不定期日記(2004)前期  ネタは随時募集しております。ぜひ御一報下さい 

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 日頃頂きましたメールには全てお返事を差し上げているつもりですが、万が一「返事が来ない〜」という場合は
何かのトラブルだと思います。申し訳ございませんが再度お送り下さい。uchida@tagen.tohoku.ac.jp もしくは
uchida@dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp まで。お急ぎの場合は電話でもどうぞ。022-217-5599(直)
 うう、早く帰りたいっす2。マジで忙しい... 3:00
【2004.6.30 展示会の紹介】

 国際光触媒テクノフェア2004

会期:2004年7月6日(火)〜8日(木)
場所:東京ビッグサイト・西3ホール

 明星大の大山俊之・日高久夫両先生の御発表で「光触媒研究のオリジナリティー
と水質浄化」という報告(論文?)がなされた様子。今頃になってではありますが、
二酸化チタン光触媒の研究は京都工芸繊維大の加藤先生の特許がルーツであること
が判明とか。
メンツ、丸潰れ?

 テクノフェア最終日初日(?)、静岡で講演ついでに立ち寄ろうと思います。


 うをっしゃーーー! JACS アクセプトだ。眠い。早く帰りたいっす... 2:00
 ■□■所用で各方面へのお返事が滞っております。申し訳ございません■□■ 10:06 → 1:02 (6/30)
【2004.6.29 論文紹介】

 韓 礼元「有機太陽電池の最新の技術動向」色材, 77(6), 283-288 (2004)
  1.まえがき
  2.有機太陽電池の課題
  3.有機薄膜太陽電池
  4.色素増感太陽電池
  5.今後の展開

 各種有機太陽電池を紹介した解説です。色材協会、最近この方面への関心が高い
ように思います。


 >次回ご来場時は、夜宴の酒肴の写真も...
 怒られちゃいますよ(苦笑)


【2004.6.28 富山旅行記(?)】

 先週末は富山方面へ、昭和タイタニウムさんをお邪魔させて頂きました。趣のある
本館は昭和初期の建物ですかね? 工場敷地内では本当に雉と狸が徘徊してるし。。。

本館
光触媒タオル!
お土産に...
雨の富山城趾
泳ぐ亀
外堀
チンドンミュージアム
話のネタに

 写真見ただけでは何しに行ったか分からない状態ですが、しかと工場見学させて頂
きましたヨ! あたりまえですが酸化チタン、24 時間体勢で製造しているんですね。
学生に見せたかったな。皆様大変お世話になり、どうもありがとうございました。

 お陰様で白エビと氷見うどんを覚えて参りました。鱒ずしを初めとして富山は名産が多いのですが、
チンドン屋の聖地だとは知らなんだ。(笑)


 光触媒特許、崩れる!?(業界は大騒ぎのようですが...)
 うぅ、人質殺害されてしまったのですね(酷い)。ご冥福をお祈り致します。
【2004.6.25 出張2】

 不在で御不便お掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。


【2004.6.24 出張】

 不在で御不便お掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。


【2004.6.23 記事紹介2つ】

■電気とエコロジー:レインボーセル
 岐阜大学/箕浦 秀樹,吉田 司
 
新電気、第58巻第6号(2004年6月号)

 色素増感型太陽電池「レインボーセル」が注目を集めている。低公害
性でフレキシビリティニに富み、カラフルな色合いが従来の太陽電池の
イメージと大きく異なっている。開発者にインタビューで迫る。



 次世代の薄型太陽電池 
増感用色素 製造費1/4
 桐蔭横浜大 合成時間を短縮

 (2004年6月22日付 日経産業新聞10面)

 サンプルお急ぎの方は
今すぐどうぞ!  MK様ありがとうございました。


【2004.6.22 記事紹介】

 ■太陽光など新エネルギー産業、3兆円規模に育成へ

経済産業省は20日、太陽光や風力などの新エネルギー産業を、
2030年までに基幹産業の一角を占める3兆円ビジネスに育てる目標を掲げた
「新エネルギー産業ビジョン」を策定したことを明らかにした。
新エネルギーについて、経産省はこれまで、補助金などで設備導入を支援してきた。
しかし、石油など他のエネルギーと競争する中で普及させるには、補助金頼みではなく、
市場環境を整備して産業としての競争力を高める政策に転換する必要があると判断した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000401-yom-bus_all より抜粋

ビジョンによると、太陽光発電や風力発電は発電量が天候で左右されるため、
バイオマス発電や燃料電池とネットワーク化することで、安定した電源として
利用できるようにするなど、新エネルギーを導入しやすい市場環境を整える。
経産省は、こうした施策を実行することで、太陽光と風力、バイオマスの3分野の市場規模は、
2003年の4500億円から、2030年には6倍強の3兆円になると見込んでいる。
雇用規模も31万人程度を見込み、今後の急成長が見込まれる燃料電池分野と合わせた
新エネルギー産業を、将来の日本経済のけん引役にしたい考えだ。


【2004.6.21 遅かりし】

 既に先週終わってしまったのですが(ゴメン)、
第21回 太陽光発電システムシンポジウムの要約頂きました。

(0)新エネ課、2030年国内新エネ導入量を太陽光80GWと試算
(1)シャープの
28.5%に対しては、特に反響なし
(2)色素系でSonyInternational(独)がタンデムセル、10.5%
(3)NEDO、ロードマップ作成、2030年で7円/kWh
(4)補助金半減でも順調なNEFへの応募、各社増産へ
(5)カネカのアモルファス薄膜、やっと海外で認知へ
(6)三菱重工、周辺加工技術に大きな課題(コスト)
   透明電極やレーザースクライブなど
(7)シャープ、直近のシリコン原料は手当済み、
   長期的には多種共存の余地があるとの見通し
(8)防衛施設庁の騒音対策PV設置、大規模集中連系が課題に
(9)独の買上、Max62.4ユーロセント(壁面など)>発電事業が成立
(10)セキスイ、03年、新築の48%にPV設置
(11)NEF、03年、新築56.7万・既築72.1万/kW

 と○しま先生ありがとうございます。


【2004.6.21 あれから14年】

 祝・佐藤琢磨/ホンダ 3位入賞 3:50

 偶然、夜中に目覚めてTVを付けたらF1中継が。日本人表彰台は 14 年振
りとか。自分の記憶はつい先日のようですが。前回は上位が次々とトラブルで
離脱して棚ぼた式に回ってきた入賞だったわけですが、今回はファステスト・
ラップですからね。

 あれから技術はどれだけ進歩したんでしょうか。。。  
BAR が足ひっぱらなければ...


【2004.6.17 続・晩餐会】

 御厚意で本家(旧柳田研)より頂きました。ありがとうございます。

動画 QT2.5MB
IPS-3
若かりし...


【2004.6.17 成果報告会】

 メールで御案内届いた方も多いかと思いますが。。。

 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
 新エネルギー技術開発部 太陽電池Gr FTGr
「太陽光発電技術開発及びフィールドテスト事業」
に関する技術開発成果報告会の開催について(ご案内)
<開催日時>   平成16年7月8日(木) 10:00〜16:00
<開催場所>   川崎日航ホテル 11階(NEDO報告,口頭発表等) 10:00〜13:00
         12階(ポスターセッション) 14:00〜16:00
         川崎市川崎区日進町一番地(JR川崎駅前)
<成果報告内容の概要>
         (1) 先進太陽電池技術研究開発(5件)
         
(2) 革新的次世代太陽光発電システム技術研究開発(21件)
         (3) 太陽光発電システム共通基盤技術研究開発(8件)
         (4) 太陽光発電システム普及加速型技術開発(5件)
         (5) 太陽光発電フィールドテスト事業(40件)
<参加料>無 料

  
http://www.nedo.go.jp/informations/events/160708/160708.html


【2004.6.16 記事紹介】

 も1つ!

  
固体タイプ出力10%改善
  東芝の色素増感型太陽電池 太い高分子に電解質を改良

  (2004年6月15日付 日経産業新聞*面)

 これもMK様、、、より早く、と○しま先生からもメール頂いておりました。(汗


【2004.6.16 記事紹介】

 今日はこれしかないだろ? 私の知る範囲、朝日新聞(しかも朝刊)初めてでは
ないでしょうか? レインボーセル最強。(笑)

 


  
服や傘で発電
  曲げても割れない太陽電池

  (2004年6月16日付 朝日新聞27面)


 
「おかしいなぁ、うちだクンとこ紹介しといたんだけど」箕浦先生、お気持ちだけで大変ありがたいです。

 MK様、ありがとうございました。


【2004.6.15 書かずにはいられない】

そのスジの方へ:

 メール、届きましたでしょうか? 非常に残念ですが、別れはいつも
突然やって参ります。過去 10 年来、世界中の研究者がなし得なかった
ことを、ほとんど一人で実現した男。天才だと思います。いや、人並み
外れた努力の賜かも。あー、しかしもったいない。

 第二の人生に幸あれ!


【2004.6.15 記事紹介】

 太陽光発電、現状では損もいろいろあるようで。。。


 
[得]1kWh21円を30円に
    料金プランは夜型に

 [損]保証期間過ぎの10年目以降に周辺機器の
    買い替えで20万円以上かかる
 [損]同出力のシステムなら効率に関係なく
    発電量は同じ
    高額な高効率電池は回収期間が長くなる
 [得]必ずしも期待どおりは発電しない

            日経トレンディ7月号 P23

 


 成り立ちからずっと国の補助金ありきで育った Si 系と違い、色素〜電池は
市民運動のごとく、産・学の気運の盛り上がりと共に民間企業が主体となって
市場を築きつつあるのが大きな違いだと思います。

 今日は都内某所にて講演会中です。


【2004.6.14 講演会情報4】

日本太陽エネルギー学会 事業委員会
 「気象観測機器の現状と将来」講演・見学会

 時々刻々変化する気象を的確に観測することは太陽エネルギー利用上たいへん重要です。
このたび日頃使用している日射計や放射計,風速計などの気象計測器の原理と正しい
使用法などを学び、実際の検定状況を見学する講演・見学会を企画しました。

主催:
日本太陽エネルギー学会
日時:平成16年6月22日(火)13:30〜16:00
会場:英弘精機株式会社 技術研究所
   〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-21-8

講演・見学会スケジュール:
 13:30〜14:30 放射観測機器の原理と使用法
 14:30〜15:00 太陽電池測定について
 15:10〜16:00 放射観測機器の検定作業見学

 太陽電池測定が気になる人は必見!?


【2004.6.11 講演会情報3】

 来週また、ね。しゃべります。さすがにこれだけセミナーが多いと参加者も
限られてくるわけですが(値段も決して安くはないし)、資料代と思っていた
だければ幸いです。久々の一人2時間スペシャル!

情報機構 講習会
色素増感太陽電池の開発と最新技術
主 催:情報機構
日 時:6月15日(火)
講 演:10:00−16:30
 第一部:「大面積フィルム状色素増感太陽電池の開発」
     東北大学  内田 聡
 第二部:「色素増感太陽電池用金属錯体色素(仮題)」
     宇部興産(株)  角田 剛久 先生
 第三部:「低温製膜型酸化チタンペーストと樹脂型色素増感太陽電池の開発(仮題)」
     昭和電工(株)  田中 淳 先生


【2004.6.11 講演会情報2】

クリーンエネルギーの最新技術と課題 −太陽電池と燃料電池−
と き: 平成16年6月24日(木) 9:30〜19:00
ところ: 大阪市立工業研究所 講堂
    (〒536-8553 大阪市城東区森之宮1丁目6-50)

主 催: (社) 大阪工研協会
後 援: 大阪市立工業研究所
協 賛: 高分子学会関西支部、近畿化学協会、日本接着学会、
日本材料学会、炭素材料学会、電気化学会、
電気化学会関西支部、電池工業会、燃料電池開発情報センター、
日本太陽エネルギー学会

太陽電池の最新技術と課題
1. 結晶シリコン太陽電池産業の現状と課題
  シャープ(株) エコロジー技術開発センター 清水 正文氏
2. 色素増感太陽電池の現状 −意匠性の付与と耐久性の向上−
  日立マクセル(株) NM事業推進センター 萬 雄彦氏
3. 有機太陽電池の特長とその開発動向
  松下電工(株) 先行・融合技術研究所
         エネルギー技術開発チーム 部長・技術士 安達 淳治氏

受講料は工研協会会員1万7千円、協賛団体会員が2万2千円、一般が2万7千円。
参加希望者は所定の用紙に必要事項を記入のうえ、6月15日までに同協会講習会事
務局(電話・FAXは前記通り)まで。


