Spain 日記
2010 最終更新
9月21日 23:00 (Jpn)
■International Conference on Ordered
1-D Nanostructures for Photovoltaics
(太陽電池に向けた規則配列1次元ナノ構造に関する国際会議)
12-15 September 2010 Hotel
Bluebay Galatzo Mallorca
Spain(スペイン・マヨルカ島)
http://www.hopv.org/1DNP/speakers.php
【2010.9.11
出国】
一旦仙台へ戻った後、エールフランスにて成田→パリ(シャルルドゴール)→バレンシア→パルマ
の飛行機に乗って乗っての旅程です。いきなり成田でターミナルを間違えました(初めてかも?)。
疲れとるな。。。
しばらくスペインです。sorry
【2010.9.12
移動日・到着】
とりあえず会場のマヨルカ島に無事着きました。家を出てからほぼ1日半掛かり。
最後はこの分野きってのイケメン(?)Bisquart
教授に出迎えて頂きました。THX
ひげ剃りを忘れてきたこと以外は今のところ順調です。避暑地の外れなので近くに店
が無く、飲み物調達も兼ねて歩くこと往復1時間! 日頃、10分を惜しんであくせくして
いる生活が嘘のような、ゆったりとした時間が流れています。
村上先生の御講演、如何でした?
【2010.9.13 1DNP
Day1】
今更ご説明するのも何ですが、会議でスペインに来ております。主題が「1次元
ナノ材料」で「太陽電池」。MRS Boston 2009 の会場で Bisquart
教授に声を掛け
られて、「来る?」聞かれて「行きます」と答えたのがきっかけです。
正直、「1次元ナノ材料」はそれほどアクティビティが無いので躊躇したのですが
、、、チャンスは自分の都合とはお構いなしに突然やって来ますもんね。
Uchida, S et al. Application
of titania nanotubes to a dye-sensitized solar cell,
ELECTROCHEMISTRY 70(6), 418-420 (2002). Cited 115
ちなみに本件に関連して鈴木先生@京大が非常に良くまとまった解説を書かれ
ています。興味のある方は、下記御参照下さい。
■鈴木善和「色素増感太陽電池における1次元ナノ材料の電極応用」セラミックス,
45(7), 528-532 (2010).
今日は私、座長です。
【2010.9.14 1DNP Day2】
朝一のゴールデンタイムに招待講演(申し訳ない)。
太陽電池の会議なのに、掟破りの“スポ酸”ネタを披露して欧州陣の心をがっち
り捉えました。恐らく。(^^;) てか、この会議、日本からの発表者は私一人だったり
します。ちと寂しい。聴講者も、A社の研究員をかろうじて一名発見。
会議は小規模ながら、1次元ナノ材料で有名な Yao
教授や、世界記録を更新し
たポルフィリン色素(YD2)提唱者の Diau
教授、はたまたローリー・ピーター研のス
タッフや NREL
のアーサー・フランク博士等(言わずもがな)、それなりに密度の濃
いメンバーが集まっています。
来年は5月、同じくスペインのバレンシアで開催だそうです。明日からまた移動
です。
伝言:小倉様、Bisquart
教授の御指名です。次はぜひご参加下さい。
【2010.9.17 1DNP Extra】
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