Solar Car 日記(不定期日記より一部抜粋) 


【2010.4.4 鈴鹿レース2010】

■2011年 ソーラーカーレース 開催概要のご案内
 
http://www.suzukacircuit.jp/motorsports_s/pdf/2011solarcarrace.pdf
     
(2010年4月4日付 鈴鹿サーキット プレスリリース)

 
スポンサー(特別共催)のホンダと、主催者の読売新聞が抜けて、大幅に規模縮小=時間短縮になりそうな気配。


【2009.9.14 記事の御紹介】

■まるで獣が威嚇したかのように見えるBMWコンセプトカー
 
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090927_bmw_concept/
     
(2009年9月27日付 GigaZiNE)

 
デザイナー、女性ですよ。これ。


【2009.9.14 記事の御紹介】

■東海大がソーラーカーを公開,シャープのInGaP/InGaAs/Ge太陽電池を搭載
 
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090907/175007/?ST=PV
     
(2009年9月7日付 Tech-On!)


【2009.6.24 記事の御紹介】

■東海大が最新技術を注ぎ込んだソーラーカー,パネルはシャープ製で運転は篠塚氏
 
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090624/172210/?ref=RL2
     
(2009年6月24日付 Tech-On!)


【2008.9.16 まだまだソーラーカー】

 興味の無い方には恐らく食傷気味?のソーラーカーネタ。調べれば調
べるほど奥が深いと言いますか、、、申し訳ない。でもね、ほんと凄い
んですよ。どれぐらい凄いかと言いますと、某IK上先生が秋田でレー
ス観戦して、「次回は本気で DSC で参戦しようか?」思わせるくらい。

 私の下手な文章力では、そのワクワクするような張りつめた現場の緊
張感が伝わらなくて申し訳ないのですが、YouTube にその一端が公開さ
れていましたのでご紹介致します。

TIGA(芦屋大)可変界磁モーター
Variable field magnet motor
2007 Panasonic
World Solar Challenge

 なぜ Panasonic?思われるかもしれませんが、2007 年 WSC のスポン
サーです。他にも第1回目から、先日の秋田のレースも“大同ほくさん”
が支援しておりますし、あるいは CITIZEN とか IWATNI とか、一見して
ソーラーカーとは関係無さそうなところも含めて多数の日本企業が協賛
しています。

 次回のオーストラリアは2009年10月。
http://www.wsc.org.au/welcome.html



■モータースポーツの部屋:ソーラーカー

山岸進先生@金沢工業大学「夢考房」課長

三文楽士の休日ソーラーカーの歴史
         日本のソーラーカーイベント
         年表

前田郷司先生@太陽能車考古学研究所

バカボンズ・チーム

キョンシー・チーム

Fisher's Blog

メンの野遊び入門+

Zero to Darwin Project

隠れ日記(太陽車)


 ソーラーカーが白紙の状態から作製されていく過程を見たい方は
こちら
をどうぞ。あまり語られることはありませんが、トップチームがなぜ日本
製シリコン太陽電池を使わないのか、何となく分かります。

 週末、いろんな人のHPを見る中で1つ気になったのが
これ。ソーラー
カーイベントも商業化と無縁ではないようで、国際ルールではむりやり
4 輪+ペダル式アクセル・ブレーキが既定路線になるなど、きな臭い動き
が出てきたようです。欧州の日本叩きというよりは、自動車メーカーの陰
謀だと思うけどな。。。


【2008.9.13 本の御紹介】

 買ったよ!

光の国のグランプリ
ワールド・ソーラー・チャレンジ


単行本 : 222ページ
出版社 : 集英社 (1994/08)
ISBN : 4-08-783083-7
税込価格 : \1,600(本体 \1,553)

  


 オーストラリア大陸縦断3000キロ。ホンダは世界記録樹立を狙って砂漠
のハイウエイを疾走する。アマチュア日本人チームは夢を追って過酷なレ
ースに挑戦する。これはヘアドライヤー1台分のエネルギーで戦う科学の
レースなのだ。世界最大のソーラーカー・レースを描いた迫力のルポルタ
ージュ。