【2004.6.11 講演会情報1】

文部科学省 オープン・リサーチ・センター整備事業
「光エネルギー変換研究センター」研究報告会および講演会
−光合成系と色素増感太陽電池が拓くナノサイエンス/テクノロジー−

1.張 建平(中国科学院化学研究所)「光合成系と色素増感太陽電池」
2.原 浩二郎(産業技術総合研究所)「高性能有機色素増感太陽電池の開発:
    産総研におけるこれまでの研究成果」
3.古部 昭広(産業技術総合研究所)「可視〜赤外フェムト秒分光による
    高性能色素増感太陽電池における電子注入ダイナミクス」
4.井上 照久(日本化薬)「有機色素増感太陽電池の実用化に向けての検討」
5.足立 基齊(京都大学エネルギー理工学研究所)「高結晶性TiO2ナノワイヤー
    ネットワークの創製と 色素増感太陽電池の高効率化」
6.柳田 祥三(関西学院大学理工学部・大阪大学先端イノベーションセンター)
    「色素増感太陽電池とナノ電子テクノロジー」
7.玉井 尚登(関西学院大学理工学部) 「酸化チタン系の発光ダイナミクスと空間・時間分解分光」
8.小山 泰(関西学院大学理工学部) 「光合成系の色素と原理を用いた太陽電池の構築」

日時:2004年6 月26日(土)午前10時〜午後5時
場所:関西学院大学理工学部4 号館204 号室
連絡先:〒669-1337 関西学院大学理工学部 三田市学園2−1
電話:079-565-8408       小山 泰(ykoyama@kwansei.ac.jp)
ファックス:079-565-9077(代)  柿谷 吉則(x78143@ksc.kwansei.ac.jp)

参加をご希望の方は、上記柿谷または小山までメールでお申し込み下さい。
参加費無料。懇親会費4000 円。なお私共の報告書(実費700 0円)が御入用の方は、
お分けします。

地図
御案内


まじでイソガシイ...。
【2004.6.10 記事紹介2】

シャープ 太陽電池 年3割増産(2004年6月10日付 日経新聞13面)
シャープ太陽電池3割増産 新ラインの稼働前倒し
               (2004年6月10日付 日経産新聞3面)
シャープ 太陽電池の生産増強
 奈良・新庄向上に新ライン 年315メガワットに向上
               (2004年6月10日付 日刊工業新聞12面)
シャープ、三洋電機、京セラなど 相次ぎ太陽電池増産
    (2004年6月10日付 フジサンケイビジネスアイ 旧日本工業新聞21面)
シャープ新庄工場 太陽電池セルの生産ライン増強
                  (2004年6月10日付 電気新聞4面)

 シャープ祭り? と○しま先生、ありがとうございました


【2004.6.10 記事紹介】

 御紹介遅れて申し訳ございませんでした。日立マクセル! 応援しています
具体的な用途と大きさに言及したのはこれが初めてではないでしょうか?

太陽電池技術普及への革新 まず携帯機器向け狙う
新材料で用途拡大

(2004年6月9日付 日経産業新聞10面)

 


 MK様、ありがとうございました。


【2004.6.9 出張】

 今日は東工大にて講演会です。


 晩餐会の写真、更新致しました。
【2004.6.8 記事紹介2】

 おっとと、私の出張中に記事が出ていたんですね。御紹介遅れて
申し訳ございませんでした。


阪大と日本化薬、安価な色素開発
次世代太陽電池に使用

(2004年5月27日付 日経産業新聞6面)

 蓑田様、ありがとうございました。


【2004.6.8 記事紹介】

 宮坂先生再び!いや、三度? 「バインダレス」重要ですよね...。

色素増感太陽電池 酸化チタン改良
横浜桐蔭大 添加剤は不要
(2004年6月4日付 日経産業新聞?面)

 MK様、ありがとうございました。


【2004.6.7 千里阪急ホテルにて】

 週末は西の御大、柳田祥三先生のご退官記念晩餐会に行って参りました。

 出席者約400名、各界から多くの方々がお集まりになりました。これも
ひとえに柳田先生のお人柄ならではと言えましょう。今後は同じ阪大の
先端科学イノベーションセンターの特任教授としてDSCの推進に御尽力
されるとのこと。これからもよろしくお願い申し上げます。

 グレッツェル先生動画で参上するは、Nozik 先生から祝電届くはでもう >凄げー
記念写真等ありましたらぜひお送り下さい。


【2004.6.3 記事紹介】

 御紹介が前後して申し訳ございません。フジクラさん、出てます!
日経産業新聞、最近濃いです(笑

創造主義宣言 超テク国への道
有機色素を採用
(2004年6月2日付 日経産業新聞9面)

 
田辺部長! 

 MK様、ありがとうございました。


【2004.6.3 記事紹介】

21世紀の気鋭
次世代太陽電池を開発
産学連携果実つかむ
(2004年6月3日付 日経産業新聞9面)

 
板橋 主任研究員 

 ををを、またですよ!?

 匿名希望様、ありがとうございました。


【2004.6.3 記事紹介】

セラミックス第39巻6月号(2004年) 
特集 色素増感太陽電池



■色素増感酸化チタン太陽電池の技術動向
     柳田 祥三・齊藤 恭輝 428
■新規TiO2ナノ材料を用いた色素増感太陽電池の開発
     足立 基齊 431
■マイクロ波焼結によるTiO2多孔質膜の接合
     冨羽 美帆・内田  聡・滝沢 博胤 435
■酸化チタン低温成膜法によるフィルム色素増感電極の開発
     宮坂  力 439
■金属酸化物混合電極による色素増感太陽電池の高効率化
     昆野 昭則・G. R. アソカ クマラ・奥谷 昌之・金子 正治 445
■酸化亜鉛/色素複合薄膜の自己組織化電析と
   フィルム型カラフル太陽電池への応用
     箕浦 秀樹・吉田  司 450
■交流インピーダンス法を用いた色素増感太陽電池の
   評価法の確立
     星川 豊久・菊地 隆司・江口 浩一 455
■色素増感太陽電池の市場性と商品化に向けた課題
     小野 好之 459
■色素増感太陽電池モジュールの開発と屋外長期実証試験
     豊田 竜生・元廣 友美 465
■色素増感太陽電池の実用化への展望
     荒川 裕則 469


【2004.6.2 記事紹介】

新社長は「ぶっ飛び」
千秋のパパ
 …1万2千人のトップ

 
なんのこっちゃ?とお思いでしょうが、FTOでおなじみ
日本板硝子(大阪市)の新社長です。


【2004.6.2 記事紹介】

色素増感太陽電池 大型化、寿命もン年に
東北大、電解質を固体化
(2004年6月1日付 日経産業新聞9面)

 

電子線硬化風景(QuickTime 7.6MB)
プロペラ回し(QuickTime 2.1MB)


 春の電気化学会の内容そのままです(大汗


(お詫び1)やべ〜〜〜 「10年」言ってないです(本人談)

(お詫び2)シャープの 28.5% セルは IPS 15 ではなく19th EU-PVSEC
      発表と思われます。 ←と○しま先生、ありがとうございました

(お詫び3)メールのお返事滞っております。ゴメンナサイ


【2004.6.1 記事紹介】

 久しぶりの荒川先生、、、と言うよりは加藤先生からのペーパーです。

加藤隆二、古部昭広、荒川裕則
「色素増感太陽電池における表面科学」
−光励起色素から半導体電極への電子注入過程−
表面科学, 25(5), 272-278 (2004)


【2004.5.31 記事紹介】

紙のように薄い太陽電池、
シャープが開発
(2004年5月28日付 asahi.com)

 

 くどいようですが 28.5%、すごいですね。名刺大で2.6ワット、
この大きさで1〜2年以内に1000円程度を目指すとのこと。
IPS-15
で発表!
19th EU-PVSEC で発表?


【2004.5.31 記事紹介】

足立基齊/京都大学
効率9.33%を達成−チタニアナノ
ワイヤーから構成される半導体薄膜
を用いた
色素増感太陽電池
ECO INDUSTRY 6月号,42-46 (2004)

 

 江幡様ありがとうございました!


【2004.5.30 帰省】

 講演料も入って気持ちに余裕が出たせいか? なんとなく、聡一郎と二人旅。
青ビートルで東北自動車道を爆走。金曜の夜に弘前(私の実家)へ、翌日は
青森(私のおじいさん宅)、日曜日再び仙台へ。他に用事もなく、純粋に帰
省を目的に帰ったのは久しぶり。前回は哀しい柳沢事件のついででした。
 今も心の傷

 話変わってパンツが無い! 出張に出掛けるときはできるだけ荷物を少なく
するため、ホテルに泊まる時はその日着た衣類を洗って部屋内に干すわけで
すが、そのまま置き忘れることしばし ←迷惑な客だ。で、今回
やってし
まったわけですが、今頃(5/31 AM2:00)になって気付くところがまた救え
ない...。 
実は韓国でもやりました(汗


【2004.5.28 記事紹介】

 シャープ開発 紙?いいえ太陽電池
厚さ1〜3マイクロメートル
   (2004年5月28日付 朝日新聞?面)

 厚さは驚きませんが「変換効率は 28.5%」ですよ。うーん。

 MT様ありがとうございました。


【2004.5.28 記事紹介】

 次世代太陽電池に使用 安価な色素開発
阪大と日本化薬(2004年5月27日付 日経産業新聞6面)

 5/24, 25日分、遡って更新。


【2004.5.27 出張終えて】

 ドナドナ子牛復活。更新さぼるとアクセスは減りますな...。
と思いきや、掲示板勝手に盛り上がってるし。(笑


【2004.5.26 出張】

 同じく子牛。一般向けには非公開?の割には多数御出席頂き、大変ありが
とうございました。


【2004.5.25 出張】

 セミナー講師。
神田明神
基調講演I
基調講演II

 会場が今にして思えば「なぜ?」の明神会館(東京・御茶ノ水)でした。
聴講者、昨年までとは異なり市場動向調査的な意味合いが強いように思います。


【2004.5.24 出張】

 実は3B本社、八王子にいたりする。真面目な仕事ぶりに感動。
F3スポンサーです
Dr. K

 本業で車産業に携わっているだけに、モノを作ることよりも評価して信頼性
を確保することにかなり力を入れており、企業風土がかなりしっかりしている
と感じました。たかが封止剤ですが、これ無しには製品成り立ちません。


【2004.5.21 シクロデキストリン】

 今日のお客さん、日宝化学。春の電気化学で我々が発表した“ヨウ素をカプセル
化してポリマーを固化する技術”に使用したヨウ素包接体、商品名 BCDI-20 を扱
っている会社です。本来の主要な用途は肥料だったり殺菌剤だったりします。

 詳しい特徴はこちら。ここで出てくる「有効ヨウ素量」は滴定で求めた I2 量を意
味し、これ以外に不純物として若干の KI を含むそうです。平行反応があるので、投
入した量が全て放出されるわけではないとのこと。粒がやや大きめなので、我々は微
粉砕したものを用いました。


【2004.5.20 講演会紹介】

 速報!Journal of Photochemistry and Photobiology A: Chemistry
大阪プレシンポ時の論文をまとめた柳田先生御退官記念号、Volume #(164 )
が公開されました。冊子体の購入希望、お問い合わせはとりまとめの和田
先生へどうぞ。(←宣伝して良かったかしらん?)


Proceedings of the Dye Solar Cell Osaka ICP-21 Pre-symposium.
Dedicated to Professor Shozo Yanagida on the occasion of his retirement


【2004.5.20 講演会紹介】

 んー。ノーコメント。

第3回高分子ナノテクノロジー研究会講座
主題=ナノテクノロジーによる環境にやさしいものづくり
主 催:高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
協 賛:日本化学会ほか
日 時:6月9日(水)10 : 20〜16 : 50
会 場:東京工業大学百年記念館フェライト会議室(3階)
   (東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL 03-3726-1111)
交 通:東急目黒線・大井町線「大岡山駅」下車 徒歩1分

講 演
<10 : 20〜12 : 30>
1.  高導電性ラングミュア・ブロジェット膜の開発-金属性から超伝導へ- (桐蔭横浜大工)三浦康弘
2.  軽い,薄い,フレキシブルで柔らかい色素増感型太陽電池  (東北大多元研)内田 聡

<13 : 30〜16 : 50>
3.  バイオポリマーナノコンポジット  (豊田工大院)岡本正巳
4.  リグニンを原料とする環境適合性高分子の可能性  (産総研)廣瀬重雄
5.  人工光合成のナノサイエンス・ナノテクノロジー  (京大院工)今堀 博


【2004.5.19 誰か教材作りません?】

平成16年度エネルギー教育用教材キット(小学校高学年向け)
の作成・配布に関する企画提案募集について

            平成16年5月13日 九州経済産業局

 経済産業省では、平成14年度より、学校におけるエネルギー教育支援の一環とし
て、エネルギー教育用教材キットを作成・配布し、授業や課外活動などに役立ててい
ただくための委託事業を実施しており、平成16年度は、小学校高学年を対象とした
教材キットを作成し、全国約24,000校(国公私立すべて)の小学校の中から、
約10,000校に配布する予定です。
 つきましては、本日より、教材キットの企画についての提案募集を行います。御提案
いただいた中から、本事業の委託先を選定(1社または複数社)することとしていま
す。
 また、5月20日(水)に説明会を行います。募集の締め切りは6月18日(金)です。

2002年は、西野田電工(株)の「花力発電キット」が採用されています
http://www.nisinoda-electronics.co.jp/

 蓑田様!


