mail: info@hohsen.co.jp
 担当:倉本


【2003.2.19 本の紹介】

<新材料・新素材シリーズ>商品コード:T342

  イオン性液体 ―開発の最前線と未来―

  Ionic Liquids : The Front and Future of Material Development


■ 監修 大野弘幸
■体裁/B5判・255頁
■発行/2003年2月
■定価/本体65,000円+税
ISBN4-88231-386-3

★ 従来の液体の概念とはまったく異なる新規物質"イオン性液体"に関するわが国初の成書!
★ 合成法、物性、機能設計、高分子化、および機能性溶媒とイオニクスデバイスへの応用展開について内外の先端研究者が総力を挙げて執筆!

 トレンドだからなぁ...。1-Alkyl-3-methylimidazolium iodide
n は 1〜10 まであり、3: 富士写真フィルム, 4: 林原生研, 6 柳田研 です


【2003.2.13【2003.2.18 総説】

===================================
Nature 421: Page 586-587, 06 February 2003
===================================
応用物理学:これからの太陽電池
Applied physics: Solar cells to dye for
Applied physics: Solar cells to dye for 586
Michael Gratzel
The idea of producing electricity from sunlight is attractive, but in practice the
technology to do so is expensive. A new device, moving away from the traditional
silicon design, shows promise.

そしてもう1つ
===================================
Nature 421: Page 616-618, 06 February 2003
===================================
新しい太陽パネル
A photovoltaic device structure based on internal electron emission 616
ERIC W. MCFARLAND AND JING TANG


【2003.2.17 試薬】

 電子材料2月号の広告欄を見て気付いた方もいらっしゃるかもしれません
が、Ruthenium 色素、Ti - Nanoxide、DMPImI 他、Solaronix 社の試薬、
フルウチ化学株式会社さんにて全て取り扱っております。値段は別途見積...

 例によって筑波方面の h 様、ありがとうございました。


【2003.2.14 セミナー紹介】

 有機太陽電池材料開発・設計最新技術動向
 静岡大学 工学部 物質工学科 助教授 理学博士  昆野 昭則 先生
●日 時 平成15年2月18日火曜日 12:30〜16:30
●会 場 東京・大井町 きゅりあん
●受講料  36,000円
      1社2名以上同時にお申込の場合 1名につき26,000円
      (税別;資料代を含む)


【2003.2.13 国体炬火】

 市花「萩」の抽出色素で太陽電池 最先端技術で国体炬火
浜松 静大が全面協力(2003年1月29日付 静岡新聞)

 実際の新聞記事はこちら。昆野先生ですよね?

 江川様、お知らせありがとうございました。


【2003.2.12 記事】

 太陽光発電パネル ナノ素材応用コスト半減
フジクラ、2005 年めど発売(2003年2月9日付 日経産業新聞より)


【2003.2.11 建国記念の日】
【2003.2.10 Afternoon その後のセミナー】

 ふー。セミナーは 5.3 万円という値段にも関わらず、出席者 70 名前後とかなり
好況でした。これもひとえに柳田大先生(オーガナイザー)のお陰かと。ペーペー
の私めに声を掛けて頂き、どうもありがとうございました。

 *PowerBookG4/OS X/PowerPoint で発表されていたのは正直、驚きでした。
さすがだ。私は、と言いますと Apple 社と Developper 契約を結んでおり OS X が
まだ Rhapsody と呼ばれていた頃から試してはいたのですが、、、未だ OS 9。
新しいものを躊躇なく取り入れる柳田気質は見習わないと...

 発表内容ですが、色素電池昨今のトレンドとしましてはフィルム化・シート化
という流れでしょうか?真っ向からぶつかっております。↓
 

(箕浦先生)
曲がります
(宮坂先生)
加熱要りません
(日立マクセル)

そのうち割って入りますので、よろしくお願い申し上げます。 (^^;)

【2003.2.10 】

 更新は午後にということでひとつ...