 “手に汗握る”とは当にこのことか、と思わずにはいられない、私にと
って当時の緊張感を思いめぐらせることができる貴重な一冊でありました。
F1さながらの駆け引きと謀略。光と陰が織りなす非日常空間が体験でき
ます。露骨なスパイ活動を初めとして、早稲田大の走行妨害を行うなど、
勝つためには形振り構わない某メーカー(T社ね)の汚点は、永遠に語り
継がれることでしょう。

 10 年前の太陽電池技術がどういうものだったかを知る上でも、貴重な
資料であります。残念ながら既に絶版となっているため、今なら Amazon
にて中古品がわずかに 5 冊だけ残っている模様。お早めにどうぞ。

 
HONDA、見直したよ。いや、マジで(凄いね)。


【2008.8.14 エピローグ、WSC1996】

 昔、昔のソーラーカーレース。アイシン精機が参戦していた話は知る人
ぞ知る。マシン名は「AISOL(アイソール)III」。1996 年のWRC@豪に
て、堂々世界3位の成績を納めております。しかもこれ、敢えて永久磁石
を用いない独自の SR モーターを搭載するというハンディ?付き。ちなみ
にこの年優勝したのは HONDA のドリームカーでした。企業が参加する場
合、勝っても負けても非難に晒される運命にあるわけですが、、、DSC で
もう一回やりません? (^^;)

http://www.aisin.co.jp/pickup/40years/index.html
 「>COMPANY HISTORY」→「1995〜2005」

http://www.solarpolis.de/Archiv/Seiten/t-daten.htm#Aisol%20III

WSCオーストラリアからの日記(東海大 1996)

WSC1996Report(桜田一郎氏)

  

アイシン精機株式会社(日本)
チームマネジャー: 井上 誠

寸法

全長: 6000 mm

全幅: 1930 mm

高さ: 1010 mm

重量: 170 kg

車体

フレーム: モノコック (カーボン, ケブラー, アラミドハニカム)

ボディー材質: (カーボン, ケブラー, アラミドハニカム

タイヤ・ホイール

ホイール: 3, (前2 + 後1), カーボンディスク

タイヤ: ダンロップ 2.25 x 14

ブレーキ

アイシン精機(自社)油圧 LT ドラム

バッテリー

電力貯蔵: Eagle Picher 銀-亜鉛電池

蓄電容量: 3.9 kWh

モーター

アイシン精機(自社)ブラシレス

太陽電池

セル: 3800 Unisearch(豪)単結晶シリコン

変換効率: 22-23 %

発電容量 (Output at 100mW/cm2 25℃): 1760 W

走行性能

太陽電池のみ: 90 km/h

最大速度: 135 km/h


【2008.8.12 エピローグ、WSR2008】

 もう一つのソーラーカーレース。いやいや、競技全体から見たらこちら
が主役なんですが。色素増感以外のチームは当然レースに勝ちたいが為に、
全員「単結晶シリコン」太陽電池を使います。間違っても多結晶やアモル
ファスは、、、ありません。そんな中、1チームだけ異彩を放っていたの
が芦屋大の搭載する「3接合型(トリプルジャンクション)」。GaAs を
ベースとした人工衛星用で効率は 25% 以上出ます。これ、反則だろ?
(^^;)

 総予算1億円とも言われる(間違ってたらゴメン)豊富な資金を背景に、
最高速度 150km over の車体と相まって、異次元の走りを見せてくれまし
た。昨年はオーストラリアのレースで圧倒的な強さで世界制覇を実現。こ
こまでやってくれれば、見ていて爽快ですな。

 ピット作業も専用のエアジャッキを用意して、タイヤ交換もF1と同じ
インパクトレンチを用います。以下、重たい動画ありますが、お盆休みに
気長に Download お試し下さい。

芦屋大学
3接合型PV

http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/WSR2008/Extra/
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/WSR2008/Extra/MOV08843.MPG(予選・太陽誘電, 59MB)
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/WSR2008/Extra/MOV08846.MPG(予選・芦屋大学, 26MB)
http://dsc.rcast.u-tokyo.ac.jp/~dsc/WSR2008/Extra/MOV08854.MPG(驚異のピット作業, 61MB)
http://www.ashiya-u.ac.jp/solarcar/index.html(芦屋大学ソーラーカーHP)