【2004.5.18 HP紹介】

 んー。ネタ無し、苦し紛れで御紹介。

TBSラジオ eco関心空間:色素増感太陽電池
新しい太陽電池のカタチ

 これも匿名希望様。


【2004.5.17 記事紹介】

 化学合成やダイオキシン・PCB 副生成物出さず化合物を少量生産
阪大が相次ぎ研究成果 プラント小型化に道
(2004年5月14日付 日刊工業新聞23面)

 匿名希望様。Ru 錯体の合成についても記述があります。


【2004.5.14 記事紹介】

 薄く曲がる太陽電池 発電効率 5% に向上
慶大、亜鉛系素材を利用
(2004年5月13日付 日経産業新聞7面)

 Zn系を用いた色素増感太陽電池で、フィルム状、かつη=5%?

 M 様、匿名希望様、感謝です


【2004.5.13 記事紹介】

 富士電機グループ フィルム基板の太陽電池
建材向けサンプル出荷
(2004年5月11日付 日経産業新聞8面)

 匿名希望様!


【2004.5.12 AISTワークショップ】

「1st AIST-RCPV INTERNATIONAL WORKSHOP
ON PHOTOVOLTAIC SCIENCE AND TECHNOLOGY」

AGENDA

 いきなり今日の話で申し訳ないのですが、注目は13:00〜13:20 より
旧光反応制御研究センター 太陽光エネルギー変換チーム 杉原秀樹 先生
(現:電力エネルギー部門)が“Recent development of dye-sensitized
solar cells in AIST ”を御発表されます。

 これも蓑田様(注文しましたヨ! ゴニョゴニョ)。


【2004.5.11 記事紹介】

 太陽電池 電力エネルギーの時代へ
新エネの一翼担う 来年は1000億円事業へ
(2004年5月10日付 日刊工業新聞?面)

  イオン性液体をゲル化 環状ジペプチド誘導体ゲル化剤利用
信州大 安定性向上で応用拡大
(2004年5月10日付 化学工業日報7面)

 と○しま先生、匿名希望様、ありがとうございました。


【2004.5.10 ああ NEDO】

  平成16年度「革新的次世代太陽光発電システム技術研究開発」に
 係る公募について(予告) 情報更新

http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/160325_1/160325_1.html

 ふーーーーーん。もう、頼まれたって応募しないけどね。(苦笑)
積もる愚痴はさておき、右の写真は DSC が軽量で家屋やビルの側壁も
発電に使える→どの程度効果があるのか?を実証するためにわざわざ
60 万円!も掛けて作製した模型です。

 実際に野外で測定した所、立方体の建物では屋上(上面)のみで発
電した場合と4面を使用した場合で、一日辺り最大で 40% ほど多くの
発電量が得られることが分かりました。

 てなデータも添付して、足かけ1年以上の下準備の末に名だたる企業
4社+研究機関1+東北大の布陣で臨んだわけですが、あえなく沈没し
ました。(泣) 
大変御迷惑お掛け致しました>関係者の皆様

 ちなみに、昨年の採択先はココ↓
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/150912_1/150912_1.html

早瀬先生、私の分まで頑張って下さい。DSC、過去 3 件採択されただけ
で「多すぎる」と批判があるそうで(萎


蓑田様、ありがとうございました。


【2004.5.7 シリコンですよ】

 産総研つくばセンターに国内最大の太陽光発電設備が完成
−国内初のメガワット級分散型太陽光発電システムの実証・評価−

4/27 日付記事再掲になりますが、来週5月10日(月)7:30から
7:41のNHKテレビ「おはよう日本」で産総研太陽光発電の中継が
あるそうです。

 と○しま先生、お知らせありがとうございました。


【2004.5.6 Electrochemistry】

 今月の「電気化学および工業物理化学」誌は宮坂研の斎藤さんが寄稿。

斎藤 晴久、上草 貞雄、村上 拓郎、川島 徳道、宮 坂力
水系色素増感太陽電池の高効率化−メソポーラス酸化チタン膜の表面処理
Electrochemistry, 72(5), 310-316 (2004)

 通説とは異なり(?)電解質溶液中の水分量って、意外と影響ないですよね。
少なくとも、初期値に関しては。

 と書いている間に
ペクセル・テクノロジーズ社から N 色素のサンプルが!
宮坂先生、どうもありがとうございました。


【2004.4.30 IPS-15】

 IPS-15(太陽エネルギーの光化学変換・貯蔵国際会議)

 あー、しくじったな。身辺ゴタついてて迷った末にエントリーを見送
ってしてしまったのですが、出るべきでした >パリ。

 今回から新たに色素増感太陽電池専用のセッションが設けられ、実に
120 件も応募があるそうです。北村先生、金子先生、いいとこ行かれる
んでしょ? いいなー、いいなー

 *続報お待ち致しております


【2004.4.27 ニュース紹介】

国内最大の太陽光発電設備が完成 300世帯分を発電
                       (4/27 付 asahi.com)

<日本国際賞>光触媒発見の本田健一氏ら4人に賞状 授賞式
                (4/22 付 Yahoo!ニュース 社会 毎日新聞)
 今日はこれで勘弁してね


【2004.4.27 HP紹介】

 まだ作製の途上ですが、西谷先生(高知工業高等学校)のHPです。
マジメにDSC製作過程の写真・解説等あり。

 さいこくのページ別館

 本館は何処?


【2004.4.26 おまけで】

 η=10.5% http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/img/APL03397.pdf

パスワードは適当に当ててみてください。


【2004.4.24 久しぶりの松島にて】

Dr. Lee@KERI さんと一緒に
      絆       


【2004.4.23 おまけで】

 ここ数日間、大阪プレシンポ時のペーパーが続々と上がってきております。
Journal of Photochemistry and Photobiology A: Chemistry


【2004.4.23 追加で】

松下退職のシニア技術者
次世代電池に第2の人生、室園氏・松本氏(かんさい21)

                (2004/4/6付 大阪かんさい21)


【2004.4.23 記事紹介】

ナノテクに挑む、中部新ものづくり、(3)界面制御
透明な牛乳も 他業種と手つなぎ新素材

                (2004/4/15付 中日新聞)

鐘化、04年度の太陽電池生産量を1.5倍に引き上げ
                (2004/4/13付 日刊工業新聞)

 これも蓑田様!


【2004.4.22 展示会紹介】

 終了ネタでごめんなさい

第7回コンバーティング機材・特殊印刷展にて紹介されていた
ロールtoロールスプレイ塗布装置
「350mm幅、用途は燃料電池、色素増感太陽電池プロダクションなど。 」

 トービさんのブースでは染色済みマクセル製のロール状DSC電極が、
金子先生(静岡大)の所では100×100mmのガラスベタセルを2個直列
で展示された模様。

 蓑田様、○川様ありがとうございました。


【2004.4.21 記事紹介】

 実用化へ向けて開発進む 色素増感太陽電池
日本化学会春季年会で最前線研究を発表
        (4/5付 化学工業時報 第2530号)
 
前編 後編

 匿名希望様、ありがとうございました。


【2004.4.20 講演会のお知らせ】

第44回 電気化学セミナー
光電気化学の最新展開を鳥瞰する
-可視光を利用する光触媒と色素増感型太陽電池-

主 催:電気化学会関西支部
日 時:2004年7月15日(木)〜16日(金)
場 所:大阪府立大学学術交流会館
    〒599-8233 堺市学園町1-1 
    電話072-252-1161 内2791

 行くなら2日目。K 様お知らせありがとうございました。


【2004.4.19 講演会のお知らせ】

高効率で低コスト・軽量でフレキシブル

フィルム状色素増感太陽電池
最新開発技術


☆PETなどのプラスチックを基板とする色素増感型太陽電池は,アモルファスシリコン型
  に比べて高効率,低コストであり,更にカラフル,シースルー性といった利点も加わり,
  幅広い用途が期待されます!!

◎講 師:

桐蔭横浜大学 大学院工学研究科
材料工学専攻 教授  工学博士

宮坂 力 氏

○日 時:

2004年 4月21日(水) 10:00〜16:00

○会 場:
  地図

東京・御茶ノ水・中央大学駿河台記念館5F・560号室
 (東京都千代田区神田駿河台3−11−5 TEL.03(3292)3111)

○受講料:

49,000円
 (1名につき−テキスト・昼食代・喫茶代・消費税2,333円を含む)

○主 催:

(株)テクノシステム

 最大効率11%(グレッツエル研)に隠された技術とは?


【2004.4.16 本の紹介】

未来をひらく最先端科学技術2 ISBN4-265-04492-1
 2004年4月8日(木)第1刷発行
 監 修:毛利 衛
  編 :こどもくらぶ
 発行者:岩崎弘明
 発行所:株式会社岩崎書店
 定 価:本体 2800 円+税

次世代の太陽電池
こんなホームページを参考にしよう

 ネタ切れ。絵本・児童書のカテゴリーにしては妙にハイテクな内容の図鑑です。
中高生向け?漢字にはちゃんとフリガナも振ってあるのですが。


【2004.4.15 講演会】

★大面積化・光利用効率向上・信頼性、性能向上!!

色素増感太陽電池における高効率化および
フィルム化
エネルギー貯蔵技術

●講 師:
 第泄煤@岐阜大学大学院工学研究科・助手 学術博士 吉田 司 氏
 第部 桐蔭横浜大学大学院工学研究科 教授 工学博士 宮坂 力 氏
 第。部 触媒化成工業(株) 新規事業研究所 所長代理 小柳 嗣雄 氏
 第「部 東京大学 大学院総合文化研究科広域科学専攻・助教授
     (工学系研究科応用化学専攻兼担)工学博士 瀬川 浩司 氏
 第」部 昭和電工株式会社 研究開発センター土気(とけ)2グループ
     グループリーダー(兼 昭和タイタニウム株式会社 技術グループ
     グループリーダー) 田中 淳 氏
 第、部 宇部興産(株) 高分子研究所 機能設計研究部
     主席研究員 角田 剛久 氏

●日 時 :平成16年4月26日(月)10:20〜16:45
              27日(火)10:30〜16:15
●会 場 :[東京・芝] 機械振興会館 6F 65会議室
●聴講料 :1名につき65,100円(消費税・資料代・昼食代を含む)
         〔★1社2名以上同時申込の場合1名につき上記価格より
           5,250円割引いたします。〕


 掲示板でもお知らせ頂きましたが、技術情報協会からです。NAG 様、ありがとう
ございました。何ででしょうね? 今まで私、宮坂先生と御一緒する機会、ほとんど
無いんですよね。同じDSCフィルム化でも私は焼く方が専門なのですが。。。


【2004.4.14 Loop】

太陽電池
ハイブリッドや微結晶シリコンで発電効率向上と低価格化を目指す
ダイヤモンド[ループ]5 May 2004 No.05 p36-37

・技術のハイブリッドで世界最高レベルの発電効率達成
・次世代薄膜太陽電池はコスト低下に大きな可能性を秘める


太陽電池の種類


 Thanks! >has ループ、わずか1年足らずで休刊だそうです。


【2004.4.13 Peccell technologies 再び】

 以前御紹介しましたペクセル・テクノロジーズ(株)ですが、下記社員を
擁していよいよ本格的に稼働を始めたようです。新たに製品案内のページ
が更新されました。個人的には色素がお勧め(マジ)。

お問い合わせは:
TEL 045-974-5656,FAX 045-974-5657
営業部 Email: eigyou@peccell.com
 
電気化学会懇親会にて
同学会、日立 Gr と一緒に
(本文と関係無し)


【2004.4.12 記事紹介】

フィルム印刷加工関連 トービ 超低抵抗導電膜
先端産業分野で相次ぎ商品

●ITOをイオンプレーティング●ベンチャー企業新たな羽ばたき
          
(2004/4/5付 週刊包装タイムス)