【2003.2.7 二日目】

 さて、、、

21:00 ただ今帰りました。ふー、皆様お疲れ様でした。詳細は後ほど (^^;) 


【2003.2.6 セミナー初日】

 私もしゃべります。マイクロ波でフィルム化の話は次回にお預け。

実用化目前! 色素増感型太陽電池の最新技術と普及への課題
耐久性および信頼性向上・大量生産・低コスト化
日 時 :平成15年2月6日(木)、7日(金)
会 場:学士会館分館(東京都文京区本郷)
定 員:50 名
主 催:株式会社エヌ・ティー・エス


 あああ、江○編集長、原稿延び延びで申し訳ございません。セミナー終わったら真面目に仕事しますぅ


【2003.2.5 テクニカルショウヨコハマ2003  神奈川県産業貿易振興協会】

 テクニカルショウヨコハマ2003  神奈川県産業貿易振興協会
第24回工業技術見本市
期日:2月6−8日 会場:みなとみらいパシフィコ横浜/展示ホール

「桐蔭横浜大ブースでは、厚さ350μmの準名刺サイズのオールプラスチック
太陽電池(溶融塩タイプ)を展示して試運転させます。泳動電着膜を大型の単セ
ルとしたものです。
 初日6日には小生の講演による技術紹介もします。お近くの方は、お立ち寄り
ください。」とのこと。宮坂先生でした。

------------------------------------------------------------
どあーっ、見落としていました。今日は
光機能材料研究会
第5回講演会開催要項
光機能材料の創製とナノテクノロジー

─可視光応答型光触媒と色素増感太陽電池の最新応用技術─
日時: 2003年2月5日(水)午前11時〜午後5時(受付午前10時30分より)
場所: 東京大学 先端科学技術研究センター 4号館2階 講堂
    地図 http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/map/map-j.html

 御講演は日立マクセル 関口隆史さん、新日本石油 錦谷貞範さん、シャープ
韓 礼元さんです。


【2003.2.4 特許資料集】

公開特許資料集「色素増感型太陽電池の製造方法」
(A) 平成9年〜平成12年 46 件 約280頁(図説含)\42,000
(B) 平成13年〜平成14年 76 件 約450頁(図説含)\65,000

テーアールエス(株)
〒214-0036 川崎市多摩区南生田2-2-5
TEL 044-955-6516
FAX 044-955-9549

 昨日送信したメールは 60 通。常軌逸してる...


【2003.2.3 文献紹介(2) Afternoon】

続きで関連文献:

1 High efficiency dye-sensitized nanocrystalline solar cells based on
ionic liquid polymer gel electrolyte
P. Wang, S. M. Zakeeruddin, I. Exnar, M. Graetzel
Chem. Commun. 2002, 2972-2973

2 Influence of grain morphology on electron transport in dye sensitized
nanocrystalline solar cells
M. J. Cass, F. L. Qiu, A. B. Walker, A. C. Fisher, L. M. Peter
J. Phys. Chem. B 2003, 107, 113-119

3 A Solid-state dye-sensitized solar cell fabricated with pressure-treated
P25-TiO2 and CuSCN: Analysis of pore filling and IV characteristics
B. O'Regan, F. Lenzmann, R. Muis, J. Wienke
Chem. Mater. 2002, 14, 5023-5029

4 Gelation of ionic liquid-based electrolytes with silicananoparticles for
quasi-solid-state dye-sensitized solar cells
P. Wang, S. M. Zakeeruddin, P. Comte, I. Exnar, M. Graetzel
J. Am. Chem. Soc. 2003, 125, 1166-1167

5 Substituted polypyridine complexes of cobalt(II/III) as efficient
electron-transfer mediators in dye-sensitized solar cells
S. A. Sapp, C. M. Elliott, C. Contado, S. Caramori, C. A. Bignozzi
J. Am. Chem. Soc. 2002, 124, 11215-11222

6 Control of charge recombination dynamics in dye sensitized solar cells
by the use of conformally deposited metal oxide blocking layers
E. Palomares, J. N. Clifford, S. A. Haque, T. Lutz, J. R. Durrant
J. Am. Chem. Soc. 2003, 125, 475-482

>少し前までは、色素増感関連の論文はJPCというのが定番でしたが、
>最近では、ほとんどのグループがJACSに投稿しているのが驚きです。

というコメントを頂きました。ありがとうございます>原先生。(^^;)
普段見掛ける h 様は 9 割方、筑波方面の h 様です。はい。

【2003.2.3 文献紹介】

 Novel polyene dyes for highly efficient dye-sensitized solar cells
Kohjiro Hara, Mitsuhiko Kurashige, Shunichiro Ito, Akira Shinpo, Sadaharu Suga, Kazuhiro Sayama,
Hironori Arakawa
Chem. Commun.,252-253(2003)


産総研−林原グループで、昨年秋の電気化学会で発表していたポリエン色素の論文が
公開されました!

