China 日記
2006
【2006.5.31(水)晴れ】
というわけで、ろくに準備する間もなく慌てて出発と相成りました。お陰様でシャツとパンツの着替え、忘れてきたし。
(ノ ̄□ ̄)ノ
飛行機で仙台→北京と単純な旅程ですが、実際には上海経由で北京入りしますので
6.4 h も掛かります。国際便は集合 2
時間前がお約束なので、前後の移動も含めると実に半日がかり。お昼前に研究室を立ち、現地に到着したのは夜の
9 時過ぎでした。近くて遠い国かも>中国。
空港にて初対面の Zou
教授らがお出迎え。有難や。タクシーで移動したのですが、以前にも増して車の交通量が増えたと感じます。北京大学のキャンパスは日が落ちて暗くてよく把握できませんでしたが、見るからに広大でした(日本なら町一個分に相当)。宿泊のゲストハウスはまるでビジネスホテル。さすが>北京大。
パンツ以外、トラブルが無いことにほっとしつつ、明日に備えて就寝。
【2006.6.1(木)晴れ】
午前、市内観光。明らかに以前来たときより街並みが綺麗になっています。至る所で作りかけのビルを拝見。人手に困らない?ので、かなりのスピードで完成するんだとか。タクシーで移動の合間に見る風景は、全く見飽きませんでした。横断歩道で、ついつい小走りになる私は日本人。分かります? (^^;)
午後、講演会。んー、英語でスピーチはつらいかも。“笑い”が取れなかったのが反省点。ちょっと余裕、無かったですな。北京大で
DSC に取り組んでいるのは現在 Zou 先生だけとか。土地が広い中国には
DSC、とても向いていると思うんですけどね。夜は北京の北京ダック、ごちになりました。(多謝) 朝→昼→晩、ここでは何を食べても美味しいです。
深夜、というよりも明け方に近い夜中にふと目が覚めて、TVを付けたら反日系の戦争ドラマが。こんな時間に??と思いつつ、結構面白かったので(女優さん綺麗だったし)ついつい見入ってしまいました。はは。
【2006.6.2(金)曇り一時雨】
ある意味今日が本番だったかも。夜に思い出しながらこの日記を書いているのですが、非常に濃い一日でまだ頭の中身が整理着いていません。
午前、ディスカッション。昨日もいろんな質疑を受けましたが、積極的に
DSC
を学ぼうとする学生の方々の姿勢と強い向上心に圧倒されました。こういう出逢いは、来た甲斐があったと言いますか、大変嬉しく思います。熾烈な競争を勝ち抜き、狭き門をくぐり抜け、エリート教育を受けて世に出る彼らは間違いなく中国の未来を背負っているのでしょう。中国のラボ事情も、ありのままに伺うことが出来たのは収穫でした。
夕方、市外観光。万里の長城へ。山はあいにくの雨模様となったのですが、それはそれで風情があったかも。適度に涼しい風が吹いて気持ちよかったです。夜は
Zou
先生の取り計らいで研究室一同、焼き肉屋へ。違うんですよ、これが。既に調理済みのいろんな種類の肉が串刺しの状態で運ばれて、目の前で取り分けられていきます。ウマー。ほどなくして、目の前のステージで踊りが。以下写真で御想像あれ。情熱的な踊りと音楽に浸りながら思ったこと>この世に生を受けたなら、人生の主役足るべし。
おまけ
【2006.6.3(土)晴れ】
5 時起床。フライトは 7:40 出発で北京→大連→仙台 4.5h(短い)。お陰様で全行程無事帰路に就くことができました。快く迎えてくださいました Zou 先生と、今回の日程をアレンジして頂きました関係者の皆様(とりわけM島様)に深く感謝致します。再見!