 


ナノ粒子の開発受託、イオックス、米VBと組む
――LEDや太陽電池向け (2004/4/7付 日本経済新聞)

深層断面/太陽電池メーカー、迫る黒雲なんのその
−世界需要は拡大一途   (2004/4/7付 日刊工業新聞)

 以上、蓑田様。ありがとうございました。


【2004.4.9 お出かけ】

 京都方面に出張です。


【2004.4.8 講演会御紹介】

 「くろっぺ、みーっけ!」ちゃうちゃう、1つ2つじゃないんです。
なぜか今年は新年度開始早々から講演依頼が殺到。新手のイジメか?
まだ4月上旬だと言うのに、既に6件確定しております。ヒー
                     *どこかでお会い致しましょう
-----------------------------------------------
半導体産業新聞セミナー
「色素増感が『太陽電池』を変える」
〜カラフル・フレキシブル・低コストの3拍子を実現〜
色素増感「太陽電池」の最新動向
日 時:
5月25日(火)10:00〜18:15
会 場:東京・御茶ノ水 明神会館
主 催:半導体産業新聞 事業部
講 演:色素増感「太陽電池」の実用化に向けて
  (東北大多元研)内田 聡
-----------------------------------------------
■高分子同友会
日 時:5月26日(水)17:30〜19:15
場 所 : 高分子学会会議室
講 演:色素増感太陽電池開発の現状と今後の展開
  (東北大多元研)内田 聡
-----------------------------------------------
■第3回 高分子ナノテクノロジー研究会講座
主題=ナノテクノロジーによる環境にやさしいものづくり
主 催:高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
協 賛:日本化学会ほか6月9日(水)10 : 20〜16 : 50
日 時:
6月9日(水)10 : 20〜16 : 50
講 演:<10 : 20〜12 : 30>
2.  軽い,薄い,フレキシブルで柔らかい色素増感型太陽電池
  (東北大多元研)内田 聡
-----------------------------------------------
情報機構 講習会
主 催:情報機構
日 時:
6月16日(水)〜25日(金)の期間内
講 演:大面積フィルム状色素増感太陽電池の開発
   (東北大多元研)内田 聡
-----------------------------------------------
■第43回 色材工学夏季ゼミナール
主 催:色材協会
日 時:
7月8日(木)、9日(金)
会 場:グランドホテル浜松
講 演:軽い・薄い・フレキシブルで柔らかい、次世代の色素太陽電池
   (東北大多元研)内田 聡
-----------------------------------------------
■レオロジー討論会
主 催:日本レオロジー学会, 日本バイオレオロジー学会
日 時:
9月22日(水)〜24日(金)
会 場:弘前大学
講 演:酸化チタンペーストのレオロジー特性と色素増感太陽電池への応用
   (東北大多元研)内田 聡
-----------------------------------------------

 疲労の極み。それともボケ? ふと日頃持ち歩いている鍵束を見たら、身に覚えの無い
鍵が1つ。。。(未だに分からん)


【2004.4.7 HP紹介】

 「独立行政法人 工業所有権総合情報館」なる組織のHP上、特許物流支援チャート
にて「電気16高効率太陽電池」が公開されています。
*PDF ファイルが勝手に Download されるので御注意を(ひどいページだ)。

 元々は特許庁のHP上に“標準技術集”として公開されていたものと思われますが、
いつの間にか削除され、気がつくと色素増感型太陽電池の項目などが新たに追加されて
こちらで情報公開されるようになったようです。(謎)

 これも匿名希望様。


【2004.4.6 記事紹介】

 過去日記で【2004.3.28 記事紹介】更新。並びに少し前の記事?で1つ御紹介

第1回モノづくり部品大賞 部品大賞
フィルム太陽電池 TDK、半導体エネルギー研究所

 匿名希望様より。


【2004.4.5 HP紹介】

 掲示板にもありましたが「もっと分かりやすいHPは無いか?」
おっしゃる通り。どちらかというと大学、企業研究向けの内容に
なっていますもんね。そんなあなたにピッタリのページがありま
すので御紹介。

 信州の草花で作る色素増感太陽電池
                (長野工業高校 若狭信次先生)


【2004.4.2 記事紹介2】

岐阜大学大学院・吉田司助手
色つき、柔軟な太陽電池
レインボーセル 課題は発電効率の向上 
(2004年4月2日付 日刊工業新聞26面)


 記事送付、ありがとうございました。「きじ」を変換したら真っ先に「雉」が
出てきましたよ。(萎

【2004.4.2 記事紹介】

 読売新聞2回目。今回は(なぜか鹿児島版だけど)遂に顔写真入り!
でもこの見出しはどうかと思う。さすがの私も、、、(苦笑)。
おまけに何やら広告依頼があちこち出回ったようで御迷惑をお掛け致
しました。関係者の方々、大変申し訳ございませんでした。

太陽の恵みを有効利用
色素増感太陽電池とは?

(2004年3月27日付 読売新聞36面<鹿児島版>


 今となっては全てが懐かしい。改めて、ここまでお世話になった皆様方に感謝致します。


【2004.4.1 毒放火】

 更新遅れ気味で大変申し訳ございません、マジで忙しい。ところで今日から4月。
大学の独立行政法人化が始まり、遂に日本から“国立大学”は無くなりました。その
せいだけではありませんが、お陰様で5年の任期を付けられてしまいましたよ。個人
ではなく所属する部門に付くんですけどね(結局同じこと)。4月バカにしては、し
ゃれにならないっす。公務員削減の次のターゲットは、国 → 地方へ向かうこと必死
と思われ。ヤな世の中になったもんだ。

 明るい?ニュース。うちの嫁さんは上の教授様が定年退官のため、強制的に退出を
迫られ某所へ転出。独立した研究室と新築の2部屋を割り当てられ、助教授に。偉く
なったもんだ(しみじみ)。専門は水環境化学なので、縁がありましたらどうぞ。先
日の日本化学会で雉鳥氏と名刺交換したらしいですが(笑

 あー、今日は愚痴だけになっちゃいましたよ。はは。産総研の皆さん、どうなさってますか?


【2004.3.29 標準技術集】

 特許庁HPに「標準技術集」が公開されていますが、この度「化学15年度」の欄に
新たに「色素増感型太陽電池」が設けられました。調査対象技術の樹形図はもとより
技術の内容・流れから動作原理まで網羅した、珠玉のデータベースです。とくと御覧あれ。

▽標準技術集 http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu.htm


 作成委員の一人は、くろっぺよん。いろいろ批判もあるけど、いい仕事してるぞ >特許庁


【2004.3.28 記事紹介】

Konarka to Participate in EU Research Consortium on
Plastic Solar Cells
       (2004/3/24付 solarbuzz)

Collaboration Between European Union and Konarka to
Result in Wide-Spread Adoption of a New Source of
Power at Less Than E1 Euro Per Watt

                   (2004/3/24付 Lowell, MA, U.S.A.)

マナック、機能材事業が軌道に、ポリイミド製造用酸成分ODPAなど
                   (2004/3/22付 化学工業日報)

シャープ、極薄の太陽電池セルを量産化−来年度中にすべて切り替え
                   (2004/3/25付 日刊工業新聞)

ファイルいい話/ジェット・NEKO−携帯電話用充電器
                   (2004/3/24付 日刊工業新聞)

太陽電池を小型球状化 携帯電話、街灯に使用可能 低コスト、性能も安定
                   (2004/3/24付 読売新聞)

多結晶シリコン太陽電池の変換効率が世界一 京セラが達成
                   (2004/3/23付 読売新聞)

 以上、蓑田様。ありがとうございました。


【2004.3.27 電気化学会後記】

【1】あまり期待しないで聞いた記念講演、面白かったぁ。「成功は失敗の始まり」から
スタートして、企業人としてのモノ作りの楽しみから失敗例に至るまで、はぁ、私の非力
な文章力では伝わらないですな(残念)。ああいうリーダーが上にいる企業 or 組織、素
直に羨ましい。


 ◆偶然は用意の出来ている人間しか助けない(フレミング)
 ◆ニュートンはなぜ万有引力を発見できたかと訊かれ… いつもそれを考えていたから、

  と答えている

そうそう。うちの某に聞かせたかったですね。ひらめき? 能力とかタイプだとか、関係

ないつうの。どれだけ普段真剣に取り組んでいるかの差でしょ。


【2004.3.26 night 出張】

 只今帰宅、、、いや、職場にて。皆様お疲れ様でした。しゃれにならんぞ >AIST


 未来日記で申し訳ございません。明朝より出掛けます。会場にてお会い致しましょう。
発表OHP、まだできてないよ...。

【2004.3.26 出張】

 電気化学会第71回大会 3日目。色素増感太陽電池関係(D会場)。


【2004.3.25 出張】

 電気化学会第71回大会 2日目。色素増感太陽電池関係(D会場)。夜は懇親会へ。


【2004.3.24 出張】

 電気化学会第71回大会 初日。光触媒関係。


【2004.3.23 出張】

 東海地方へ。くろっぺにはがいるのですが(岡崎、分子研)、ついでに訪ねて
みようと思います。

(誤)Tuyoshi (正)Takeshi ね。


【2004.3.22 記事紹介】

 DSCネタとは少し逸れるかもしれませんが、一応

日立にナノテック大賞(3/19日付 日刊工業新聞22面)

■マナック 機能材事業が軌道に
 ポリイミド製造用酸成分 増強分、夏にも稼働
(3/19日付 日刊工業新聞22面)

 匿名様、ありがとうございました。


【2004.3.19 止まらない止まらない3】

 第50回新電池構想部会
主催:本会電池技術委員会
日時:4月26日(月)13:00〜17:00
場所:東京国際フォーラムG502会議室 (東京都千代田区丸の内3-5-1)
     URL:http://www.t-i-forum.co.jp/

☆主題 ナノ材料の再配列を応用したエネルギーデバイス技術
1.酸化物ナノシートの創製と材料合成への展開(物材機構物質研)佐々木高義、高田和典
2.電池用3次元規則配列多孔質体(都立大院工)金村聖志
3.新規なチタニアナノ材料を用いる色素増感太陽電池(京大エネ理工研)足立基齊
* 参加費:(資料代含む)
 一般5,000円(電池技術委員会会員および学生は無料)
* 申込方法:氏名、所属および連絡先を明記のうえ、下記世話人までE-mailまたは FAXで4月5日(月)
 までにお申し込み下さい。
* 申込先:〒243-0198厚木市森の里若宮3-1
      NTTマイクロシステムインテグレーション研究所スマートデバイス研究部
 櫻井庸司(E-mail:sakurai@aecl.ntt.co.jp,TEL 046-240-3751,FAX 046-270-3721)


【2004.3.18 止まらない止まらない2】


【nano tech速報】日立製作所が色素増感型太陽電池の大型パネルを試作,
 光電変換効率は9.3%(2004/03/17 NIKKEI On-LIne)*要登録(無料)

日立製作所は,色素増感型太陽電池の大型パネルを試作し,東京ビッグサイトで開催中
のナノ・テクノロジー関連の展示会「nano tech 2004」(2004年3月17日〜19日)で公
開した。1辺約10cmの電池パネルを4個接続したものを展示している。光電変換効率は
実験室でのテストで9.3%と「同型の太陽電池ではトップレベル」(同社)という。

 匿名希望様、ありがとうございました。  nano tech 2004 現場情報求む!

