21世紀COE「環境調和型エネルギーの研究教育拠点の形成」
 太陽電池タスクシンポジウム−「有機薄膜太陽電池の最前線」―

 21世紀COE「環境調和型エネルギーの研究教育拠点の形成」太陽電池タスクの協力により、下記の通り「有機薄膜太陽電池の最前線」を主題とするシンポジウムを開催します。本企画は、関連する研究者が一同に集い、この領域の現状の把握と将来の方向について掘り下げた議論をすることがねらいです。

オーガナイザー:京都大学エネルギー理工学研究所 教授 吉川 暹
               同      客員教授 上原 赫

 日時:2005年7月15日(金)〜16日(土)
    なお、7月14日16日は祇園祭の宵山ですのでホテル・交通の混雑が予想されます。お早めの御予約
    をお勧めいたします。
 会場:京大会館(〒606-8305京都市左京区吉田河原町15-9; TEL (075)751-8311(代))
 参加費:無料

 参加申し込み締め切り:できれば6月末日までにメールまたはFAXでお申し込み下さい。
 申し込み・連絡先:〒611-0011 宇治市五ヶ庄 京都大学エネルギー理工学研究所(吉川暹
     研究室)客員教授 上原 赫;Tel FAX: 0774-38-3458 (携帯:090-3654-3466)
    E-mail(Office): uehara@iae.kyoto-u.ac.jp

※ プログラムは当日変更する場合があります。

7月15日(金)

10:00-10:20

吉川 暹(京都大学)

有機光電変換系の可能性と課題

10:20-11:10

Mark Thompson(南カリフォルニア大学)

“OSC OLED: Some Relation and Difference”

11:10-11:30

大森 裕(大阪大学)

フレキシブル有機EL素子とその光集積デバイスへの応用

11:30-11:50

城田靖彦(福井工業大学)

アモルファス分子材料を用いる有機EL素子

11:50-12:10

内藤裕義(大阪府立大学)

有機半導体の電荷輸送とその機構

(昼食)

13:30-13:50

森 竜雄(名古屋大学)

ホールブロッキング材料の性能と積層効果

13:50-14:10

荒木 圭一、市川結、谷口彬雄(信州大学)

キャリア輸送性有機材料の開発とその応用

14:10-14:30

小野田光宣(兵庫県立大学)

導電性高分子・フラーレンの泳動電着

14:30-14:50

伊崎昌伸(大阪市立工業研究所)

有機薄膜太陽電池用の酸化亜鉛電極

14:50-15:10

吉川 暹(京都大学)

1次元ナノ材料の創製とエネルギー変換材料への応用

15:10-15:30

民秋 均(立命館大学)

アンテナ色素の合成とモデル系の構築

15:30-15:50

(コーヒーブレーク)

15:50-16:10

南後 守・永田得衛男(名古屋工業大学)

光合成細菌の光電変換材料を用いたデバイス開発

16:10-16:30

小夫家芳明(奈良先端科学技術大学)

人工光合成系の構築

16:30-16:50

瀬川浩司(東京大学)

ポルフィリンJ会合体のナノ構造制御と励起子物性

16:50-17:10

中澄博行(大阪府立大学)

有機デバイス用色素の基本特性と合成

17:10-17:30

上田裕清(神戸大学)

有機色素の分子配向制御

17:30-17:50

山崎康寛(オリエント化学工業株式会社)

μ-オキソ型フタロシアニン顔料の開発

17:50-18:10

大野敏信(大阪市立工業研究所)

トリアリールアミンを有するフラーレン誘導体の合成と性質

18:20-20:30

(懇親会)

7月16日(土)

10:00-10:20

上原 赫・吉川 暹(京都大学)

有機薄膜太陽電池の原理と新コンセプト有機薄膜太陽電池

10:30-10:50

松村道雄(大阪大学)

有機ヘテロ接合型有機薄膜太陽電池

10:50-11:10

平本昌宏(大阪大学)

p-i-n接合を持つ有機薄膜太陽電池

11:10-11:30

内田聡一・錦谷禎範(新日本石油株式会社)

バルクヘテロ接合有機薄膜太陽電池

11:30-11:50

安達淳治・阪井淳(松下電工株式会社)

ナノコンポジット型有機薄膜太陽電池

11:50-12:10

今堀 博(京都大学)

分子素子型有機薄膜太陽電池

12:10-13:10

(昼食)

13:10-13:30

外岡和彦(産業技術総合研究所)

透明太陽電池の研究・開発

13:30-13:50

吉田 司(岐阜大学)

デザイン自在のカラフル太陽電池:電気自動車用太陽電池塗装をめざして

13:50-14:10

宮坂 力(横浜桐蔭大学)

色素増感プラスチック太陽電池モジュールと光キャパシタの開発

14:10-14:30

瀬川浩司(東京大学)

導電性ポリマーを用いたエネルギー貯蔵型色素増感太陽電池

14:30-14:50

安達千波矢(千歳科学技術大学)

有機レーザーデバイス実現を目指した材料・デバイス設計

14:50-15:10

八瀬清志(産業技術総合研究所)

有機EL素子から有機光電変換素子へ

(コーヒーブレーク)

15:20-15:40

中村洋介・今野高志・西村 淳(群馬大学)

フラーレン反応化学:材料設計に使うフラーレン修飾反応

15:40-16:00

福田 猛・辻井敬亘(京都大学)

新しい表面:濃厚ポリマーブラシ

16:00-16:20

松本 紘・篠原真毅(京都大学)

宇宙太陽光発電長期計画

16:20-16:30

上原 赫(京都大学)

閉会あいさつとCMC企画本「有機薄膜太陽電池の最新技術(仮題)」についての案内