 と、そのまま引用。h 様感謝!


【2003.2.2 BMI】

 その後の減量曲線理想体重は 63.6 kg(BMI)。美容体重ってのもあるらしい...


【2003.1.31 ECS 203rd Meeting - Paris, France】

 過去日記でごめんなさい。
電気化学会(ECS)春の国際会議(フランス)のプログラムが出ています。

203rd Meeting - Paris, France
April 27-May 2, 2003
PROGRAM INFORMATION
AF1 - Gerischer Symposium on Nanostructured Semiconductor//
Materials and Interfaces
Physical Electrochemistry/Fullerenes,Nanotubes and Carbon//
Nanostructures/Energy Technology
Tuesday, April 29, 2003

2756 Mesoporous Oxide Photoelectrodes and Dye Sensitized Solar cells M. Graetzel
他、柳田先生に吉田さん(箕浦研)に、、、


【2003.1.30 出張】

 お出かけ中...
エレ社(京都)→RITE(京都)→(大阪)


【2003.1.29 宝泉グッズ(1)】

 色素電池のフィルム化で ITO / PET を使われている方も多いか
と思いますが、UV 照射による前処理の有無で酸化チタンペースト
の付き具合・塗れ性→活性化エネルギーは結構変わります。

 以下は UV 照射時間と接触角の変化を観察した結果です。  

観察結果

ちなみに
(1) θ<90度 親水性
(2) θ>90度 撥水性
(3) θ>140度 超撥水性

まじめにフィルム化取り組むなら必須かも。右上の装置、宝泉さんで取り扱っております。
宝泉株式会社
Hohsen Corp.

 542-0081 大阪市中央区南舟場4丁目10-4-601
 Tel: 06-6253-2600 FAX: 06-6253-2357
 
http://www.hohsen.co.jp E-mail: info@hohsen.co.jp


【2003.1.28 ソーラーモーター】

 ソーラーモーター、国内でも探せば出てきますね。
値段も1桁安くていいかも。

ソーラーテック・H151
●0.4V・無負荷時16mA/300rpm
カホパーツ価格:700円
商品番号:6607760

 そしてなぜか遅れて記事紹介1つ
化合物半導体太陽光発電 変換効率13.4%に(1月24日付 日刊工業新聞)
昭和シェル 世界最高、年内めど 来月中、中研に実証設備

 田中さんに隠れてあまり目立たないけど、小柴先生、いいこと言うなぁ。「生きるか死ぬかの
心配をしなくていい時代に生まれた若い人は、一生懸命になれる経験が少ない。しかし若い人を
信頼して責任ある仕事を任せれば、本気になってめざましく成長する」て。自分にも当てはまるし。


【2003.1.27 研究発表会】

 産総研光反応制御研究センター第2回研究発表講演会のお知らせ
日時:平成15年2月28日(金)10時〜17時
会場:産業技術総合研究所 つくば研究センター 共用講堂(つくば市東1−1)

トップ頁
http://unit.aist.go.jp/pcrc/index_j

講演会案内
http://unit.aist.go.jp/pcrc/center/koushin/hapyokai-2/happyoukai2.htm

 内容が PV だけではありませんのでご注意下さいとのこと。お知らせありが
とうございました。


 ううう、月曜日はつらい。


【2003.1.23 太陽光発電】

 記事3つ
今年度家庭用太陽光 過去最高の申し込み
新エネ財団が普及調査 1kW50万円が分岐点
(1月22日付 日刊工業新聞)

光熱費ゼロ住宅を拡販 
新規発売分の50%に
積水化学、経済性をPR
(1月23日付 日経産業新聞)

風力と太陽光電源の街路灯(1月22日付 日刊工業新聞)



【2003.1.23 公開シンポジウム】

早瀬先生、明日です!       *早瀬研、HPできましたヨ!