 ローム側のプレスリリース
包括的産学融合アライアンス第1回成果発表
−有機系エレクトロニクス・デバイスによる新産業創出に向けた融合連携−


 NTT側のプレスリリース
包括的産学融合アライアンス第1回成果発表
−有機系エレクトロニクス・デバイスによる新産業創出に向けた融合連携−
                              (2004/03/17 NTT News Release)
 4テーマあるうちの1つが足立先生プロジェクトです。
「チタニアナノチューブを用いる色素増感太陽電池の高効率化」
(代表者:京都大学エネルギー理工学研究所教授 足立基齊)
4月1日から開催される電気化学会で発表予定。

京都大学では、本アラインス発足前からチタニア(二酸化チタン)のナノチューブを用いた色素増感太陽電池の研究を推進。(特許出願実施済み。)

本アライアンスにより光電変換効率 8.2 % を達成。

引き続きナノチューブの合成法を改良し、さらに変換効率向上を目指す



【2004.3.18 止まらない止まらない】

日立、実用レベルの大きさの次世代太陽電池を作製 (2004/03/17 NIKKEI NET)

日立と京大、酸化チタン材料を用いた次世代太陽電池向け大型基板の試作に成功
酸化チタン材料を用いた太陽電池の実用化に向けた
大型基板(144cm2)の試作に成功
−京都大学との包括的産学融合アライアンスの成果を活用−(2004/03/17 日経プレスリリース)

 日立製作所(執行役社長:庄山悦彦、以下:日立)は、このたび、京都大学との包括的産学融合アライアンス
のもと、次世代太陽電池として注目される色素増感型太陽電池*1)の大型基板(144cm2)の試作に成功
しました。本太陽電池は京都大学エネルギー理工学研究所、足立基齊教授が開発した、変換効率9.3%を実現
できる新規酸化チタン材料を用いています。従来の結晶シリコンに比べて低コスト化に優位な新規材料と、日立
のデバイス化技術、実装技術を融合させることで、高効率で低コストの太陽電池の早期実用化に道を開くものです。

            中略

本成果は京都大学と日本電信電話株式会社、パイオニア株式会社、三菱化学株式会社、ローム株式会社、日立で

推進する包括的産学融合アライアンスの一環として、京都大学足立教授の新規酸化チタン材料と、日立の持つモノ
作り技術の融合により達成したものです。本アライアンスでは、京都大学内において、さらなる高効率化の期待で
きる新デバイス構造の検討や、新規機能性材料の合成を進めていま す。今後、アライアンスに参画している6社
の総合力によって、さらなる高効率化と早期実用化を推進する予定です。

 なお、本成果の試作電池は、2004年3月17日から東京ビッグサイトで開催される国際ナノテクノロジー総
合展「nano tech 2004」で展示します。

 蓑田様、ありがとうございます。東京ビッグサイトへGO!


【2004.3.17 続・ブレインサミット】

 an様より追加データ、ありがとうございました。 0399440 at 1:30 もう寝るポ


 緊 急 速 報  

【2004.3.17 ブレインサミット】

 ザ・ブレインサミット激突!日本の超頭脳!今夜!世界の常識をくつがえすスペシャル!!
(長いよ、タイトル)

 花電気男、ならぬ箕浦先生がTV出演です。惜しかったですねぇ>1000万円。


 カメラ途中で電池切れ、ごめんなさい。そもそもこの時間、まだ職場で仕事中なわけで。。。(笑) 0399070 at 23:15


【2004.3.16 書かずにはいられない!2】

 世界が注目する日本人研究者100人一挙掲載

 そしてお待ちかね、
「太陽電池」セクションに5名エントリーされた内の3名がDSC
に携わる方でした。No. 72
江口 浩一先生(京大)、No. 73 久保 亘氏(柳田研)!
No.74
我らが原 浩二郎先生(産総研)!! おめでとうございます。

 蓑田様、FAX 頂かないと危うく見逃す所でした。どうもありがとうございました。has もね。



【2004.3.16 書かずにはいられない!】

 世界が注目する日本人研究者100人一挙掲載
ダイヤモンド[ループ]2004 No.4 創刊1周年記念号

 No. 23
 水素エネルギー

 板橋武之(元学友会バレー部)
 日立製作所 基礎研究所 環境・エネルギーラボ
 E01 ユニットリーダ 主任研究員



 「1965年生まれ」ほー。「東北大学工学部応用化学科卒業」あれま。「同大学院工学

研究科応用化学専攻修士課程修了」くろっぺと同じじゃん! つか、隣の研究室でした。
と言いますか、実は学部4年生までの間アパートが一緒でした!!はは。

 
「日立を代表して参加する京大でのプロジェクトでは、色素で光を吸収し発電する
色素増感型太陽電池と有機半導体を使った太陽電池研究を行っている」はいはい。
 マクセル、、、ではなく日立の基礎研でもDSC研究を行っているのは知る人ぞ知る
ネタだったわけですが、しっかり記事になっておりますので御紹介させて頂きます。

 ここ最近、こうしたパターン多いです。商社に勤めたはずの現
エレクセル社兼業社長
某氏は、昔私と同じ研究室で一つ後輩です。大学を卒業して以来10年余、長い下積
み生活の末に(道を踏み外すことなく ^^;)こうして第一線の場で、しかも色素増感太陽
電池というテーマの下に再会できたことを非常に嬉しく思います。

【2004.3.16 ループ】

 続きは夜ということで一つ。 あー、時間無い...。


【2004.3.15 電気化学会にて】

 皆様、そろそろ用意はお済みでしょうか? 電気化学会における色素増感太陽電池
研究の発表件数推移です。毎年、ほぼ確実に増えている様子が分かります。


【2004.3.12 記事紹介】

 ダイヤモンド[ループ]2004/4 号、御覧あれ。仙台、売り切れ(泣)



 そうかぁ、大学へ転出されるんですか...。びっくりですよ。

【2004.3.11 出張】

 VBLと言えば大阪。柳田先生のお膝元にて、なぜかDSC講演のくろっぺでした。

■第9回VBL公開成果発表会
 先端科学イノベーションセンター発足に向けて〜研究プロジェクトの展望〜
 日時:3月11日(金)
 場所:大阪大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー
    レクチャー5 13:30〜14:30
    内田聡 東北大学助手
    「軽い、薄い、フレキシブルで柔らかい次世代色素太陽電池」


 ポスター、誰が描いたんでしょ? センスいいですね。


【2004.3.10 記事の御紹介】

 イオン性液体 参入相次ぐ 実用化へ開発加
速環境調和型溶媒次世代電池材料(3月8日付 化学工業日報 1 面)

 広範囲温度域でも安定 未知なる可能性を徹底追及
陽・陰組み合わせ物性多彩(3月9日付 化学工業日報 6 面)

 匿名希望様、ありがとうございました。


【2004.3.9 記事の御紹介】

 こんな形で出るとは。12 ページにも及ぶ、色素増感太陽電池大特集です! 

カラフル・フレキシブル・低コストをキーワードに、
ブレーク目前!
ナノテク実用化の先駆け!
色素増感太陽電池


週刊ナノテク2004年3月1日号 pp6-17


 今回はフィルム特集がメイン? 表紙の「手」は私です。(苦笑)
顔写真だけ(勝手に)ピックアップさせて頂きましたが、御紹介し
切れなかった皆様申し訳ございませんでした。


【2004.3.8 記事の御紹介】

 取りこぼし記事です、済みません >箕浦先生。

フィルム化とカラフル化 ファッション性の色素増感太陽電池
岐阜大で研究開発(3月3日付 化学工業時報 4 面?)

 も一つ、変わり種フレキシブル太陽電池他 >いろいろ(一部再掲)

 後者、蓑田様より。ありがとうございました。 週刊ナノテクネタは明日御紹介します。


【2004.3.5 ニュースの御紹介】

 ともう一つ、記事紹介。単結晶 Si、動作面積 5 inch で世界記録 21.5% だそうです。

NREL Verifies Record Solar Cell Efficiency
(NREL 太陽電池効率の記録を確認)
Sunnyvale, California - March 3, 2004
[SolarAccess.com]


【2004.3.5 講演会の御紹介】

 DSC in US の雄、コナルカ社の講演会です。

第11回 TiM ワークショップ ナノテク・太陽電池システム
開発の米国ベンチャー企業にみる技術経営のあり方

http://www.tim-japan.org/Seminar/2003/040319.html

日  時: 2004年3月19日(金)16:30〜18:30(受付16:15、通訳付)
会  場: 社会経済生産性本部 7階71会議室 東京都渋谷区渋谷3-1-1  
地下鉄・JR 渋谷駅5分 TEL03-3409-1159 地図:
http://www.jpc-sed:or.jp
参 加 費: TiM Japan登録会員5,250円、TiMJapan会員様以外で生産性本部賛助会
員、IEEE Japan Council会員、研究・技術計画学会各会員様10,500円、一般21,000円
(消費税込み)
<目  的>
 太陽電池ベースのビジネス開発の成否は如何に安価で信頼性の高いシステム提供が
できるかが鍵です。第11回ワークショップでは、こうした点に着目し、従来の単結晶
やアモルファス材料を選ばず、安価な素材をもとにした色素増感型という新しいタイ
プを選択して事業開発に取り組む、米ベンチャー企業・コナルカ社の社長に同社の技
術経営を語って頂きます。ご承知のとおり、
色素増感型太陽電池は1991年スイスEPFL
のグレッツエル教授によって開発されたもので日本でも企業や大学、国立研で研究が
すすんでいます。コナルカ社は同教授をアドバイザーに迎え、彼の技術を基本にし、
地元MITのナノテク技術を活用して「ロールtoロールプロセス(巻き取り原料から巻
き取り最終製品までの一環連続生産)」による低価格太陽電池の量産化に取り組む開
発企業です。
 さらに同社は、ベンチャー企業でありながら、将来技術としてノーベル賞受賞者
(炭素材料)のアラン・ヒーガー教授をアドバイザーに迎えて高分子と炭素による高
効率低価格太陽電池の開発にも取り組んでおり、スイスとオーストリアに製造、開発
子会社を持つというユニークな経営を行っております。「ものづくりベンチャー企業
の技術経営」事例として、グローバルな視野で、事業構想、その展開プロセスやエネ
ルギー市場・社会システム変化への着眼点など、興味深い議論ができるものと期待し
ています。
<スケジュール>
16:30〜17:40 「低価格・高信頼ナノテク・太陽電池システム開発の米国ベンチャー
企業・コナルカ社の技術経営事例」
講師:米コナルカ社 社長 B. ベッケンバウ氏
コーデネーター:クオリティ・エンジニアリング・アソシエイツ社 
取締役副社長 福本 晃氏
17:40〜18:30 質疑応答・18:30終了

 これも蓑田様。(^^;)


【2004.3.4 night 記事紹介2】

 更に追加で(蓑田様)

三洋電機、小型太陽電池テコ入れ、半導体部門に移管
                         (3月4日付、日本工業新聞)

京セラ、太陽光発電の冊子を発刊 (3月2日付、日刊工業新聞 14 面)


【2004.3.4 記事紹介】

桐蔭横浜大教授ら 曲がる太陽電池でVB
昭電などと量産計画          (3月4日付、日経産業新聞 17 面)


日本化薬 化学品事業で中期戦略
IFで中国進出検討
色素増感型太陽電池など新規製品開発急ぐ(3月4日付、化学工業日報 1 面)


日曜大工感覚で太陽光発電 環境省、低価格化を後押し
                       (3月2日(火) 付、共同通信社会ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040302-00000167-kyodo-soci

石原産業、酸化亜鉛事業に参入、四日市で微粒子タイプ量産
                       (3月1日付、化学工業日報 1 面)

米ナノシス ナノテク関連でデュポンと提携
                       (3月1日付、日経産業新聞 7 面)

 上2つが匿名希望様、以下蓑田様。感謝!


【2004.3.3 記事紹介】

米ナノシス ナノテク関連でデュポンと提携
           (3月1日付、日経産業新聞 7 面)

第1回モノづくり部品大賞
TDK・半導体エネ研に
フィルム太陽電池 
(3月2日付、日刊工業新聞 1 面)


【2004.3.2 プログラム紹介】

日本化学会第84春季年会
プログラム公開されています。色素増感太陽電池関連は26件


【2004.3.1 記事紹介、、、と思ったら】

   緊 急 速 報    

■□■ペクセルテクノロジーズ株式会社■□■

       Peccell Technologies, Inc.


今日付で設立、並びにHP公開。
お問い合わせは Tel./Fax 045-974-5055 までどうぞ。


 タイミング良く週刊ナノテクからも宮坂先生御登場です!


--------------------------------------------------------------

フィルム型色素増感型太陽電池を開発、5.4% の高効率を実現
ナノ材料実用化の先駆けを目指す!
           (週間ナノテク 2004年2月23日号 pp.4-5)
--------------------------------------------------------------

 【注】電話番号(正)045-974-5055(誤)045-974-505 です。お間違い無きよう。


【2004.2.27 記事紹介】

アーバンオフィス 20 分で 7 割以上 太陽電池使い携帯電話充電
ドコモ通じ全国販売         (2月26日付 日経産業新聞21面)

横浜エンジェルズ・フォーラム、横浜で起業家・投資家交流会
                  (2月26日付 日経産業新聞21面)

 創業支援を目的とした特定非営利活動法人(NPO法人)の横浜エンジェルズ・
フォーラム(横浜市、水内終一也理事長)は三月十一日午後一時半から「起業家・投
資家交流会」を開く。会場は横浜情報文化センター(横浜市)。日本エンジェルズ・
フォーラムの井浦幸雄代表理事が基調講演する。フィルム型の太陽電池の開発に取り
組んでいるペクセル・テクノロジーズ(横浜市、宮坂力社長)など4社が事業計画を
発表する。参加は無料で定員二百人。ファクス(045・210・0681)で三月
八日まで申し込みを受け付ける。

 蓑田様、お知らせありがとうございました。


【2004.2.26 論文紹介】

 色素増感からは少し逸れますが、論文御紹介。1つは箕浦研より。

杉浦 隆、柳漢 振、安野 聡、箕浦 秀樹
「光電気化学エッチングによる酸化チタンナノロッド構造の創製」
色材, 77(2), 64-68(2004).

