最もよく訊かれるのは、「ねぶた」と「ねぷた」の違いである。が、本質的に違いはない。いや、なかった。なぜなら、「ねぶた」を津軽弁で話せば「ねぷた」になるのであって、同じものを指すからである。しかしながら、地元新聞社・東奥日報では戦後これを意図的に区別し、青森でやるのは「ねぶた」、弘前でやるのは「ねぷた」にした。その後青森では観光化が進み、人形ねぶたが主流となったが、原型は弘前の扇(型)ねぶただったのではないかと思われる。
ちなみにかけ声は弘前が「やーやどぅ」、青森では「らっせらー、らっせら」であるが、誰に訊いても何の意味だかわからず、一説によるとヘブライ語で神を讃える言葉だそうである(←キリストのお墓が深浦にある説)。
ねぶたのルーツはというと、戦国時代に坂上田村麻呂がはりぼてをこしらえて相手を威嚇したうんぬんの話もあるが、定かではない。ねぶた=眠り豚でないことだけは確かである(きっぱり)。