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コックピット
他チーム
バッテリー
チーム名
夢を繋いで
取材1
キムヒデ先生と
取材2
オヤジ達の夏
Wheel
名物、ババヘラアイス
日本一
Before&After
孤高のドライブ
地の果てまで
折り返し
走行記録です
撤収!
仕事終えて
3日間闘いました

 ちなみに上の干拓地図、1区画(セル)が田んぼ1枚ではないので誤解無きよう。
地平線が霞むくらい広大な土地です。


【2008.7.29 記事の御紹介】

■【続報2】ソーラーカー・ラリー3日目は大雨,色素増感型と人工衛星用
 太陽電池の差縮まる
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080729/155674/?bzb_pt=0
    (2008年7月29日付 日経 Tech-On!)

 
おおっ、凄い! リーダーの写真が!! てか、世界配信されてるし。

                             野澤さん、GJ です。(^^;)

■【続報】一部の単結晶Si型車を上回る中間順位,耐久性には課題も
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080728/155499/?bzb_pt=0
    (2008年7月28日付 日経 Tech-On!)

■太陽誘電,色素増感型太陽電池でソーラーカー・レースに初参戦
(再掲)
 
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080724/155376/?ref=ML
    (2008年7月25日付 日経 Tech-On!)

 未だ実用化していないDSCが、単結晶 Si はおろか、3接合PVと同じ土俵で戦ったという
意味で歴史的な快挙だと思います。


【2008.7.28 WSR2008 Day3 曇り→大雨→晴れたり曇ったり】

 まずは結果から。30 台出走中 26 位、3 日間ペナルティ無しで完走。合計
225km を走り抜きました。初出場としては上出来でしょう。車体と電装系に
トラブルが起きなかったのが、何よりも有難かったです。

 ちなみに説明する暇がありませんでしたが、コースは川沿いのほぼ直線で、

途中、横断路無しというとてつもない広さの専用道を往復 25 km 周回します。
コース上で止まってレッカー移動になった場合はペナルティBで、その周回が
取り消されるだけでなく−1が加算されてしまうため、バッテリーの残量や選
手交代とレース終了時間を睨みつつ、正確にペース配分をする必要があります。

 移り変わりやすい大潟村の空は、晴れたり曇ったりを繰り返しながら、途中、

身に危険を感じさせるほどの大雨に見舞われて 12:00 で終了となりました。
案の定、1 時間と経たないうちに再び青空が広がったのですが。

 車検と予選を含めて実に5日間、不確定な天候と刻々と変わる発電量&蓄電
量を睨みながらの戦いでした。太陽電池開発だけでは得られない、大きな収穫
がありました。

 何はともあれ、お疲れ様です。
一生の夢、見させて頂きました。
ありがとうございました。m(--;)m   GJ、太陽誘電!

大雨
ピットでゴール
ブリーフィング
表彰台です!
技術賞
おーっ。(^^;)
These photos are free to use & distribute! 御自由にお使い下さい

 秋田から直接 IPS-17 の会場(オーストラリア)に向かいます。しばらく更新できませんが、
御容赦下さい。次は、、、アイシン精機の番ですよね? (^^;)


【2008.7.27 WSR2008 Day2 快晴】

出走1分前
START!
ピット作業
電装系チェック
GOAL!
成績発表
These photos are free to use & distribute! 御自由にお使い下さい

 昨日までの報告で訂正1つ。2日目 は 8:00〜17:00 の間違い。私の予想をあ
まりに越えた会場&イベント故に、今日になって気付いた次第。スケールの大き
さに、ただただ圧倒される毎日です。

 今日の結果は 25/30 位、無事完走致しました。出だし、スターティング・グ
リッドに並んだ我々の横にいたのは c-Si、結晶シリコン太陽電池を搭載した車体
(しかも順位が1つ下)でした。くどいようですが、DSC も遂に来るべき所へ来
たという実感が、何とも心地よいです。


【2008.7.26 WSR2008 Day1 快晴】

リーダー、1走です
GOAL!
明日に備えて充電
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 DSC研究者、全世界100万人の期待を一身に受けて、リーダー出走致します。
結果は 27/30 位。がしかし、9:00〜17:00 の長時間に渡って、無事完走致しま
した。

 下位グループではあるものの、シリコン太陽電池と互して同じ土俵で戦ったと
いう歴史的価値は何ものにも代え難かったと思います。明日と明後日、まだまだ
走り続けます。


【2008.7.25 WSR2008 予選】

プログラム
詳細は後ほど
無線機調整
タイムトライアル直前
0-400m 計測
DSCパネル
Results
Start&Goal
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 遂にこの日がやってきた。
 セルはホンモノでした。ダミーで載せたセルは無し。全数動作チェック済み。
 凄いぞ>太陽誘電、GJ!