長尾 幸徳、大木 知則、小澤 幸三
「アゾメチン系色素を配位子とするケイ素キレート錯体の吸収スペクトルと光電変換特性」
色材, 77(2), 51-56(2004).

 無記名様、ありがとうございました。


【2004.2.25 記事紹介】

 記事、まとめて御紹介!

今年度の太陽光発電補助申し込み 5万4千件と最高
新エネ財団(2月24日付 日刊工業新聞18面)

太陽光発電パネル 高効率タイプ開発
元旦ビューティー 各社モジュール対応(2月20日付 化学工業日報12面)

イオックス、京大教授保有の溶融塩電解技術で新素材開発へ
                      (2月19日付 日刊工業新聞21面)

日本化学会、柳田祥三フォーラム開催、リーダーのための化学技術革新
                      (2月18日付 化学工業日報2面)

インタビュー/東京農工大学教授・黒川浩助氏
                      (2月17日付 日刊工業新聞11面)

 「色素増感型は2030年あたりに花開くだろう」、へ?(^^;)

三洋電機、04年度内に世界第2位に、太陽電池生産能力
                      (2月17日付 化学工業日報11面)

ディスカバー三菱電機(2)風から光へ、中津川変身(ルポルタージュ)
                      (2月17日付 日経産業新聞24面)

[新製品]NTTとNTT−AT、携帯機器用ソーラー電源
「ポケットエナジー」を商品化

                      (2月16日付 WebBCN Daily News)
http://www.computernews.com/DailyNews/2004/02/2004021605128FAC90F22020.htm

 前2つが無記名様、残りは全て蓑田様、ありがとうございました。


【2004.2.24 電気化学会】

 電気化学会第71回大会プログラム公開!です。
「色素増感太陽電池」ネタは
D会場、遂に2日間を占めます。

 見所は2日目初日
「色素増感太陽電池評価ソーラシミュレータ用分光放射計
LS-100 の開発(英弘精機)」
他多数。


【2004.2.23 Konarka ネタ紹介】

Konarka Receives $6 Million Award from DARPA
 http://www.solaraccess.com/news/story?storyid=6124

Konarka Contracted for Hybrid Solar PV Cells
 http://www.solaraccess.com/news/story?storyid=6128

 うーん、情報提供ありがとうございました。


【2004.2.21 くろっぺ in St.MARY、朝だけよ】

 http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/img/20040221.mov (QuickTime Movie 9.8 MB)

 ↑お暇な方だけ、どうぞ。ステップターンで滑っています。


【2004.2.20 記事紹介】

 エレクセル情報1つ。内容の一部抜粋です。

河野 通之「電気を通す高分子材料技術 −イオン伝導性高分子材料−」
コンバーテック、2004.2, 29-31 (2004)。


【2004.2.19 Afternoon 記事紹介】

 今日の1面トップ記事です

 有機素材の太陽電池 発電効率1.5倍に
新日本石油が新構造(2004年2月19日付 日経産業新聞第1面)

 工場から地球環境改善 太陽追い安定発電
可動パネル検証中(2004年2月19日付 日刊工業新聞第13面)

 an様他、ありがとうございました。


【2004.2.19 論文紹介】

 JPC−B! 柳田研、中出様

S. Nakade, Y. Saito, W. Kubo, T. Kanzaki, T. Kitamura, Y. Wada, and S. Yanagida

Laser-Induced Photovoltage Transient Studies on Nanoporous
TiO2 Electrodes
Journal of Physical Chemistry B, 108(5), 1628-1633 (2004)


【2004.2.18 社説・コラム】

 無断転載禁止とありますので、触りの部分だけ

 2月16日付・編集手帳

 太陽が地上にもたらすエネルギーは一時間分で、世界の年間のエネルギー
消費量に相当する、との試算がある。(2月16日付 YOMIURI ON-LINE にて)

 昨日のアクセス数は 1250 でした。先週辺りから、急に伸びています。


【2004.2.17 広島方面限定にて】

 ネタ無し手前味噌記事紹介2(何度目じゃ?)。申し訳ないです。トホホ

 内田 聡「軽い、薄い、フレキシブルで柔らかい次世代型色素増感太陽電池」
ハイテクインフォメーション, 151, 14-18 (2004)



 ↓こちらは新聞記事、k 本様ありがとうございました。

 需要拡大に対応 太陽電池を増産 (2月13日付 日経新聞 13 面)
 三洋電機 新工場棟、能力2倍
 シャープ 海外での販売強化


【2004.2.16 月刊化学】

 ネタ無し手前味噌記事紹介。あ、でも次号ですね。

 正木 成彦, 内田 聡「ナノチューブを利用した色素太陽電池!」
化学, 3月号 (2004).

それから1月の新刊でこんなのもあります。

マイクロ波が化学の世界を革新する
化学を変えるマイクロ波熱触媒
 
著者:柳田祥三 著
    松村竹子 著
 価格:本体 1,100円


 メールのお返事が滞っております、申し訳ございません。


【2004.2.13 KASTフォーラム】

 KASTフォーラム4「太陽光発電の未来」のお知らせ

開催日時 :2004年2月20日(金)15:00〜17:30 
会場 :KSPホール(川崎市高津区) 
主 催:財団法人神奈川科学技術アカデミー(KAST)
定 員:60人程度
参加費:会員および学生は無料。一般参加は3000円

 ノーコメント


【2004.2.12 night 訂正】

 一部訂正。「JIS C 8933 の規格では、スペクトル合致計算は分光放射照度
350〜750nmについて規定されています」とのこと。こちらに合わせたデータ
を再掲致します。JIS-A 級クリアは変わらず。

Wave Length

Standard Solar
Radiation[%]

Measured
Data[%]

Spectral
Coincidence[%]

350〜400

6.44

4.95

76.83

400〜450

11.48

10.03

87.34

450〜500

15.19

15.17

99.85

500〜550

14.93

14.50

97.08

550〜600

14.23

15.60

109.64

600〜650

13.94

15.26

109.43

650〜700

12.56

13.32

106.04

700〜750

11.22

11.18

99.63

350〜750

100

100

(77〜110%)


【2004.2.12 人柱】

 前回光量はともかくスペクトル合致度に課題を残した某 O 社のソーラー
シミュレータですが、フィルター構成を変えて何とか可視領域だけでもまと
もになるように合わせ込みました。

 営業サイドからはその後全く音沙汰無し。納入時はフィルター忘れて来るし、そもそも
納期は2倍も掛かってるし(予定2ヶ月、納入4ヶ月!)、おまけにスペクトルは...。

 という次第で、一度ならずも二度までも! 蓑田様をお呼び立てして校正に
お付き合い頂きました。本当に申し訳ございません。お陰様で「400-800 nm」
と限定条件付きではありますが、かろうじて
「JIS C 8933アモルファス太陽
電池測定用ソーラシミュレータ A級(75〜125[%])」並の光源にはなりました。
光量の変動も、かろうじて 1% 以内。
(にしても赤外領域、汚いです。現在、更に検討中)

 今からソーラーシミュレータを考えていらっしゃる方は、よくよく吟味さ
れてからお選び頂ければと思います。

    

Wave Length

Standard Solar
Radiation[%]

Measured
Data[%]

Spectral
Coincidence[%]

400〜450

10.22

9.60

93.9

450〜500

15.35

14.47

94.3

500〜550

14.11

13.82

97.9

550〜600

14.48

14.86

102.6

600〜650

13.84

14.53

105.0

650〜700

13.04

12.73

97.6

700〜750

10.64

10.68

100.4

750〜800

8.32

9.31

111.9

400〜800

100

100

(94〜112%)


 実際に半日まるまるかけて合わせ込んだ経験上、ランプやエアマスフィルター
の劣化、光の安定性(ちらつきの有無)等、7 % を越えるセルになってきますと
このへんの僅かな誤差が無視できなくなってきますので、モニター手段として
LS-100 のような機械が手元にあると大変便利です。


 電気化学会の講演要旨、締め切り 12日 必着だぞー。
【2004.2.10 記事紹介】

 更新遅れ気味で申し訳ありません。先週の取りこぼし記事くつか御紹介。

金属酸化物ナノポーラス材
結晶相で作製成功
産総研 触媒担体など適用広範(2004.2.5付、化学工業日報1面)

可能性を秘めた材料
イオン液体研 春に発足
産学官の研究促す(2004.2.5付、日刊工業新聞27面)

有機ELディスプレー用製品でリード
高分子系の開発も加速
東洋インキ製造(2004.2.10付、化学工業日報6面)


【2004.2.9 TV 紹介】

 宮坂研、テクニカルショー(パシフィコ横浜、2月4日)出展時のフィルム型
DSC、TV出演された模様。


【2004.2.7 感謝感謝でございます】

 休日出勤、、、私がしたとかいうつまらん話ではなくて、させてしまいました。
それもほとんど丸一日! もう、ほんと申し訳ないです。詳細は後ほどこの場で御
報告させて頂きます。


【2004.2.6 Konarka】

 (米) Konarka Technologies, Inc.の 2004/2/4付けでリリースされたニュース。
んー、どこまで本当なんでしょうか? 確か日本の企業も出資していましたよね?

Konarka Technologies Demonstrates
New Levels of Efficiency in Flexible
Photovoltaic Cells
http://www.solaraccess.com/news/story?storyid=6028
http://www.konarka.com/news_press_newlevel-eff.php

 「コナルカ社の化学ベースのセルは新種の塗装できて・プラスチック製で・
フレキシブルな光電池であり、伝統的な光電池が競争できない多くの用途に
使うことが可能である」「我々は現在、(実際に)機能するフル-サイズの
生産セルを構築しており、効率 8 % に迫る値を達成している。来たる何ヶ
月か後には10 % を越える予定だ。」コナルカ社は高効率でフレキシブルな
光電池を作製して商業化する最初の企業である。会社は今年後半に試験生産
に入り、2005 年には生産量をスケールアップする予定。

 by 蓑田様、立て続けにどうもありがとうございます。


【2004.2.5 Night 特許情報更新】

昭57
昭60
平01
平05
平06
平07
平08
平09
平10
平11
平12
平13
平14
平15
平16
2
1
1
1
2
4
7
7
16
42
103
114
115
181

592

 h 様の御協力を得て、久々に特許情報を更新致しました。2003 年、突出しています。

【2004.2.5 Morning 産総研ニュースの御紹介】

■結晶性金属酸化物ナノポーラス材料の合成に成功

−結晶相を活かし、エネルギーデバイス、光触媒デバイス等の高性能化に新たな道−

結晶相のナノポーラス材料の特徴を活かし、触媒担体、吸着剤、光触媒、
湿式太陽電池、センサー、エネルギー貯蔵デバイス等の高性能化が可能

 R 社の HM 様、ありがとうございました。


【2004.2.4 記事の御紹介】

 『記者の眼』 2004年1月31日付 半導体産業新聞

 「某」研究者です>私。あはは蓑田様、お知らせありがとうございました。


【2004.2.3 記事の御紹介】

 先週の取りこぼし記事御紹介

『太陽電池 増産に本腰 一般住宅用需要急拡大 電機各社、成長を期待』
(2004/1/21付 産経新聞(大阪朝刊))


『東大、太陽電池、蓄電も、曇天・夜間でも電気供給』
(2004/1/26付 日経産業新聞8面) (記事)

 蓑田様、h 様ありがとうございました。(感謝)


【2004.2.2 テクニカルショウヨコハマ2004】

テクニカルショウヨコハマ2004(第25回工業技術見本市)

会 期:平成16年2月4日(水)〜6日(金) 3日間 午前10時〜午後5時
主 催:社団法人神奈川県産業貿易振興協会 社団法人横浜市工業会連合会

 2月6日には
宮坂先生の御講演があります。2月12日に設立予定の
ペクセル・テクノロジーズ社
Peccell Technologies, Inc. の会社紹介
と出荷製品の宣伝もあるとのこと。横浜近郊の皆様(に限らず)、お誘
い合わせの上御参加下さい。

26()

14:0014:50

桐蔭横浜大学工学部医用工学科
教授 宮坂 力

フィルム型色素増感太陽
電池の実用化に向けて


 いよいよ社長ですね >宮坂先生 (^^;)


【2004.1.31 D論】

 過去を振り返る訳ではないけど、8年前に書いた自分の Dr.論文と再会
しました。(貧乏で)必要最小限しか製本しなかったので、自分の分が無
かったんです。当時、主査になるべき上司が所内で仲違いして*(?)飛び
出してしまい、残された私は別な研究室に引き取られて、全く異なる分野
の研究をしつつD論をまとめるという、かなり困難な状況下にありました。
お陰様で、髪の毛が茶色になりましたよ(マジ)。ストレス耐性には自信
あったんですが。 *上同士の話ですよ

 限られた時間の中での作業となったため、しかも実験をやり直すことも
追加することもできず、「内容的に大きな不満を残した」という記憶だけ
が残ったD論だったのですが、今見直して見たら
かなり頑張っていたこと
に気付きました。当時はそれだけ高いものを目指していたということか?