 文部省科学研究費補助金・特定領域研究(A)
「光機能界面の学理と技術」
光エネルギーを有効利用するサステイナブルケミストリー
第1回研究成果公開シンポジウム・全体会議
日 時:平成15年1月24日(金)〜25日(土)
場 所:東京大学先端科学技術研究センター
    東京大学生産技術研究所(目黒区駒場4-6-1)
参加費:無料(懇親会費未定、班会議昼食費未定)

「多孔質チタニアと擬固体電解質のナノ界面制御による色素増感太陽電池の高効率化」
九州工業大学生命体工学研究科 早瀬修二

 その後の減量曲線はこちら。運動なしで減らすのはつらい...。


【2003.1.22 産総研未公開特許情報】

 HP教えて頂きました。産総研未公開特許情報

荒川先生グループの特許は、
特願2001-208937「光触媒およびこれを用いた水素の製造方法・・」
特願2002-12288「増感剤として有用なルテニウム錯体・・」
特願2002-70724「ピリジルキノリン誘導体を有する・・・」
の3件?

PV と書いて Promotion Video を思い浮かべるヤシは逝ってよし!


【2003.1.21 エレクセル】

1/20 日付 日経新聞(夕刊)より

第一工業製薬、有機太陽電池で新会社

 第一工業製薬は三井物産や東北大学などと組み、新型の太陽電池を開発する。
色素で光を吸収して電気エネルギーとして活用する有機太陽電池で、現在実用化
されているシリコン結晶の太陽電池より製造コストが5分の一程度で済むという。
各社・大学の持つ関連技術を統合し、2004年秋の実用化を目指す。

 第一工業製薬は三井物産と共同出資で新会社エレクセル(京都市、大谷隆允社
長)を設立、研究開発を本格的にスタートさせた。資本金は2億円で、第一工業
製薬が65%、三井物産が35%を出資。東北大のほか横浜国立大、大阪ガス子会
社の関西新技術研究所(京都市)、関西大、カナダのモントリオール大、ケベッ
ク大と共同研究する。成果はエレクセルに帰属し、太陽電池メーカーに技術供与
する。


 どうしよ?敢えてコメントせず。(笑)
日刊工業新聞、化学工業日報、日経産業新聞、時事通信等でも記事になったようです。


【2003.1.20 文献紹介】

今西 幸男「分子ナノテクノロジーと未来材料」未来材料 2003年 1号 目次
早瀬 修二「色素増感太陽電池とゲル電解質」未来材料 2003年 1号 目次

 早瀬 修二先生だ! 今西先生の方(P50)には、フラーレン誘導体を用いた
有機太陽電池が載っているそうです。

 ページ番号が、、、? (^^;)


【2003.1.17 宮坂研、募集!】

えー、、、宮坂先生よりメールを頂きましたので一部御紹介。で、よろしかった
でしょうか?(^ ^;)

>さて、私の研究室で色素増感を研究してみたい学生を募集します。
>homepageで適所があれば載せていただけますか?
>色素増感を研究したい学部・大学院生・企業研究者を募集します。
>現在所属する大学から本学に外部研究員として週3日以上通える人。
>交通費実費+αを支給します。
>学生は所属する研究室の指導教官の承認が必要です。
>実験テーマ:プラスチック色素増感光電池の高効率化
>桐蔭横浜大学大学院工学研究科 宮坂 力
>研究室ホームページ 
http://www.cc.toin.ac.jp/sc/miyasaka/


 もう一つ小ネタ紹介。2003年1月17日付 日経産業新聞第1面より。いつもありがとうございます>h 様


【2003.1.16 HONDA】

 水1滴で「永久機関」
超テク 日本の底力 (6) (2003年1月15日付 日経産業新聞第1面)

水素製造・供給ステーションのお話です。


【2003.1.15 PV】

 Nano Solar Cells

>テクノロジー・レビュー誌が選ぶ、世界を変える10の技術(2003年版)
>
http://www.technologyreview.com/articles/emerging0203.asp?p=4
>本文はナノシス社の話。関連記事は全ポリマー電池の話でした。
>一応、その分野の研究者一覧にグレッツェル教授が入ってます。


というメールを masaki 氏から頂きました。今時点でD3卒業見込み、進路未定!
柳田研のポスドク希望という背水の陣に立っております。この先、どうなる??