 私、もう、満足です!(涙)


■太陽誘電,色素増感型太陽電池でソーラーカー・レースに初参戦
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080724/155376/?ref=ML
    (2008年7月25日付 日経 Tech-On!)
 http://www.nikkeibp.co.jp/news/manu08q3/579704/
    (2008年7月25日付 日経BPnet)

 今日のタイムトライアルにて、予選グリッドは 19/30 位に決定。
いよいよ明日から本番です。


【2008.7.24 予告5】 東北新幹線、仙台以北運転見合わせ 再開は午後4時ごろ

    サービス動画, QuickTime 10MB)

 気持ちは既に戦闘モードに突入? 
てか、オーストラリアの宿がまだ全部決まってない orz

(秋田)


 
願わくば、毎日、DSCが有利な曇りがちであって欲しい...


【2008.7.23 予告4】

  with  サービスショット

 遂に「
2008WSRエントリーリスト」が公開となりました。出場は全部で
20台。太陽誘電の本部隊は既に現地へ向かった模様。私は 25日(金)の
タイムトライアル ←予選からの参加(秋田3泊)を予定しています。

ゼッケン

11

エントリークラス

H-1

チーム名

太陽誘電ソーラーカー苦楽部

車名

Aten-1

代表者名

伏木 怜

URL


全長

3,980 mm

全幅

1,480 mm

全高

1,140 mm

ホイールベース

2,200 mm

車両重量

120 kg

フレーム(タイプ・材質)

アルミ・CFRP複合

ボディー材質

CFRP

駆動装置・伝導装置

ダイレクト

太陽電池メーカー

自作

セルのタイプ

アモルファス 色素増感型

蓄電池タイプ

モーターメーカー

ミツバ

燃料電池メーカー


出力容量


車両画像

 

他大会への出場実績

なし

チームの概要

世界初、色素増感太陽電池を搭載したソーラーカーで挑みます。
リーダーを中心に、全社から有志が集まり、車体から太陽電池に至るまで全て一から作製しました。



【2008.7.18 予告3】

   WSR 2008

 問い合わせがいくつかあったので補足致します。秋田のレースは3日
間の合計周回数を競います。ので、大会期間中は毎朝出走致します。ス
タートしてから何時間(何分?)で止まるかは神のみぞ知るであります
が...。

 鈴鹿サーキットが1周 5.8km なのに対して、秋田は 25km!ありま
すので、走り出したら戻るまでに1時間掛かるような、のんびりした
レースです。

 それから「
オールプラスチック(誤)」は取り消し、「受光面はプラ
スチック」に訂正致します。ガラスは無し。申し訳ありませんでした。


【2008.7.17 予告1】

   WSR 2008

 遂に来週末、目前に迫ったソーラーカーレースですが、予定通り参戦
する運びとなりました。土壇場、鬼神のふんばりを見せて
オールプラス
チックフィルム状DSCを搭載してきたT社の努力に、心から敬服致
します。

 セル性能は決して満足いくものではなく、もしかして2〜3周で止ま
ってしまうかもしれませんが、敢えて困難に挑んだ勇気に免じてお許し
下さい。

 私の方、25日(金)の午後よりレンタカーを借りて現地入りします
ので、最寄り駅への送迎等お手伝いできるかと思います。既に何人か応
援に行かれる話を耳にしておりますが、見に行かれる方は気兼ねなくお
声掛け下さい。交通の便はかなり制約されると言いますか、、、車以外
の移動はありえない場所です(干拓地なので、想像を絶する広さです)。

 http://www2.ogata.or.jp/cec/wsr_jisc.htm(大会案内) Google Map(地図)

 (大会日程表)(参加規定)

7月25日(金)

13:00〜15:00

タイムトライアル

7月26日(土)

8:15〜

開会式・出走式

9:00

第1日目スタート

17:00

第1日目ゴール

7月27日(日)

8:00

第2日目スタート

17:00

第2日目ゴール

7月28日(月)

8:00

最終日スタート

16:00

最終日ゴール

*レース終了後、直ちに飛行機を乗り継いでオーストラリアに向かい、
 IPS-17 の講演で結果を御報告させて頂きます。お楽しみに!