 持ってきてくれてありがとう >yama


【2004.1.30 記事の御紹介】

 手前味噌

環境のためのテクノロジーとビジネスをつなぐ情報誌 
月刊エコインダストリー
ECO  2004-FEB
INDUSTRY


 ◆特集:新しい色素増感太陽電池
色素増感太陽電池の高性能化・・・・・・・・・・・・18
    荒川裕則 Hironori Arakawa
    (独)産業技術総合研究所 光反応制御研究センター センター長
電子線照射によるナノ酸化チタン粒子の焼成と色素増感太陽電池への応用・・・24
    内田 聡 *1  冨羽美帆 *2  長塩尚之 *3
    *1 2 東北大学 多元物質科学研究所 *3 日新電機(株)
 ◆ECO TECHNOLOGY
CO2排出ゼロ,太陽エネルギー利用メタノール製造法の開発 ・・・・30
    上原勝也 *1  片山優久雄 *2
    *1  Katsuya Uehara   東洋エンジニアリング(株) 技術本部 技術企画グループ 担当部長
    *2  Yukuo Katayama  エネルギー総合工学研究所 研究理事


 あぁ、ハイレベルな報告会。(涙)


【2004.1.29 都内某所にて】

 例の講習会、大盛況だったようです。私も打上げだけ参加させて頂きました。
皆様、お疲れ様でした。来週からパパですね! >伊藤先生

御一緒させて頂きます

キヤノン、日本化薬、
日本板硝子、MPM、
分光計器に...

 今日の主役

薄膜研究会でお会い
致しましょう


 というわけで深夜仙台に戻って、今日また東京出張で不在に致します。ひー。


【2004.1.28 すんません】

 四日市方面出張。Voc 860 mV、「新しいTiO2」って、何じゃぁ???

 ああ、また夜明けだよ。これからお出かけしてきます。


【2004.1.27 遂にこの日が来てしまいました】

 フォーラムと最終講義の2件、お知らせ。

 

 柳田 祥三 教授 最終講義の御案内 



■日時:平成16年1月30日(金)午後3時〜午後4時45分(予定)
■会場:大阪大学コンベンションセンターMOホール
    
(大阪大学吹田キャンパス内)当日は会場へ直接お越し下さい。

日本化学会技術開発フォーラム『柳田祥三フォーラム』参加者募集

主催 日本化学会産学交流委員会
【第1回】会 期  平成16年2月21日(土)〜22日 (日) 
申込先:101-8307東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会産学交流委員会
「技術開発フォーラム」係(電話:03-3292-6163、Fax:03-3292-6318、
e-mail :tamaki@chemistry.or.jp)
http://www1.chemistry.or.jp/news/yanagida.html


 web 案内見当たらず...?


【2004.1.26 記録更新】

 予告通り? 1/24 の“第20回横浜市立大学国際学術研究フォーラム”にて M.Graetzel
教授が 11.0% の I-V カーブデータ、OHP 光源を使った風車回し等々披露された模様。
蓑田様情報

 話は少し逸れますが、色素電池研究の精度向上に大きく寄与した、影の功労者ですよね
>蓑田@英弘精機様。ありがとうございました。

デジカメ画像等、詳細情報求む!(誰か、たのんます) 11.04%! ありがとうございました。


【2004.1.23 記事の御紹介】

環境のためのテクノロジーとビジネスをつなぐ情報誌 
月刊エコインダストリー
ECO  2004-JAN
INDUSTRY


 ◆新年号特集:注目される太陽電池の開発
「太陽電池」開発の現状と展望・・・・・・・・・5
    柳田祥三 Shozo Yanagida
    大阪大学大学院 工学研究科 物質・生命工学専攻 教授
色素増感太陽電池 ・・・・・・・・・・・・・・・10
    柳田祥三 Shozo Yanagida
    大阪大学大学院 工学研究科 物質・生命工学専攻 教授
カラフル太陽電池・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
    大高秀夫 *1  松井文雄 *2
    *1 Hideo Ohtaka    (株)林原生物化学研究所 東京研究センター
    *2 Fumio Matsui    (株)林原生物化学研究所 東京研究センター センター長
有機薄膜太陽電池・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
    斉藤和裕 Kazuhito Saito
    (独)産業技術総合研究所 光技術研究部門 分子薄膜グループ 主任研究員
バルク型多結晶シリコン太陽電池 ・・・・・・・・・・・・・・・30
    白澤勝彦 Ktsuhiko shirasawa
    京セラ(株) ソーラーエネルギー統括事業部 研究開発部長
薄膜シリコン太陽電池・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
    太和田善久 Yoshihisa Tawada
     鐘淵化学工業(株) エレクトロニクスRDセンター 理事・センター長兼エレクトロニクス研究所長

高効率HIT太陽電池・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
    田中 誠 Makoto Tanaka
    三洋電機(株) 技術開発本部 マテリアル・デバイス技術開発センター ビジネスユニット
    エナジーデバイス研究部 部長


【2004.1.22 続・続・講演会の御紹介】

 事後紹介で申し訳ございません。またお会いしちゃいましたね。(苦笑)

電気学会東北支部山形支所主催
日本表面科学会東北支部共催
光触媒・酸化Ti特別講演会

日時 H116年1月21日(水)13:30-15:30
会場:山形大学工学部講義棟 中示範C教室
講演 1.東北大学多元物質科学研究所 
内田 聡
    【題目】酸化チタンを用いた次世代太陽電池

   2.元北海道大学触媒化学研究センター 
佐藤真理先生
    【題目】半導体光触媒の機能と応用

問い合わせ:山形大学電気電子工学科 廣瀬文彦
0238-26-3767 fhirose@yz.yamagata-u.ac.jp

 懇親会にて 
 右端は奥様 

 担当の廣瀬先生を始めとして、山大の先生方から大変心温まる歓迎を頂き
ました。この場をお借りして御礼申し上げます。しんり先生、またどこか別
な機会でお会いしましょう(お手柔らかに)。山スキーを新調された発言に
は驚かされました。まだまだ現役。

 佐藤しんり先生、御存知ない人は
ここを見る。


【2004.1.21 続・講演会の御紹介】

 ん、いつもと違う方!?

第34回プラスチックフィルム研究会講座
主題=高機能化技術とフィルムへの応用

主 催 高分子学会 プラスチックフィルム研究会
協 賛 (予定)応用物理学会 化学工学会 画像電子学会 電気学会 電気化学会
 日本印刷学会 日本化学会 日本合成樹脂技術協会 日本農芸化学会 プラスチ
 ック成形加工学会 日本材料学会 日本分析化学会
日 時 3月8日(月),9日(火)
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 
TEL: 03-3726-1111)

第2日=3月9日
<10 : 00〜11 : 55>
バイオミネラリゼーションによる有機/無機ハイブリッドの創製(東大院工)加藤隆史
機械装置としてのフィルム成形機(三菱重工)米谷秀雄
<13 : 00〜17 : 00>
LCD用ゼオノア光学フィルム(日本ゼオン)荒川公平
フィルムの延伸工程解析 (金沢大工)山田敏郎
色素増感太陽電池のフィルム化技術 (新日本石油)朝野 剛
低刺激型抗菌性ポリマーとその応用(東洋紡)小長谷重次


 今日は山形大(米沢)にて講演してきます。


【2004.1.20 講演会の御紹介】

 大事な講演会、見落とす所でしたよ

第2回太陽エネルギー化学研究センターシンポジウム

有機・薄膜系太陽電池および環境触媒の進展
日時:2004年2月5日
場所:大阪大学待兼山会館(豊中キャンパス)
参加費:2000円(懇親会費を含む)
共催:21世紀COE「自然共生化学の創成」
   環境・エネルギー研究会


【2004.1.19 講演会の御紹介】

 うーん、一応(フェアに)講演会の御紹介。荒川先生と昆野先生もいらっしゃるし...。

平成15年度 神奈川科学技術アカデミー教育講座

太陽光発電技術開発とビジネス戦略 コース
〜 研究開発の行方と1兆円産業への展開 〜


■ 開講期間 :平成16年2月9日(月)〜2月20日(金)
 計6日間  <1日単位の受講可>
■ 申込締切 :平成16年1月28日(水)
■ 主催 (財)神奈川科学技術アカデミー

 an様、ありがとうございます。


【2004.1.18 試験監督】

 センター試験2日目    

 17:30 帰宅。少なくともここ2年は、受験生の顔つきが真剣に変わって
きています。科目数も一つ増えています。理科は物理・化学・地学・生物
でそれぞれ 1A, 1B の2種類、数学は 1A, IIB へ。何のことはない、科目
数も呼び名も(恐らく内容も)私が受験生だった頃の 20 年前に戻っただけ。
“ゆとりの教育”は過去のものへ。

 変わらないもの、もう一つ。問題冊子には、実は
全てのページに“透かし”
が入っています。御存知でした? ほら。(右上)これもセンター試験が始ま
った 20 ン年前から同じ。ちなみに印刷は刑務所内で行われるというのは割
と良く知られた話です。


【2004.1.17 試験監督】

 センター試験初日、ただ働き。てゆうか、休日潰れるのがイタイ。 鬱々鬱々鬱々
受験生諸君、頑張っておくれ

 19:30 帰宅。今日の試験会場は仙台一高でした。廊下にでかでかと飾って
あった校訓は
『自重』『献身』。うーむ、どちらも自分には無い資質だ。(汗)


【2004.1.16 記事の御紹介】

 箕浦先生、早くも二回目。


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カラフルな色素増感型太陽電池「レインボーセル」を開発
既存の太陽電池にはできない新市場を開拓!
           (週間ナノテク 2004年1月5・12日合併号 pp.4-5)
--------------------------------------------------------------

 次は宮坂先生?柳田先生?早瀬先生? で 3 月号は私です、はは。
順次持ち回りのようでして...。 注目は同じ号の 12 page↓

--------------------------------------------------------------
住友セメントのナノテク、それは“超微粒子”
太陽電池や2次電池など、エネルギー分野の研究も強化
           (週間ナノテク 2004年1月5・12日合併号 p.12)

『太陽電池はナノテクを駆使した「色素増感型」を採用しており、
変換効率では
11% と、国内最高のパフォーマンスを発揮する。』
--------------------------------------------------------------


 さもありなん。本家も何やら騒がしいようですし...。


【2004.1.15 講演会の御紹介】 

 上原先生の最終講義です。
大阪近辺の関係者は
必聴!