 私信モードで:ん?あー、昨日お昼を取らなかったのは単純に時間が無かっただけです。
今年始まって以来の減量曲線はこちら。臨界点を何とかクリヤ... ←まだまだ搾ります


【2003.1.14 総合科学技術会議にて

たまたま見つけた話を引用。
第13回総合科学技術会議議事録(案)2001.12.25

【白川議員】ITER計画に参加、誘致することについて、最終判断をするために、もう少し考慮し な
ければならない点を2つ述べたいと思います。

 1つは、資料5−1「ITER計画に対する考え方」の4ページ目の最後のイの部分に書いてあること
ですが、国内核融合研究について考慮するということです。それは資料5−2の2ページ、今、桑原議員
から説明がありました核融合研究における各種方式の比較です。日本は科学技術に関して非常に競争的環
境に乏しいと言われていながら、日本ではこの方式全部を競争してやっている、非常に競争力のあるとこ
ろです。そういうところで、トカマクが一番進んでいるからということで、ITER計画に取り上げられ
たわけですけれども、それに本当に集中していいものかどうかという点には懸念があります。すべてを競
争するというわけには、資金の関係でいかないかもしれませんけれども、その点を十分に考慮してほしい
というのが1点。

それから、2点目は、先ほど井村議員からお話がありましたイギリスでの早期実現計画の提案ですけれど
も、具体的にはどこが可能だからということは余り示されていない。資料5−1にも書かれてありますよ
うに、この研究というのは50年、100年を見なければ電力として実現できないということであります
から、じっくり考えなければいけない。その間にエネルギーをどうするかということが非常に問題なわけ
です。

端的に言いますと、ITER計画というのは、太陽の中で起こっている核融合を地上に持ってくるという
ことですけれども、その間に最大限に活用すべき、科学技術上、資金を投入して研究すべきことの最も大
切なところは、現に太陽から降りそそいでいるエネルギーで、それをもっともっと有効に活用するための
資源を投入すべきであるという、2つの前提に立って判断をしていただきたいものだと考えております。


そうだよねぇ。


【2003.1.10 宝泉】

 既にお気づきの方も多いと思いますが、、、

>Electrochemistry(電気化学学会誌)2003 1月号
>宝泉株式会社の広告に、色素増感型太陽電池が記載されています!!

 だははー、ほんとですね。本件にはU助手がかなり深く関わっております。
写真を良く御覧下さい、色素〜電池HPにある絵と同じ!(笑)
 あらゆる電池に関する商社的な存在のようです。結構いいお付き合い先。
念のため補足説明が1つ:色素の写真にかすかに「535 bis」というラベル
が見えますが、これは Solaronix 社が出している「N719 dye」を指します。
実際にここで扱っているのは通常の「N3 dye」ですので、御注意を。


       

宝泉株式会社
Hohsen Corp.

 542-0081 大阪市中央区南舟場4丁目10-4-601
 Tel: 06-6253-2600 FAX: 06-6253-2357
 
http://www.hohsen.co.jp E-mail: info@hohsen.co.jp

 


【2003.1.9 豪に高さ1000メートルの発電タワー】

 豪に高さ1000メートルの発電タワー

【ロンドン4日共同】オーストラリアの発電所が、高さ1000メートルの太陽エネルギー
発電塔「太陽タワー」を同国ニューサウスウェールズ州に建てる計画を進めていることが
分かった。4日付英紙インディペンデントが伝えた。

 エンバイロミッション社が計画し2006年の完成予定。実現すれば、現在世界一のカナ
ダ・トロントのCNタワー(アンテナ部分を含め553メートル)をはるかにしのぐ。ビル
本体部分の世界一はクアラルンプールのペトロナス・ツインタワー(452メートル)。