【2008.6.17 続・近況報告】

 週末はソーラーカー作成の打ち合わせ&お手伝いで某所におりました。
車体は8割方完成しています。想像以上のデキ。速いです!

 


【2008.6.2 記事ご紹介】

 今頃で申し訳ない、取りこぼし記事です。K家様、感謝です!

■フリジアの太陽光レースへようこそ
 Welcome to the Frisian Solar Challenge
 
http://www.frisiansolarchallenge.com/eng/index.php
    (2008年5月8日付 web)

■史上初、ソーラーボートで大西洋横断に成功 - 米国
 10年メド開始 価格半分、シェア拡大へ
 
http://www.afpbb.com/article/1579020
    (2008年5月9日付 AFP BB News)

■オランダで最新型ソーラーボート公開、時速55キロ
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2397766/2975595
    (2008年5月30日付 AFP BB News)


 
   Amsterdamにて

   '98 Photo Album



【2008.1.1 お正月】

 今年の抱負? ソーラーカーに決まってるでしょ。(^^;)


【2007.10.4 CEATEC2007】

密かに?


【2007.7.30 ラ・ラ・サンシャイン計画再び(2)】

 来年の参戦を目指して、私も「ワールドソーラーカーラリー2007 in 秋田」を
下見に行きました。参加人数を始めとして会場を包む緊張感等、10年前とほぼ
変わらず。

 正直、この先ほんとうにDSCパネルで参戦できるのか? かなり不安はありま
すが、無謀承知の上で我々10数人、覚悟を決めました。とある方面の全面的な
理解を得て、今回は予算もン百万円の単位で確保致しました。

 私が国の予算配分を決める立場だったら、へたなレポート(失礼!)と引き替えに
助成金をばらまくよりも、こうした活動に惜しみなく税金を投入したいと思います。
モノ作りを通して得られる創造力、他者との協調、達成感 etc.、お金には決して
代え難い貴重な人材育成ができます。くどいようですが、報告書を提出すること
よりレースでスタートラインに着くことの方が100倍難しいですから。

 今年参加したチームは
この人達です。車開発の困難はもちろんのこと、決して
お安くはない車体の資金調達、活動に対して周囲の理解を得るための説得等々、
大変だったと想像致します。彼らの勇気と努力に敬服致します。

朝焼け
八郎潟目指して
スタートライン
8時開始
へろへろ
その名の通り
見渡す限り田んぼ
3億円の燃料電池Car
展示Car
コックピット周辺
聡一郎
黄金のメンバー

 サービスムービー(100MB) & 地図(仙台→八郎潟)


【2007.7.27 ラ・ラ・サンシャイン計画再び(1)】

 あれから10年! 伝説の極秘プロジェクト「ラ・ラ・サンシャイン計画」
に懲りもせず、我々(誰?)完全プライベート&ボランティア主体で再び
ソーラーカーレースに挑むことに決めました。無論、太陽電池パネルは
色素増感型です!! 今まで太陽電池から自作してレースに参加したチー
ムはまだ無いだろ?
(ニヤリ)

 期限は今からあと1年。一昨日より既に先発隊メンバーが現地の光量
計測に出かけております(ご苦労様です)。

■WSR(ワールドソーラーカーラリー)大会
       公式ページ http://www2.ogata.or.jp/

 2007.7.25(水)
 
フォトリポート1 
 
フォトリポート2 
 
フォトリポート3 
 
フォトリポート4


 
若気の至り丸出しで(挫折と愚痴こぼしと幼稚な思考、おまけに表情暗いし...)顔から火が
出るくらい恥ずかしい過去のページですが、敢えてそのまま公開致しました。病んでたなぁ。
ほんと、今幸せ(忙しいけど)。