 にしても御退官、惜しい
ですね。ひとまず、お疲れ
さまでした。

ニュー・フロンティア 材料研究会
第191回講演会
主 題「光合成細菌から有機太陽電池へ」

内容:今から30数億年も前に地球上に誕生した最も古い生命のひとつである光合成細菌の
高効率光電変換の驚くべき仕組みは有機太陽電池の開発に重要な示唆を与えている。今回は、
光合成細菌から有機太陽電池までの幅広い最新の話題と有機太陽電池開発の最前線をやさし
く解説する。

講演1.(10:00 〜 10:30)「タイプ1光合成反応中心の構造と機能」
  大阪大学理学研究科 助教授           大岡 宏造
講演2.(10:30 〜 11:00)「光合成でのアンテナ系タンパク質色素複合体の自己組織化」 
  名古屋工業大学工学部応用化学科 教授      南後 守
講演3.(11:00 〜 11:30)「人工合成アンテナの構築」
  立命館大学理工学部 教授            民秋 均
講演4.(11:30 〜 12:00)「生物に学ぶ光反応系の構築方法」
  京都大学大学院地球環境学堂 教授        三室 守
講演5.(14:30 〜 15:00)「有機化合物を用いた太陽電池」
  金沢大学工学部工業化学科 助教授        高橋 光信
講演6.(15:00 〜 15:30)「色素増感太陽電池の開発動向」
シャープ(株)エコロジー技術開発センター 主任研究員   韓  礼元
講演7.(15:30 〜 16:00)「有機薄膜系太陽電池の動作機構と高効率化」 
大阪大学太陽エネルギー化学研究センター 教授  松村 道雄

--------上原 赫 教授 最終講義(13:00〜14:30)一般公開--------

日時:平成16年2月2日(月)10:00〜16:00(講演会)
場所:大阪府立大学学術交流会館 多目的ホール(講演会)
参加費:当会会員,学生は無料,一般5,000円
世話人: 大阪府立大学大学院農学生命科学研究科 生物資源化学分野 切畑 光統
大阪府立大学大学院工学研究科 電子物理工学分野 内藤裕義
問合先: ニューフロンティア材料研究会(先端科学研究所 上原研究室内)
Tel: 072-251-7139 Fax: 072-254-9935 E-mail: new-f@riast.osakafu-u.ac.jp


【2004.1.14 Afternoon 講演会の御紹介】

 原先生情報! (^^;) 昨日の詳細情報に産総研内の見学とありま
したが、光反応制御研究センターは無いそうです。ちなみに
『「ハ、ハラ減った様」は、ぼくではありません(笑)』本人談

平成15年度つくば新技術講座
平成16年1月21日(水)


◎講義1.(13:30〜14:00)
産業技術総合研究所
光反応制御研究センター 太陽光エネルギー変換チーム
原 浩二郎
「色素増感太陽電池 -大いなる可能性を秘めた次世代型太陽電池-」

 近年、色素増感太陽電池は、安価で高性能の次世代型太陽電池の一つとして注目され、
活発に研究開発がおこなわれている。そのなかで、我々がこれまで開発してきた、安価で
資源的制約がない有機色素を用いた色素増感太陽電池を中心に、その光電変換特性や発電
メカニズムの詳細について紹介する。

【開催要領】
・開催期間 平成15年9月24日から平成16年2月18日まで11回開催(1回でも参加可能)
・開催時間 13:30〜17:00
・開催場所 つくば研究支援センター 研修室(つくば市千現2−1−6)
・受 講 料 お一人様 各1万円(税込)/日 (但し、TCI会員:無料)
・問合せ/申込先 つくば研究支援センター 研究支援部(つくば新技術講座担当)
  TEL.029−858−6043
  FAX.029−858−6045
  E-mail:sakura@tsukuba-tci.co.jp
  URL:http://www.tsukuba-tci.co.jp/


【2004.1.14 記事の御紹介】

 御紹介遅れて申し訳なかったのですが以下4つ、内容は同じものです

酸化亜鉛で大面積電極 山本・高知工科大教授ら
                     (2004/1/13付 高知新聞 朝刊ヘッドライン)

<液晶画面>世界初、酸化亜鉛の「透明導電膜」実用化 高知工大
                     (2004/1/12付 毎日新聞 Mainichi INTERACTIVE)

高知工科大と住友重機など、酸化亜鉛の透明導電膜、1メートル四方で実現
                     (2004/1/8付 日経産業新聞)

高知工科大、産学官連携事業化メド、透明導電膜、酸化亜鉛で大型化
                     (2004/1/8付 日経 地方経済面(四国))

 これも蓑田様


【2004.1.13 講演会のお知らせ】

 掲示板の方にも書き込みがありましたが、講演会情報2つ。 

産総研・光反応制御研究センター 第3回研究発表講演会
 −21世紀を拓く光反応制御技術−
 

開催案内:http://unit.aist.go.jp/pcrc/center/koushin/hapyokai-3/mousikomi.htm
申し込みフォーム:
http://unit.aist.go.jp/pcrc/center/koushin/hapyokai-2/cgisendmail.htm
光反応制御研究センターTOP頁:
http://unit.aist.go.jp/pcrc/index_j
講演会パンフレット:
http://unit.aist.go.jp/pcrc/center/koushin/hapyokai-3/Happou40206.pdf

主催:独立行政法人 産業技術総合研究所 光反応制御研究センター
会期:平成16年2月6日(金)10時〜17時
会場:産業技術総合研究所 つくば研究センター 共用講堂(つくば市東1−1)
参加申込締切:定員(140名)になり次第締切
講演会のパンフレット:

内容:
1.光反応制御研究センターの紹介
2.講演 第1部 レーザー利用技術
 「レーザー反応制御」と「レーザープロセッシング」の2研究課題について研究発表
3.講演 第2部 太陽光エネルギー利用技術
 特別講演「人工光合成について(仮題)」(茨城大理) 金子 正夫
 「光誘起電子移動」、「人工光合成」、及び「色素増感太陽電池」の3研究課題について研究発表
4.その他、NEDOプロジェクトの紹介及びポスターセッションを予定
参加費:無料
参加申込方法:ホームページから、或いはE−mailまたはFAXで下記宛お申し込み下さい。
申込先:
〒305-8565 茨城県つくば市東1−1−1 中央第5
産業技術総合研究所 光反応制御研究センター 
センター事務室
電話(029)861-4495 FAX( 029)861-6771 E-mail: pchappyoukai@m.aist.go.jp


 以上、T島先生、マキシ様ありがとうございました。更にもう一つ


『ナノテクに関する国際学術研究フォーラム』 2003/1/5,日経産業新聞

 ナノテクに関する国際学術研究フォーラム 横浜市立大学が24―26日、横浜市
の横浜シンポジアで開く。スイス連邦工科大学のマイケル・グレッツェル教授による
「ナノテクノロジーとエネルギー、色素増感太陽電池」と題した講演などがある。参
加無料。申し込みは十六日まで。問い合わせは同大学事務局総務部企画課((電)0
45・787・2020)へ。

詳しくは http://www.yokohama-cu.ac.jp/20kokusaigakujutsuforum.pdf


 片仮名で書いてあったので見落としそうになりますが、よく見ると「マイケル・

グレッツェル」とあります!

 こちらは蓑田様。ありがとうございました。


【2004.1.9 とりあえず】

 電気化学会誌(Electrochemistry Vol.72 No.1 January 2004)が来ていたので御紹介
致します。
------------------------------------------------------------------------
コミュニケーション
 電気化学的手法にもとづくバクテリオロドプシン、プロトンポンプ機構の解明−レチナール
結合部位近傍に存在するAsp-212 と Arg-82 イオンペアの役割 小山行一、宮坂力

特集 色素増感太陽電池マイナスその原点と最近の成果
1.色素増感太陽電池の生い立ち 松村 道雄
2.有機分子を増感色素に用いた色素増感太陽電池 北村 隆之
3.酸化亜鉛/色素複合膜の電気化学的作製とフィルム型カラフル太陽電池への応用 吉田 司
4.酸化チタン電極の最適化 内田 聡
------------------------------------------------------------------------

 ちなみに春の電気化学会(慶應大理工/横浜)web 申し込みは、今日が締め切り
です。こちらは内田(長谷川代理)・冨羽(D2)・実平(M1)
の3件を予定。


 んもう。特集4つめの論文は...クソですな(大汗)     *今日は大阪近郊方面へ出張です。


【2004.1.8 記事紹介】         

 相変わらずいい表情で載ってます!

明日へのおくりもの第1部最先端のきらめき
カラフル太陽電池「レインボーセル」
好きな色でおしゃれに(2004年1月7日付 中日新聞第?面)


一部に >一見、プロペラがカラフルなので、そっちがカラフル太陽電池かと思いました。
という感想あり。(苦笑)

 O山様、情報ありがとうございました。


【2004.1.7 セル御紹介】  

 ソーラーシミュレータの光量決定に欠かせない二次基準太陽電池
は 50〜100 万円と非常に高価なため、なかなか常備することが難しいものが
あります。またそもそも色素増感型の二次基準太陽電池というものが世の中に
無いため、仮にこれを手に入れたとしてもシミュレータの出来不出来(スペク
トル合致度)による影響を受けやすく、精密な効率を求めるのに大変苦労致し
ます。

 その一つの解決方法として、色素電池が有効に動作する波長感度域だけを通
す光学フィルターを付けた Si 太陽電池を用意し、1 Sun(100 mW/cm2)の
光を照射した時に出力される電流値を検定した疑似色素増感型太陽電池が発売
されました!
                   って、宣伝してよろしかったんですよね?

 昨年末に
英弘精機さんから御紹介頂いたスペクトル合致度を見ながら光量を
合わせるやり方ほど厳密ではありませんが(実際、自分のシミュレータでは指
定された電流値と僅かに値が異なります)、簡易的に三次基準相当のセル?と
して光量を求めるにはスマートなやり方だと思います。少なくとも、数十万円
するパワーメータの値をそのまま信用するよりはずっとマシ。お問い合わせは
分光計器さんまで。パンフレット中「伊藤先生」とありますのは、あの伊藤省
吾先生です。(^^;)    ┗→

 ソーラーシミュレータの校正方法に関しては、下記論文がお勧め。
--------------------------------------------
伊藤 省吾, 斉藤 恭輝, 柳田 祥三
「多孔質TiO2電極のメソポーラス構造の制御と変換効率の評価」
マテリアルステージ, 2(9), 31 (2002).
--------------------------------------------

 明日は箕浦先生記事ダヨ!


【2004.1.6 記事紹介】

 昨年の取りこぼし記事、今頃になって一つ御紹介(ごめんなさい)
色素増感型太陽電池 効率9.33%を達成
京大の足立教授 早期実用化へ前進(2003年11月25日 電波新聞?面)
                          K本様、ありがとうございます

 あっ。初めて応募した SNOOPY のボトルキャップ、いきなり当ててしまいました。今年
の運はもはやこれまで? それとも当たり年の始まり?


【2004.1.5 仕事始め】  

 明けましておめでとうございます。全国延べ 35 万人の色素増感太陽電池ファ
ンの皆様、如何お過ごしでしょうか?

 去年はアイシン精機/豊田中研さんが披露された DSC モジュールを始めとして
正に驚きと躍進の年だったわけですが、今年は敢えて・期待も含めて
DSC元年
と位置づけたいと勝手に妄想しております。皆様にとって、良い年でありますように。

 本年もよろしくお願い申し上げます。 
by くろっぺ


【2004.1.3 こたつでスキー三昧】

 あー、いいですね、お正月は。徒然なるままに web 回覧していたら郷里のス
キー場情報が載っていました。子供の頃の記憶が蘇って、懐かしさがぐっと込
み上げてきましたよ。よく見ると掲示板に
書き込みが。
--------------------------------------------------------------
「★コースレベルの表記が他のスキー場と違う。超上級コースというのがあるが、
ほんとに超超上級コース。ぼこぼこで垂直の壁にしかみえない。中級コースでも
上級に限りなく近い中級コースというカンジ。」
--------------------------------------------------------------
↑思わずニヤリ。私しゃ、ちょうどその逆で驚かされたクチです。

 今でこそあか抜けたリゾートパーク化されてしまったけど、当時は「初級者コ
ース」なんて、そもそも言葉すら無かったですもの。小中学校で毎年恒例のスキ
ー教室なんか、「命がけ」は大袈裟にしろ高度の緊張が強いられるイベントでし
たし。壁のような斜面を一列に並んで横断、引率の先生が
「まず俺が先に向こう
岸まで行くからな、みんな順番に着いて来いよ」
みたいな。懐かしいなぁ。
自分が枯れて動けなくなる前に、いつかもう一度滑ってみたい...。

滑落して死んだ人がいるという伝説があります。まあ、あの穏やかな蔵王ですら樹氷に突っ
 込んで窒息死した人がいるくらいですから、自然はなめたらコワイですね。

 人間、暇になるといろんな煩悩?が出てきますな。
はは。


【2004.1.1 スキー始め】

 何はともあれ、明けましておめでとうございます。
積もるDSC話は来週から、ということで一つ。

 で、新調したスキーですが結論から先に言いますと「滑り」は何ら変化なし。
初めて履いた時は「足が揃わない」とか戸惑ったのですが、今は「カービング、
何それ?」状態。
(1) 自分のスタイルが既に確立しているから(もはや進歩しない? ^^;)
(2) スキーがいいので乗り手を選ばないから
いずれにせよ、大変乗りやすい板です > Demo 10。 ま ん ぞ く。
   


 そうそう、一つ気付いたのは板幅が広くなったお陰で
後ろ向きでプルークボ
ーゲンが滑りやすくなりました(←最後にはコケます)。よい子の皆さんは真
似しないように。(笑)

 *あ、聡一郎ですか? 結局私が背中にしょって、頂上から降りてきました。手足を突っ
  張って、絶叫していたようですが(汗)「オウチ カエルー!」ごめんよ...。