 塔は直径6.4キロの巨大なガラス盤の中心に立ち、太陽で熱せられたガラスの下の空気
がタワーの中を上昇し、32個の発電タービンを回す仕掛け。 タワーの断面積はサッカー
場ほどになり、20万世帯の電力を賄うことができるという。
 同社のロジャー・デービー最高経営責任者(CEO)は「最初は単なる夢だったが、い
まや時間の問題になった」と話しているという。 (2003.1.4 日付 日本経済新聞社 NIKKEI NET より転載)


完成予想図

試作品


引用元
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030104AT3K0400V04012003.html
http://www.hotwired.co.jp/news/print/20020909301.html
http://www.time.com/time/2002/inventions/rob_tower.html
http://www.enviromission.com.au/index1.htm


【2003.1.8 本命】

 既に昨日目にした方も多いと思いますが、日刊工業新聞(2003年1月7日付)第4面
は広告以外、全面ぶち抜きで色素増感特集になっています。紙面が大きすぎて画像スキ
ャンできず、申し訳ありません。以下見出しだけピックアップ致します。
→画像 UP しました。H 様、どうもです。

 色素増感型太陽電池 次世代光発電の本命に
 エネ変換効率 15% がめど


・製造時真空工程が不要
  製造コスト シリコン系の数分の1
・フィルム化し用途開発
  量産でコストダウン可能
・電解液固体化が課題
  安全性・耐久性を向上
・一般の材料で作製可能
  大気圧中で作業
・企業の研究開発加速
  30社以上が取り組む

 もう、いいんでしょうか?「本命」言い切って。K様、お知らせありがとうございました。


【2003.1.7 エヌ・ティー・エス セミナーのご案内】

実用化目前!

 

色素増感太陽電池の最新技術と普及への課題

耐久性および信頼性向上、低コスト化、大量生産へ向けて


 実用化されている太陽電池としてはシリコン太陽電池がよく知られているが、製造コストが高いことが
普及の障害となっている。一方、色素増感太陽電池は、安価で環境負荷が少なく高性能な次世代型の太陽
電池として注目されており、高い変換効率を達成するなど実用化に向けて長足の進歩がみられる。そこで
本講演会では、色素増感太陽電池の最新の研究・開発動向から耐久性、安全性などの実用化へ向けた課題
までを、第一線でご活躍中の講師陣を向かえて解説いただきます。

日 時:

2003年

2月6日(木)10:00〜17:05
2月7日(金)10:10〜17:00ハ

会 場:

学士会館分館6号室 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 TEL. 03-3814-5541

 

※営団丸の内線「本郷三丁目駅」、都営大江戸線「本郷三丁目駅」より、徒歩7分(東京大学赤門隣り)

受講料:

52,500円(消費税込/※受講料には御一人様分の2日間の講演受講料とテキスト代、昼食代、
および消費税が含まれております。)

主 催:

株式会社 エヌ・ティー・エス 
〒113-8755 東京都文京区湯島 2-16-16 Tel 03-3814-3511

 どぁー、Y田大先生より年賀の御挨拶を頂いてしまいましたよ。当然、出してない > 私。恐縮です。
他にも大学宛てでお送り頂いた皆様、お返事まだ出しておりませんが本年もよろしくお願い申し上げます。


【2003.1.6 Afternoon HONDA】

 ホンダ 太陽電池 全工場に
CO2 削減 自動車メーカーでも初 (2002年12月28日付 読売新聞)

 CIGS系? H 様、新年早々ありがとうございます。

【2003.1.6 Happy 2003】

 

 久々の?完全休養致しました! 今年、差し迫った目標は「減量」。
自堕落な日々を過ごしていたら臨界点を突破してしまい、危険水域に
突入してしまった模様。(泣)

 休み中、唯一建設的な仕事をしたのはガンプラ作りでした。パパの
威信が賭かってたんでね、渋々つくりましたよ > ガンタンク、ジオング、
赤いザクとなぜかマジンガーZ。世代がバレバレですな、はは。


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